VPNの評判レビュー

【S級解説】Private Internet Access(PIA)VPNの評判と口コミ

2026年5月3日

※記事の一部にPRを含みます。

Private Internet Access(PIA)VPNの評判と口コミを調査

 

PIAの接続スピードや安全性が気になる。。。
PIAはネトフリやアマプラに使える?

 

PIA VPN(PIA)は、3年+3か月プランなら月額2.03ドル(3年ごとに79ドル)で使える格安VPNです。
サーバーがある国は104カ国・170拠点にまで増えており、同時接続は台数無制限で、30日間の返金保証も付いています。
安さと機能のわりに評価が高い一方で、通信速度は最上位クラスには届かず、公式サイトとサポートは英語が基本という弱点もあります。

この記事では、料金・セキュリティ・通信速度・対応デバイス・評判をひとつずつ確かめた結果を、メリットとデメリットに分けて整理しました。
数字はすべて2026年10月時点で公式ページと実測データをたどり直したものです。
ほかのVPNと迷っている方にも参考になる内容を心がけましたので、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事でわかること

  • PIAの料金プランと、他社と比べたときの安さ
  • PIAのメリットとデメリット、評判や口コミからわかる評価
  • PIAの安全性(暗号化・ノーログ・第三者監査)と接続スピード
  • NetflixやAmazon プライムビデオなど、対応しているストリーミングサービス
  • PIAが利用できるデバイスや設定方法、日本語表示の対応状況

【専門チームが監修】信頼性の高い情報を保証

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素人が運営しているブログや、信憑性が低い収益目的サイトの情報には気をつけましょう。

●VPN UNIVERSITYの信頼性

VPNの検証に費やした時間

33,000時間+

これまでに検証したVPNの数

80個+

接続スピードの検証回数

4,400回+

IPアドレス& DNS漏えいの確認回数

9,200回+

VPN調査員の派遣国数

50カ国+

※最終データ更新:2026年10月

\ 30日間全額返金保証 /

PIA 公式サイト

 

Contents
  1. PIA VPNの基本情報と総合評価
  2. PIA VPNのメリットとデメリット
  3. PIA VPNの評判・口コミからわかる本当の評価
  4. 料金プランを徹底比較|本当にお得な選択肢はどれか
  5. セキュリティと暗号化の仕組み|技術面から安全性を検証
  6. 実測速度テスト|接続国とプロトコル別のパフォーマンス
  7. 104カ国をカバーするサーバー網の実態
  8. ストリーミングとトレントへの対応状況
  9. 豊富なプライバシー機能|PIA独自の追加保護ツール
  10. 対応デバイスとアプリの使い勝手
  11. カスタマーサポートの対応力
  12. PIA VPNの導入手順とセットアップ方法
  13. よくある質問
  14. まとめ|PIA VPNに向いているユーザーはこんな人

PIA VPNの基本情報と総合評価

Private Internet Access(PIA)の基本情報と総合評価

PIA VPNは、2010年に設立されたアメリカ拠点のVPNサービスです。
名前が長いため、日本では頭文字を取った「PIA」で呼ばれることが多くなっています。

PIAは、軍隊や銀行、政府機関にも採用されている最高水準の暗号化技術(AES-256ビット)を使用。
また、世界最大手のExpressVPNと同じグループ会社に属していることからも、セキュリティ機能は最高レベルと推察できます。

公式サイトの記載では、サーバーがある国と地域は104カ国・170拠点です。
2026年9月30日にタイやブルネイなど15拠点が追加され、それまでの表記から国の数が増えました。

さらにPIAは、アメリカは50州すべてにサーバーを置いていると公式に明記しています。
サーバーの台数は公表されていませんが、接続先の数で見ると上位グループに入ります。

※参照:「PIA 公式ブログ(15拠点を追加して104カ国になった発表)」(2026年9月30日公開)

HDストリーミングに対応した高速接続を提供しており、通常利用には問題ありません。
また、PIAは無制限の同時接続なので、PCやスマホ、タブレットなど複数のデバイスを使用しているユーザーにとって非常に便利です。

※参照:「PIA 公式サイト(プラン・料金ページ)」(2026年10月時点)

【カテゴリー別】PIA VPNの評価

接続スピード

HDストリーミングに対応した高速接続

9.0 / 10

サーバー数

接続可能国数:104カ国(170拠点)/ サーバー台数:非公開

9.5 / 10

料金プランと価格帯

充実したプラン内容とお得な価格帯

9.6 / 10

セキュリティ機能

軍隊・銀行レベルのセキュリティ

9.5 / 10

ログポリシー/ 信頼性

No-ログポリシー(第三者監査あり)

8.0 / 10

使いやすさ

使いやすいアプリ(公式サイトは英語)

8.0 / 10

カスタマーサポート

24時間365日のライブチャット対応

9.0 / 10

PIA 公式サイト

 

PIA VPNのメリットとデメリット

Private Internet Access(PIA)のメリットとデメリット

先に結論をまとめます。
PIAは「長く使う前提でとにかく安く済ませたい人」に向いたVPNで、逆に「速度を最優先したい人」「日本語の案内がないと不安な人」には合いません。

PIA VPNのメリット

  • 長期プランが安い:3年+3か月プランは月額2.03ドル(3年ごとに79ドル)で、公式表記では最大83%オフ
  • 同時接続が台数無制限:家族の端末をまとめて1契約でカバーできる
  • 設置国が104カ国・170拠点:アメリカは50州すべてにサーバーがある
  • アプリが100%オープンソース:中身のコードを誰でも確認できる
  • ノーログ方針に第三者監査と裁判での実績がある:サーバーはメモリ上だけで動く構成
  • 支払い手段が広い:暗号通貨やギフトカードも選べて、カード情報を出さずに契約できる
  • 全サーバーでP2Pが使える:ポートフォワーディングや無料のSOCKS5プロキシも利用可能

PIA VPNのデメリット

  • 通信速度は最上位クラスに届かない:後述の実測値でも大手との差が出る
  • 公式サイトとサポートが英語:契約や問い合わせは英語での操作が前提になる
  • 運営拠点がアメリカ:ファイブアイズの創設国で、プライバシー面の法的環境は厳しい
  • 中国などの強い検閲下では安定しない:規制国での常用には向かない
  • サーバー台数を公表していない:規模を数字で比べられない
  • 海外のNetflixライブラリには弱い:地域限定の作品を目的にするなら別のVPNが無難

 

PIA VPNの評判・口コミからわかる本当の評価

Private Internet Access(PIA)の評判と口コミを検証した結果

PIAは英語圏での利用者が多く、日本語の口コミは数が限られます。
そのため当サイトでは、個々の書き込みを並べるのではなく、公開されている評価の集計値と公式が明記している仕様の2つから評価を組み立てました。

アプリストアでの評価

AppleのApp Storeでは、iOS版アプリの評価が5点満点の4.7、評価件数は約15万件です(2026年10月時点)。
VPNアプリとしては件数が多く、平均点も高い水準にあります。

ただし、アプリストアの点数はアプリの操作感に寄った評価です。
通信速度や配信サービスの対応可否まで反映されているわけではないので、そこは別に確かめる必要があります。

※参照:「Apple App Store|PIAのVPNアプリ」

高く評価されやすい点

料金の安さと同時接続の台数無制限は、評価が集まりやすい部分です。
3年+3か月プランの月額2.03ドルは、大手VPNの月契約と比べると桁がひとつ違う水準になります。

台数が無制限なので、家族全員のスマホ・PC・タブレットを1契約でまとめられる点も、長く使う人ほど効いてきます。
支払いに暗号通貨やギフトカードが使えるため、カード情報を出したくない人にも選ばれています。

なお、別サイトの検証では、満足度とサポート体制の評価が分かれる傾向が示されています。

「日常的な使用では満足度が高い一方、何か問題が起きたときのサポート体制に課題を感じるユーザーが存在するという構図です」

※出典:「VPN LIFE|PIAの評判・実測データ」

不満が出やすい点

  • 日本語の窓口がない:ライブチャットは24時間動いていますが、やり取りは英語です
  • 電話サポートがない:口頭で相談したい人には不向きです
  • 応答までの時間にムラがある:米国時間が基準なので、日本の深夜・早朝は待つことがあります
  • 速度が売りではない:同じ計測での比較では大手に一歩譲ります

30日間の返金保証が付いているので、自分の回線と端末で試してから判断するのが現実的です。

 

料金プランを徹底比較|本当にお得な選択肢はどれか

Private Internet Access(PIA)の料金プランを比較

PIAの料金体系は非常にシンプルで、3つのプランから選べます。

PIAの料金プラン一覧

Private Internet Access(PIA)の料金プランの選択画面

プラン

月額換算

請求のしかた

1か月プラン

11.95ドル

毎月11.95ドルで自動更新

1年プラン

3.99ドル

初年度47.88ドル一括・以降も年47.88ドル

3年+3か月プラン

2.03ドル

79ドル一括・3年ごとに79ドルで更新(最大83%オフ)

※参照:「PIA 公式サイト(プラン・料金ページ)」(2026年10月時点。表示価格は時期によって変わります)

長期プランを選ぶときは、契約期間の長さそのものが持つリスクも見ておきましょう。
3年先までの間に、サービスの品質や運営方針が変わる可能性は完全には消せません。

柔軟性を保ちたい方には、1年プランを選ぶほうが現実的な判断といえるかもしれません。

他社と比べたときの安さ

円換算で他社と並べると、PIAの位置がはっきりします。
以下は2026年10月時点・VPN LIFE 調べの数字です。

VPN

最安プランの月額

サーバー設置国/台数

同時接続

PIA

223円(3年プラン)

104カ国/非公開

無制限

NordVPN

373円(2年プラン)

149カ国/8,000台以上

10台

Surfshark

241円(2年プラン)

100カ国/4,500台以上

無制限

CyberGhost

241円(2年プラン)

100カ国/9,500台以上

7台

ExpressVPN

549円(2年プラン)

113カ国/3,000台以上

10〜14台(プランによる)

※出典:「VPN LIFE|VPN11社の料金・サーバー比較データ」(PIAの設置国だけは、2026年9月30日の公式発表にあわせて104カ国に直しています)

最安の月額だけを見ればPIAが頭ひとつ抜けています。
設置国の数でもSurfsharkとCyberGhostの100カ国を上回ったので、以前よりは「安いが行き先が少ない」という評価が当てはまらなくなりました。
それでもNordVPNの149カ国やExpressVPNの113カ国には届かないので、マイナーな国につなぐ必要があるかどうかで判断が変わります。

全プラン共通の機能

  • 同時接続台数:無制限
  • 標準的なVPNセキュリティツール一式
  • メールの漏洩を見張る機能(無料で付属)
  • 24時間365日のカスタマーサポート
  • 30日間返金保証(新規契約者が対象)

さらに、申し込みの画面で以下の2つを有料オプションとして追加できます。

有料オプション

  • ウイルス対策(Antivirus)
  • 専用IPアドレス(Dedicated IP)

支払い方法は多岐にわたり、クレジットカード・PayPal・Amazon・Google Play・Apple/iTunes・暗号通貨(Bitcoin・Ethereum・Litecoinなど)・プリペイドカード・ギフトカードなどが利用可能です。

匿名での購入を希望する方にとっても選択肢が豊富なのは大きなメリットです。

 

セキュリティと暗号化の仕組み|技術面から安全性を検証

Private Internet Access(PIA)の暗号化とセキュリティ機能

採用している暗号化規格とプロトコル

PIAはAES-128およびAES-256という業界標準の暗号化方式を採用しています。
以前はCBCとGCMの2種類から選択できましたが、現在はより高速かつ安全なGCMに統一されています。

トンネリングプロトコルはOpenVPNとWireGuardの2種類に対応しています。

OpenVPNはUDP/TCP両方に対応し、安定性と速度のバランスに優れています。
一方のWireGuardは軽量でコードがシンプルな設計のため、速度と安全性の両立という点では現時点で最も優れた選択肢です。

認証方式にはRSA-4096が採用されており、現在利用可能な最高水準の鍵長です。

DNSリークやIPリークへの対策とキルスイッチ

PIAは漏洩対策として、DNSリーク保護とアドバンスドキルスイッチの2つを公式に挙げています。

DNSリーク保護は、名前解決の問い合わせをPIAのDNSサーバー(または利用者が指定したDNS)へ向けて、プロバイダ側にアクセス先が漏れるのを防ぐ仕組みです。

アドバンスドキルスイッチは、公式の説明では「VPNがオフのときの通信を止める」働きをします。
接続が切れた瞬間だけでなく、VPNを切った状態でも通信そのものを通さないため、つなぎ忘れや誤操作で素のIPアドレスが出てしまう事故を防げます。

※参照:「PIA 公式サイト(VPNの機能一覧ページ)」(2026年10月時点)

ノーログポリシーと第三者監査の信頼性

公式はログを一切残さない方針を掲げ、さらにサーバーをメモリ上だけで動かす構成にしていると明記しています。
再起動のたびに利用の痕跡が消えるため、そもそも押収しても取り出すものが残らないという設計です。

アプリのコードはすべて公開されています。
外部の技術者が中身を読んで検証できるので、「安全だと言っているだけ」の状態からは一歩進んでいます。

※参照:「PIA 公式サイト(ログを残さない方針の説明ページ)」(2026年10月時点)

方針の裏づけも用意されています。
PIAは公式の透明性レポートのページで、裁判でユーザーの行動ログを求められた経緯を次のように書いています。

「We demonstrated steadfast commitment to user privacy even in court, when we were subpoenaed for user activity logs in 2016 and 2017.」
(2016年と2017年にユーザーの行動ログについて召喚を受けたときも、法廷でプライバシーへの姿勢を貫いた)

事件名や裁判所名は公式には書かれていませんので、具体的な裁判を特定する形で紹介されている情報には注意してください。
公式が明らかにしているのは、召喚を受けた年と、提出できるログを持っていなかったという事実だけです。

透明性レポートは3か月ごとに出ており、受け取った法的要請の件数と、それに対して提出したログの件数が項目別に並んでいます。
最新の2026年4〜6月(Q2)は次の内訳でした。

  • 召喚状:4件(提出したログ 0件)
  • 令状:2件(提出したログ 0件)
  • その他の政府機関・捜査機関・民事からの要請:7件(提出したログ 0件)
  • 海外および非公式の要請:6件(提出したログ 0件)
  • 合計:19件に対し、提出したログは全項目0件

件数が0ではなく「要請は19件届いたが、出せるものが無かった」と公開されている点が重要です。
要請そのものを隠さずに数で示しているため、ノーログの主張を外から確かめられる材料になっています。

※参照:「PIA 公式サイト(透明性レポート)」(2026年10月時点・2026年4〜6月分)

第三者による監査も公表されています。
公式ブログによれば、監査を担当したのはDeloitte(デロイト)のルーマニア法人で、今回が3回目の独立監査にあたります。
国際的な保証業務の基準であるISAE 3000(改訂版)にもとづくもので、過去の監査は2022年と2024年に実施されています。

今回の対象になったのは、サーバーの設定・運用管理の体制・専用IPの仕組みが、ログを残さない方針と食い違っていないかという点です。
PIAによれば、Deloitteは方針と矛盾する点を見つけなかったと報告しています。

※参照:「PIA 公式ブログ(3回目のDeloitte監査の報告)」(2026年10月時点)

米国拠点の問題とプライバシーポリシーの評価

PIAの運営拠点が米国であることは、VPN選びにおいて重要な懸念事項のひとつです。
米国はファイブアイズ同盟(Five Eyes)の創設メンバーであり、大規模な通信監視・デジタルミレニアム著作権法(DMCA)・愛国者法など、プライバシーに対して厳しい法的環境が整っています。

しかし、この懸念はPIAの運用実態によってかなり軽減されます。

収集する個人情報はメールアドレスと支払い情報のみで、閲覧履歴・接続タイムスタンプ・帯域使用量ログ・DNSクエリなどは一切保存していません。
この方針はDeloitteの第三者監査で確認されており、四半期ごとの透明性レポートでも、届いた法的要請に対して提出したログは0件と公開されています。

PIAの親会社はKape Technologies PLC(マン島本社、ロンドン証券取引所上場)です。
同社はCyberGhost VPNやZenMate VPNも傘下に持っており、2019年にPIAを買収しました。

 

実測速度テスト|接続国とプロトコル別のパフォーマンス

Private Internet Access(PIA)の通信速度を実測した結果

当サイトの計測結果

当サイトでPIAに接続し、接続なしの状態とあわせて速度を計測した結果が次のとおりです。

|2026年10月調査
PIAの接続スピード

【VPN接続なしの状態】

  • ダウンロードスピード: 100Mbps
  • アップロードスピード: 99.23Mbps
  • Ping値: 4ms

【VPN接続ありの状態】

  • ダウンロードスピード: 88.33Mbps
  • アップロードスピード: 89.09Mbps
  • Ping値: 8ms

●PIA接続時の速度低下率は-11%

なお、VPN全般に共通する傾向で、サーバーとの物理的な距離が長くなるほど遅延が増します。
なるべく通信速度を保ちたい場合は、滞在国と接続国は近いサーバーを選びましょう。

大手VPNと比べた速度の位置

別サイトの計測では、PIAの平均ダウンロード速度が38Mbps、平均アップロード速度が41Mbps。
同じ計測でのExpressVPNは103Mbps/97Mbpsでした。

※出典:「VPN LIFE|PIAとExpressVPNの平均速度データ」

動画視聴やWeb閲覧なら38Mbpsでも足りますが、数字だけを見れば大手との差は残ります。
速度そのものを重視するなら、ExpressVPNとNordVPNの比較もあわせて検討材料にしてください。

プロトコルの選び方と、動画を見るのに必要な速度

PIAが対応しているのはWireGuardとOpenVPNの2種類で、公式はどちらも「100%オープンソース」と説明しています。
軽い設計のWireGuardのほうが速度を出しやすく、OpenVPNはUDP/TCPを選べて回線が不安定な環境でつながりやすい、という使い分けになります。

※参照:「PIA 公式サイト(対応プロトコルの記載)」(2026年10月時点)

必要な速度の目安は、動画配信側が公開しています。
Netflixは推奨のダウンロード速度を4K(Ultra HD)で15Mbps以上・HD(720p)で3Mbps以上としています(2026年10月時点のNetflixヘルプセンターの記載による)。
上に挙げた他社比較の38Mbpsという数字でも、4K再生に必要な水準は上回っていることになります。

一方で、大容量のアップロードや配信など上りの速度を使い切る用途では、数字の差がそのまま作業時間に出ます。

オンラインゲームでPing値を詰めたい場合は、速度に振り切ったVPNのほうが噛み合います。

 

104カ国をカバーするサーバー網の実態

Private Internet Access(PIA)のサーバー設置国

公式サイトの記載では、PIAがサーバーを置いているのは104カ国・170拠点です。
欧州・北米を中心に、行き先の選択肢は十分に確保されています。

PIAはアメリカの50州すべてにサーバーを置いていることも公式に明記しています。
米国内のローカル局やスポーツ中継のように、同じ米国でも州によって見られるものが変わるサービスでは、この細かさがそのまま使い勝手になります。

一方で、サーバーの台数は公表されていません。
「何万台」という規模の数字で他社と比べることはできないので、判断材料は国と拠点の数になります。

※参照:「PIA 公式サイト(サーバー一覧ページ)」(2026年10月時点)

2026年9月に15拠点が追加された

PIAは2026年9月30日に、15の拠点を一度に追加して104カ国・170拠点になったと発表しました。
追加されたのは以下の拠点です。

  • アジア太平洋:タイ・ブルネイ・ラオス・ミャンマー・ブータン・グアム
  • 南北アメリカ:ジャマイカ・キューバ・ケイマン諸島
  • 欧州:イタリア(ナポリ)・英国(トッテナム)・ジャージー島・ベラルーシ
  • 中東・アフリカ・中央アジア:パキスタン・ウズベキスタン

日本の読者に関係が深いのはアジア太平洋の6拠点です。
タイ・ラオス・ミャンマーのように、これまで接続先として選べなかった国が増えたので、旅行や出張でその国に滞在するときの選択肢になります。

逆に言えば、この発表より前に書かれた「PIAは91カ国」という情報はすでに古いということです。
数字を比べるときは、いつ時点のものかを合わせて確かめてください。

※参照:「PIA 公式ブログ(15拠点の追加発表)」(2026年9月30日公開)

地域別の主要サーバー展開国

Private Internet Access(PIA)のサーバー選択画面

地域

主な対応国

北米

米国・カナダ・メキシコ

南米

ブラジル・アルゼンチン・チリ・コロンビア・ペルー

欧州

英国・ドイツ・フランス・オランダ・スイス・スウェーデン・ベルギー・デンマーク・ノルウェー・スペイン・イタリア・アイルランド・チェコ・フィンランド・オーストリア・ポーランド・ルーマニア・ハンガリー・ポルトガル・ギリシャなど多数

アジア

日本・シンガポール・香港・インド・韓国・タイ・ブルネイ・ラオス・トルコ・UAE・イスラエル

オセアニア

オーストラリア・ニュージーランド

2026年9月の拡張で東南アジアと中央アジアの空白はかなり埋まりましたが、アフリカではサーバーのある国が限られており、その地域のユーザーは速度や選択肢の面でやや不利になる場合があります。
インドのように厳格なデータ保持法が存在する国では、実際のサーバーは物理的に別の場所に置かれた仮想サーバーが使われています。

接続先は以下の2種類から選べます。

サーバーの種類

  • 標準サーバー:ウェブ閲覧・ゲーム・一般的なオンライン活動に対応
  • ストリーミング最適化サーバー:米国・日本・英国・デンマーク・スウェーデン・イタリアに設置

他社とのカバレッジの差

設置国の数で並べると、PIAの104カ国は中位から上位にかかる位置です。
先ほどの表のとおり、NordVPNは149カ国、ExpressVPNは113カ国、SurfsharkとCyberGhostは100カ国でした。
PIAはSurfsharkとCyberGhostを上回り、ExpressVPNの113カ国に近いところまで来ています。

もともと日本・米国・英国といった実際によく使う行き先はすべて押さえているうえ、米国は50州すべてから選べます。
行き先の数を理由にPIAを避ける必要は、以前よりさらに小さくなりました。

 

ストリーミングとトレントへの対応状況

Private Internet Access(PIA)で動画配信サービスに接続した結果

動画配信サービスとの相性

PIAは独自の「ストリーミング最適化サーバー」を使ってジオブロックを回避する仕組みを採用しています。
NordVPNやSurfsharkのように全サーバーでストリーミングに対応している訳ではない点は覚えておきましょう。

ただし、配信サービス側の立場を先に知っておく必要があります。
どのVPNを使っても、サービス側が認めていない視聴の仕方は「できる保証がない」という点はPIAでも同じです。

配信サービス側が公式に示している立場

  • TVer:視聴は日本国内限定で、海外では視聴できないと明記。あわせてVPN経由の視聴はサポート対象外としています
  • DAZN:「DAZNにアクセスする場合、VPNは使用いただけません」と明記し、検出された場合は視聴が制限されるとしています
  • Netflix:VPNをつないだ状態では、どの国につないでも世界共通で配信されている作品が中心になります

※参照:「TVer ヘルプ(海外でも動画を視聴できますか?)」「DAZN ヘルプ(VPNの接続制限について)」(2026年10月時点)

つまり、PIAのストリーミング最適化サーバーが機能するかどうかはサービス側の判定次第で、「必ず見られる」とは書けません。
アカウントの扱いを含めて自己責任になる点も、契約前に押さえておいてください。

逆に、国やサーバーを切り替えて配信サービスを見ること自体を目的にするなら、PIAは最優先の選択肢にはなりません。
その用途ではNordVPNやSurfsharkのほうが、日本向けの情報も含めて選びやすいです。

トレントへの対応

PIAはP2Pトラフィックに関して一切の制限を設けておらず、すべてのサーバーでトレントが利用可能です。
速度・安全性ともに欧州・北米のユーザーには十分なレベルを提供しており、日常的なトレント利用に適しています。

特に便利なのがポートフォワーディング機能です。トレントトラッカーへのシードが必要な場合に役立ちますが、デバイスの脆弱性が増すリスクもあるため、必要な場合のみ有効化することをお勧めします。

また、無料のSOCKS5プロキシも利用可能で、VPNアプリレベルでのトラフィック保護とともに帯域幅を節約したい場合に有効です。

 

豊富なプライバシー機能|PIA独自の追加保護ツール

Private Internet Access(PIA)のプライバシー保護機能

PIA MACE(広告・マルウェアブロッカー)

PIA MACEは定期的に更新される公開ブロックリストを活用し、ウェブ上の大半の広告・マルウェアを遮断します。
ただし、Facebook・Twitch・YouTubeなどのプラットフォームに埋め込まれた広告は対象外で、特定のドメインをホワイトリストに追加する機能もありません。

また、モバイルアプリでは利用できないため注意が必要です。

マルチホップ(Multi-Hop)とオブファスケーション

マルチホップ機能は複数のVPNサーバーを経由してトラフィックを暗号化し、追跡をより困難にします。
公共Wi-Fiでの利用やオンライン決済など、特に高い匿名性が求められる場面での活用に向いています。

オブファスケーション(難読化)はVPN通信をカモフラージュする機能で、VPNそのものが検知・ブロックされやすい環境での使用に効果的です。

スプリットトンネリング

スプリットトンネリングは特定のアプリのみVPN経由でアクセスさせ、それ以外は通常回線を使う設定を可能にします。
2024年2月のアップデートでmacOSでも利用可能になりました(Apple Big Sur以降、多くのVPNでこの機能が無効化されていましたが、PIAはmacOSへの対応を再実装しました)。

ハンドシェイクネーミングシステム(HNS)

2019年8月に導入されたHNSは、ドメインネームシステム(DNS)のブロックチェーンベースの代替手段です。
DNSを分散化することでプライバシーを強化し、政府によるDNSレベルのウェブサイトブロッキングに対抗する機能を持っています。

ただし、実際の使用感では通常のPIA DNSサーバーと大きな差は感じられませんでした。
一般ユーザーよりも、高度なプライバシー保護を必要とするパワーユーザー向けの機能といえます。

匿名購入への幅広い対応

PIAは購入時のプライバシーにも配慮しており、ビットコイン・ライトコイン・イーサリアム・Beam・Zcashなど多種類の暗号通貨に対応しています。
また、Starbucks・Walmart・Best Buyなどの大手ブランドのギフトカードでの支払いも可能で、クレジットカード情報を一切使わずにサービスを利用したい方にも対応しています。

さらに、暗号通貨での購入に際しては消費税をPIAが負担するため、所在地情報を提供する必要がありません。

 

対応デバイスとアプリの使い勝手

Private Internet Access(PIA)のアプリと対応デバイス

Windows・macOS・Linux

WindowsとmacOSのアプリはほぼ同じインターフェースで、接続ボタン・サーバー選択・設定画面がシンプルに配置されています。
サーバーリストは国別・レイテンシ別に並べ替えが可能で、展開リストから特定の都市も選べます。

注目すべき点として、PIAはLinux向けにGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)付きのアプリを提供しており、これはVPN業界では非常に珍しい対応です。
Ubuntu 18.04以降・Mint・Debian・Fedora・Archに対応し、x86_64・ARM64・ARMHFをサポートしています。

macOS・Windowsのアプリ使用中に稀にフリーズが発生することがありましたが、日常的な使用に影響するほどの頻度ではありませんでした。

スマートフォン(Android・iOS)

モバイルアプリはデスクトップ版と同等の機能を多く備えており、ポートフォワーディング・DNS切り替え・IPv6ブロック・プロキシ接続などが利用可能です。
モバイル版固有の機能として、お気に入りサーバータブ・セキュアブラウザ(InBrowser)・組み込みのキルスイッチ・プロキシ接続によるオブファスケーションが含まれています。

日本語表示への対応

「PIAは日本語に対応していない」と紹介されることが多いのですが、実際には分けて考える必要があります。

App Storeのアプリ掲載ページを見ると、iOS版アプリの対応言語に日本語が含まれています(2026年10月時点)。
つまり、アプリの画面そのものは日本語で使える見込みがあります。

一方で、公式サイト・契約画面・ライブチャットは英語が基本です。
契約や問い合わせで英語を読む場面は避けられないので、そこが不安なら日本語サポートのあるVPNを選んだほうが無難です。

※参照:「Apple App Store|PIAのVPNアプリ(対応言語の記載)」

ブラウザ拡張機能(Chrome・Firefox・Opera)

PIAのブラウザ拡張機能はHTTPSプロキシとして動作し、保護範囲はブラウザのトラフィックのみとなります(デバイス全体の保護はアプリが必要)。
ただし、拡張機能として提供されているにもかかわらず、機能の充実度はVPNアプリ並みです。

ブラウザ拡張機能で利用できる主な機能

  • WebRTC IPアドレスの検出ブロック
  • HTTPS強制接続
  • トラッキング保護
  • フィンガープリント保護
  • Referrer情報の無効化
  • ハイパーリンク監査の無効化
  • UTMパラメータおよびFBCLIDパラメータの除去
  • PIA MACE(広告・マルウェアブロッカー)
  • バイパスリスト(スプリットトンネリング的機能)
  • スマートロケーション(特定サイト向けの地域設定)

Apple TVと各種デバイス対応

PIAはApple TV向けの専用アプリも提供しており、VPN業界でApple TVに正式対応しているプロバイダーは限られています。
サーバー選択や接続設定などの基本機能は使えますが、詳細な設定変更や特定のプロトコル指定には対応していません。

ルーター向けには専用アプリがありませんが、DD-WRT・pfSense・Tomatoなどの主要なルーターOSに手動でインストールすることが可能です。

Smart DNS機能を活用すれば、Xbox・PlayStation・スマートTVなど通常はVPNをインストールできないデバイスでも保護されたネットワーク環境を構築できます。

 

カスタマーサポートの対応力

Private Internet Access(PIA)のカスタマーサポート

PIAのサポート体制には以下の選択肢があります。

サポートチャネル

Private Internet Access(PIA)のサポート窓口

  • ナレッジベース・セットアップガイド・ニュース・コミュニティフォーラム(セルフサービス)
  • サポートチケット(問い合わせフォーム経由)
  • 24時間365日のライブチャット

実際に両方のサポートチャネルを試してみました。
ライブチャットは24時間対応で、サポートチケットよりも大幅に待ち時間を短縮できます。

チャットで連絡可能

Private Internet Access(PIA)のライブチャット画面

ただし、応答の早さにはムラがあり、すぐに担当者がついたこともあれば、かなり待たされたケースもありました。
米国時間を基準としているため、日本時間の深夜・早朝帯では応答が遅くなる可能性があります。

電話サポートは提供されていないため、口頭でのやり取りを希望する方には不便に感じるかもしれません。
セルフサービス型のナレッジベースは情報量が豊富で、一般的な問題はドキュメントで解決できることが多い印象でした。

 

PIA VPNの導入手順とセットアップ方法

Private Internet Access(PIA)の登録とセットアップ手順

PIAの導入は非常にシンプルで、以下の手順で完了します。

PIA VPNのセットアップ手順

  1. PIAの公式ページを開いて、「Get PIA VPN」のボタンを押す
  2. プランを選択し、支払い方法を入力してアカウントを作成(ユーザー名とパスワードがメールで届きます)
  3. 自分のOSに対応したPIAクライアントをダウンロードし、インストーラーを実行
  4. インストールウィザードの指示に従って設定を進め、「完了」をクリック
  5. アプリを起動し、受信したメールに記載のアカウント情報でログイン
  6. サーバーを選択して接続ボタンを押せば完了です

セットアップ後にまず行うとよい設定として、アプリの表示モードを「トレイにアタッチ」から「ウィンドウ」に変更することをお勧めします。
「トレイにアタッチ」のままでは、マウスを別の場所に移動するたびにアプリ画面が消えてしまうため、操作性が低下します。

 

よくある質問

Private Internet Access(PIA)に関してよくある質問

PIAは本当に安全なVPNですか?

はい、PIAは信頼性の高いVPNです。
AES-256暗号化・アドバンスドキルスイッチ・DNSリーク保護に加え、Deloitteの独立監査と、法的要請に対して提出したログが0件であることを示す透明性レポートがあります。

アプリのコードがすべて公開されていることも、安全性を担保するうえで大きな強みです。

PIA VPNの料金はいくらですか?

2026年10月時点の公式表示では、1か月プランが11.95ドル、1年プランが月額3.99ドル(年47.88ドル)、3年+3か月プランが月額2.03ドル(3年ごとに79ドル)です。

いちばん安いのは3年+3か月プランで、公式表記では最大83%オフにあたります。

PIAは無料で試せますか?

無料プランや無料トライアルは提供されていません。
その代わりに、すべての有料プランへ30日間の返金保証が付いています(新規契約者が対象)。

購入から30日以内なら返金を申請できるので、これが実質の試用期間になります。
ただし、アプリ内課金で申し込んだときの払い戻しは、契約したストア側の規定で処理されます。

PIAはNetflixで使えますか?

視聴そのものはできますが、VPNをつないだ状態のNetflixでは、どの国につないでも世界共通で配信されている作品しか出てこないのが基本です。
「イギリス版・アメリカ版だけの作品を見る」という使い方は、PIAに限らずVPNでは成り立ちません。

複数国のNetflixを視聴したい場合はNordVPNの評判と口コミも読んで比べてみてください。

PIAのサーバーは何カ国にありますか?

2026年9月30日の公式発表で、104カ国・170拠点になりました。
同時に15の拠点が追加され、タイ・ラオス・ミャンマー・ブータン・ブルネイ・グアムなどが新しく選べるようになっています。

アメリカについては50州すべてにサーバーがあると公式に明記されています。
一方でサーバーの台数は公表されていないため、台数で他社と比べることはできません。

PIAは日本語に対応していますか?

App Storeの掲載ページでは、iOS版アプリの対応言語に日本語が含まれています(2026年10月時点)。

ただし公式サイト・契約画面・ライブチャットは英語が基本です。
契約や問い合わせまで日本語で済ませたい場合は、日本語サポートのあるVPNのほうが向いています。

中国でPIAは使えますか?

残念ながら、PIAはShadowsocksプロキシを提供しているにもかかわらず、中国のグレートファイアウォールを安定して突破することが難しい状況です。
中国での使用を主目的としている場合は、中国対応を専門とするVPNサービスを別途探すことをお勧めします。

PIAはどこの会社が運営していますか?

PIAはKape Technologies PLCが所有・運営しています。
マン島に本社を置く同社は、CyberGhost VPNやZenMate VPNも傘下に持つデジタルセキュリティ企業で、ロンドン証券取引所に上場しています。

 

まとめ|PIA VPNに向いているユーザーはこんな人

Private Internet Access(PIA)が向いているユーザー

PIAがおすすめのユーザー層

  • コストを抑えながら、充実したセキュリティ機能を求めるユーザー
  • 家族や複数端末をまとめて1契約でカバーしたいユーザー
  • P2Pやトレントを安全に利用したいユーザー
  • コードが公開されたVPNアプリで透明性を確認したいユーザー
  • Linuxでも使いやすいGUI付きVPNを探しているユーザー
  • アメリカの州ごとに接続先を変えたいユーザー(50州すべてにサーバーがある)
  • スプリットトンネリングやマルチホップなど高度な設定を自分で調整したいユーザー

逆に、以下のようなニーズがある場合はほかのサービスを検討したほうがよいかもしれません。

PIAが苦手とする用途

  • 中国やUAEなど厳格な検閲環境での使用(The Great Firewallを突破しにくい)
  • BBC iPlayerなどの英国・欧州地域限定サービスへのアクセス
  • 4K動画の大量アップロードやeスポーツレベルのオンラインゲームなど速度優先の用途
  • 契約や問い合わせまで日本語で完結させたいユーザー

安さを軸にVPNを選ぶなら、PIAは現時点で有力な選択肢です。
30日間の返金保証があるので、まずは自分の回線と端末で速度を確かめてから判断してください。

\ 30日間全額返金保証 /

PIA 公式サイト

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