VPNの使い方・セットアップガイド

【2026年最新】ExpressVPNはやばい?勝手に入る理由とアンインストール手順

2024年9月29日

※記事の一部にPRを含みます。

ExpressVPNはやばいと言われる理由と、安全に使うためのコツを解説

 

ExpressVPNって「やばい」と聞いたけど、契約して大丈夫なの?
パソコンに勝手に入っていたんだけど、これって危険じゃない?

 

検索窓に「ExpressVPN」と入れると、候補に「やばい」「危険」といった言葉が並びます。海外の企業が運営しているうえ、身に覚えのない警告表示やプリインストールに出くわす人がいること、そして2021年に運営元が替わったことが、不安の元になっているようです。

結論からお伝えすると、ExpressVPN は違法なソフトでもウイルスでもなく、第三者機関の監査を受けた安全性の高い VPN サービスです。
ただし「高い」「返金申請が英語」といった弱点は確かにあるため、契約前に知っておくべき点はいくつかあります。

買ったばかりのパソコンに最初から入っていた人向けに先に答えておくと、これはメーカーとの提携によるプリインストールで、置いたままにしても料金は動きません。
使う予定がないなら取り除いて構いませんし、消すのが面倒なら自動で立ち上がる設定を切るだけでも画面は静かになります。

この記事では、2026年10月時点の公式情報をもとに、「やばい」と言われる理由の中身と最初から入っていたときの扱い方、そして安全に使うための具体的なコツを整理しました。

この記事でわかること

  • ExpressVPN が「やばい」と言われる4つの理由と、その実際のところ
  • パソコンに最初から入っている理由と、メーカーとの提携の中身
  • 自動で立ち上がる設定の切り方と、端末ごとの取り外しの入り口
  • 第三者監査・暗号化・キルスイッチなど、安全性を裏づける仕組み
  • 2026年10月時点の料金プランと、安全に使うための4つのコツ

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接続スピードの検証回数

4,400回+

IPアドレス& DNS漏えいの確認回数

9,200回+

VPN調査員の派遣国数

50カ国+

※最終データ更新:2026年10月

 

Contents
  1. ExpressVPNとは?2026年10月時点の基本情報
  2. ExpressVPNが「やばい」と言われる4つの理由
  3. ExpressVPNが最初から入っていたときの止め方と消し方
  4. ExpressVPNの安全性を裏づける4つの仕組み
  5. ExpressVPNの料金プランと解約の手順
  6. 契約前に知っておきたいExpressVPNの弱点
  7. ExpressVPNを安全に使うための4つのコツ
  8. ExpressVPNの安全性と料金に関するよくある質問
  9. まとめ|ExpressVPNは危険ではない。弱点を知ったうえで選べばよい

ExpressVPNとは?2026年10月時点の基本情報

ExpressVPN公式サイトのトップページ。2026年10月時点の料金と30日間返金保証が案内されている

※参照:「ExpressVPN 公式サイト」

ExpressVPN の運営元は、英領ヴァージン諸島を本拠地とする企業です。
日本国内での知名度は NordVPN に次ぐ位置ですが、通信速度とアプリの完成度については海外メディアからの評価が高く、VPN 業界では古参にあたります。

VPN は、インターネットに出ていく通信をいったん暗号化された通路に通してから目的地へ届ける仕組みです。
通信の中身が読み取られにくくなり、接続元の IP アドレスも経由したサーバーのものに置き換わります。

日本ではまだ「VPN=怪しいもの」という印象が残っていますが、企業のリモートワークでは当たり前に使われている技術です。
まずは ExpressVPN の素の情報を押さえておきましょう。

|ExpressVPN の基本情報(2026年10月時点)

項目 内容
本拠地 英領ヴァージン諸島
サーバー設置国 113カ国
料金プラン ベーシック 月額480円/アドバンス 月額680円/Express Pro 月額1,180円(いずれも2年+4か月)
同時につなげる台数 ベーシックなら10台・アドバンスなら12台・Express Pro なら14台
暗号化方式 AES-256
独自プロトコル Lightway
ログの取り扱い アクティビティログ・接続ログを保存しない方針(第三者監査あり)
返金保証 新規利用者を対象に30日間
サポート 24時間365日のチャット

※参照:「ExpressVPN 公式サイト(プラン一覧)」「ExpressVPN 公式サイト(サーバーロケーション)」

なお、プラン体系は過去に見直されています。
「同時接続は8台まで」と書かれた情報を見かけることがありますが、2026年10月時点の公式プラン一覧では最少のベーシックでも10台です。古い解説記事の数字はそのまま信用しないほうが安全です。

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ExpressVPNが「やばい」と言われる4つの理由

ExpressVPNがやばい・危険と言われる理由を4つに整理して検証する

「やばい」という評判をたどっていくと、その多くはサービスの中身そのものではなく、ユーザーとの接点で起きた出来事か、運営体制をめぐる過去のできごとに行き着きます。
代表的な4つを順に見ていきます。

「IPアドレスが公開されています」と警告される

ウェブサイトを見ている最中に、赤い文字で IP アドレスが表示され「保護されていません」と告げられた経験がある人もいるでしょう。
初めて見ると、何かに乗っ取られたのかと身構えてしまう表示です。

ただ、これは広告として表示されているもので、攻撃を受けているわけではありません。
そもそもインターネットに接続している端末には必ず IP アドレスが割り振られ、接続先のサーバーからは見える状態になっています。これは異常ではなく、通信が成立するための前提です。

とはいえ、IP アドレスからはおおまかな地域や回線事業者が推測できます。
個人情報保護法でも「個人関連情報」として扱われており、ほかの情報と組み合わされれば個人にたどり着く可能性は否定できません。気になるのであれば VPN で置き換える価値はある、という程度に受け止めておけば十分です。

買ったばかりのパソコンに最初から入っている

新しいノートパソコンを起動したら ExpressVPN のアイコンがあった、というケースがあります。
頼んでいないソフトが入っていれば、不審に思うのは当然でしょう。

これはメーカーとの提携によるプリインストールで、ウイルスが勝手に入り込んだわけではありません。
ExpressVPN 自身が、パソコンやテレビのメーカーと組んでアプリを工場出荷の段階から載せる取り組みを、公式のニュースとして発表しています。

ExpressVPN公式ブログ。パソコンメーカーとの提携でExpressVPNがプリインストールされることが発表されている

※参照:「ExpressVPN 公式ブログ(HPとの提携)」

公式に発表されているメーカーとの提携

  • HP:2019年9月の発表。Spectre・Envy・Pavilion・Omen といった個人向けの製品群に搭載され、30日間の無料体験が付く
  • Dynabook:2020年1月の発表。2019年12月に出た Satellite Pro L50 を皮切りに、以降の機種へ広げるとしている
  • ASUS:2024年1月24日から、欧州・中東で対象製品を買った人に90日間の無料体験。こちらは本体に入っているのではなく、購入後に引き換える形
  • TCL:2024年2月1日以降のスマートテレビにアプリを搭載し、30日間の無料体験を用意

※参照:「ExpressVPN 公式ブログ(Dynabookとの提携)」「ExpressVPN 公式ブログ(ASUSとの提携)」「ExpressVPN 公式ブログ(TCLとの提携)」

ただし、HP との取り組みには区切りが入っています。
公式の記事には2023年4月より後に製造された HP の端末はこの対象にならないという追記があり、同じ HP でも作られた時期によって入っている場合と入っていない場合があります。

置いたままでも請求は起きない

重要なのは、入っているだけでは料金は発生しないという点です。
アカウントを作って支払い情報を登録しない限り、請求が立つことはありません。

気をつけたいのは、付属の無料体験から始めたときだけです。
公式は、アプリストア経由の契約について「課金を避けるには、無料トライアル終了または次回の請求日の少なくとも24時間前までに解約してください」と案内しています。使わないと判断したなら、期限が来る前に手を打ってください。

※参照:「ExpressVPN 公式サポート(サブスクリプションの解約)」

消し方と自動で立ち上がる設定の切り方は、次の章にまとめました。

不安をあおる広告の見せ方

「今すぐ保護してください」といった強い言い回しの広告が繰り返し出てくると、サービスそのものを疑いたくなります。
広告の表現が過剰であることと、サービスが違法であることは別の話です。

日本において VPN の利用そのものを禁じる法律はありません。
会社の内部システムに社外からつなぐときにも同じ技術が使われています。

ただし、VPN を挟めば何をしてもよいわけではありません。
著作権を侵害する行為や不正アクセスは、VPN の有無にかかわらず違法です。道具は合法でも、使い道が違法なら罪に問われるという当たり前の線引きが適用されます。

運営元が2021年に変わり、経営陣の経歴も取り沙汰された

ここまでの3つは画面の向こうで起きた出来事でしたが、4つめはサービスの根っこにある運営体制の話です。「やばい」と検索した人がたどり着く掲示板で、いちばん長く語り継がれているのもこの話題です。

ExpressVPN の公式ページには、2009年に設立され、2021年に Kape Technologies の一員になったと書かれています。長く独立系として知られてきたサービスが大きなグループの傘下に入ったため、「ログを取らない方針まで変わってしまうのではないか」という懸念が生まれました。

買収が完了した2021年12月16日の公式発表では、ExpressVPN は別のブランド・サービスとして既存のチームが運営を続けること、そして利用者のデータは引き続き英領ヴァージン諸島の管轄下にある自社の法人が保持することが明記されています。会社の持ち主は替わっても、データが置かれる法域は動いていないという説明です。

※参照:「ExpressVPN 公式サイト(会社概要)」「ExpressVPN 公式ブログ(Kape Technologies への参画)」

経営陣の経歴について公式が出した見解

同じ2021年には、当時の最高情報責任者が過去に関わっていた監視活動が話題になりました。ExpressVPN はこれについて同年9月16日に公式ブログで見解を出し、その監視活動を容認しないこと、それは自社の使命とまったく相容れないものであることを書いています。

あわせて、すでに受けている第三者監査の頻度を上げ、プライバシーポリシーを守れているかを毎年あらためて確認させると表明しました。VPN サーバーに変更を加える権限は必要のある者以外に渡していない(最小権限の原則)という運用上の説明も添えられています。

※参照:「ExpressVPN 公式ブログ(経営陣の経歴に関する見解)」

この一件を「だからやばい」と受け取るか、「指摘を受けて検証の回数を増やした」と受け取るかは、読む人の判断です。ただ、黙って流さずに公式の名前で見解を出し、外部に検証させる方向へ動いたという経緯は、材料として知っておいて損はありません。

開示要請への対応は半年ごとに公表されている

運営元が替わったあとも、ExpressVPN は捜査機関などから受けた要請の件数を半年ごとに公表しています。2026年8月6日に出た2026年1月〜6月分のレポートには、次の数字が載っています。

ExpressVPN公式の透明性レポート。2026年1月〜6月に受けた法的要請の件数が公表されている
  • 著作権侵害に関する通知(DMCA):1,361,382件
  • 政府機関・法執行機関・民事からの要請:137件
  • 令状:3件

そのうえで、これらの要請によって VPN の利用履歴や接続履歴が開示されたものは1件も無かったと報告されています。記録していないものは求められても差し出せない、というノーログ方針の建前が、件数という形で示されている部分です。

※参照:「ExpressVPN 公式ブログ(透明性レポート 2026年1月〜6月)」

参考:VPNの扱いは国によって違う

旅行や駐在で海外に出る場合は、渡航先の事情を先に調べておく必要があります。

|主な国のVPNの扱い

国 VPNの扱い
日本 制限なし(違法行為に使えばその行為が処罰対象)
中国 当局の認可を受けていないサービスは規制対象
ロシア 規制対象
ベラルーシ 規制対象

規制がある国では、接続できたとしても不安定になりがちです。
渡航前に現地の最新の状況を確認しておきましょう。

>>>【関連】中国でLINEは使える?使う方法とエラーの解決策を紹介

 

ExpressVPNが最初から入っていたときの止め方と消し方

ExpressVPN公式のサポートページ。アプリのアンインストール方法が端末ごとに案内されている

※参照:「ExpressVPN 公式サポート(アプリのアンインストール)」

最初から入っていたアプリへの対処は、2つに分かれます。
起動のたびに前へ出てくるのが煩わしいだけなら設定を切れば済み、二度と使わないと決めたならアプリごと取り除けます。
どちらも公式のサポートページに案内があるので、順に見ていきましょう。

煩わしいだけなら設定を切れば静かになる

パソコンを立ち上げるたびにアプリが開く、開いた瞬間に勝手につながる——気になっているのがこの2点なら、消す必要はありません。
公式の Windows 版ガイドによれば、起動まわりの項目はアプリの「プロフィール」タブの中にまとまっています。

オフにしておきたい2つの項目

  • Launch ExpressVPN on startup … 切っておくと、パソコンの立ち上げと一緒に出てこなくなる
  • Connect on launch … 切っておくと、アプリを開いても自分からつながりにいかなくなる

※参照:「ExpressVPN 公式サポート(Windows版の設定)」

同じ画面には、通信を遮断するキルスイッチ(Internet Kill Switch)も並んでいます。
公式はデスクトップ版でこれを初期状態から有効としているため、設定を触るついでに切ってしまわないよう気をつけてください。使い続ける可能性が少しでもあるなら、ここは入れたままにしておくのが安全です。

アプリごと取り除く|Windows・Mac・スマホ

使う予定がないと決めたなら、端末から取り外して構いません。入り口は端末によって違います。

Windows 10・11 の場合

  • スタートから「すべてのアプリ」を開き、一覧の ExpressVPN を右クリックして取り外しへ進む
  • 「設定」から「アプリ」を開き、インストール済みの一覧で ExpressVPN を選ぶ
  • 従来のコントロール パネルを検索ボックスから呼び出し、「プログラム」の中の「プログラムと機能」で選ぶ

Microsoft もこの3つの入り口を公式に案内しており、どこから進んでも結果は同じです。見つけやすいところから進めてください。
なお ExpressVPN の公式手順では、スタートから進んだ場合も途中でコントロール パネルの画面へ移る流れになっています。

※参照:「Microsoft 公式サポート(Windows でアプリをアンインストールまたは削除する)」

Mac の場合

Mac 版は、アプリ自身に取り外しの機能が組み込まれています。
公式の案内では、アプリを開いて「Profile(プロフィール)」タブに入り、「Actions(アクション)」まで下がり、「Uninstall ExpressVPN」と書かれた項目を押す流れです。Mac のパスワードを求められたら入力します。

Apple は、取り外し用のプログラムが用意されているアプリはそれを使い、無いものは「アプリケーション」フォルダからゴミ箱へ入れる、と案内しています。ExpressVPN は前者にあたるため、アイコンをゴミ箱へ放り込むのではなく、アプリの中から実行するのが正しい順番です。

※参照:「Apple 公式サポート(Mac で App を削除する)」

iPhone・Android の場合

スマートフォンは、ホーム画面のアイコンを長押しして削除する一般的な流れで構いません。公式の案内も同じ手順です。

ひとつ補足しておくと、スマートフォンで VPN を使っていた場合、アプリを消したあとも端末の「設定」に VPN の項目が残って見えることがあります。
Apple は接続の不具合を調べる手順として、設定の検索欄で「VPN」や「プロファイル」を探すよう案内しています。気になるときはここを確認してください。

※参照:「Apple 公式サポート(iPhone や iPad でインターネットに接続できない場合)」

消したのにVPNの表示が残る・勝手にオンになるとき

取り除いたはずなのに画面の上に VPN の文字が出たままだと、「まだ何か動いているのでは」と落ち着きません。
ただ、この表示の出どころが ExpressVPN だとは限りません。

Apple は、接続の調子をおかしくしうる他社製のアプリとして、VPN アプリのほかにファイアウォールアプリ・ウイルス対策アプリ・ペアレンタルコントロールアプリ・コンテンツブロッカーを挙げています。
これらは通信を見張るために OS の VPN の仕組みを借りて動くものがあり、ExpressVPN を消しても別のアプリが表示を出し続けていることがあります。心当たりのあるアプリから順に確かめてください。

設定に残ったプロファイルを確かめて消す

表示の出どころが端末に残った構成プロファイルであれば、そこから取り除けます。Apple は手順を次のように案内しています。

  • iPhone・iPad … 「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」でプロファイルを選び、「プロファイルを削除」をタップして端末を再起動する
  • Mac(macOS 13以降)… アップルメニュー→「システム設定」→「デバイス管理」でプロファイルを選び、削除のボタンを押して再起動する
  • Mac(macOS 12以前)… 「システム環境設定」→「プロファイル」から同じ操作を行う

ひとつ気をつけたいのは、Apple がプロファイルを削除するとそこに入っていた設定と情報はすべて消えると注意していることです。
例として、学校のネットワークへつなぐ権限をプロファイルが与えていた場合、削除するとそのネットワークには接続できなくなる、と書かれています。会社や学校から配られたものには触れず、自分で入れたアプリに由来するものだけを対象にしてください。

※参照:「Apple 公式サポート(デバイスから不明な構成プロファイルを削除する)」

>>>【関連】VPNをオフにするとどうなる?オフの仕方と勝手にオンになる原因を解説

取り外せないときに疑う4つの原因

操作をしても最後まで進まない、という場面があります。多くはアプリ側ではなく、端末がその操作を受け付けられない状態になっていることが原因です。

上から順に確かめる4点

  • アプリが動いたままになっている … 先に終了させてから操作し直す
  • 管理者の権限で操作していない … 管理者のアカウントで入り直す
  • セキュリティ対策ソフトが操作を止めている … 一時的に働きを止めてから試す
  • Windows 側の登録情報が壊れている … Microsoft の修復ツールにかける

4つめについては、Microsoft がプログラムの追加と削除がうまく働かないときのための修復ツールを公式に配布しています。
壊れたレジストリキーのせいで操作そのものが止められている場合に効くもので、コントロール パネルからの取り外しがブロックされる状態も対象に挙げられています。

※参照:「Microsoft 公式サポート(プログラムのインストールまたは削除をブロックする問題を修正する)」

ExpressVPN 側も、Windows で入れ直しがうまくいかないときの対処として、端末の再起動・セキュリティソフトの一時停止・Windows Installer サービスの再起動を挙げています。やることの方向は同じです。

※参照:「ExpressVPN 公式サポート(Windows のインストーラーエラー)」

アプリを消しても契約は終わらない

ここがいちばん間違えやすい点です。
端末からアプリを取り除くことと、契約を解約することは別の手続きです。アイコンが消えても、契約していれば請求は続きます。

ExpressVPN公式の解約ガイド。アプリ内では解約できず、ブラウザかアプリストアから手続きする

公式は「サブスクリプションの解約は、アプリストアまたはExpressVPNのウェブサイトで行う必要があります」と明記しており、アプリの中では手続きできません。
申し込んだ場所によって窓口が変わるので、どこから契約したかを思い出してから進めてください。

解約しても、契約期間の最終日まではそのまま使えます。
また、Paymentwall やビットコインで支払った契約はそもそも自動更新されないため、解約の操作自体が不要とされています。

※参照:「ExpressVPN 公式サポート(サブスクリプションの解約)」

>>>【関連】ExpressVPNの解約方法と返金の手順!自動更新の停止を解説

 

ExpressVPNの安全性を裏づける4つの仕組み

ExpressVPNのノーログポリシーは第三者機関の監査を受けている

評判ではなく、公表されている仕様から安全性を見ていきます。

1. 第三者の監査を受けたログ方針とRAM専用サーバー

VPN 事業者を選ぶうえで最も重要なのは、通信の履歴を持たない仕組みになっているかです。履歴が残っていれば、それが漏れる可能性も、第三者に求められて提出される可能性も生まれます。

ExpressVPN は公式のログ方針のページで、閲覧履歴・通信の宛先・DNS クエリ、そして VPN 接続時に割り当てた IP アドレスを記録しないと説明しています。
加えて、サーバーのデータをハードディスクではなくメモリ上だけで扱い、再起動のたびに消える構成(TrustedServer)を採用しているとしています。

この方針については、外部の監査法人・セキュリティ企業による検証を複数回受けたことが公表されています。

公表されている第三者監査の履歴

  • 2019年6月:PwC スイスによるプライバシー保護の監査
  • 2022年5月:Cure53 による TrustedServer のセキュリティ監査
  • 2022年9月:KPMG によるログ方針の監査
  • 2023年12月:KPMG によるプライバシーポリシーの監査

※参照:「ExpressVPN 公式サイト(ログに対する方針)」

「ログは取っていません」と書くだけなら誰にでもできます。外部の目を入れて確認させている点が、無料 VPN との決定的な違いです。

>>>【関連】60個のVPNを比較!ノーログVPNのおすすめランキング

2. AES-256による暗号化

通信の暗号化には AES-256 が使われています。
鍵の長さが256ビットあるため、総当たりで解こうとしても現実的な時間では終わりません。政府機関や金融機関でも採用されている方式で、VPN としては標準的かつ十分な水準です。

暗号化されていれば、カフェや空港の Wi-Fi のようにほかの利用者と同じ回線を共有する環境でも、中身を覗かれる心配が小さくなります。

3. 接続が切れた瞬間に通信を止めるネットワークロック

VPN でいちばん怖いのは、接続が切れたことに気づかないまま通信を続けてしまう状態です。
そのわずかな時間だけ、暗号化されていない通信と本来の IP アドレスが外に出ます。

ExpressVPN ではこれを「ネットワークロック」と呼ばれるキルスイッチで防いでいます。
VPN のトンネルが失われた時点でファイアウォールのルールが働き、通信そのものを遮断する仕組みです。

公式の説明によれば、Windows・macOS・Linux のデスクトップ版では初期状態で有効になっています。
Android と iOS は設定画面から自分で切り替える形なので、スマートフォンで使う人は一度確認しておきましょう。

※参照:「ExpressVPN 公式サイト(ネットワークロック)」

4. 113カ国のサーバー網と、当サイトで計測した通信速度

公式のサーバーロケーション一覧では、113カ国に接続先が用意されています。
選べる国が多いほど、自分のいる場所から近いサーバーを選べるため、速度を確保しやすくなります。

※参照:「ExpressVPN 公式サイト(サーバーロケーション)」

暗号化の仕組みがどれだけ優れていても、通信が重くなってしまえば使い続けられません。当サイトで実際に接続して測った結果が下の数字です。

|2026年10月調査
Express VPNの接続スピード

【VPN接続なしの状態】

  • ダウンロードスピード: 100Mbps
  • アップロードスピード: 99Mbps
  • Ping値: 4ms

【VPN接続ありの状態】

  • ダウンロードスピード: 98.21Mbps
  • アップロードスピード: 95.44Mbps
  • Ping値: 7ms

●Express VPN接続時の速度低下率はわずか-2%

接続前と接続後を並べても落ち込みはごくわずかで、暗号化を挟んだうえでこの水準を保てている点が ExpressVPN の強みです。動画の再生やビデオ通話で待たされる場面はほとんどありません。

第三者の検証でも評価は同じ方向を向いています。VPN LIFE が11社を10項目で比べた調査では、ExpressVPN の通信速度は「高速」、アプリの使い勝手は「抜群」とされています。

※出典:「VPN LIFE|個人利用におすすめの最強VPNは?10項目で検証」

ただし体感の速さは、住んでいる地域・契約している回線・つなぐ先の国によって変わります。速度が契約の決め手になる人は、30日間の返金保証がある期間内に自分の回線で試してみてください。

>>>【関連】【S級解説】ExpressVPNの評判や口コミを調査!メリット、デメリットをプロが解説

>>>【関連】オンラインゲームにおすすめなVPNランキング

 

ExpressVPNの料金プランと解約の手順

ExpressVPNの料金プランと支払い方法ごとの解約手続きを確認する

「高い」という評判の中身を、実際の金額で確かめておきます。

3つのプランの違いは同時接続台数と付加機能

2026年10月時点の公式プラン一覧では、契約期間はいずれも2年+4か月で、3段階に分かれています。

|ExpressVPN の3つのプラン(2026年10月時点)

プラン 月額 初回の請求額 同時接続台数
ベーシック 480円 13,440円 10台
アドバンス 680円 19,040円 12台
Express Pro 1,180円 33,040円 14台

※参照:「ExpressVPN 公式サイト(プラン一覧)」

見落としやすいのが右の列です。契約期間は2年+4か月(28か月)の1種類しかなく、請求は28か月ぶんの一括で立ちます。月額だけを見て申し込むと、カードに動く金額の大きさに驚くことになります。

VPN としての基本的な機能は最も安いベーシックで揃います。
家族の端末をまとめて守りたい、といった事情がなければベーシックで足ります。

なお、同じ公式サイトでも、開いたページによって最安グレードの月あたり表示が480円と540円に分かれます。申し込みを決める前に、確認画面に出ている金額のほうを見てください。

※参照:「ExpressVPN 公式サイト(料金ページ)」

>>>【関連】ExpressVPNのおすすめプランと料金を解説!支払い方法と無料で使う方法も紹介

自動更新は支払い方法によって止め方が変わる

契約は自動更新が基本です。更新日が来る前に手続きしておかないと、次の期間分が引き落とされます。

支払い方法ごとの手続き

支払い方法 手続きの場所
クレジットカード・PayPal ExpressVPN のアカウントページで自動更新をオフにする
App Store 経由 iPhone・iPad の「設定」内のサブスクリプション一覧から解除
Google Play 経由 Google Play の「お支払いと定期購入」から解除

アプリストア経由で申し込んだ場合、ExpressVPN 側で操作しても課金は止まりません。どこから申し込んだかを思い出してから手続きしてください。

>>>【関連】ExpressVPNの解約方法と返金の手順!自動更新の停止を解説

 

契約前に知っておきたいExpressVPNの弱点

ExpressVPNのメリットとデメリットを契約前に把握しておく

安全性が高いことと、誰にとって最適であることは違います。正直なところをまとめます。

1. 月額は他社より高い

これは擁護のしようがありません。同じ長期契約の条件で横に並べると、月あたりの負担は主要VPNのなかで重いほうに入ります。

|主要VPNの最安プランの月額(2026年10月時点・VPN LIFE 調べ)

VPN 最安プランの月額
ExpressVPN 549円(2年プラン)
NordVPN 373円(2年プラン)
Surfshark 241円(2年プラン)
CyberGhost 241円(2年プラン)

※出典:「VPN LIFE|個人利用におすすめの最強VPNは?10項目で検証」

この表は各社を同じ条件でそろえた第三者の集計のため、記事の前半で挙げた公式のキャンペーン価格(ベーシック 480円)とは金額が一致しません。金額そのものより、並び順のほうを見てください。キャンペーンの有無にかかわらず、ExpressVPN が最安の位置に来ることはまずありません。

速度とアプリの完成度に価値を感じる人には見合いますが、「とにかく安く VPN を用意したい」という目的なら他社のほうが合理的です。

2. 返金の申請窓口がライブチャットに限られる

30日間の返金保証は用意されていますが、申請はチャットからのやり取りになります。
担当者につながった時点で英語であることが多く、身構えてしまう人もいるでしょう。

日本語で対応してほしいときの伝え方

  • Could you support me in Japanese?(日本語で対応していただけますか)
  • I would prefer to continue in Japanese.(日本語で続けたいです)

翻訳を介した日本語でのやり取りに切り替えてもらえます。
手続きが済んだら確認のメールが届くので、受信しているかどうかまで見届けてください。

3. 一部の配信サービスでは視聴できないことがある

動画配信サービス側も VPN の検出を続けており、すべてのサービスで常に視聴できると保証できる VPN は存在しません。
特定の番組を見る目的がはっきりしているなら、返金保証の期間内に実際につないで確かめるのが確実です。

4. 中国からの接続は不安定になりやすい

中国では認可を受けていない VPN が規制対象となっており、事業者側も接続方法を更新し続けています。
そのため、「いつでも必ずつながる」と言い切れる状態ではありません。

渡航する予定があるなら、日本を出る前にアプリを入れて最新版に更新し、アカウントへのログインまで済ませておきましょう。現地に着いてから公式サイトを開こうとしても、そのサイト自体が見られない場合があります。

規約で提供地域を定めているサービスもあります
配信サービスや一部の AI サービスは、利用規約で提供地域を限定していることがあります。VPN を経由した利用が規約違反と判断され、アカウントが停止される可能性は否定できません。利用する前に、そのサービスの公式ページで対応地域を確認してください。

 

ExpressVPNを安全に使うための4つのコツ

ExpressVPNを安全に使うために設定しておきたい4つのポイント

VPN は契約すれば自動的に安全になる道具ではありません。使う側の設定が抜けていると、せっかくの機能が働かないことがあります。
最低限押さえておきたい4点です。

1. 公式サイトから登録してアプリを入れる

検索結果には、公式を装ったダウンロードページが紛れ込むことがあります。改変された実行ファイルをつかまされれば、VPN どころか端末ごと危険にさらされます。

アプリは公式サイト、または App Store・Google Play から入手してください。ここを守るだけで、大半のリスクは避けられます。

>>>【関連】ExpressVPNのログイン方法と使い方!登録から接続まで解説

2. アプリを最新の状態に保つ

更新には、見つかった脆弱性の修正が含まれています。古いまま使い続けると、修正済みの穴が残ったままになります。

自動更新が有効になっているかを一度確かめ、長く起動していなかった端末は手動で更新しておきましょう。

3. ネットワークロックの設定を確認する

前述のとおり、デスクトップ版は初期状態で有効ですが、スマートフォンでは自分で設定する必要があります。

外出先で使う端末ほど回線が不安定になりやすく、切断も起きやすくなります。スマートフォンにこそ入れておきたい設定です。

4. パスワードを使い回さない

VPN のアカウントが乗っ取られてしまえば、暗号化の強度は関係がなくなります。

パスワードを守るためにやっておくこと

  • ほかのサービスと同じパスワードを使わない
  • 英数字と記号を混ぜ、長めに設定する
  • パスワード管理アプリに覚えさせる
  • 二段階認証が使えるなら有効にする

どこか1社から流出したパスワードを、ほかのサービスで順に試す攻撃は今も続いています。使い回しをやめるだけで、この手口は通用しなくなります。

 

ExpressVPNの安全性と料金に関するよくある質問

ExpressVPNの安全性や料金についてよくある質問

ExpressVPNを使うこと自体は安全ですか?

安全です。通信は AES-256 で暗号化され、ログを保存しない方針については外部の監査法人による検証結果が公表されています。ウイルスや不正なソフトの類ではありません。

パソコンに最初から入っていましたが、料金は請求されますか?

アカウントを作成して支払い情報を登録しない限り、請求は発生しません。メーカーとの提携によるプリインストールです。ただし付属の無料体験から始めた場合は、期限を過ぎると有料に切り替わるため、使わないと決めたなら早めに手続きしてください。

取り外しの操作が最後まで進みません

アプリが動いたままになっている、管理者の権限で操作していない、セキュリティ対策ソフトが止めている、のいずれかであることが多いです。それでも進まない場合は、プログラムの追加と削除がうまく働かないときのための修復ツールが Microsoft から公式に配布されています。

アプリを削除すれば解約したことになりますか?

なりません。公式は解約の窓口をアプリストアか ExpressVPN のウェブサイトとしており、アプリの中では手続きできないと案内しています。無料体験から始めた場合は、終了日の24時間前までに手続きしないと課金されます。

無料で使えるプランはありますか?

2026年10月時点の公式プラン一覧に無料プランはなく、いずれも有料です。ただし新規利用者には30日間の返金保証が用意されているため、実質的にはこの期間で試して判断する形になります。

同時に何台まで接続できますか?

ベーシックが10台、アドバンスが12台、Express Pro が14台です。以前の「8台まで」という情報は現在のプラン体系とは一致しません。

中国でも使えますか?

中国では認可を受けていない VPN が規制対象となっているため、常時つながるとは言い切れません。渡航前にアプリの導入と更新、ログインまで済ませておくことをおすすめします。

解約したつもりが請求され続けることはありますか?

App Store や Google Play 経由で契約した場合、ExpressVPN のアカウントページで操作しても課金は止まりません。申し込んだストア側のサブスクリプション管理画面から解除してください。

ExpressVPNの運営元はどこの会社ですか?

公式ページによると2009年に設立されたサービスで、2021年に Kape Technologies の一員になっています。買収完了時の公式発表では、別のブランドとして既存のチームが運営を続けること、利用者のデータは引き続き英領ヴァージン諸島の管轄下にある自社の法人が保持することが明記されています。

アプリを消したのにVPNの表示が出たままです

ExpressVPN 以外のアプリが出していることがあります。Apple は、ウイルス対策アプリやコンテンツブロッカーなども VPN の仕組みを使って動くアプリとして挙げています。端末に残った構成プロファイルが出どころであれば、iPhone なら「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」から削除できます。ただし削除するとそのプロファイルの設定はすべて消えるため、会社や学校から配られたものは触らないでください。

ExpressVPNとNordVPN、どちらを選ぶべきですか?

料金を抑えたい、または日本語の情報量を重視するなら NordVPN が選びやすい選択肢です。アプリの操作感と速度を優先し、費用が多少上がっても構わないのであれば ExpressVPN が向いています。どちらも返金保証があるので、実際に試してから決めるのが確実です。

>>>【関連】ExpressVPNとNordVPNはどっちがいい?6項目で徹底比較

 

まとめ|ExpressVPNは危険ではない。弱点を知ったうえで選べばよい

ExpressVPNは危険ではなく、安全性の高いVPNサービス

「やばい」という評判の正体は、警告表示・プリインストール・広告表現、そして運営元の交代というサービスの中身とは別のところにある4つの出来事でした。
前の3つは違法性やウイルスとは無関係で、仕組みが分かってしまえば恐れる理由はありません。運営元の話にしても、データを置く法域は英領ヴァージン諸島のまま据え置かれ、開示要請への対応は半年ごとに数字で公表されています。

「最初から入っていた」という入り口でこの記事にたどり着いた人は、使わないなら取り除く、使うかもしれないなら自動で立ち上がる設定だけ切るのどちらかを選べば済みます。どちらを選んでも、契約していない限り請求は立ちません。

ポイント

  • プリインストールはメーカーとの提携によるもので、置いたままでも請求は立たない
  • ログを保存しない方針は外部監査で検証済み。開示要請の件数も半年ごとに公表されている
  • AES-256 の暗号化とネットワークロックを標準搭載
  • 113カ国のサーバーから接続先を選べる
  • 弱点は「月額が高い」「返金申請がチャット」の2点

一方で、料金が他社より高いことと、返金の申請がチャットになることは事実です。
安さを最優先するなら別の選択肢もある——そのうえで速度とアプリの使い勝手に納得できるなら、ExpressVPN は安心して長く使える VPN です。

判断がつかないうちは、30日間の返金保証がある期間に自分の回線と使いたいサービスで試してみてください。合わなければ戻せます。

BEST

総合評価:9.7 / 10

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