
無料で使えるVPNを探していると、必ずと言っていいほど名前が挙がるのが「VPN Gate」です。
筑波大学という国立大学の名前が付いていることもあり、「大学がやっているなら安心だろう」と考えて使い始める方が少なくありません。


先に答えを書きます。VPN Gateは詐欺でも違法サービスでもありませんが、日常的に使うVPNとしては2026年10月時点でもおすすめできません。
理由は単純で、これは「安全に通信を隠すためのサービス」ではなく、大学の研究のために動いている実験だからです。公式サイトには、接続ログを長期間保管することも、それを捜査機関に渡す場合があることも、はっきり書かれています。
ゲーム目的で探していた方への答えも先に書いておきます。VPN Gateはゲーム用途には向きません。PlayStationやNintendo Switchにはそもそも入れられず、遅延や切断の少なさも誰も保証していないからです。くわしくは「VPN Gateはゲームで使える?」の章にまとめました。
この記事では、うわさや口コミではなくVPN Gate公式サイトと筑波大学の公式ページに書かれている内容を2026年10月時点で直接確かめて、どこに危険性があるのかを整理しました。
この記事でわかること
- VPN Gate(筑波大学)が何のために動いているサービスなのか
- 公式が明記している接続ログ・パケットログの保管と開示の方針
- 筑波大学の学生・教職員が使う学内VPNとの違い
- Windows・Mac・iPhone・Androidで公式の案内どおりに設定する手順と、その限界
- つながらない・遅いときに公式が案内している対処
- ゲームで使おうとしたときにぶつかる3つの壁
- アメリカやイギリスなど、国を指定してつなげるのかを公式の一覧で確かめた結果
- すでに使ってしまったときにやっておきたい3つの対処
- VPN Gateの代わりに選べる安全なVPN3選
POINT
本記事では、”オススメのVPNサービスは?”・”無料VPNは使って良いの?”という疑問にも全てお答えしています。
VPNに詳しくない方にもわかるように丁寧に解説しておりますので、安心して読み進めてくださいね。
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当サイトは、70個以上の有料/無料VPNをテストしてきた専門のプロチームが記事の監修を行っています。
素人が運営しているブログや、信憑性が低い収益目的サイトの情報には気をつけましょう。
●VPN UNIVERSITYの信頼性
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VPNの検証に費やした時間 |
33,000時間+ |
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これまでに検証したVPNの数 |
80個+ |
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接続スピードの検証回数 |
4,400回+ |
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IPアドレス& DNS漏えいの確認回数 |
9,200回+ |
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VPN調査員の派遣国数 |
50カ国+ |
※最終データ更新:2026年10月
|VPN Gateの代わりに選べる安全なVPN
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1. NordVPN |
![]() 使いやすさ、安全性、接続スピード、総合的に業界No.1の最強VPN オススメ度: 9.7 / 10 |
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2. Surfshark |
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3. CyberGhost |
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- VPN Gateとは?筑波大学が動かしている学術実験のサービス
- VPN Gateの危険性|公式の記載から分かる4つの問題
- VPN Gateの使い方|Windows・Mac・iPhone・Androidの設定手順
- VPN Gateがつながらない・遅いときの原因と対処
- VPN Gateはゲームで使える?ぶつかる3つの壁
- VPN Gateでアメリカやイギリスなど海外の国のサーバーは選べる?
- 無料のVPNが無料で成り立つ理由
- 安全なVPNの選び方|運営元とノーログ方針を確かめる
- VPN Gateの代わりにおすすめの安全なVPN3選
- すでにVPN Gateを使ってしまったときの対処手順
- VPN Gateに関するよくある質問
- VPN GateはiPhoneやMacでも使えますか?
- VPN GateはWindowsやAndroidでも使えますか?
- VPN GateはPS5やNintendo Switchで使えますか?
- VPN Gateの専用アプリをiPhoneに入れることはできますか?
- VPN Gateと筑波大学の学内VPNは何が違いますか?
- VPN Gateは中国から使えますか?
- VPN Gateでアメリカのサーバーに接続できますか?
- アメリカのサーバーにつなげば、アメリカ限定の配信が見られますか?
- 筑波大学VPNでイギリスのIPアドレスは使えますか?
- アメリカやイギリスのサーバーにつながらないときはどうすればいいですか?
- 仕事のパソコンや業務のデータを扱うときに使ってもいいですか?
- VPN Gateで海外サーバーにつないで、サブスクを安く契約してもいいですか?
- VPNを使って海外のサーバーに接続するのは違法?禁止されている?
- VPN Gateは今も続いていますか?無料のままですか?
- 無料で安全に使えるVPNはありませんか?
- まとめ:VPN Gateは常用に向かない。運営元が分かるVPNを選ぶ
VPN Gateとは?筑波大学が動かしている学術実験のサービス

※参照:「VPN Gate の概要|VPN Gate 公式サイト」
VPN Gateは、筑波大学で行われている学術研究のために公開されているオンラインサービスです。公式サイトの概要ページには、分散型の公開VPN中継サーバーについて知見を得ることが目的だと書かれています。
公式サイトが使っている呼び名は VPN Gate 学術実験サービス。開始日は2013年3月8日です。ソフトイーサ株式会社との共同研究という位置づけで、通信の中身は同じ筑波大学発のオープンソースソフト「SoftEther VPN」が担っています。
つまりVPN Gateは、売り物のVPNではなく、研究のための装置に一般の人が相乗りしている状態です。ここが有料VPNとの最大の違いであり、後述する危険性のほとんどはこの一点から生まれています。
VPN Gateの基本情報
| 【VPN Gateの基本情報/2026年10月時点】 | |
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正式名称 |
VPN Gate 学術実験サービス |
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運営 |
筑波大学(ソフトイーサ株式会社との共同研究) |
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開始 |
2013年3月8日 |
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料金 |
無料(公式FAQに有償化しない旨の記載あり) |
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中継サーバー |
世界中の協力者が自分の回線で提供(2026年10月時点の一覧は5,705台) |
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つなぎ方 |
SSL-VPN / L2TP-IPsec / OpenVPN / MS-SSTP |
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対応端末 |
Windows・Mac・iPhone・iPad・Androidなど |
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ログの扱い |
接続ログを最低3ヶ月保管。捜査機関などの求めに応じて開示する場合あり |
※参照:「VPN Gate 公式サイト」
中継サーバーの台数は協力者の増減でその都度変わります。一覧に出ている台数は日によって数百台単位で動くので、「何台あるか」は品質の目安になりません。
筑波大学の学生・教職員が使う学内VPNとは別のサービス

※参照:「筑波大学 学術情報メディアセンター|VPN サービス」
「筑波大学 VPN」で調べた方の中には、自宅から大学内のシステムにつなぐ方法を探している在学生・教職員もいるはずです。
その用途で使うのは、この記事で扱うVPN Gateではありません。筑波大学の学術情報メディアセンターが学内向けに出しているVPNサービスのほうで、こちらは統一認証IDとパスワードを持っている人だけが使えます。
同センターの案内ページには、提供しているVPNサービスはそのページに書かれているものだけだと明記されています。学内の「学内専用」ページや学内サーバーに用がある方は、必ず大学公式の案内を見てください。
VPN Gateの危険性|公式の記載から分かる4つの問題

VPN Gateの危ないところは、「怪しい業者が運営しているから」ではありません。むしろ公式サイトが正直に開示している方針そのものが、一般利用には向いていないのです。
順番に見ていきます。
1. 接続ログが最低3ヶ月残り、開示されることがある

※参照:「不正利用防止の取り組み|VPN Gate 公式サイト」
公式サイトの不正利用防止のページには、VPN接続のログを3ヶ月以上にわたって残すことが書かれています。残る項目は、記録した日時・つないだ中継サーバーのIDやIPアドレス・接続元のIPアドレスやホスト名・使ったVPNの種類などです。
さらに、通信そのもののヘッダ情報(TCP/IPヘッダ)も2週間以上保存されると明記されています。誰が、いつ、どこへつないだかが残る作りだということです。
そして開示については、警察・検察といった捜査機関や裁判所から正当な理由を添えて求められれば、接続ログを渡すと書かれています。その際に裁判所の令状が必ず要るわけではないという説明まで添えられています。
もうひとつ見落とされがちなのが、この集約ログを持っているのは大学ではなく共同研究先の民間企業だという点です。公式ページには、ログサーバーはソフトイーサ株式会社が所有・運用・管理しており、筑波大学は情報を保有していないこと、開示するかどうかの判断も原則としてソフトイーサ株式会社が単独で行うことが書かれています。
「大学の実験だから記録は残らないはず」という思い込みは、公式の記載と正反対です。匿名性を求めてVPNを使いたい人にとっては、そもそも選択肢に入りません。
有料VPNの多くが採用しているノーログ方針や、その裏取りのしかたについては、VPNの危険性とセキュリティリスク!安全な使い方と対策を解説で解説しています。
2. 中継サーバーを動かしているのは身元不明の協力者
VPN Gateの中継サーバーは、公式が用意したデータセンターにあるわけではありません。常時インターネットにつながったパソコンを持っている世界中の個人が、自分の回線を差し出して動かしています。
参加するのに身元の審査はなく、連絡先を載せるかどうかも本人の自由です。つまり、あなたの通信が通る「出口」を誰が管理しているのか、利用者側からは分かりません。
ログを取るかどうかも、その人しだいです。公式FAQは通信の記録について、「管理者が設定しているログポリシーについては、公開 VPN 中継サーバー一覧のページに表示されています」と案内しています。つまりどこまで記録が残るかはサーバーごとに違い、利用者が一覧の行を見て判断する作りです。
※参照:「FAQ(よくある質問と回答)|VPN Gate 公式サイト」
実際に一覧に並ぶ行には「ログ記録ポリシー: ログ最低 2 週間保存」と書かれています。記録を残さない運用を選べる仕組みではないということです。
VPNは、自分の通信をまるごと預ける仕組みです。預け先が分からないというのは、鍵のかかっていない他人の家に荷物を置いてくるようなものだと考えてください。
3. 目的は研究であって、快適さや接続の保証はない
公式サイトは、中継サーバーの案内に「Academic Use Only(学術利用に限る)」と添えています。研究のための実験なので、いつつながるか・どれくらい速いか・明日も同じサーバーがあるかは、誰も約束していません。
サーバーの一覧は協力者の都合で常に入れ替わり、選んだサーバーにつながらないことも普通に起こります。公式FAQが案内している問い合わせ先はフォーラムだけで、困ったときに個別に対応してくれる窓口はありません。
仕事の資料をやり取りする、旅行先から銀行にログインする、といった「止まると困る場面」では使えないということです。
4. 速度も混雑ぐあいも、その日のサーバーしだい

中継サーバーは個人宅の回線であることも多く、そこに世界中の利用者が同時に押し寄せます。混み合えば当然遅くなりますし、上りの細い家庭用回線なら動画は止まりがちになります。
どのサーバーがどれくらい出るかは、つないでみるまで分かりません。動画配信やオンラインゲームのように「一定の速度が出続けること」が前提の使い方とは、根本的に相性が悪いのです。
VPNネコなどの無料VPNは使わない

無料VPNは個人情報漏えいの危険性や、ウイルス感染のリスクがあります。
また、接続スピードも低速なため、快適に動画視聴やインターネットを楽しむことができません。
>>>【関連】VPNネコの危険性に関する記事はこちら
>>>【関連】公共のフリーWi-Fiを安全に使う方法はこちら
>>>【関連】最安を調査!価格が安いVPNサービスのランキングはこちら
無料アプリ側の実例は、VPNネコは危険?安全性と口コミを公式情報から検証でも取り上げています。
VPN Gateの使い方|Windows・Mac・iPhone・Androidの設定手順

※参照:「L2TP/IPsec VPN プロトコルを用いた VPN Gate への接続方法|VPN Gate 公式サイト」
ここまで読んだうえで、それでも一度だけ動かして確かめたいという方のために、公式サイトが案内している設定のしかたをまとめます。
つなぎ方は端末によって2通りに分かれます。Windowsだけは公式の専用クライアントが配られていて、それ以外の端末はOSに最初から入っているL2TP/IPsecの機能を手で設定する形です。
MacやiPhone、Androidにはアプリの配布がないため、「ダウンロードして起動する」のではなく、端末の設定画面に接続先を自分で登録することになります。
ただし公式の解説画面はiOS 6・Mac OS X Mountain Lion・Android 4.xのもので、今の端末とは項目の場所や呼び名が変わっています。以下は2026年10月時点の画面に合わせた並びです。
設定が終わって接続できても、この記事の前半で挙げた問題は何ひとつ消えません。ログイン情報やカード番号を入れる操作には使わないでください。
Windowsでの設定手順|専用クライアントを入れる

※参照:「SoftEther VPN (SSL-VPN) を用いた VPN Gate への接続方法|VPN Gate 公式サイト」
Windowsのパソコンだけは、公式が専用のクライアントソフトを配っています。この記事の話題であるVPN Gate専用のプラグインが最初から組み込まれていて、つなげる中継サーバーの一覧がソフトの中に表示されます。手で住所を打ち込む必要がないぶん、他の端末より楽です。
公式ページは、このソフトを使うのがいちばん速く簡単だと説明したうえで、使えるのはWindowsだけだと断っています。Mac・iPhone・Androidの方は、このあとの手動設定に進んでください。
- 公式のダウンロードページから、プラグイン入りのZIPファイルを受け取る
- ZIPを展開し、vpngate-client で始まるセットアップを起動する
- インストールするソフトウェアの選択という画面で、VPNクライアントのほうを選ぶ
- インストールが終わったら、接続マネージャをデスクトップのアイコンから開く
- 接続マネージャの中にあるVPN Gate用のアイコンをダブルクリックして、一覧を呼び出す
- 一覧から中継サーバーを1つ選び、接続のボタンを押す
選んだサーバーによっては、途中でTCPとUDPのどちらでつなぐかを選ぶ画面が出ます。うまくつながらなければ、公式の案内どおり別のサーバーで試し直す形になります。
なお、配布されているのはこのクライアントと、自分が中継サーバー側になるためのサーバー用ソフトだけです。ゲーム機やルーターに入れるためのソフトは配られていません。
※参照:「ダウンロード|VPN Gate 公式サイト」
設定の前に用意するもの(Mac・iPhone・Android共通)
入力する値は4つだけで、そのうち3つは全利用者で共通です。
- つなぎ先のアドレス……公式の中継サーバー一覧に並ぶDDNS名、またはIPアドレス
- ユーザー名……「vpn」の3文字
- パスワード……「vpn」の3文字
- 事前共有キー……「vpn」の3文字
一覧から選ぶときは、L2TP/IPsecに対応していると書かれた行を選んでください。対応していない行を選んでも設定画面は作れますが、接続の段階で止まります。
なお、国や回線によってはDDNS名がうまく引けないことがあり、そのときはIPアドレスのほうを入れるよう公式が案内しています。
ユーザー名とパスワードが誰にとっても同じ、という点は覚えておいてください。あなた個人を識別する仕組みがないかわりに、誰でも同じ入口に入れる作りだということです。
iPhone・iPadでの設定手順
アプリの配布はないので、「ダウンロードする」のではなく端末の設定に手で登録する形になります。
- 設定アプリを開き、一般 → VPNとデバイス管理 → VPN と進む
- VPN構成を追加を選び、タイプの欄でL2TPを指定する
- サーバの欄に、選んだ中継サーバーのアドレスを入れる
- 残りの入力欄(アカウント、シークレット、パスワード)には、どれにも vpn と入れる
- 右上の完了で保存し、一覧に現れた構成のスイッチを入にする
つながると画面のいちばん上にVPNの表示が出ます。この表示が出ないまま時間が過ぎるときは、次の章の対処に進んでください。
L2TPそのものは、Apple公式のドキュメントでもiPhone・iPad・Macの接続方式として案内されているものです。方式が古くて使えないわけではなく、問題はつなぎ先のほうにあります。
※参照:「AppleデバイスのL2TPのデバイス管理設定|Apple サポート」
Macでの設定手順
Macも考え方は同じで、ネットワークの設定にVPNの項目を足していきます。
- システム設定(旧システム環境設定)からネットワークを開く
- VPNを追加する項目を選び、種類としてL2TP over IPSecを指定する
- サーバアドレスに中継サーバーのアドレス、アカウント名に vpn を入れる
- 認証設定を開き、パスワードと共有シークレットの両方に vpn を入れる
- 詳細設定で、すべての通信をVPN経由で送る項目に印を付ける
- 作成して接続を押す
公式サイトは、メニューバーにVPNの状態を出しておく設定もすすめています。つないだつもりで切れていた、という取り違えを防げるからです。
接続できたかどうかは、公式サイトのトップを開いて表示されるIPアドレスと国が変わったかで確かめられます。変わっていなければ、通信はVPNを通っていません。
Androidでの設定手順
Androidも専用アプリはなく、端末の設定からVPNの構成を手で足していきます。公式サイトは、Androidでの接続方法としてL2TP/IPsecを先にすすめています。
- 設定アプリを開き、ネットワーク関連の項目からVPNへ進む
- VPNプロファイルを追加を選び、種類の欄でL2TP/IPSec PSKを指定する
- 名前は自分が分かるものを入れ、サーバーアドレスに中継サーバーのアドレスを入れる
- IPSec事前共有鍵に vpn と入れて保存する
- 一覧から作った構成をタップし、ユーザー名とパスワードの両方に vpn を入れて接続する
つながると、設定の一覧に接続済みの表示が出て、画面上部にVPNの印が表示されます。
公式ページの解説はAndroid 4.xの画面をもとにしていて、これ以外のバージョンでも基本的な設定方法は同じだが操作が若干異なる、と断り書きが添えられています。項目の呼び名はメーカーによっても変わるので、VPNの追加画面にたどり着くまでが一番の手間になります。
転送ルートを指定する欄がある端末では、すべての通信をVPNに通すために 0.0.0.0/0 を入れるよう公式が案内しています。ここが空だと、一部の通信だけがVPNを通る形になります。
L2TP/IPsecで入れない環境もある
公式サイトには、一部のネットワークやファイアウォールがL2TP/IPsecの通信を止めてしまうという説明が添えられています。
その場合の逃げ道としてOpenVPNを使う方法が案内されていますが、設定ファイルを取り込む手間が増えるうえ、根本の問題は同じです。職場や学校の回線でわざわざ回避策を重ねるより、素直に別の手段を選んだほうが早いと考えてください。
つないだあと、自分のIPアドレスがどう見えているか確かめる
手動で設定した場合にいちばん多い勘違いが、「VPNのマークが出ているから通信が通っている」と思い込んでしまうことです。構成が有効になっていても、転送ルートの指定が抜けていれば一部の通信は元の回線のまま流れます。
確かめ方は難しくありません。VPN Gateの公式サイトを開くと、ページの上部に「あなたの IP」と「あなたの国・地域」が表示されます。つなぐ前と後で、ここの表示が変わっているかを見比べてください。
※参照:「VPN サーバー一覧|VPN Gate 公式サイト」
- つなぐ前に公式サイトを開いて、表示されるIPと国・地域を覚えておく
- 設定した構成をオンにして、同じページをもう一度開き直す
- 国・地域が選んだ中継サーバーの国に変わっていれば、その通信は通っている
- 変わっていなければ、転送ルートの欄や事前共有鍵の入力を見直す
ただし、ここで確かめられるのは「どの国のIPアドレスとして見えているか」だけです。経路の先で何が記録されているかは、利用者側からは確かめようがありません。公式が接続ログを最低3ヶ月、TCP/IPヘッダの情報を少なくとも2週間保存すると書いている以上、表示が変わったからといって通信が誰にも追えなくなったわけではないと考えてください。
VPN Gateがつながらない・遅いときの原因と対処

設定は合っているのにつながらない、つながっても遅い、というのはVPN Gateでは日常的に起こります。故障ではなく、仕組みからくるものです。
原因ごとに、公式の説明とあわせて見ていきます。
選んだ中継サーバーが止まっている
いちばん多いのがこれです。公式FAQは、そのサーバーを動かしていた協力者が運用をやめた可能性を挙げ、一覧から別のサーバーを選び直すよう案内しています。
言い換えると、特定のサーバーを使い続ける前提が最初から成り立っていません。昨日つながった行が今日は消えている、ということが普通に起こります。
iPhoneやMacに登録した構成には、そのサーバーのアドレスが焼き付いています。サーバーを替えるたびに設定を入れ直す必要がある、ということです。
回線側がL2TP/IPsecを遮断している
社内ネットワーク・学校の回線・一部の公衆Wi-Fiでは、VPNの通信そのものが止められていることがあります。この場合はサーバーを替えても結果は変わりません。
見分け方は単純で、自宅の回線やスマホの回線に切り替えて同じ設定を試すことです。そちらでつながるなら、原因は回線側にあります。
混み合っていて速度が出ない
中継サーバーの多くは個人の家庭用回線です。そこに世界中の利用者が同時に乗るので、時間帯によって速度は大きく振れます。
夜を避ければ多少ましになることもありますが、どのサーバーがどれだけ出るかは事前に分かりません。記事の前半で触れたとおり、運営会社が回線を確保している有料VPNとは前提が違います。
動画やオンライン会議のように切れると困る用途では、速度が出る日を待つより手段を替えるほうが確実です。
公式サイト自体が開けない
中継サーバーのアドレスは公式サイトで配られているため、サイトが開けないと設定のしようがありません。
公式はこれに備えてミラーサイトを用意していますが、どのミラーが生きているかを自分で探すところから始まります。つながらない場所でつなぐための手段としては、心もとない作りです。
VPN Gateはゲームで使える?ぶつかる3つの壁

「無料でラグを減らせるなら」と考えてVPN Gateにたどり着く方は多いのですが、結論から言うと、ゲーム用途には向きません。
向かない理由は好みの問題ではなく、入り口・品質・目的の3か所でそれぞれ行き止まりになるからです。順に見ていきます。
壁1. PlayStationやSwitchには、そもそも入れられない
いちばん手前にある壁がこれです。家庭用ゲーム機にはVPNアプリを入れる仕組みがありません。
NordVPNの公式サポートも、ゲーム機は内蔵型のVPN機能に対応しておらず、PlayStationやXboxではアプリをダウンロードできないと説明しています。そのうえで案内されている手段は、ルーター側にVPNを設定する方法と、VPNを通したホットスポットを作ってゲーム機をそこにつなぐ方法の2つです。
※参照:「ゲーム機でNordVPNを使用する方法|NordVPN 公式サポート」
ところがVPN Gateが配っているのは、Windows向けのクライアントと、自分が中継サーバー側になるためのサーバー用ソフトだけです。ルーターに入れるためのソフトも、ホットスポットの作り方の案内もありません。
つまりゲーム機で使うには、利用者が自力でルーターやパソコン側の中継を組み上げるところから始まります。無料で手軽に、という最初の動機とはかけ離れた作業です。
壁2. 遅延も切断も、その日の中継サーバーしだい
パソコンで遊ぶゲームなら、Windows向けのクライアントを使って接続自体はできます。問題は、そこから先の品質が誰にも保証されていないことです。
記事の前半で見たとおり、中継サーバーは世界中の協力者が自分の回線で動かしているものです。協力者が運用をやめればその行は消えますし、混み合えば速度は落ちます。
公式のFAQにも、通信速度についての説明や保証は書かれていません。サポートもフォーラムでの質問だけで、「対戦中に切れた」を持ち込む窓口はありません。
対戦ゲームで効くのは最大速度ではなく、遅延(Ping値)が小さいまま切れずに続くことです。どのサーバーがどれだけ出るか分からない仕組みは、この一点と相性が最悪です。
ラグを減らす目的でVPNを選ぶときの見方は、オンラインゲームに使えるオススメVPN3選!Ping値とラグの改善方法にまとめています。
壁3. 「海外サーバーで遊ぶ」目的は、VPNでは解決しない

※参照:「Region access|Escape from Tarkov 公式サポート」
そもそも「VPNでつなぎ先の国を変えれば、海外のサーバーやロビーに入れる」という前提自体が、今のゲームでは成り立たないことが多くなっています。
Escape from Tarkov(タルコフ)の公式サポートには、購入した地域の外ではゲームを起動できないよう地域の紐づけが働くことが書かれています。つなぎ先の国を変えても、起動の段階で止まるということです。
VALORANTはもっと単純で、ゲームの中にサーバーを選ぶ機能があります。公式サポートは、システムが自動で選んだサーバーを手動で変更できると案内しており、そのためにVPNは要りません。

※参照:「サーバー選択|VALORANT サポート」
さらにRiot Gamesは2020年に、利用の多いVPNを経由した他地域へのアクセスを遮断する方針を公表しています。公式のネットワーク診断の案内でも、つながらないときはVPNやプロキシを使わずに接続してみるよう書かれています。
※参照:「Changes to Cross-Region VPN Access|Riot Games」
地域をまたいだ購入やプレイを規約で禁じているタイトルもあります。身元の分からない中継サーバー越しにそれを試せば、アカウントを失う側のリスクだけが残ります。
ストア側の地域制限とVPNの関係は、Steamに使えるVPN3選!Ping値・ラグと「おま国」の注意点でも整理しています。
VPN Gateでアメリカやイギリスなど海外の国のサーバーは選べる?

「無料でアメリカやイギリスのIPアドレスが手に入るなら」と考えてVPN Gateを調べる方もいます。結論を先に書くと、つなげる日はありますが、特定の国を使い続ける前提では作られていません。
有料VPNのように国の一覧から選ぶのではなく、その時間に誰かが公開してくれている中継サーバーの中から探すのがVPN Gateの仕組みだからです。何がどう違うのかを、公式の一覧に出ている数字で見ていきます。
一覧に並ぶ国は日によって変わる
公式サイトには、2026年10月8日時点で「世界中で 4628 台の VPN 中継サーバーがボランティア提供されています」と書かれていました。台数だけ見れば十分に思えますが、問題は2つあります。
ひとつは、その4,628台から好きな1台を選べるわけではないことです。一覧ページに実際に並んでいた行は70行ほどで、公式自身が「上記の VPN サーバーのリストは一部分です。各 VPN サーバーへのサービス妨害攻撃を防ぐため、一部のリストしか表示していません」と書き添えています。
もうひとつが内訳です。同じ時点で一覧に並んでいたのは日本・韓国・ロシアが大半で、ほかにアメリカ・ルーマニア・タイ・ベトナム・インドネシア・インド・フランス・ウクライナ・イランの行がありました。イギリス(United Kingdom)の行は、この時点では1台もありません。提供しているのは企業ではなく個人の協力者で、各行に書かれているログ記録ポリシーは「ログ最低 2 週間保存」です。
※参照:「VPN サーバー一覧|VPN Gate 公式サイト」
偏りは利用者の分布にも表れていて、公式が公開している累計の通信量では韓国・イラン・ロシア・日本・アメリカが上位に並びます。ただしこれはその国から使っている人が多いという意味で、その国に中継サーバーが多いという意味ではありません。
1台や2台しか出ていない国は、その協力者が電源を切った時点で選択肢が消えます。昨日と同じ設定で今日もつながる保証はありません。
記事の前半で書いたとおり、iPhoneやMacでは接続先のアドレスを設定に手で登録します。国を変えるたび、同じ国の別サーバーに移るたびに、登録をやり直すことになります。
アメリカのサーバーは出ていても数台で、速度の当たり外れが大きい

アメリカのIPアドレスを目当てに調べる方は多いのですが、一覧に並ぶアメリカのサーバーは、その日に数台あれば多いほうです。
2026年10月5日時点に並んでいた2台を見ると、1台は回線速度が412.69Mbps・Pingが42msと表示されていた一方で、もう1台は回線速度が0.00Mbpsと表示されていました。公開してくれている協力者の回線がそのまま数字に出るので、同じ「アメリカ」でも中身がまるで違います。
3日後の2026年10月8日に同じページを開くと、アメリカ(United States)の行は2台から1台に減っていました。残っていた1台は回線速度が115.77Mbps・Pingが6msで、提供者の欄には会社名ではなく個人のパソコンの名前が書かれ、ログ記録ポリシーは「ログ最低 2 週間保存」でした。
※参照:「VPN サーバー一覧|VPN Gate 公式サイト」
3日で台数も速度の表示も入れ替わるということは、「前に見たときのアメリカのサーバー」を当てにできないという意味です。
しかも、この数字は公開されている回線の速度であって、自分がどれだけ出るかを示すものではありません。公式のFAQには速度についての説明も保証も書かれておらず、問い合わせ先として案内されているのはフォーラムだけです。
※参照:「FAQ(よくある質問と回答)|VPN Gate 公式サイト」
- アメリカの中継サーバーが一覧に出ているかは、その日しだい
- 表示されている速度は協力者の回線の数字で、自分が出せる速度ではない
- 混み合う時間帯は、同じサーバーでも体感が変わる
アメリカのサーバーを腰を据えて使いたい場合に何を見て選ぶかは、アメリカVPNのおすすめ3選!ニューヨーク留学やロス出張に最適でまとめています。
イギリスのサーバーは、一覧から消えている日がある
イギリスのIPアドレスを目当てにVPN Gateを調べる方は、アメリカよりもさらに厳しい条件に当たります。当サイトが日をまたいで一覧を見たところ、イギリスの行は出ている日と出ていない日がありました。
2026年10月5日に一覧を開いた時点では、イギリス(United Kingdom)として並んでいたのは1台だけで、提供者の欄に個人の名前が書かれた行でした。ところが3日後の2026年10月8日に同じページを開くと、日本語版・英語版のどちらにもイギリスの行は1台もありませんでした。
※参照:「VPN サーバー一覧|VPN Gate 公式サイト」
総台数も、同じ3日間で4,936台から4,628台へと動いています。協力者が自分のパソコンを中継サーバーとして公開してくれている仕組みなので、電源が切られれば、その国の選択肢はそのまま消えます。
「イギリスのサーバーに接続できるか」への答えは、その日の一覧を見るまで分かりません。留学の手続きや現地のサービスなど、日付が決まっている用事をこの仕組みに任せるのは無理があります。
公式のFAQにも、どの国の中継サーバーが用意されるかについての記載はありません。問い合わせ先として案内されているのはフォーラムだけで、「イギリスのサーバーを増やしてほしい」と頼める窓口もない形です。
※参照:「FAQ(よくある質問と回答)|VPN Gate 公式サイト」
アメリカやイギリス限定の配信を見る目的には向かない

海外のIPアドレスを欲しがる理由で多いのが、現地の配信サービスです。ただし接続元の国を変えれば見られる、という単純な話ではありません。
Netflixの公式ヘルプには、「VPNでNetflixにアクセスするとお住まいの地域に関する情報が隠されるため、世界中のあらゆる地域で視聴可能な映画やドラマしか見られなくなります」と書かれています。国ごとに契約しているカタログが違うため、アメリカのIPアドレスに変えればアメリカ限定の作品が出てくる、とは公式も案内していません。
※参照:「Netflixの利用可能地域について|Netflix ヘルプセンター」
同じページには、アカウントに登録されている国は別の国に移動しない限り変更できないとも書かれています。アメリカ版で何が起きるのかはアメリカ版Netflix(ネトフリ)を日本から見る方法!VPNで変更可能で、公式の記載をもとに整理しています。
たとえばBBC iPlayerの視聴には、イギリスの受信許可証(TV Licence)が要ります。英国政府の案内には「You need a TV Licence if you: watch or record live TV on any channel or service, use BBC iPlayer」と書かれており、料金は年180ポンドです。IPアドレスだけ揃えても、支払いと居住の条件は残ります。
※参照:「TV licensing|GOV.UK」
さらに、その手続きで入力する住所や決済情報は、身元の分からない協力者の回線を通ります。記録が最低2週間残ると公式が書いている経路に、支払い情報を流すことになるわけです。
イギリスの配信サービス側がどこまで利用を認めているかは、BBC iPlayerを日本で見る方法!VPNでイギリス番組が視聴可能とイギリスのITVXを日本から見る方法【VPNを使えば視聴可能】で、それぞれの公式の記載をもとに整理しています。
国を指定したいなら、拠点を公開しているVPNを使う
つなぎ先の国を自分で決めたいのであれば、どの国にサーバーを置いているかを公式に公開しているVPNを選ぶのが早道です。会社が自前で用意した設備なので、昨日と今日で消えることがありません。
速度の面でも差が出ます。VPN LIFEの計測では、ロンドンでは790Mbpsの回線に対してNordVPNが712.6Mbps(90%)、Surfsharkが713.5Mbps(90%)を保っています。
※出典:「VPN LIFE|VPN接続時に通信速度が遅い原因と解決方法」
元の回線の9割が残る計算で、動画でも支障が出にくい水準です。混雑ぐあいがその日の協力者しだいになる仕組みとは、前提から違います。
イギリスでの利用そのものを考えている方は、イギリスで使えるオススメのVPN!ロンドン留学や出張、移住に最適もあわせて読んでみてください。
無料のVPNが無料で成り立つ理由

VPNを動かすには、サーバー代・回線代・アプリの開発費・サポートの人件費がかかり続けます。利用者からお金を取らないなら、その費用はどこかから出ているはずです。
無料で配られているVPNの原資は、だいたい次のどれかに分かれます。
- 研究費・公的な資金……VPN Gateはここ。目的は研究成果であって、利用者の快適さではない
- 広告や利用データの活用……閲覧の傾向などを広告事業者に渡して稼ぐ型
- 有料版への入口……速度や通信量を絞り、物足りなくなったら課金してもらう型
- 目的がはっきりしない……もっとも危ないパターン
VPN Gateは1番目なので、広告のために利用者のデータを売るような作りにはなっていません。そこは他の無料VPNアプリより誠実です。
ただし研究費で動いている以上、優先されるのは実験の継続であって、あなたの通信の秘密や快適さではありません。お金を払っている利用者に対して責任を負う有料VPNとは、そもそも立場が違います。
安全なVPNの選び方|運営元とノーログ方針を確かめる

VPN Gateの件で分かるとおり、VPN選びで最初に見るべきは速度でも値段でもなく、「誰が運営していて、記録をどう扱うと約束しているか」です。
次の4点を確かめてください。
- 運営会社と本社の国が公開されているか
- ノーログ方針を掲げ、第三者の監査を受けているか
- キルスイッチやDNS漏れ対策など、切れたときの守りがあるか
- 返金保証があるか(日数は契約する期間と申し込んだ窓口で変わるので、申し込む前に確かめる)
サーバー数と設置国は「行きたい国にあるか」で見る
サーバーの台数は多ければ多いほど混雑を避けやすく、設置国が多いほど目的の国につなげます。主要なVPNの数字は次のとおりです。
2026年10月時点・VPN LIFE 調べ
| VPN | 設置国数 | サーバー台数 |
| NordVPN | 126カ国 | 8,900台以上 |
| ExpressVPN | 105カ国 | 3,000台以上 |
| Surfshark | 100カ国 | 4,500台以上 |
※出典:「VPN LIFE|個人利用におすすめの最強VPNを10項目で検証」
VPN Gateの一覧に並ぶ台数と違い、これらは運営会社が自前で用意し、稼働を管理しているサーバーです。同じ「台数」でも意味がまったく異なります。
速度は「元の回線のどれくらいが残るか」で見る
VPNを通すと通信は必ず遠回りになるため、多少は遅くなります。大事なのは落ち幅です。
VPN LIFEが14都市・のべ46回にわたって計測した結果では、東京では780Mbpsの回線に対してNordVPNが444.9Mbps(57%)、Surfsharkが399.9Mbps(51%)を保っています。
※出典:「VPN LIFE|VPN接続時に通信速度が遅い原因と解決方法」
半分前後が残っていれば、4K動画でもオンラインゲームでも困りません。運営会社が回線を確保しているからこそ、この水準を保てます。
VPN Gateの代わりにおすすめの安全なVPN3選

ここからは、運営会社がはっきりしていて記録の扱いも公表している有料VPNを3つ紹介します。
どれも返金保証が付いていますが、保証される日数は「どの期間のプランを契約したか」と「どこで申し込んだか」で変わります。「とりあえず試して、合わなければ返してもらう」と考えている方は、ここを先に確かめてください。
2026年10月時点・各社公式の記載
| VPN | 返金保証の日数 | 対象外になる窓口 |
| NordVPN | 新規の申し込みから30日間(更新分は対象外) | App Store・Amazonアプリストア・公式サイト以外の販売店 |
| Surfshark | 初めての購入から30日間 | 指定の決済代行以外の販売店、プリペイドカード・ギフトカードでの支払い |
| CyberGhost | 6ヶ月・2年プランは45日間/1ヶ月プランは14日間 | App Store・iTunes・Google Play・Amazon |
※参照:「30日間の返金保証|NordVPN 公式サポート」/「利用規約|Surfshark 公式サイト」/「Money-Back Guarantee|CyberGhost 公式サイト」
よく見かける「3社とも30日間の返金保証」という説明は正確ではありません。CyberGhostの1ヶ月プランは14日間で、45日間になるのは6ヶ月以上の契約だけです。またどの会社も、アプリストア経由で課金した分は公式の返金保証の対象外で、申請先はストア側になります。
|VPN Gateからの乗り換えにおすすめのVPN
|
1. NordVPN |
![]() 使いやすさ、安全性、接続スピード、総合的に業界No.1の最強VPN オススメ度: 9.7 / 10 |
|
2. Surfshark |
![]() 安全性が高く、接続スピードも速いコスパ抜群のVPN オススメ度: 9.4 / 10 |
|
3. CyberGhost |
![]() 接続できるサーバーが豊富で、お手頃な価格が魅力のVPN オススメ度: 9.3 / 10 |
1. NordVPN | 接続スピードの速さと高いセキュリティ機能が魅力の業界トップVPN

総合評価:9.7 / 10
匿名性の確保:○
|2026年10月調査
NordVPNの接続スピード
【VPN接続なしの状態】
- ダウンロードスピード: 100Mbps
- アップロードスピード: 98Mbps
- Ping値: 4ms
【VPN接続ありの状態】
- ダウンロードスピード: 97.21Mbps
- アップロードスピード: 93.44Mbps
- Ping値: 7ms
●NordVPN接続時の速度低下率はわずか-3%
Nord VPNは、世界的に人気が高く信頼できるVPNの一つです。
軍隊や銀行、政府機関で採用されている最高水準の暗号化技術(AES-256 bit)を採用しており、セキュリティ・安全性は文句なし。
世界59カ国のロケーションが利用可能で、接続できるサーバー数は5,900以上。
4Kストリーミングに対応した高速接続のため、高画質の動画視聴やネット利用を快適に楽しむことができます。
【カテゴリー別】NordVPNの評価
|
接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
|
サーバー数 |
接続可能国数:59カ国/ サーバー数:5,900+ |
|
料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
|
セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
|
ログポリシー |
No-ログポリシー |
|
使いやすさ |
使いやすいアプリ |
|
カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |

詳細なレビュー記事はこちら
2. Surfshark | 高度な安全性・速い接続スピードを兼ね備えたコスパの良いVPN

総合評価:9.4 / 10
匿名性の確保:○
|2026年10月調査
Surfsharkの接続スピード
【VPN接続なしの状態】
- ダウンロードスピード: 100Mbps
- アップロードスピード: 99.23Mbps
- Ping値: 5ms
【VPN接続ありの状態】
- ダウンロードスピード: 91.24Mbps
- アップロードスピード: 92.67Mbps
- Ping値: 12ms
●Surfshark接続時の速度低下率は-7%
Surfsharkは、高いセキュリティと高速の接続スピードが魅力のVPNです。
暗号化技術は軍用レベルのAES-256 bitであり、セキュリティ・安全性に関しては心配ありません。
利用できるロケーションは世界95カ国とかなり豊富で、接続できるサーバー数は3,900以上。
接続スピードは4Kストリーミングに対応しており、高画質の動画視聴や通常のインターネット利用を快適に楽しむことができます。
【カテゴリー別】Surfsharkの評価
|
接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
|
サーバー数 |
接続可能国数:95カ国/ サーバー数:3,900+ |
|
料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
|
セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
|
ログポリシー |
No-ログポリシー |
|
使いやすさ |
使いやすいアプリ |
|
カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |

3. CyberGhost | 膨大なサーバー数が利用できるお手頃価格のVPN

総合評価:9.3 / 10
匿名性の確保:○
|2026年10月調査
CyberGhostの接続スピード
【VPN接続なしの状態】
- ダウンロードスピード: 100Mbps
- アップロードスピード: 99.23Mbps
- Ping値: 4ms
【VPN接続ありの状態】
- ダウンロードスピード: 88.33Mbps
- アップロードスピード: 89.09Mbps
- Ping値: 8ms
●CyberGhost接続時の速度低下率は-11%
CyberGhostは、世界的に人気が高く安価な価格で利用できるVPNの一つです。
軍隊や銀行、政府機関で採用されている最高水準の暗号化技術(AES-256 bit)を採用しており、セキュリティ・安全性は問題なし。
世界91カ国のロケーションが利用可能で、接続できるサーバー数は9,700以上。
4Kストリーミングに対応した高速接続であることはもちろん、ストリーミングサービスや特定サイトに特化した専用サーバーが使える点も大きな魅力です。
【カテゴリー別】Cyberghostの評価
|
接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
|
サーバー数 |
接続可能国数:91カ国/ サーバー数:9,700+ |
|
料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
|
セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
|
ログポリシー/ 信頼性 |
No-ログポリシー |
|
使いやすさ |
使いやすいアプリ |
|
カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |

NordVPNの詳しい使い勝手はNordVPNの評判は?口コミとデメリットをプロが徹底調査にまとめています。
すでにVPN Gateを使ってしまったときの対処手順

「もう使ってしまった」という方も、慌てる必要はありません。通信がすべて抜かれたと決まったわけではないので、順に手を打っていきましょう。
手順1. クライアントとVPN構成を端末から消す
Windowsで専用のクライアントを入れた場合は、アプリのアンインストールを行います。
iPhoneやMac、Androidで手動設定(L2TP/IPsecなど)を使った場合は、アプリではなく端末の設定側にVPNの構成プロファイルが残っています。設定アプリのVPNの項目を開き、VPN Gateのサーバー情報が入った構成を削除してください。
手順2. 使っていた期間にログインしたサービスの守りを固める
VPN Gateを通していた間にログインしたサービスがあれば、パスワードを変え、二段階認証をかけておくのが安全です。
特に、メール・SNS・ネット銀行・通販サイトのように、乗っ取られると被害が大きいものから先に着手してください。使い回していたパスワードがあれば、そちらも合わせて変えます。
手順3. 決済をしたなら明細を確認する
VPN Gateを通してクレジットカードの番号を入れた記憶があるなら、その後の利用明細に身に覚えのない請求が出ていないかを見ておきましょう。
心当たりのない請求があれば、カード会社に連絡して止めてもらいます。以降は、決済を伴う操作は自宅の回線か、運営元の分かっているVPNで行うようにしてください。
\ 30日間全額返金保証 /
VPN Gateに関するよくある質問

VPN GateはiPhoneやMacでも使えますか?
使えます。公式サイトには、パソコンだけでなくiPhone・iPad・Androidなどでの接続方法も載っています。
ただしiPhoneやMacでは、端末のVPN設定にサーバーの情報を手で入力する形になります。手間がかかるうえ、記事内で挙げた危険性は端末を変えても消えません。
具体的な入力項目と並びは、記事中の「VPN Gateの使い方」の章にまとめています。
VPN GateはWindowsやAndroidでも使えますか?
どちらも使えます。Windowsだけは公式が専用クライアントを配っており、サーバーの一覧をソフトの中から選んで接続できます。Androidはアプリの配布がないため、端末の設定からL2TP/IPSec PSKの構成を手で登録する形です。
ただし公式ページの解説画面はAndroid 4.xのもので、今の端末とは項目の場所が変わります。手順は記事中の「VPN Gateの使い方」の章を見てください。
VPN GateはPS5やNintendo Switchで使えますか?
そのままでは使えません。家庭用ゲーム機にはVPNアプリを入れる仕組みがなく、VPN Gateもゲーム機向けのソフトを配っていないためです。
ゲーム機でVPNを通す手段は、ルーター側に設定するかVPNを通したホットスポットにつなぐかの2つですが、VPN Gateはそのどちらの案内も出していません。ゲーム目的なら、ルーター設定の手順を公開しているVPNを選ぶほうが確実です。
VPN Gateの専用アプリをiPhoneに入れることはできますか?
ダウンロードするアプリはありません。公式の配布ページに置かれているのはWindows向けのクライアントとサーバー用ソフトだけで、iPhone・iPad向けの専用アプリは配られていません。iPhoneでは設定アプリからVPN構成を手で登録して使います。
※参照:「ダウンロード|VPN Gate 公式サイト」
そのため、VPN Gateの名前が付いたアプリをストアで見つけても、公式が配っているものとは限りません。入れる前に配布元を確かめてください。
なお、在学生・教職員が学内システムに入るための大学公式VPNは、この学術実験とは別のサービスです。
VPN Gateと筑波大学の学内VPNは何が違いますか?
まったく別のものです。VPN Gateは誰でも使える学術実験、学内VPNは統一認証IDを持つ在学生・教職員だけが使える大学のサービスで、目的も運営もつなぐ先も異なります。
学内システムに用がある方は、学術情報メディアセンターの案内に従ってください。
VPN Gateは中国から使えますか?
公式サイトは、本体のサイトが見られなくなった場合に備えてミラーサイトの案内を出しており、各中継サーバーへの接続は続けられるとしています。
ただし中国など通信を制限している国では、認可されていないVPNの利用そのものが規制の対象です。現地の決まりを確かめたうえで、自己責任での判断になります。
VPN Gateでアメリカのサーバーに接続できますか?
一覧にその日のアメリカのサーバーが出ていれば接続できます。ただし2026年10月5日時点でアメリカとして出ていたのは2台だけで、そのうち1台は回線速度が0.00Mbpsと表示されていました。2026年10月8日に見直すと、同じアメリカの行は1台に減っていました。
アメリカの中継サーバーが明日も同じ数だけ並んでいる保証はありません。接続先の国を決めてから予定を立てたい使い方には向きません。
アメリカのサーバーにつなげば、アメリカ限定の配信が見られますか?
見られるとは限りません。Netflixの公式ヘルプは、VPN経由では世界中のあらゆる地域で視聴可能な作品しか見られなくなると案内しています。接続元の国を変えても、その国だけのカタログが開くわけではありません。
加えて、配信サービスの利用規約では提供地域の外からの利用を禁じていることが多く、アカウントの扱いはサービス側の判断になります。「つなげば見られる」という前提で契約まで進めるのは避けてください。
筑波大学VPNでイギリスのIPアドレスは使えますか?
一覧にその日のイギリスのサーバーが出ていれば接続できます。ただし2026年10月5日時点で一覧に並んでいた中でイギリスとして出ていたのは1台だけで、提供しているのは個人の協力者でした。しかも2026年10月8日に同じページを開くと、イギリスの行は1台もありませんでした。
常に用意されているものではないので、イギリスのIPアドレスが要る用事を、この仕組みに任せるのは無理があります。詳しくは記事中の「VPN Gateでアメリカやイギリスなど海外の国のサーバーは選べる?」の章を見てください。
アメリカやイギリスのサーバーにつながらないときはどうすればいいですか?
まず公式の一覧を開き直して、そのサーバーが今も出ているかを確かめてください。協力者が運用をやめた行は一覧から消えます。消えていれば、設定を直しても復活しません。
一覧に残っているのにつながらない場合は、回線側でVPNの通信が止められている可能性があります。スマホの回線など別のネットワークで試すと切り分けられます。それでも駄目なときは、別の国のサーバーを選ぶか、国を指定できるVPNに替えるほうが早いです。
仕事のパソコンや業務のデータを扱うときに使ってもいいですか?
やめてください。公式FAQは、このサービスを「日本に所在する筑波大学大学院における学術的な研究を目的として実施されているオンラインサービス」と位置づけており、業務での利用を想定した案内や、通信の安全性についての保証はどこにも書かれていません。
※参照:「FAQ(よくある質問と回答)|VPN Gate 公式サイト」
加えて、公式は接続ログを最低3ヶ月間保管し、捜査機関や司法機関から正当な理由を添えて求められた場合は開示すると明記しています。通信が通る中継サーバーの管理者も個人の協力者で、どこまで記録が残るかはサーバーごとに違います。取引先の情報や社内の資料を流す経路としては、条件がそろっていません。
※参照:「不正行為への対応について|VPN Gate 公式サイト」
勤務先の資料やシステムに外から入るのであれば、会社が用意したVPNを使うのが原則です。自分で選ぶ場合に運営元や記録の方針をどう確かめるかは、記事中の「安全なVPNの選び方|運営元とノーログ方針を確かめる」の章と、VPNの危険性とセキュリティリスク!安全な使い方と対策を解説を見てください。
VPN Gateで海外サーバーにつないで、サブスクを安く契約してもいいですか?
おすすめしません。理由は2つあります。
ひとつは、契約時に入力するカード番号などの決済情報が、どこの誰とも分からない中継サーバーを通ること。もうひとつは、国をまたいだ契約は各サービスの利用規約で禁じられていることが多く、アカウントが止められる場合があることです。
トルコなど、料金が安い国のサーバーを探して使う方法が話題になることもありますが、浮く金額と失うものが釣り合いません。
VPNを使って海外のサーバーに接続するのは違法?禁止されている?
日本の法律には、VPNを使って海外のサーバーに接続すること自体を禁じる規定はないとされています。
ただし「法律で禁じられていない」ことと「使ってよい」ことは別の話です。配信サービスやゲームの利用規約が、提供地域の外からの利用や地域をまたいだ契約を禁じている場合があり、その場合はアカウントの制限・停止につながることがあります。利用する前に、そのサービスの規約を確かめてください。
また、国によってはVPNそのものが規制されています。渡航先・滞在先の決まりは下の一覧で確かめてください。
VPNの利用が禁止されている国リスト
>>>【関連】VPNの利用が違法な国を12ヶ国調査!渡航前に確認しておきたいポイントを解説
VPN Gateは今も続いていますか?無料のままですか?

※参照:「FAQ(よくある質問と回答)|VPN Gate 公式サイト」
2026年10月時点でもプロジェクトは続いており、公式サイトの一覧には世界各国の中継サーバーが並んでいます。公式FAQには有償のサービスになることはないという説明もあります。
理由も書かれていて、国立大学は収益目的の活動ができないこと、営利目的で通信サービスを出すと電気通信事業法上の届出や行政の関与が生じることの2点が挙げられています。無料なのは利用者への配慮ではなく、運営側の事情です。
ただし、続くかどうかは研究の事情しだいです。ずっと使える前提で頼るサービスではありません。
無料で安全に使えるVPNはありませんか?
「ずっと無料で、安全で、速い」VPNは存在しないと考えてください。
そのかわり、有料VPNの返金保証やお試し期間を使えば、実質的な負担なしで試せます。使い方はVPNお試し・無料トライアルのおすすめ5選!1日だけ・1ヶ月だけもOKにまとめています。
【関連記事】各社のVPNレビュー
【関連記事】無料VPNの危険性
まとめ:VPN Gateは常用に向かない。運営元が分かるVPNを選ぶ

VPN Gate(筑波大学)は、怪しいサービスではありません。研究のために公開されている実験だからこそ、記録を残し、求められれば開示すると正直に書いているだけです。
問題は、その方針が「通信を守りたい」という一般の利用者の目的とかみ合っていないことにあります。
- 接続ログは最低3ヶ月、通信のヘッダ情報も2週間以上保存される
- 捜査機関などから求められれば開示される場合がある
- 中継サーバーを動かしているのは身元の分からない協力者
- 速度も安定性も保証がなく、サポート窓口はフォーラムだけ
- 専用クライアントがあるのはWindowsだけで、ゲーム機には入れられない
- 一覧は日本・韓国・ロシアが大半で、アメリカやイギリスは数台しか出ない日もある
- 筑波大学の学内VPNとはまったく別のサービス
月に数百円払えば、運営会社も本社の国も公表され、ノーログ方針を掲げ、返金保証まで付いたVPNが使えます。無料で済ませた結果、パスワードやカード情報を守る手間に追われるほうが高くつきます。
\【キャンペーン中】30日間無料で使える! /

総合評価:9.7 / 10
詳細なレビュー記事はこちら
※NordVPNの「30日間」は無料で使える期間ではなく、新規の申し込みから30日以内であれば返金を請求できる保証です(更新分とアプリストア経由の課金は対象外)。NordVPN 公式サポートの記載にもとづきます。
|VPN Gateからの乗り換えにおすすめのVPN
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1. NordVPN |
![]() 使いやすさ、安全性、接続スピード、総合的に業界No.1の最強VPN オススメ度: 9.7 / 10 |
|
2. Surfshark |
![]() 安全性が高く、接続スピードも速いコスパ抜群のVPN オススメ度: 9.4 / 10 |
|
3. CyberGhost |
![]() 接続できるサーバーが豊富で、お手頃な価格が魅力のVPN オススメ度: 9.3 / 10 |
\ 30日間全額返金保証 /