
「利用しているサービスから情報が流出した」というニュースを見て、自分のメールアドレスやパスワードも漏れているのではないかと不安になった。
そんなときに、何で・どこまで調べられるのかを、ツールごとに比べてまとめました。


結論からお伝えすると、メールアドレスの流出は「Have I Been Pwned(ハブ・アイ・ビーン・ポウンド)」にアドレスを入れるだけで、無料で数十秒で確認できます。
パスワードの漏洩は、Google や Apple に保存しているパスワードなら、スマホやブラウザの標準機能が自動で照合してくれます。
さらに、今後の流出にも気づけるように登録したメールアドレスを継続して監視し、見つかったら通知するツール(Mozilla Monitor・NordPass・Surfshark Alert・NordVPN のダークウェブモニター)があります。
この記事では、7つの漏洩チェックツールを「無料で使える範囲」「調べられるもの」「日本語対応」「通知の有無」で比べたうえで、Have I Been Pwned の使い方、偽のチェックサイトに今のパスワードを入れてはいけない理由、流出が見つかった後にやることの順番まで、公式の案内をもとに解説します。
あわせて、VPNで情報漏洩そのものは防げないこと、ただし NordVPN や Surfshark の契約には流出の監視機能が付いていることも、正直に整理しています。
この記事でわかること
- 7つの漏洩チェックツールの違い(無料範囲・調べられるもの・日本語・通知)
- Have I Been Pwned の使い方と、パスワードを送らずに照合する仕組み(k-匿名性)
- Google・Apple の標準機能でパスワードの漏洩をチェックする手順
- 偽の漏洩チェックサイトを見分けるポイントと、やってはいけないこと
- 流出が見つかった後の対処の順番と、VPNで守れる範囲・守れない範囲
POINT
本記事では、”オススメのVPNサービスは?”・”無料VPNは使って良いの?”という疑問にも全てお答えしています。
VPNに詳しくない方にもわかるように丁寧に解説しておりますので、安心して読み進めてくださいね。
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- メールアドレス・パスワードの流出は無料で確認できる|7つのツールを比較
- Have I Been Pwned の使い方|メールアドレスの流出を確認する手順
- Google・Apple の標準機能でパスワードの漏洩をチェックする方法
- 継続して監視してくれるツール|Mozilla Monitor・NordPass・Surfshark Alert・NordVPN
- 漏洩チェックで気をつけること|偽のチェックサイトに今のパスワードを入れない
- 流出が見つかったら、この順番で対処する
- VPNで情報漏洩は防げる?守れる範囲と、契約に付く監視機能の位置づけ
- 流出の監視機能まで付いているおすすめのVPN2社
- メールアドレス・パスワードの漏洩チェックに関するよくある質問
- まとめ:メールアドレスの流出は無料で確認できる。VPNは監視機能つきの経路保護として使う
メールアドレス・パスワードの流出は無料で確認できる|7つのツールを比較

漏洩チェックツールは、過去に公開された流出データの中に、入力したメールアドレスやパスワードが含まれているかを照合する仕組みです。
企業からの告知が来ていなくても、何年も前の流出に自分のアドレスが入っていることは珍しくありません。
ツールは大きく3つに分かれます。
- その場で調べるタイプ:Have I Been Pwned(メールアドレス・パスワード)
- 保存済みのパスワードを自動で照合するタイプ:Google パスワード マネージャー、Apple のパスワードアプリ
- 登録したアドレスを継続して監視し、通知するタイプ:Mozilla Monitor、NordPass、Surfshark Alert、NordVPN のダークウェブモニター
【比較表】漏洩チェックツール7つの違い(2026年10月時点・各社公式ページ調べ)
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ツール |
無料で使える範囲 |
調べられるもの |
日本語 |
継続通知 |
|---|---|---|---|---|
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Have I Been Pwned |
検索・通知登録・パスワード照合がすべて無料 |
メールアドレス/パスワード(別ページ) |
英語のみ |
あり(Notify Me・メール) |
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Google パスワード チェックアップ |
無料(Google アカウント) |
Google に保存したパスワードの漏洩・脆弱・使い回し |
日本語 |
あり(Chrome でログイン時に警告) |
|
Apple パスワードアプリ(セキュリティ) |
無料(iPhone・iPad・Mac) |
iCloud キーチェーンに保存したパスワードの漏えい・再利用・安全性 |
日本語 |
あり(警告) |
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Mozilla Monitor |
無料(Mozilla アカウントで5件まで登録) |
メールアドレス |
日本語 |
あり(メール) |
|
NordPass(Data Breach Scanner) |
有料の Premium のみ(App Store で1か月550〜650円、12か月3,900〜4,900円) |
メールアドレス/支払いカード情報/ログイン情報 |
App Store の言語欄に日本語なし |
あり(Breach Monitoring) |
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Surfshark Alert |
Surfshark One/One+ の契約に付属(One は2年プランで月あたり428円) |
メールアドレス(件数無制限)/クレジットカード/ID |
日本語 |
あり(毎日スキャン・メール) |
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NordVPN ダークウェブモニター |
NordVPN の契約に付属(メール5件。Pro は8件+カード2・ID2・電話1) |
メールアドレス(Pro はカード・ID・電話番号も) |
日本語 |
あり(アプリ通知+メール) |
※NordPass の料金は「App Store の NordPass 掲載ページ」のアプリ内課金、Surfshark の料金は「Surfshark 公式の料金ページ」の表示(2026年10月時点)
「今すぐ無料で調べたい」なら Have I Been Pwned、「保存しているパスワードが漏れていないか知りたい」なら Google か Apple の標準機能、「今後の流出にも気づきたい」なら監視型、と使い分けるのが基本です。
それぞれの使い方と注意点を、順に見ていきます。
Have I Been Pwned の使い方|メールアドレスの流出を確認する手順

Have I Been Pwned(HIBP)は、セキュリティ研究者が運営する流出データの検索サイトです。
公式の FAQ では、個人が自分のアカウントのリスクを確かめるための無料サービスだと説明されています。
※参照:「Have I Been Pwned|FAQs」
2026年10月時点のトップページには、流出が確認されたサイト 1,042 件、流出したアドレス 17,845,048,963 件が登録されていると表示されています。
画面は英語だけですが、やることは「アドレスを入れてボタンを押す」だけなので、英語が苦手でも迷いません。
手順1:トップページにメールアドレスを入れて「Check」を押す

※参照:「Have I Been Pwned 公式サイト」
|Have I Been Pwned でメールアドレスを調べる手順
- 公式サイト(haveibeenpwned.com)を開く。検索で出てきた似た名前のサイトではなく、アドレスを確かめてから開く
- 「Email address」の欄にメールアドレスを入れて「Check」を押す
- 結果を読む。「Good news — no pwnage found!」なら登録済みの流出データには含まれていない。「Oh no — pwned!」なら、下に流出元のサービス名・時期・漏れた項目が並ぶ
- 「Notify Me」で通知を登録する。今後そのアドレスが新しい流出に含まれたとき、メールで知らせてくれる
「pwned(ポウンド)」は「やられた」という意味の俗語で、ここではそのアドレスが流出データに含まれていたことを指します。
結果に出る流出元ごとに「Compromised data(漏れた項目)」が書かれているので、パスワードが含まれているかどうかを必ず見てください。
手順2:見つかった流出元のパスワードを変える
流出元に「Passwords」が含まれていたら、そのサービスのパスワードを今日中に変えます。
同じパスワードを他のサービスでも使っていたなら、そちらも全部変える必要があります。
総務省の「国民のためのサイバーセキュリティサイト」でも、サービスから流出したアカウント情報を使って他のサービスへの不正ログインを試す手口が知られていると案内されています。
※参照:「総務省|安全なパスワードの設定・管理」
古い流出(たとえば10年前の SNS)であっても、当時のパスワードを今も別の場所で使っているなら対処が要ります。
手順3:「Notify Me」で今後の流出通知を登録する
トップページの「Notify Me」からメールアドレスを登録し、届いた確認メールのリンクを開くと、以後そのアドレスが新しい流出に含まれたときに通知が来ます。
公式の FAQ によると、通知の登録で保存されるのはメールアドレス・登録日・確認用のランダムな文字列だけです。
なお、流出元によっては「Sensitive breach(内容が機微な流出)」として、そのアドレスの持ち主であることを確認した人にしか結果が表示されないものがあります。通知を登録してダッシュボードから見ると、そうした流出も確かめられます。
Pwned Passwords でパスワードの漏洩をチェックする(パスワードは送られない)

※参照:「Have I Been Pwned|Pwned Passwords」
メールアドレスとは別に、「Passwords」のページでは、パスワードそのものが過去の流出データに含まれていたかを調べられます。
公式ページでは、無料かつオープンソースで誰でも使えると説明されています。
「パスワードを入力して送るのは危ないのでは?」という不安はもっともです。
この点について、Pwned Passwords はk-匿名性(k-Anonymity)という方法を使っています。公式の API 説明によると、次のような流れです。
- 入力したパスワードは、手元のブラウザの中で SHA-1 という方式のハッシュ値(元に戻せない文字列)に変換される
- サーバーに送られるのは、そのハッシュ値の先頭5文字だけ
- サーバーは「先頭5文字が同じハッシュ値」の残りの部分を件数つきでまとめて返す
- 自分のハッシュ値と一致するものがあるかは、手元のブラウザの中で照合される
※参照:「Have I Been Pwned|API v3(Searching by range)」
つまり、パスワードそのものも、パスワードを特定できるハッシュ値の全体も、サイトには届きません。
FAQ でも、パスワードの検索は送信前に匿名化されるため、メールアドレスとパスワードの両方を検索しても使える組み合わせにはならない、と説明されています。
それでも、照合して「漏れていた」と出たパスワードは、どこで使っていても作り直しです。
作り直す基準は、IPA(情報処理推進機構)の案内にある「大小英字、数字および記号を混在させて最低でも10文字」「他のサービスで使い回さない」が目安になります。
※参照:「IPA|日常における情報セキュリティ対策」
Google・Apple の標準機能でパスワードの漏洩をチェックする方法

スマホやブラウザにパスワードを保存している人は、保存済みのパスワードを流出データと自動で照合してくれる標準機能があります。
1件ずつ入力する必要がなく、使い回しや単純すぎるパスワードも一緒に洗い出せるのが利点です。
Google パスワード マネージャーの「パスワード チェックアップ」
Google の公式ヘルプによると、パスワード チェックアップは、保存したパスワードのうち「漏洩したパスワード」「脆弱なパスワード」「使い回されているパスワード」の3つを検出します。
※参照:「Google アカウント ヘルプ|パスワード チェックアップについて」
|パスワード チェックアップを実行する手順
- ブラウザで passwords.google.com を開き、Google アカウントでログインする
- 「パスワード チェックアップに移動」→「パスワードを確認」を押す
- 「漏洩したパスワード」に出たサービスから順に、パスワードを変更する。Chrome では右上のメニュー →「パスワードと自動入力」→「Google パスワード マネージャー」→「チェックアップ」からも開ける
「Google に自分のパスワードを見られるのでは」と心配になりますが、Chrome の公式ヘルプでは、チェックの際にユーザー名とパスワードは暗号化されたうえで、既知の侵害データの暗号化リストと照合され、ユーザー名やパスワードが Google に記録されることはないと説明されています。
暗号化には「デバイス固有の秘密鍵」が使われるとされています。
※参照:「Google Chrome ヘルプ|Chrome のパスワード保護の仕組み」
Chrome の設定で「データ侵害によりパスワードが漏洩した場合に警告する」をオンにしておくと、漏れたパスワードでログインしようとした時点で警告が出ます。
Apple のパスワードアプリ「セキュリティ」(iPhone・iPad・Mac)
※参照:「Apple サポート|iPhoneで安全性の低いパスワードまたは侵害されたパスワードを変更する」
iPhone のユーザガイドによると、iPhone はパスワードを安全に監視して、既知の漏洩データの中にそのパスワードが存在する場合に警告できます。
iCloud キーチェーンに保存したパスワードが対象で、手順は次のとおりです。
|iPhone でパスワードの漏えいを確認する手順
- 「パスワード」アプリを開く
- 「セキュリティ」をタップする。安全性が低い・侵害されたパスワードがあると、問題を説明するメッセージが表示される
- 該当するアカウントをタップし、そのサービスでパスワードを変更する
Apple のセキュリティガイドでは、保存済みのパスワードが「再利用」「安全性が低い」「漏えい」の3つに分類されると説明されています。
照合の仕組みは「秘匿共通集合計算」と呼ばれる暗号技術で、パスワードそのものは Apple に送られず、ハッシュ値の一部(15ビットのプレフィックス)だけが共有されるとされています。
※参照:「Apple プラットフォームのセキュリティ|パスワードの監視」
Google・Apple のどちらも、「保存していないパスワード」は照合の対象外です。
手入力で覚えているパスワードは、Pwned Passwords で個別に調べるか、パスワード管理アプリに移してからまとめてチェックしてください。
>>>【関連】パスワード管理アプリの比較!NordPass・1Password・Bitwarden・Proton Passと標準機能の違い
継続して監視してくれるツール|Mozilla Monitor・NordPass・Surfshark Alert・NordVPN

一度調べて終わりではなく、登録したメールアドレスやカード番号を定期的に照合し、新しい流出に含まれたら通知するのが監視型のツールです。
無料で使えるものと、パスワード管理アプリや VPN の契約に付いてくるものがあります。
Mozilla Monitor|無料でメールアドレスを5件まで監視できる

※参照:「Mozilla Monitor 公式サイト」
Firefox を開発する Mozilla が提供するサービスで、画面が日本語なのが大きな利点です。
公式サイトでは「データ侵害を検索して、データが漏えいしていないかを確認し、修復する手順を案内します」「継続的に監視して新しい侵害のアラートを送信」と説明されています。
「How it works」のページによると、Mozilla アカウントで登録すれば、メールアドレスを5件まで無料で監視できます。
Have I Been Pwned と同じく「英語が苦手」「家族の分もまとめて見張りたい」という人に向いています。
※参照:「Mozilla Monitor|仕組み(How it works)」
なお、米国向けに提供されていた有料プラン(Monitor Plus。データブローカーからの情報削除)は、Mozilla のサポート情報で提供終了が案内されており、無料のデータ侵害監視だけが続いています。
※参照:「Mozilla サポート|Monitor Plus has shut down」
NordPass の Data Breach Scanner|パスワード管理アプリに付く流出検知(Premium)

パスワード管理アプリ NordPass には、Data Breach Scanner という流出検知の機能があります。
日本の App Store の掲載ページでは、「データ漏えいスキャナーは、ログイン情報、メールアドレス、支払い用のカード情報が既知のセキュリティインシデントに含まれている場合に警告を送信」と説明されています。
※参照:「App Store|NordPass Password Manager」
公式のヘルプでは、登録したメールアドレスとカード情報について、流出したデータベースの中に記載がないかを調べる機能だと案内されています。
※参照:「NordPass サポート|How to use the Data Breach Scanner in NordPass」
注意点は2つあります。
①無料プランでは使えず、有料の Premium が必要なこと(公式の料金ページの比較表による。App Store のアプリ内課金では1か月550〜650円、12か月3,900〜4,900円)。
②App Store の「言語」欄に日本語が含まれていないこと(アプリの説明文は日本語ですが、対応言語は英語・ドイツ語・フランス語などで、2026年10月時点で日本語は入っていません)。
パスワードの保管と流出検知をひとつのアプリで済ませたい人向けで、詳しい評判は次の記事で扱っています。
>>>【関連】NordPassの評判や口コミを調査!メリット、デメリットを解説
Surfshark Alert|メールアドレスを件数無制限で毎日照合し、カードや ID も見張れる

※参照:「Surfshark|Surfshark Alert」
Surfshark Alert は、VPN の Surfshark が提供する流出監視です。
公式ページ(日本語あり)では、メールアドレス・パスワード・クレジットカード情報・個人識別番号(ID)を監視し、ネット上に流出した時点で知らせると説明されています。
単体では買えず、「Surfshark One」または「Surfshark One+」のパックに付属する機能です。
公式ヘルプによると、使い方は次のとおりです。

※参照:「Surfshark サポート|How to monitor emails using Surfshark Alert」
- Surfshark のアプリやウェブ画面で「Alert」を開き、メールアドレスを追加して認証メールのリンクを開く
- 登録できるメールアドレスの件数は無制限。認証した時点から毎日スキャンされ、流出が見つかるとメールで通知が届く
- 流出に含まれていたパスワードの中身を見るには、Surfshark アカウントの二段階認証を有効にしておく必要がある
- クレジットカード番号や ID は、スキャン後に消去される(継続監視を選んだ場合だけ保存される)
Surfshark One は、公式の料金ページで2年プランの場合に月あたり428円(初回27か月で11,556円)と表示されています(2026年10月時点)。
VPN 本体に加えて、ウイルス対策やメールアドレスの偽装機能(Alternative ID)も同じパックに入るので、「VPN と流出監視を1つの契約で済ませたい」という人に向いています。
※参照:「Surfshark 公式|料金プラン」
>>>【関連】Surfshark Oneとは?Alert・Antivirus・Alternative IDの使い方を解説
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NordVPN のダークウェブモニター|VPN アプリの「モニター」から有効にする

※参照:「NordVPN サポート|What is Dark Web Monitor Pro and Dark Web Monitor?」
NordVPN のアプリには、ダークウェブモニター(Dark Web Monitor)という機能が付いています。
公式サポートによると、登録したメールアドレスなどを継続して監視し、パスワードや個人情報の流出を検知した時点で警告する機能です。
- 標準のダークウェブモニター:メールアドレスを5件まで監視
- Dark Web Monitor Pro:メールアドレス8件・クレジットカード番号2件・国民識別番号2件・電話番号1件まで監視(カード番号と ID はハッシュ化して保存)
- Pro が含まれないプランでは標準版(メール5件)が使える
有効にする手順は、パソコンのアプリなら「Monitor」ボタン →「Start monitoring」、スマホのアプリなら下のメニューの「Monitor」→「Turn on」です。
流出が見つかると、アプリの通知と、アカウントのメールアドレス宛てのメールの両方で知らされ、Nord Account の画面から流出の中身と対処法を確かめられます。
※参照:「NordVPN サポート|How to use the NordVPN Dark Web Monitor or Dark Web Monitor Pro feature?」
なお、Dark Web Monitor Pro がどのプランに含まれるかは、2026年10月時点で公式サポートのページには明記されていません。契約前に公式の料金ページで確かめてください。
NordVPN の脅威対策(Threat Protection Pro)とあわせた全体像は、次の記事にまとめています。
>>>【関連】NordVPNのThreat Protection Proとは?できること・設定方法を解説
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漏洩チェックで気をつけること|偽のチェックサイトに今のパスワードを入れない

漏洩チェックは便利ですが、「調べるために入力する」こと自体が、情報を渡す行為でもあります。
次の点だけは守ってください。
・検索で出てきた「漏洩チェック」「パスワード診断」のサイトに、今使っているパスワードを入れない
・メールやSMSで届いた「あなたの情報が流出しました。ここで確認」のリンクから開かない
・メールアドレスとパスワードを同じ画面で同時に入力させるサイトは使わない
・「漏れていない」という結果は「安全」の保証ではない
偽の「漏洩チェックサイト」は、入力させること自体が目的
「パスワードが漏れていないか無料で診断」とうたうサイトの中には、入力されたメールアドレスとパスワードの組み合わせを集めること自体が目的のものがあります。
入れた瞬間に、そのパスワードは「漏れた」状態になります。
この記事で挙げたツールのうち、パスワードを入力して調べるのは Have I Been Pwned の Pwned Passwords だけで、前の節のとおりパスワードそのものは送らずに照合する仕組みが公式に説明されています。
それ以外の Google・Apple・パスワード管理アプリは、すでに保存してあるパスワードを端末側で照合するため、新しく入力する場面はありません。
- アドレスバーの URL が公式のもの(haveibeenpwned.com、passwords.google.com など)か確かめる
- 「パスワードを送らない仕組み」が公式ページで説明されているかを見る。説明がないサイトには入れない
- メールアドレスだけで調べられるツールを優先する。パスワードの照合は、保存済みのものを端末側で照合する標準機能に任せる
「流出のお知らせ」を装ったメール・SMS から開かない
流出のニュースが出た直後は、その企業や「セキュリティ会社」を装った偽メールが増えます。
文面に「流出の有無をこちらで確認」「アカウントを保護するにはログイン」とあっても、メールの中のリンクからは開かず、自分でブックマークや検索から公式サイトを開いて確かめてください。
届いた通知が本物かどうかの見分け方と、相談先は、ハブ記事にまとめています。
>>>【関連】個人情報が流出したらどうする?確認方法と今日やる対策・VPNの役割
「漏れていない」は「安全」ではない
どのツールも、照合できるのは「公開され、収集された流出データ」だけです。
公表されていない流出や、犯罪者の間だけで取引されているデータは照合の対象になりません。
「no pwnage found」と出ても、使い回しや単純なパスワードをそのままにしてよい理由にはなりません。
結果にかかわらず、サービスごとに別のパスワードにし、二段階認証を有効にしておくのが基本です。
>>>【関連】二段階認証とパスキーの設定方法!Apple・Google・Microsoftの公式手順で解説
流出が見つかったら、この順番で対処する

※参照:「IPA|日常における情報セキュリティ対策」
チェックの結果、自分のメールアドレスやパスワードが流出に含まれていたときは、慌てずに次の順番で進めます。
1と2は当日中に、3以降はその後も続けるという感覚で考えてください。
|流出が見つかった後にやること
- 流出元のサービスのパスワードを変える。同じパスワードを使っている他のサービスも全部変える
- メール・銀行・決済・主要なSNSで二段階認証(多要素認証)をオンにする。パスワードが漏れてもログインを止められる
- パスワード管理アプリを入れて、サービスごとに別の10文字以上のパスワードに作り直す
- カード情報が含まれていたら、カード会社に連絡して再発行し、明細を確かめる
- 監視型のツール(Mozilla Monitor など)に登録して、次の流出に早く気づけるようにする
パスワードの作り直しは「使い回さない・10文字以上」

IPA の個人向けの案内では、パスワードは大小英字・数字・記号を混ぜて最低でも10文字にし、他のサービスで同じパスワードを使い回さないこととされています。
総務省のサイトでは、多要素認証を設定できるサービスでは積極的に利用するよう案内されています。
サービスごとに違う10文字以上のパスワードを覚えるのは現実的ではないので、パスワード管理アプリに生成と保管を任せるのが、使い回しをやめるいちばん確実な方法です。
流出した情報の種類ごとの対処と相談先
メールアドレスだけなのか、パスワードやカード番号、住所まで含まれていたのかで、やることは変わります。
種類別の対処と、警察・消費者ホットライン(188)などの相談先は、ハブ記事で整理しています。
>>>【関連】個人情報が流出したらどうする?確認方法と今日やる対策・VPNの役割
ダークウェブに載ったと通知が来たときの考え方は、次の記事で扱っています。
>>>【関連】Torでのダークウェブの入り方は危険?やばいサイトの実態とVPN併用
VPNで情報漏洩は防げる?守れる範囲と、契約に付く監視機能の位置づけ

「VPNを入れておけば情報漏洩を防げる」と思われがちですが、VPNで防げるのは通信経路の盗み見であって、企業のサーバーからの流出そのものではありません。
この記事で扱った「メールアドレスやパスワードの流出」は、ほとんどが自分の通信とは関係なく、預けた先で起きています。
VPNで守れるのは「公共Wi-Fi・回線事業者からの盗み見」
カフェや駅のフリーWi-Fiのように暗号化されていない回線では、同じネットワークにいる第三者に入力内容を読まれるおそれがあります。
VPNをつなぐと端末からVPNサーバーまでの通信が暗号化されるため、外出先でパスワードを変えたり銀行アプリを開いたりするときの経路を守れます。
>>>【関連】公共のフリーWi-Fiを安全に使う方法!個人情報を守ろう
VPNでは防げないこと:企業側の流出・偽サイトへの入力・弱いパスワード
- 企業のサーバーからの流出:自分の通信とは無関係に、預けた先で起きる
- 偽の漏洩チェックサイトやフィッシングサイトへの入力:暗号化されたまま犯人に届く
- 使い回し・弱いパスワード:流出したIDとパスワードでのログインは、回線を守っても止まらない
VPN は「経路を守る道具」として、パスワード管理と二段階認証に足すものだと考えてください。VPN そのものの守備範囲は、次の記事で詳しく整理しています。
>>>【関連】VPNの危険性とセキュリティリスク!安全性は「守備範囲」で決まる
NordVPN・Surfshark の契約に付く監視機能は「早く気づく」ための道具
ここまで見てきたとおり、NordVPN のダークウェブモニターと Surfshark Alert は、流出を防ぐのではなく、流出に早く気づいて対処を始めるための機能です。
「外出先の通信を守る VPN」と「流出の監視」を1つの契約で持てるのが、この2社を選ぶ理由になります。
ただし、VPN 側に通信の記録が残っては本末転倒なので、通信記録を残さない方針(ノーログ)が第三者の監査を受けているかも選ぶ基準に入れてください。
>>>【関連】ノーログVPNとは?本当に記録を残さないVPNの見分け方
流出の監視機能まで付いているおすすめのVPN2社

通信経路の保護と、メールアドレスやカード番号の流出監視を、1つの契約でまとめたい人向けに2社を挙げます。
どちらも30日間の返金保証があるので、まず監視機能を試してから続けるかを決められます。
1. NordVPN | ダークウェブモニターが標準で付く業界トップVPN

総合評価:9.7 / 10
流出の監視機能:○
Nord VPNは、世界的に人気が高く信頼できるVPNの一つです。
軍隊や銀行、政府機関で採用されている最高水準の暗号化技術(AES-256 bit)を採用しており、セキュリティ・安全性は文句なし。
世界59カ国のロケーションが利用可能で、接続できるサーバー数は5,900以上。
4Kストリーミングに対応した高速接続のため、高画質の動画視聴やネット利用を快適に楽しむことができます。
【カテゴリー別】NordVPNの評価
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接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
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サーバー数 |
接続可能国数:59カ国/ サーバー数:5,900+ |
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料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
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セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
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ログポリシー |
No-ログポリシー |
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使いやすさ |
使いやすいアプリ |
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カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |

詳細なレビュー記事はこちら
2. Surfshark | Alert でメールアドレス・カード・ID まで見張れるコスパの良いVPN

総合評価:9.4 / 10
流出の監視機能:○(Surfshark One / One+)
Surfsharkは、高いセキュリティと高速の接続スピードが魅力のVPNです。
暗号化技術は軍用レベルのAES-256 bitであり、セキュリティ・安全性に関しては心配ありません。
利用できるロケーションは世界95カ国とかなり豊富で、接続できるサーバー数は3,900以上。
接続スピードは4Kストリーミングに対応しており、高画質の動画視聴や通常のインターネット利用を快適に楽しむことができます。
【カテゴリー別】Surfsharkの評価
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接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
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サーバー数 |
接続可能国数:95カ国/ サーバー数:3,900+ |
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料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
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セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
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ログポリシー |
No-ログポリシー |
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使いやすさ |
使いやすいアプリ |
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カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |

メールアドレス・パスワードの漏洩チェックに関するよくある質問

Have I Been Pwned に自分のメールアドレスを入れても大丈夫ですか?
公式の FAQ では、保存されるのはメールアドレス(またはユーザー名)と、それが含まれていた流出元の一覧だけで、検索内容は明示的に記録されないと説明されています。
通知を登録した場合に保存されるのも、メールアドレス・登録日・確認用のランダムな文字列だけです。
「pwned」と出たら、もう乗っ取られているということですか?
いいえ。「過去の流出データにそのアドレスが含まれていた」という意味で、今まさに不正ログインされているという意味ではありません。
ただし、流出した項目にパスワードが含まれていれば、同じパスワードを使っている場所から順に変えてください。
電話番号や住所が流出していないかも調べられますか?
Have I Been Pwned の公式サイトで検索できるのはメールアドレスです。
電話番号やクレジットカード番号・ID の監視は、NordVPN の Dark Web Monitor Pro(電話番号1件・カード2件・ID 2件)や Surfshark Alert(カード・ID)のように、有料の契約に付く監視機能が対象にしています。
日本語で使える漏洩チェックツールはどれですか?
Mozilla Monitor、Google のパスワード チェックアップ、Apple のパスワードアプリ、Surfshark Alert、NordVPN のダークウェブモニターは日本語で使えます。
Have I Been Pwned は英語だけですが、入力欄にメールアドレスを入れて「Check」を押すだけなので、英語が読めなくても使えます。
パスワードが漏れていたら、どう作り直せばいいですか?
IPA の案内に沿って、大小英字・数字・記号を混ぜて10文字以上にし、サービスごとに別のパスワードにします。
覚えきれない分はパスワード管理アプリに任せ、あわせて二段階認証をオンにしておくと、次に漏れてもログインを止められます。
VPNを使っていればメールアドレスの流出は防げますか?
防げません。VPN が守るのは端末からVPNサーバーまでの通信経路で、サービス側のサーバーから情報が盗まれる流出は、VPN の守備範囲の外です。
NordVPN や Surfshark の契約に付く監視機能は、流出を防ぐものではなく、流出に早く気づくためのものです。
「あなたの情報が流出しました」というメールが届きました。本物ですか?
メールの中のリンクからは開かず、自分でブックマークや公式アプリからそのサービスを開いて、お知らせに同じ内容があるかを確かめてください。
流出の報道が出た直後は、その企業を装った偽メールが増えます。送信元の名前やアドレスは偽装できるので、差出人だけでは判断できません。
まとめ:メールアドレスの流出は無料で確認できる。VPNは監視機能つきの経路保護として使う

最後に、この記事の要点を振り返ります。
ポイント
- メールアドレスの流出は Have I Been Pwned に入れるだけで無料で確認でき、「Notify Me」で今後の通知も受け取れる
- 保存済みのパスワードは、Google のパスワード チェックアップと Apple のパスワードアプリ「セキュリティ」が自動で照合する
- 継続監視は Mozilla Monitor(無料・5件)、NordPass(Premium)、Surfshark Alert(One / One+)、NordVPN のダークウェブモニター(契約に付属)
- 検索で出てきた「漏洩チェックサイト」に今のパスワードを入れない。Pwned Passwords はハッシュ値の先頭5文字しか送らない仕組み
- 見つかったら、パスワード変更(使い回し先も)→二段階認証→パスワード管理アプリ→カード再発行→監視登録の順
- VPN で流出そのものは防げない。公共Wi-Fiでの通信保護と、契約に付く監視機能として使う
流出は自分では防げなくても、「漏れていないか確かめる」「漏れたら早く気づく」「漏れても使えない状態にしておく」ことはできます。
まずは Have I Been Pwned に自分のメールアドレスを入れるところから始めて、見つかった流出から順に片づけてください。
外出先の通信を守りつつ、流出の監視まで1つの契約で済ませたいなら、ダークウェブモニターが標準で付く NordVPN が候補になります。
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総合評価:9.7 / 10
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|通信の盗み見を防ぐのに使えるVPN
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1. NordVPN |
![]() 使いやすさ、安全性、接続スピード、総合的に業界No.1の最強VPN オススメ度: 9.7 / 10 |
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2. Surfshark |
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