


ノーログポリシーとは、VPN事業者が「利用者の通信記録(ログ)をサーバーに残さない」と定めた運用方針のことです。
接続元のIPアドレスや閲覧したサイトを保存しないため、仮に事業者がデータの開示を求められても、渡せる記録そのものが存在しません。
ただしノーログは事業者の自己申告でも名乗れるため、本当に信頼できるかどうかは第三者機関の監査を受けているかで見分けます。
今回はそんな方々のために、「ノーログVPNとは何なのか?」を丁寧に解説し、信頼性の高いオススメのノーログVPNも厳選して紹介します。
60個以上の有料/無料VPNを比較調査し、各VPNがどれだけログを保有しているかのデータも掲載しています。
結論から言うと、ノーログの表明について独立した第三者機関の保証業務を通算5回受けているNordVPNが、記録が残らない根拠をもっとも重ねているVPNです。直近の5回目は、Deloitte Audit Lithuania が2024年11月18日〜12月20日に実施し、2025年2月18日に公表されました。
※参照:「Nord Security 公式プレスリリース(5回目のノーログ保証業務)」(2026年10月時点)
この記事でわかること
- ノーログポリシーとは何かと、記録されない2種類のログ
- 信頼できるノーログVPNの見分け方4つ(拠点の国・情報共有同盟・監査・サーバーの作り)
- 主要VPNの第三者機関による監査実績(監査法人と実施年)
- RAMだけで動くサーバーなら、なぜ記録が残らないのか
- 60個以上のVPNのログ保有状況を並べた比較表
- ノーログVPNでも残ってしまう情報と、開示請求で身元がバレるのか
- 実際に届いた開示要請の件数(公式の透明性レポートの数字)
- おすすめ3社の料金と更新後の金額・サポート窓口(電話が無いことも含めて)
POINT
本記事では、”オススメのVPNサービスは?”・”無料VPNは使って良いの?”という疑問にも全てお答えしています。
VPNに詳しくない方にもわかるように丁寧に解説しておりますので、安心して読み進めてくださいね。
【専門チームが監修】信頼性の高い情報を保証

当サイトは、70個以上の有料/無料VPNをテストしてきた専門のプロチームが記事の監修を行っています。
素人が運営しているブログや、信憑性が低い収益目的サイトの情報には気をつけましょう。
●VPN UNIVERSITYの信頼性
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VPNの検証に費やした時間 |
33,000時間+ |
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これまでに検証したVPNの数 |
80個+ |
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接続スピードの検証回数 |
4,400回+ |
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IPアドレス& DNS漏えいの確認回数 |
9,200回+ |
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VPN調査員の派遣国数 |
50カ国+ |
※最終データ更新:2026年10月
【30日間返金保証つき】NordVPNが格安で使えるセール中!
|【専門チームが厳選】ノーログのオススメVPNランキング
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1. NordVPN |
![]() 使いやすさ、安全性、接続スピード、総合的に業界No.1の最強VPN オススメ度: 9.7 / 10 |
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2. Surfshark |
![]() 安全性が高く、接続スピードも速いコスパ抜群のVPN オススメ度: 9.4 / 10 |
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3. CyberGhost |
![]() 接続できるサーバーが豊富で、お手頃な価格が魅力のVPN オススメ度: 9.3 / 10 |
ノーログVPNが信頼できる理由とログの仕組み

VPN接続の仕組み
VPNとは、Virtual Private Network(バーチャルプラベートネットワーク)の略です。
ウェブサイトやアプリケーションは、IPアドレスと呼ばれるインターネット上の住所的な数値を元に、アクセス元を判別。
VPNを利用すれば、IPアドレスを別のものに変更することができるため、実際のアクセス国ではなく、VPNに接続したサーバーの国から訪問しているように装うことができます。
【図解】VPN接続がある場合とない場合の比較


また、VPN接続はインターネット通信の中身を暗号化してデータのやり取りを行います。
そのため、外部からの覗き見されたり、不正アクセスや情報が盗まれる危険性もブロックできるというメリットがあります。
しかしながら、VPNを通したアクセス情報は一度VPNサーバーを経由するため、VPNを提供する会社には中身が丸見えとなっています。
ここで、「ノーログポリシー」が重要となります。
ノーログポリシーとは【「VPNサーバーにログを残さない」という方針】
ノーログポリシーとは、「VPNサーバーにログ(=通信記録)を残さない」という方針を指します。
ノーログポリシーのメリット
- データ漏えいの心配がなくなる
- プライバシーが保護される
ノーログが確約されているVPNであれば、閲覧履歴や通信情報などのVPNを通して行った全アクティビティの記録がVPNサーバー内に残りません。そのため、事業者側から通信の内容が漏れる経路がなくなり、インターネット上のプライバシーを守りやすくなります。
ただし、後述のとおりアカウント情報や支払い情報は契約に必要なぶんだけ残るため、「VPNを使えば何も残らない」という話ではありません。
ノーログポリシーで記録されないログ【接続ログと使用ログ】

一般的に、ノーログポリシーにおいて記録されないログは以下の2種類です。
ノーログポリシーで記録されないログの種類
- 接続ログ
- 使用ログ
では、それぞれのログに関して詳細を解説していきます。
1. 接続ログ【IPアドレスやタイムスタンプ】
接続ログの種類
-
IPアドレス
-
セッションの継続時間
-
接続日
-
アクセス日時(タイムスタンプ)
-
データ転送量
-
接続したVPNサーバー
など
接続ログで注意しなければいけない点は、「接続ログの記録内容はVPNによって変わる」という点です。
たとえば、AというVPNでは「送信元IPアドレスの記録:×/ 接続サーバー情報の記録:○」、一方でBというVPNでは「送信元IPアドレスの記録:○/ 接続サーバー情報の記録:○」のように、収集する接続ログの種類がVPNによって異なります。
もちろん、記録が目的ではなくVPN接続のチェックや不具合の改善のための一時収集の可能性もありますが、必要以上に接続ログを収集しているVPNには注意が必要です。
>>>【60個以上のVPNを調査!】各VPNがどれだけログを保有しているかの比較結果
2. 使用ログ【閲覧履歴や使用ソフト】
使用ログの種類
-
閲覧履歴
-
使用ソフト
-
アクションインターネット上の全アクティビティに関する情報
など
ノーログポリシーのなかでも、特に重要となるのが「使用ログ」です。
使用ログには、インターネット上でのユーザーの行動が広く含まれます。
たとえば、インターネットで検索した内容や閲覧したサイト、ダウンロードしたファイル、会員サイトへのログイン情報や履歴などが使用ログに該当します。
使用ログには個人情報に関わる情報も含まれているため、プライバシーの観点からも極めて重要なログの種類と言えます。
ノーログVPNを選ぶ際のポイント4選【情報保持を回避してプライバシーを保護】

ノーログVPNを選ぶ際には、以下のポイントが重要です。
ノーログVPNを選ぶ際に覚えておきたいポイント
- データ保持法のない国にあるVPNかどうか
- ノーログポリシーを偽っていないか
- 第三者機関で監査を受けて立証されているか
- サーバーがRAM(メモリ)だけで動いているか
データ保持法のない国のVPNかどうか

信頼できるノーログVPNを選ぶ場合、その会社が「通信記録を一定期間とっておきなさい」と法律で命じられる国にいないかを確かめる必要があります。
事業者がいくらノーログを掲げていても、拠点の国にデータ保持(通信記録の保存)の義務があれば、方針より法律が優先されるからです。
【GDPR】とは2018年5月25日に適用が始まった”General Data Protection Regulation”の略称で、個人データの保護や取り扱い方を詳細に定めた規則です。2026年10月現在、EU域内を中心とする各国で適用されています。
GDPRで定められている内容
-
個人データの処理、移転(別のサービスでの再利用など)に関する原則
-
本人が自身の個人データに関して有する権利
-
個人データの管理者や処理者が負う義務
-
監督機関設置の規定
-
障害発生時のデータの救済と管理者および処理者への罰則
-
個人データの保護と表現の自由
など
※参照:「個人情報保護委員会|EU(外国制度)」
ここはよく誤解されるところなので、はっきり書いておきます。GDPRは、事業者にログの保存を命じる法律ではありません。
むしろ逆で、GDPRは第5条第1項(e)で「記録保存の制限」を原則に掲げ、個人データは「その個人データが取扱われる目的のために必要な期間だけ」しか保持してはならないと定めています。保存を増やす方向ではなく、減らす方向の規則です。
※参照:「個人情報保護委員会|GDPR条文の仮日本語訳(第5条第1項)」(2026年10月時点)
つまり「EUに拠点があるからログが残る」という話ではないということです。見るべきなのはGDPRの有無ではなく、その国に通信記録の保存を義務づける制度があるかどうかと、次に挙げる情報共有の枠組みに入っているかどうかです。
実際、ノーログを掲げるVPNの多くは、そうした保存義務のない国や地域に会社を置いています。
運営会社が"Five Eyes"、"Nine Eyes"、"Fourteen Eyes"に属していないか
拠点の国の制度に加えて、"Five Eyes"、"Nine Eyes"、"Fourteen Eyes"として知られる国際的な情報共有アライアンスのメンバーでないかどうかも重要です。
このアライアンスの目的は、国家のセキュリティを強化するために、ネットユーザーのオンライン行動を観察し、情報を共有することにあります。
国際的な情報共有アライアンスと加盟国一覧
|
|
加盟国 |
|
5 eyes |
アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド |
|
9 eyes |
5eyes同盟国+フランス・デンマーク・オランダ・ノルウェー |
|
14 eyes |
9eyes同盟国+ドイツ・スペイン・イタリア・ベルギー |
ノーログポリシーを偽っていないか

あくまでノーログポリシーは企業側の主張に過ぎません。
ユーザーと企業の約束事でしかなく、VPN会社が「自社のサービスはノーログ」と言ってしまえば、利用者側に確かめる術がありません。
事実、ノーログポリシーを提唱していたにもかかわらず、実際はログを収集していたと言う事件も実際に起こっています。
2017年には、ノーログをうたっていた大手VPNが提出した記録が米国の刑事事件の捜査で使われ、同じ利用者が2つの接続元から同社のサービスに接続していたことが、裁判所に提出された捜査官の宣誓供述書に記載されました(2026年10月時点の裁判資料による)。
つまり「ノーログ」と書いてあっても、実際にはログが残っていたケースが現実に起きているということです。
このように、大手のVPNであってもノーログポリシーとうたいながら「実はログを記録している」VPNもあると言うことです。
なお、ノーログポリシーを偽っていないかは個人で判断できないため、次に解説する第三者機関の監査の有無が重要となります。
>>>【60個以上のVPNを調査!】各VPNがどれだけログを保有しているかの比較結果
第三者機関の監査を受けているかどうか

ノーログポリシーを立証する上で、一番重要なものが「第三者機関による監査」の有無です。
外部の監査機関からノーログが実証されれば、自社のみでノーログポリシーを提唱しているVPNと桁違いの信頼性を確保できます。
|NordVPNはDeloitteによる独立した保証業務を5回受けている

ただ、第三者機関の監査内容の中身にも注意が必要です。
ポイント
- プライバシー面での監査
- セキュリティ面での監査
プライバシー面での監査では、VPNのソフトやシステムがログを収集しない設計(コード)になっているかどうかをチェックします。
一方、セキュリティ面での監査では、システムの安全性や堅牢性に問題ないかを確認します。
信頼性を高める上で、プライバシー面とセキュリティ面、両方の監査を実施していることが理想的です。
しかしながら、VPNのなかには「セキュリティ監査のみ」など、どちらか一方しか実施していないVPNもあるため、「監査内容はどうなっているのか?」に関しても確認することが重要です。
主要VPNのノーログ監査実績(2026年10月時点・各社公式発表)
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VPN |
監査した第三者機関 |
実施年(回数) |
|
NordVPN |
Deloitte Audit Lithuania(直近) |
2018・2020・2022・2023・2024年11〜12月(通算5回/5回目は2025年2月公表) |
|
Surfshark |
Deloitte |
2023・2025(2回) |
|
CyberGhost |
Deloitte Audit Romania |
2022・2024・2025(3回) |
|
ExpressVPN |
KPMG LLP |
2025年2月28日時点の状態を検証(公式表記で3回目のKPMG監査) |
※参照:「Nord Security 公式プレスリリース」「Surfshark公式サイト」「CyberGhost公式サイト」「ExpressVPN公式サイト」(いずれも2026年10月時点)
いずれもISAE 3000(保証業務の国際基準)にもとづく検証で、サーバーの設定やシステムの運用がノーログの説明どおりになっているかを外部が確認しています。
なかでもNordVPNは2018年から通算5回にわたって保証業務を受けており、回数と継続性の両面で頭ひとつ抜けています。
なお、監査は「その時点のシステムを外部が確認した」という記録で、将来の運用まで保証するものではありません。各社が何年おきに受け直しているかも、あわせて見ておくと判断しやすくなります。
サーバーがRAM(メモリ)だけで動いているか

※参照:「Surfshark公式サイト|No-logs VPN」(2026年10月時点)
監査が「書類と運用を外部が確かめた記録」だとすれば、こちらは「そもそも記録が残せない作りになっているか」という話です。
ふつうのサーバーはハードディスクを積んでいて、電源を切ってもデータが残ります。ログを残さない約束をしていても、残せる場所は物理的に存在しているということです。
これに対し、RAM(メモリ)だけで動くサーバーは、電源が落ちた時点で中身が消えます。メモリは通電していないとデータを保持できない部品だからです。
ハードディスクのサーバーとRAMだけのサーバーの違い
|
|
ハードディスクを積んだサーバー |
RAMだけで動くサーバー |
|
電源を切ったとき |
書き込まれたデータは残る |
中身がすべて消える |
|
再起動したとき |
前の状態を引き継ぐ |
まっさらな状態から立ち上がる |
|
機材を持ち出されたとき |
ディスクの中身を読み出せる |
読み出せるデータが残っていない |
つまり「ログを残さない」が方針の話なのに対し、RAMだけのサーバーは「残したくても残らない」という仕組みの話です。方針は変えられますが、積んでいない部品に書き込むことはできません。
この作りを公式に明記している会社があります。
公式がRAMだけのサーバーだと明記している例
- Surfshark「Surfshark uses RAM-only servers that are incapable of storing logs. All data is wiped when servers boot, reboot, or restart regularly.」(ログを保存できないRAMのみのサーバーを使っており、起動・再起動のたびにすべてのデータが消去される、という意味)
- CyberGhost「Our infrastructure runs entirely on volatile RAM, meaning servers are wiped clean every time they reboot.」(設備はすべて揮発性のRAM上で動いており、再起動のたびにサーバーが消去される、という意味)
※出典:「Surfshark公式サイト|No-logs VPN」「CyberGhost公式サイト|Quarterly Transparency Report」(いずれも2026年10月時点)
注意したいのは、この書き方をしていない会社もあることです。
サーバーの作りは公式サイトに必ず書かれている項目ではなく、書いていない=ハードディスクとも限りません。「公式に明記があるかどうか」で確かめられる範囲にとどめ、無い会社を一括りに危ないと決めつけないのが正しい読み方です。
選ぶときは第三者機関の監査とセットで見てください。監査は運用を、RAMのサーバーは構造を裏づけるもので、片方だけでは埋まらない部分が残ります。
ノーログVPNでも、残る情報はある

ノーログポリシーが対象にしているのは、あくまで「VPNサーバーを通った通信の記録」です。
契約そのものに必要な情報までゼロになるわけではありません。
ノーログVPNでも残るもの
- アカウント情報(登録したメールアドレス)
- 支払い情報(クレジットカード会社や決済サービス側の記録)
- 接続中のセッション情報(同時接続台数の管理などに使う、切断すると消える一時的なデータ)
これは推測ではなく、各社が公式に書いていることです。
NordVPNの公式サポートページは、保存する情報として①パスワード再発行や連絡に使うメールアドレス ②VPN接続を確立するためのユーザー名 ③返金に備えて取引IDや注文IDとして残す支払い情報の3つを挙げ、「The only information we keep about our users is their encrypted login credentials and billing information for refund procedures.」(当社が利用者について保持する唯一の情報は、暗号化されたログイン情報と、返金手続きのための請求情報です)と記載しています。
※出典:「NordVPN公式サポート|What information does NordVPN store?」(2026年10月時点)
つまりノーログが消しているのは「通信の中身と接続の記録」で、契約の記録は別に残っているということです。ここを混同したまま「ノーログなら何も残らない」と考えると、期待とずれます。
また、VPNは「自分が誰であるかを明かしてしまう行動」までは隠せません。
SNSに自分のアカウントでログインして投稿すれば、VPNを使っていても投稿者はそのアカウントの持ち主です。
ノーログVPN=完全な匿名ではない点は、先に押さえておいてください。
匿名性をより高めたい場合は、メールアドレスを使い捨てのものにする、支払いを暗号通貨にするといったVPN以外の対策を組み合わせる必要があります。
【60以上のVPNを調査!】各VPNが保有しているログ情報の一覧

有料・無料問わず、合計60個以上のVPNを比較して各VPNがログをどれだけ保有しているかを調査しました。
ログを保有しているVPNと保有していないVPNの一覧リスト
- 保有:○
- 保有なし:×
- 匿名化状態で保持:△
- 未確定/不明:-
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ブラウザの閲覧履歴 |
ユーザーのIPアドレス |
接続サーバーのIPアドレス |
アクセス日時 |
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|
Free VPN by FreeVPN.org |
- |
- |
- |
- |
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YogaVPN |
- |
- |
- |
- |
|
ZPN Free |
- |
- |
- |
- |
|
VPN 360 |
○ |
○ |
- |
○ |
|
Encrypt.me |
- |
○ |
○ |
○ |
|
F-Secure Freedome |
○ |
○ |
○ |
○ |
|
Hola Free VPN |
○ |
○ |
- |
○ |
|
Private Tunnel |
× |
○ |
○ |
○ |
|
SurfEasy |
- |
○ |
× |
× |
|
Freedome VPN |
○ |
○ |
× |
× |
|
VPNBook |
× |
○ |
× |
○ |
|
Astrill |
× |
○ |
× |
○ |
|
Psiphon |
○ |
○ |
× |
○ |
|
McAfee Safe Connect |
○ |
○ |
× |
× |
|
SkyVPN |
○ |
○ |
× |
× |
|
StreamVPN |
× |
○ |
× |
× |
|
VPN.ac |
× |
○ |
× |
○ |
|
BitDefender VPN |
△ |
△ |
× |
○ |
|
SuperVPN Free |
△ |
○ |
× |
○ |
|
Betternet Free VPN |
△ |
△ |
× |
○ |
|
Hotspot Shield |
△ |
△ |
× |
○ |
|
Touch VPN |
△ |
△ |
× |
○ |
|
VPNSecure |
× |
△ |
× |
○ |
|
Kaspersky Secure Connection |
× |
△ |
△ |
○ |
|
X-VPN |
△ |
× |
× |
○ |
|
DotVPN |
× |
○ |
× |
× |
|
Norton Secure VPN |
× |
○ |
× |
× |
|
Thunder VPN |
× |
× |
× |
○ |
|
AVG Secure VPN |
× |
× |
× |
○ |
|
Avira Phantom |
× |
× |
× |
○ |
|
TunnelBear |
× |
× |
× |
○ |
|
Surfshark |
× |
× |
× |
○ |
|
Windscribe |
× |
× |
× |
○ |
|
SaferVPN |
× |
× |
× |
○ |
|
Avast SecureLine |
× |
× |
× |
○ |
|
Proton VPN |
× |
× |
× |
○ |
|
Hide.me |
× |
× |
○ |
× |
|
KeepSolid VPN |
× |
○ |
× |
× |
|
CyberGhost |
× |
× |
× |
△ |
|
ExpressVPN |
× |
× |
× |
△ |
|
Mozilla VPN |
× |
△ |
× |
× |
|
VPNHub Free |
× |
△ |
× |
× |
|
NordVPN |
× |
× |
× |
△ |
|
AtlasVPN(2024年4月24日にサービス終了) |
× |
× |
× |
× |
|
AirVPN |
× |
× |
× |
× |
|
AzireVPN |
× |
× |
× |
× |
|
CactusVPN |
× |
× |
× |
× |
|
HideMyAss! |
× |
× |
× |
× |
|
Hidester VPN |
× |
× |
× |
× |
|
IVPN |
× |
× |
× |
× |
|
IPVanish |
× |
× |
× |
× |
|
Ivacy |
× |
× |
× |
× |
|
Mullvad VPN |
× |
× |
× |
× |
|
Perfect Privacy |
× |
× |
× |
× |
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PrivadoVPN |
× |
× |
× |
× |
|
PureVPN |
× |
× |
× |
× |
|
Snap VPN |
× |
× |
× |
× |
|
Trust.Zone |
× |
× |
× |
× |
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Turbo VPN |
× |
× |
× |
× |
|
FastestVPN |
× |
× |
× |
× |
|
PIA |
× |
× |
× |
× |
|
PrivateVPN |
× |
× |
× |
× |
|
StrongVPN |
× |
× |
× |
× |
|
TorGuard |
× |
× |
× |
× |
|
VPNArea |
× |
× |
× |
× |
|
VPN Proxy Master |
× |
× |
× |
× |
|
VyprVPN |
× |
× |
× |
× |
|
Zenmate |
× |
× |
× |
× |
|
ZoogVPN |
× |
× |
× |
× |
※調査時期:2026年10月
※参照:各社が公開しているプライバシーポリシー・ログポリシーをVPN UNIVERSITYが確認して集計(2026年10月時点)
一覧のうちAtlasVPNは、運営元のNord Securityが2024年4月24日でのサービス終了を発表しており、現在は契約できません。比較の記録として残していますが、これから選ぶ候補にはなりません。
※参照:「Nord Security 公式ブログ(Atlas VPN のサービス終了告知)」
【ノーログだから信頼性が高い!】オススメのVPNランキング

「ノーログとはどういうことか 」 ・「ノーログポリシーVPNの選び方」を理解できても、信頼できるVPNを探すのは非常に困難です。
そこで、ノーログの表明を第三者機関の監査で確認されているVPNサービスを厳選しました。
ノーログを外部に確認されているVPNは多くないため、選ぶ際は注意が必要ですが、今回紹介する3社はいずれもDeloitteによる保証業務でノーログを検証されています。
なお、ノーログであっても接続スピードが遅かったり、セキュリティレベルが弱いとVPNの意味がありません。
そのため、ノーログであることを基準に総合的なVPNの評価で厳選しています。
ノーログVPNでも速度は落ちる|実測でどこまで残るか
VPNをはさむと通信はかならず遅くなります。問題は「どれくらい落ちるのか」です。
VPN LIFE はNordVPNとSurfsharkの2社を14都市・のべ46回にわたって計測しており、素の回線と突き合わせられる11都市では、VPNを通したあとに40〜90%の速度が残るという結果になっています。
計測回数の多い3都市の結果
|
接続先 |
素の回線 |
NordVPN |
Surfshark |
|
東京 |
780Mbps |
444.9Mbps(57%) |
399.9Mbps(51%) |
|
ロンドン |
790Mbps |
712.6Mbps(90%) |
713.5Mbps(90%) |
|
ニューヨーク |
760Mbps |
598.9Mbps(79%) |
556.6Mbps(73%) |
※出典:「VPN LIFE|VPN接続時に通信速度が遅い原因と解決方法(14都市・のべ46回の実測)」
判定のしきい値(5回以上・差10%以上)を満たした4都市のうち、東京(9回・平均11.3%上)とロサンゼルス(5回・17.3%上)ではNordVPNが上でした。ロンドンとニューヨークは両社に差がありません。
判定のしきい値も、計測回数(東京9回・ロサンゼルス5回)という条件のもとで出された数字です。
※出典:「VPN LIFE|NordVPNの実測データ(14都市・のべ46回)」
動画視聴でも足りる速度が残るため、ノーログを理由に速度をあきらめる必要はありません。
|信頼性の高いノーログVPN
|
1. NordVPN |
![]() 使いやすさ、安全性、接続スピード、総合的に業界No.1の最強VPN オススメ度: 9.7 / 10 |
|
2. Surfshark |
![]() 安全性が高く、接続スピードも速いコスパ抜群のVPN オススメ度: 9.4 / 10 |
|
3. CyberGhost |
![]() 接続できるサーバーが豊富で、お手頃な価格が魅力のVPN オススメ度: 9.3 / 10 |
おすすめ3社の管轄国・監査・返金保証を比べる
この記事の前半で挙げた「拠点の国」「第三者機関の監査」という見分け方を、3社に当てはめると次のようになります。
|
VPN |
運営の管轄 |
サーバー |
返金保証 |
|
NordVPN |
パナマ(公式に「パナマにはデータ保持の義務がない」と明記) |
167カ国以上・8,400台以上 |
30日間(App Store・Amazonアプリストア・販売代理店経由は各社の方針に従う。更新後の期間は対象外) |
|
Surfshark |
オランダ(登記は Surfshark B.V.・アムステルダム) |
100カ国・4,500台以上 |
初回購入から30日間(Paddle・Google Play・Cleverbridge 以外の再販経由、プリペイド/ギフトカードでの購入は対象外) |
|
CyberGhost |
ルーマニア(公式に「5/9/14アイズの枠外」と明記) |
100カ国・9,500台(東京は108台) |
6か月・2年プランは45日間、1か月プランは14日間 |
※参照:「NordVPN公式サポート(拠点)」「同(サーバー数)」「同(返金保証)」「Surfshark公式プライバシーポリシー」「同 利用規約」「CyberGhost公式サイト(ノーログ)」「同 サーバー一覧」「同 返金保証」(2026年10月時点)
ここで正直に書いておくと、Surfsharkの登記はオランダ=記事の前半で挙げた「9アイズ」に数えられる国です。それでもノーログの裏づけとしてはDeloitteの検証という形があり、「拠点の国だけ」「監査だけ」の一点で決めるのではなく、両方を見て選ぶのが現実的です。
なお、3社の返金保証は日数も条件も同じではありません。とくにCyberGhostは1か月プランだと14日間で、45日間になるのは6か月・2年プランだけです。App StoreやGoogle Play経由で登録した分は各ストアへの申請になる点も、契約前に押さえておいてください。
料金と更新後の金額・サポート窓口も契約前に見ておく

※参照:「Surfshark公式サイト(料金)」(2026年10月時点)
ノーログかどうかで候補を絞ったあと、実際に契約してから引っかかりやすいのが「更新のときにいくら請求されるのか」と「困ったときにどこへ連絡するのか」の2点です。3社が公表している内容を並べると、次のようになります。
|
VPN |
いちばん安いプランの料金 |
更新のとき |
問い合わせ先 |
|
NordVPN |
373円/月(2年プラン) |
初回の割引価格ではなく「サービスに該当する更新価格」が請求される。更新前にメールで通知 |
24時間年中無休のライブチャットとメール(メールは24時間以内に返答)。電話サポートは無し |
|
Surfshark |
388円/月(Starter・2年+3か月=27か月ぶんの10,476円を先払い) |
2年後の金額はプランによって異なり、更新時に適用される更新料が請求される |
24時間年中無休のライブチャットとメール。電話サポートは無し |
|
CyberGhost |
$2.19/月(26か月ぶんの$56.94を先払い。表示価格はすべて米ドル) |
26か月が終わると以後は毎年$56.94で自動更新 |
24時間年中無休のライブサポート |
※出典:「VPN LIFE|主要VPNの料金比較(最安プランの月額)」(NordVPNの373円)
※参照:「Surfshark公式 料金ページ」「CyberGhost公式サイト(日本語)」「NordVPN公式ヘルプ(更新時に請求される金額)」「同(カスタマーサポートへの連絡方法)」「Surfshark公式サポート(問い合わせ方法)」(2026年10月時点)
まず料金の見方です。表の「○円/月」は、契約月数ぶんをまとめて先に払った総額を割った数字で、毎月その額だけ引き落とされるという意味ではありません。Surfsharkであれば27か月ぶんの10,476円、CyberGhostであれば26か月ぶんの$56.94を、契約時に一度に支払います。CyberGhostは公式ページに「表示価格はすべてUS Dollarsです」と注記があるため、請求額は為替によって変わります。
更新のときに価格が上がることがある
3社とも、安いのは最初の契約期間だけです。NordVPNは公式ヘルプに「当初のプラン終了時に、サブスクリプションが自動的に更新され、サービスに該当する更新価格が請求されます」と明記されており、Surfsharkの料金ページにも「更新時に適用される更新料が請求されます」とあります。更新のタイミングで同じ金額に戻るわけではないということです。
NordVPNは更新前にメールで知らせると公式が書いているので、届いたメールで金額を確かめ、続けないなら期限を待たずにアカウントの「請求」タブから自動更新を切っておくのが確実です。
もうひとつ、NordVPNの30日間返金保証は1か月プランには適用されません。公式ヘルプが返金オプションを使えない条件として「月間サブスクリプションを利用している」場合を挙げているためで、返金保証を頼りに試すなら1年か2年のプランを選ぶ必要があります。
※参照:「NordVPN公式ヘルプ(返金ポリシーについて)」(2026年10月時点)
サポートは3社とも電話が無い
問い合わせ先については、3社とも電話窓口を持っていません。NordVPNとSurfsharkは公式に「電話によるサポートは提供していません」と書いており、連絡手段はライブチャットとメールの2本です。解約や返金には期限があるので、電話で急いで伝えるという方法が最初から無いことは知っておいてください。
なお「日本語で問い合わせできるか」は、3社とも公式に明言していません。確かめられるのはヘルプ記事が日本語で読めるかどうかまでで、NordVPNは問い合わせ方法の記事に日本語版があるのに対し、Surfsharkの同じ記事は英語のみの提供です。「日本語サポート対応」とまとめている情報を見かけても、公式の記載はここまでにとどまります。
1. NordVPN | 接続スピードの速さと高いセキュリティ機能が魅力の業界トップVPN

総合評価:9.7 / 10
No-Log(ノーログ):○
|2026年10月調査
NordVPNの接続スピード
【VPN接続なしの状態】
- ダウンロードスピード: 100Mbps
- アップロードスピード: 98Mbps
- Ping値: 4ms
【VPN接続ありの状態】
- ダウンロードスピード: 97.21Mbps
- アップロードスピード: 93.44Mbps
- Ping値: 7ms
●NordVPN接続時の速度低下率はわずか-3%
Nord VPNは、世界的に人気が高く信頼できるVPNの一つです。
軍隊や銀行、政府機関で採用されている最高水準の暗号化技術(AES-256 bit)を採用しており、セキュリティ・安全性は文句なし。
世界59カ国のロケーションが利用可能で、接続できるサーバー数は5,900以上。
4Kストリーミングに対応した高速接続のため、高画質の動画視聴やネット利用を快適に楽しむことができます。
【カテゴリー別】NordVPNの評価
|
接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
|
サーバー数 |
接続可能国数:59カ国/ サーバー数:5,900+ |
|
料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
|
セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
|
ログポリシー |
No-ログポリシー |
|
使いやすさ |
使いやすいアプリ |
|
カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |

詳細なレビュー記事はこちら
2. Surfshark | 高度な安全性・速い接続スピードを兼ね備えたコスパの良いVPN

総合評価:9.4 / 10
No-Log(ノーログ):○
|2026年10月調査
Surfsharkの接続スピード
【VPN接続なしの状態】
- ダウンロードスピード: 100Mbps
- アップロードスピード: 99.23Mbps
- Ping値: 5ms
【VPN接続ありの状態】
- ダウンロードスピード: 91.24Mbps
- アップロードスピード: 92.67Mbps
- Ping値: 12ms
●Surfshark接続時の速度低下率は-7%
Surfsharkは、高いセキュリティと高速の接続スピードが魅力のVPNです。
暗号化技術は軍用レベルのAES-256 bitであり、セキュリティ・安全性に関しては心配ありません。
利用できるロケーションは世界95カ国とかなり豊富で、接続できるサーバー数は3,900以上。
接続スピードは4Kストリーミングに対応しており、高画質の動画視聴や通常のインターネット利用を快適に楽しむことができます。
【カテゴリー別】Surfsharkの評価
|
接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
|
サーバー数 |
接続可能国数:95カ国/ サーバー数:3,900+ |
|
料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
|
セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
|
ログポリシー |
No-ログポリシー |
|
使いやすさ |
使いやすいアプリ |
|
カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |

3. CyberGhost | 膨大なサーバー数が利用できるお手頃価格のVPN

総合評価:9.3 / 10
No-Log(ノーログ):○
|2026年10月調査
CyberGhostの接続スピード
【VPN接続なしの状態】
- ダウンロードスピード: 100Mbps
- アップロードスピード: 99.23Mbps
- Ping値: 4ms
【VPN接続ありの状態】
- ダウンロードスピード: 88.33Mbps
- アップロードスピード: 89.09Mbps
- Ping値: 8ms
●CyberGhost接続時の速度低下率は-11%
CyberGhostは、世界的に人気が高く安価な価格で利用できるVPNの一つです。
軍隊や銀行、政府機関で採用されている最高水準の暗号化技術(AES-256 bit)を採用しており、セキュリティ・安全性は問題なし。
世界91カ国のロケーションが利用可能で、接続できるサーバー数は9,700以上。
4Kストリーミングに対応した高速接続であることはもちろん、ストリーミングサービスや特定サイトに特化した専用サーバーが使える点も大きな魅力です。
【カテゴリー別】Cyberghostの評価
|
接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
|
サーバー数 |
接続可能国数:91カ国/ サーバー数:9,700+ |
|
料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
|
セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
|
ログポリシー/ 信頼性 |
No-ログポリシー |
|
使いやすさ |
使いやすいアプリ |
|
カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |

ノーログVPNを利用していれば、開示請求されても特定されずバレない?

開示請求とは【個人のIPアドレスが明らかにされる】
インターネットやSNS上で他者を誹謗中傷したり、ハッキングや違法アクセスなどの悪質な行為を行った場合、発信者を特定するために情報の開示請求が行われることがあります。
開示請求の根拠になる法律は、長らく「プロバイダ責任制限法」と呼ばれていましたが、改正法が2025年4月1日に施行され、題名が「情報流通プラットフォーム対処法」に変わりました。名前は変わっても、権利を侵害されたとする人が、プラットフォーム事業者などに対して発信者の情報の開示を請求できる仕組みはそのまま残っています。
※参照:「総務省|インターネット上の違法・有害情報に対する対応(情報流通プラットフォーム対処法)」(2026年10月時点)
古い解説記事では今も旧名で書かれていることが多いので、調べるときはどちらの名前も同じ法律を指していると覚えておくと混乱しません。
開示請求が行われた場合、IPアドレスが明らかになります。
IPアドレスとは
IPアドレスとは、パソコンやスマートフォンなど、個々のデバイスに割り振られている識別番号のことを指します。
実際の住居でも、郵便番号やアドレスがないと正確な場所に荷物や郵便が届きません。
それと同じで、インターネット上で的確にデータのやりとりを行うために、それぞれ個々のデバイスには個別の番号=【IPアドレス】が割り当てられているということです。
このことから、IPアドレスは「インターネット上の住所」とも表現されています。
基本的には、IPアドレスから住所や電話番号、氏名などの個人情報は取得できませんが、契約しているプロバイダ情報が判明すれば、サーバーへの開示請求が可能になります。
プロバイダ側の契約者情報から個人が割り出されれば、遠回りにはなりますが、最終的に個人の氏名や住所に行く着くことは理論上可能となります。
>>>【関連】【裏ワザ】X(旧Twitter)でIPアドレスを隠す方法4選!メリットや注意点も解説
ノーログVPNなら、VPN事業者から渡せる接続記録がない
ノーログVPNであれば、ユーザー本来のIPアドレスなどの接続記録はVPNサーバー側に保持されていません。
そのため、VPN事業者に開示を求めても、個人をたどれる接続元IPアドレスや閲覧履歴は出てきません。
ただし、これは「VPN事業者の手元に記録がない」という話にとどまります。契約時のメールアドレスや支払いの記録、自分でログインして残した行動は別に残るため、何をしても特定されないという意味ではありません。警察の捜査でどこまで追えるのかは、【2026年10月最新】ログなしVPNは警察の発信者特定や開示請求に強い?限界も解説で詳しく整理しています。
ただし、「5 eyes」(ファイブアイズ)「9 eyes」(ナインアイズ)「14 eyes」(14アイズ)と呼ばれる国際的な情報共有同盟に所属している国のVPNを利用している場合は注意が必要です。
国際的な情報共有同盟
|
5アイズ |
アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの5カ国 |
|
9アイズ |
5アイズの5カ国+フランス・デンマーク・オランダ・ノルウェー |
|
14アイズ |
9アイズの9カ国+ドイツ・スペイン・イタリア・ベルギー |
もちろん、犯罪にVPNを使用しないことは大前提となるため、VPNを通常利用する際は過度に開示請求を恐れる必要はありません。
実際に開示要請は何件届き、何が渡されたのか【透明性レポートで確かめる】

※参照:「CyberGhost公式サイト|Quarterly Transparency Report(2026年1〜3月)」(2026年10月時点)
ここまでは「記録がないから渡せない」という理屈の話でした。
では、実際に開示を求められた件数と、その結果はどこで確かめられるのか。手がかりになるのが「透明性レポート」です。
透明性レポートとは、VPN事業者が「権利者や捜査機関から何件の要請が届いたか」「それに対して何を渡したか」を定期的に公表する報告書のこと。CyberGhostは四半期ごとに公開しています。
CyberGhostに届いた要請の件数(2026年1〜3月)
|
要請の種類 |
1月 |
2月 |
3月 |
3か月の合計 |
|
著作権者からの申立て(DMCA) |
19,296件 |
15,973件 |
18,264件 |
53,533件 |
|
捜査機関からの照会 |
2件 |
2件 |
0件 |
4件 |
※出典:「CyberGhost公式サイト|Quarterly Transparency Report(2026年1〜3月)」(2026年10月時点)
同レポートは、これらの要請への対応について「Because we don't collect this data in the first place, we have nothing to share when authorities come asking.」(そもそもこのデータを収集していないため、当局から求められても共有できるものがない)と記載しています。
この数字から読み取れることは2つあります。
透明性レポートからわかること
- 要請そのものは現実に届いている…3か月で5万件を超えています。「VPNを使えば誰からも何も言われない」わけではありません
- 捜査機関からの照会は桁が違う…3か月で4件と、著作権者からの申立てに比べて極端に少ない数です
注意したいのは、DMCAの申立ての大半は、違法アップロードの監視会社がIPアドレス宛に自動で送っているものだという点です。件数の多さがそのまま「利用者が捕まりかけた回数」を意味するわけではありません。
透明性レポートを出しているかどうかも、VPNを選ぶときの材料になります。監査が数年に一度の検証であるのに対し、こちらは要請が届くたびの実績が継続的に積み上がる記録だからです。
ただし件数の集計方法や公開の頻度は会社ごとに違い、横並びで比べられる数字ではありません。「公開しているか」「どのくらいの頻度か」までを見て、件数そのものを社どうしで競わせないでください。
もう1社の実例|要請19件に対して、提出したログは0件
四半期ごとに数字を出しているのはCyberGhostだけではありません。さきほどのログ一覧にも出てきたPIAも、同じ形で公表しています。
2026年4〜6月にPIAへ届いた要請は合計19件でした。
PIAに届いた要請と、提出したログの件数(2026年4〜6月)
|
要請の種類 |
届いた件数 |
提出したログ |
|
召喚状(Subpoenas) |
4件 |
0件 |
|
令状(Warrants) |
2件 |
0件 |
|
その他の政府機関・捜査機関・民事からの要請 |
7件 |
0件 |
|
海外および非公式の要請 |
6件 |
0件 |
|
合計 |
19件 |
0件 |
※参照:「PIA公式サイト|Transparency Report Q2 2026(2026年4〜6月)」(2026年10月時点)
公式レポートには「No VPN activity or connection logs were produced in response to the 19 requests received during Q2.」(第2四半期に受けた19件の要請に対して、VPNの利用記録や接続記録を提出したものは1件もない)と書かれています。
さらにPIAは、透明性レポートのページで「We demonstrated steadfast commitment to user privacy even in court, when we were subpoenaed for user activity logs in 2016 and 2017.」(2016年と2017年に利用者の活動記録を求める召喚状を受けた裁判の場でも、プライバシーを守る姿勢を貫いた)とも説明しています。
※参照:「PIA公式サイト|Transparency Report」(2026年10月時点)
「ノーログ」と書いてあるかどうかより、要請が届いたときの結果が積み上がっているかどうかが材料になるということです。
なお、さきほどのCyberGhostの53,533件とPIAの19件は、数え方も対象の期間も違うので比べられません。見るのは「公開しているか」と「提出したログが0件のままか」の2点です。
ノーログVPNだけでは守れない部分を、どう埋めるか

ここまで見てきたとおり、ノーログVPNが隠せるのはVPNサーバーを通った通信の記録です。
裏を返すと、自分のアカウントにログインして行った操作や、アカウント自体を乗っ取られる経路は、ノーログかどうかとは関係がありません。
ここは、公的機関が示している基本の対策で埋める部分です。
ノーログVPNと併せてやっておくこと
- 多要素認証を設定する…総務省は「知識情報」「所持情報」「生体情報」のうち2つ以上を組み合わせる認証だと説明しています。パスワードが漏れても、それだけではログインされません
- パスワードを使い回さない…IPAは「大小英字、数字および記号を混在させて最低でも10文字」を目安に挙げています
- OSとソフトを最新にする…IPAはパソコン・スマートフォンのOSと各種ソフトへの修正プログラムの適用に加え、無線LANルータのファームウェア更新まで案内しています
※参照:「総務省|国民のためのサイバーセキュリティサイト(安全なパスワードの設定・管理)」「IPA|日常における情報セキュリティ対策」(2026年10月時点)
使い回しについて総務省は、「パスワードはできる限り、複数のサービスで使い回さないようにしましょう。サービスから流出したアカウント情報を使って、他のサービスへの不正ログインを試す攻撃の手口が知られています。」と書いています。
ノーログVPNは通信経路を見られないようにする道具で、アカウントの守りはそれとは別の層の話だと考えてください。流出したアカウント情報がどこで取引されるのかは、【2026年10月最新】Torでのダークウェブの入り方は危険?やばいサイトの実態とVPN併用で整理しています。
ノーログのVPNを利用する際によくある質問

ノーログVPNの利用は違法?禁止されている?
日本の法律には、VPNの使用そのものを禁じる規定はないとされています。ノーログかどうかで扱いが変わることもありません。
ただし、法律で禁じられていないことと、どう使ってもよいことは別の話です。接続先のサービスが利用規約で地域や利用方法を定めている場合、VPN経由の利用が規約違反と判断され、アカウントの制限を受ける可能性は残ります。もちろん、誹謗中傷や不正アクセスといった行為は、VPNを使っていても違法です。
また、国によってはVPNの利用自体が規制されています。渡航先で使う場合は、下の一覧を確認してください。
VPNの利用が禁止されている国リスト
>>>【関連】VPNの利用が違法な国を12ヶ国調査!渡航前に確認しておきたいポイントを解説
VPNを利用すれば、ジオブロックを解除して日本のNetflixやアマプラなどが海外から視聴できるようになる?
TVerやAmazonプライム・ビデオのように、日本からの利用を前提にしたサービスは、VPNで日本のサーバーに接続すると海外からでも開けるようになることがあります。
ただしNetflixは例外です。公式ヘルプに「VPNでNetflixにアクセスするとお住まいの地域に関する情報が隠されるため、世界中のあらゆる地域で視聴可能な映画やドラマしか見られなくなります」と明記されているため、VPNで日本版のラインナップがそのまま見られるわけではありません。
※参照:「Netflixヘルプセンター(VPNとプロキシでの視聴について)」(2026年10月時点)
なお、かつて並べて紹介していたParaviは2023年6月30日にU-NEXTへ統合され、サービスとしては存在しません。
※参照:「U-NEXT公式プレスリリース(Paraviの統合)」
サービスごとに規約の定めは違うので、利用の前にそのサービスの規約を確認してください。
日本のストリーミングサービスを海外から使う
【ストリーミングサービス別】視聴方法の一覧
日本のWEBサービス・アプリを海外から使う
【アプリ/WEBサイト別】利用方法の一覧
VPNプロバイダーはユーザーのどんなログを保存している?
VPNプロバイダーは大きく分けて3つのログを保存しています。
VPNに保存されるログ
|
保存されるログ |
内容 |
|
ユーザー情報 |
氏名・パスワード・メールアドレス・住所・支払い情報といった個人情報 |
|
接続ログ |
IPアドレス・通信データ量・VPN接続の終始時刻 |
|
使用ログ |
閲覧サイト・ダウンロードファイルなどの行動履歴 |
ノーログが立証済みでログを残さない信頼できるVPNはどれ?
最高のノーログVPNはNordVPNです。
|NordVPNはDeloitteによる独立した保証業務を5回受けている

厳格なノーログポリシーを掲げているだけでなく、2018年・2020年・2022年・2023年と独立した第三者機関の保証業務を受け、5回目はDeloitte Audit Lithuaniaが2024年11月18日〜12月20日に実施しています(2025年2月18日公表)。通算5回、ノーログの表明が実際の運用と合っているかを外部に確認されている計算です。
※参照:「Nord Security 公式プレスリリース(5回目のノーログ保証業務)」(2026年10月時点)
|ExpressVPNは捜査でのサーバー押収で証明済み
また、NordVPN以外ではExpressVPNもノーログが実地で証明されています。
2017年1月、トルコ当局がある事件の捜査でExpressVPNのサーバーを押収しましたが、該当する利用者を示す接続記録は見つかりませんでした。
ExpressVPN自身も「該当のIPアドレスを誰が使っていたかを特定できる接続ログを保有したことは一度もない」と公式に説明しています。
※参照:「ExpressVPN公式サイト(当該捜査に関する声明)」
このことからも、ExpressVPNについては公式の表明に加えて実際の捜査でも接続記録が出てこなかったという材料があることがわかります。
無料で利用できるノーログVPNの中でオススメはある?
一般的に、無料のVPNサービスはセキュリティ面での不安や、一部の地域専用サービスへのアクセス制限があることが多いです。
加えて、無料VPNではサーバーの数が限られており、利用者に充分なサービスを提供しきれないこともしばしばです。そのため、基本的に無料VPNの使用はオススメしません。
しかし、以下のVPNサービスはノーログポリシーを採用しているか、一部ノーログであることが証明されているので、比較的安全に使用できると考えられます。
無料で使えるノーログVPNと、公式が示している無料枠の条件
|
VPN |
無料プランの条件(公式の記載) |
|
Proton VPN |
データ量・速度の上限なし/接続できるのは1台まで/ストリーミング対応は有料プランのみ |
|
TunnelBear |
月2GBまで(リセットは毎月1日ではなくアカウントを作成した日の毎月の記念日。繰り越しなし) |
|
Windscribe |
メール認証をすれば月10GB、未認証は月2GB/つなげるのは10カ国だけで、日本は入っていません |
※参照:「Proton VPN公式サイト(無料プラン)」「TunnelBear公式ヘルプ(無料プランのデータ量)」「Windscribe公式サイト(無料で使う)」(いずれも2026年10月時点)
ここで注意したいのがWindscribeの無料プランには日本のサーバーが無い点です。海外から日本のサービスを開きたいという目的なら、無料プランでは最初から成り立ちません。
TunnelBearの月2GBも、動画を観ればすぐに使い切る量です。
一方でProton VPNの無料プランには通信量の制限がありません。ただしつなげるのは1台までで、ストリーミング向けのサーバーは有料プランの機能と公式に書かれています。無料だから何でもできる、という話ではありません。
とくに、提供元がはっきりしない無料VPNは「ノーログ」と書いてあっても確かめようがないので避けてください。危険性はVPNネコは危険?安全性と口コミを公式情報から検証とVPNの危険性とセキュリティリスク!安全な使い方と対策を解説でまとめています。
ノーログのNordVPNを使用しても、個人情報がバレたり特定される可能性はある?
VPN事業者の側に接続記録が残らないぶん、通信をたどって個人に行き着く経路はかなり細くなります。
ただし可能性がゼロになるわけではありません。登録に使ったメールアドレスや支払いの記録は契約上どうしても残り、自分のアカウントでSNSに投稿すれば投稿者はそのアカウントの持ち主です。VPNが隠せるのは通信経路であって、自分で名乗る行動までは隠せません。
>>>【関連】【2026年10月最新】ログなしVPNは警察の発信者特定や開示請求に強い?限界も解説
監査を受けているVPNなら、開示請求されても記録は出てこない?
NordVPNとExpressVPNは、外部の監査法人にログを残していないことを確認されています。
監査で確認されているのは「VPNサーバーに接続記録を残していない」という点なので、そこに開示を求めても接続元をたどる材料は出てきません。
実際にExpressVPNは、捜査でサーバーを押収されたときに該当者を示す記録が見つかっていません。
ただし、監査はその時点の確認であり、アカウント情報や支払いの記録まで無くなるわけではありません。ノーログVPNを使っていても犯罪行為が見逃されるわけでもありません。警察がどこまで追えるのかは、【2026年10月最新】ログなしVPNは警察の発信者特定や開示請求に強い?限界も解説で詳しく検証しています。
ノーログかどうかを、契約前に自分で確かめる方法はある?
会社の説明文だけでは判断できませんが、公式サイトで確かめられる材料が3つあります。
契約前に公式サイトで見ておく3点
- 監査報告書があるか…監査法人の名前と実施年が書かれているか。「監査済み」とだけ書いて機関名が無いものは確かめようがありません
- サーバーの作りを明記しているか…RAMだけで動くと公式に書いているか
- 透明性レポートを出しているか…届いた要請の件数と対応を定期的に公開しているか
3つそろっている会社ほど、外から検証できる材料が多いということになります。逆に、どれも見当たらないのに「完全ノーログ」とだけ大きく書いてあるサービスは、利用者の側に確かめる手段が残りません。
ノーログVPNを使えば、完全に匿名になれる?
なりません。ノーログが隠すのは「VPNサーバーを通った通信の記録」だけです。
契約時のメールアドレス、支払いの記録、そして自分でアカウントにログインして行った行動は、VPNの外側に残ります。SNSに自分のアカウントで投稿すれば、VPN経由でも投稿者はそのアカウントの持ち主です。
ノーログVPNは「通信経路を見られないようにする道具」であって、身元を消す道具ではありません。
まとめ:ノーログVPNは「第三者機関の監査」で選ぶ

今回は、ノーログポリシーの概要と信頼性の高いオススメのノーログVPNについて解説しました。
ノーログを名乗るだけなら誰にでもできます。見分ける決め手は「第三者機関の監査を受けているか」の一点です。
その基準で材料がいちばん多いのが、2018年から通算5回の保証業務を受けているNordVPNです。
一方で、ノーログは「何も残らない」という意味ではありません。アカウント情報や支払いの記録は契約上残り、自分でログインして行った行動も隠せません。返金保証の日数も3社で違います。
見分ける材料は監査だけではありません。サーバーがRAMだけで動いていると公式に書いているか、届いた開示要請の件数を透明性レポートで公開しているかも、外から確かめられる数少ない手がかりです。
ログポリシーと管轄の国、監査の実績を見比べて、自分の使い方に合うVPNを選んでください。
\ 30日間全額返金保証 /
|【専門チームが厳選】ノーログのオススメVPNランキング
|
1. NordVPN |
![]() 使いやすさ、安全性、接続スピード、総合的に業界No.1の最強VPN オススメ度: 9.7 / 10 |
|
2. Surfshark |
![]() 安全性が高く、接続スピードも速いコスパ抜群のVPN オススメ度: 9.4 / 10 |
|
3. CyberGhost |
![]() 接続できるサーバーが豊富で、お手頃な価格が魅力のVPN オススメ度: 9.3 / 10 |
