
この記事でわかること
- YouTubeでのVPN利用が違法にならない理由と、法律と規約の線引き
- YouTube Premiumを海外価格で契約したときに公式が取りうる対応
- 目的別に見た、VPN利用のリスクの大きさ
- YouTube動画のダウンロード(一時保存)が規約上どこまで認められているか
- VPNでYouTubeを見るときの具体的な手順と注意点
- YouTubeでの利用に向いているVPN3社の実測データと料金


結論から言うと、日本国内でVPNを使ってYouTubeを見ること自体は違法ではありません。日本にはVPNの利用そのものを禁じる法律がなく、通信を暗号化して安全にインターネットを使うための仕組みとして、企業でも個人でも広く使われています。
ただし、VPNで所在地を偽ってYouTube Premiumに登録する使い方だけは話が別です。YouTubeは公式ヘルプで、所在地を偽った場合にサブスクリプションが解約される可能性があると明記しています。
つまり「違法かどうか(日本の法律の話)」と「規約違反かどうか(YouTubeとの契約の話)」は、切り分けて考える必要があります。
YouTube動画のダウンロードについても、答えは同じ形で整理できます。YouTubeが公式に認めているダウンロードは、Premium会員がアプリ内でおこなう「一時保存」だけです。外部のサイトやツールで動画ファイルを取り出す行為は、YouTubeの利用規約が明確に禁じており、VPNをはさんでも規約違反であることは変わりません。
この記事では、YouTubeでVPNを使う目的を4つに分けて、それぞれどこまでが問題なく、どこからリスクが出てくるのかを公式の記載をもとに整理しました。ダウンロードの可否についても、規約と著作権法の条文にさかのぼって確認しています。
POINT
本記事では、”オススメのVPNサービスは?”・”無料VPNは使って良いの?”という疑問にも全てお答えしています。
VPNに詳しくない方にもわかるように丁寧に解説しておりますので、安心して読み進めてくださいね。
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50カ国+ |
※最終データ更新:2026年10月
|YouTubeでの利用に向いているVPN
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1. NordVPN |
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2. Surfshark |
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- YouTubeでVPNを使うのは違法?法律と利用規約は分けて考える
- YouTubeでVPNを使う目的は4つ|どこまでが問題ないのか
- 海外価格のYouTube Premiumで実際に起きること
- VPNでYouTube動画のダウンロードはできる?規約と著作権法の答え
- YouTubeを国をまたいで見るにはVPNが必要
- YouTubeでVPNを使うときの注意点
- YouTubeでVPNを使う手順3ステップ
- YouTubeに使えるおすすめVPN3選
- YouTubeとVPNに関するよくある質問
- VPNを使ってYouTubeを見るするのは違法?禁止されている?
- YouTube PremiumでVPNを使うのは違法ですか?
- 海外価格でYouTube Premiumに登録したアカウントはどうなりますか?
- 知恵袋などで「バレない」と書かれているのは本当ですか?
- YouTubeの動画をダウンロードして保存する方法はありますか?
- youtube-dlやLoader.toのようなツールを使っても大丈夫ですか?
- VPNを使えばYouTubeのダウンロードがバレませんか?
- 海外旅行中にYouTube Premiumはそのまま使えますか?
- 無料VPNでYouTubeを見ても大丈夫ですか?
- VPNを使うとYouTubeの速度はどのくらい落ちますか?
- VPNをオンにしたままでも問題ありませんか?
- まとめ:YouTubeのVPN利用は違法ではないが、規約に沿った使い方を選ぶ
YouTubeでVPNを使うのは違法?法律と利用規約は分けて考える

「VPNは違法」というイメージを持っている方は少なくありません。
しかし実際には、違法性が問われるのは「VPNを使ったかどうか」ではなく「VPNで何をしたか」です。
YouTubeでのVPN利用を考えるときは、次の3つの層に分けて見ていくと判断を間違えません。
- 日本の法律:VPNの利用そのものを禁じる規定はない
- YouTubeの規約:所在地を偽ってPremiumを契約すると解約の対象になりうる
- 滞在国の法律:VPNが規制されている国では前提そのものが変わる
順番に見ていきましょう。
日本の法律はVPNの利用そのものを禁じていない
2026年10月時点で、日本にはVPNの利用を直接禁止する法律は見当たりません。
VPNは日本語で「仮想専用線」と訳される技術で、端末と接続先のあいだに暗号化された通信経路を作ります。社内システムへのリモート接続やテレワークの標準的な手段として使われており、技術そのものは日本の法律で規制されていないとされています。
一方で、VPNを使って著作権を侵害するファイルを共有したり、他人のアカウントに不正にログインしたりすれば、VPNの有無に関わらず違法行為です。VPNは「行為の性質」を変える道具ではなく、通信経路を隠す道具にすぎないと理解しておくのが正確です。
なお、VPNの扱いは国によって大きく異なります。国ごとの規制状況は「【VPNは違法で危険?】VPNの利用が禁止/規制されている国を調査」でまとめているので、渡航前に確認してみてください。
YouTubeの規約で問題になるのは「所在地を偽ること」
法律よりも現実的に影響が大きいのは、YouTube側の規約です。
YouTubeヘルプの「Premium メンバーシップが利用可能な地域と渡航先でのご利用に関するポリシー」には、所在地を偽って指定した場合(VPNの使用を例として挙げています)や、アクセス制限・利用制限を回避しようとした場合、サブスクリプションが解約される可能性があると書かれています。
ここで押さえておきたいのは、これは「違法」ではなく「契約違反」だという点です。警察に捕まる類の話ではありませんが、YouTube側の判断でメンバーシップを止められるリスクは実際にあります。
また同じページには、日本がPremiumおよびMusic Premiumの提供地域に含まれていることも記載されています。日本に住んでいる人が日本のプランで契約する限り、この論点は発生しません。
※参照:「YouTubeヘルプ|Premium メンバーシップが利用可能な地域と渡航先でのご利用に関するポリシー」
VPNの利用が制限されている国では前提が変わる
日本では問題にならない使い方でも、滞在している国の法律によっては話が変わります。
中国・ロシア・UAEなど、VPNの利用や提供に許可制・制限を設けている国があります。こうした国に滞在している場合は、日本の基準ではなく現地のルールを確認してから使うのが前提です。
旅行や駐在でVPNを使う予定があるなら、出発前に対象国の状況を調べておきましょう。
YouTubeでVPNを使う目的は4つ|どこまでが問題ないのか

「YouTubeでVPNを使う」と一口に言っても、目的はまったく違います。
そして目的によって、規約上のリスクの大きさが大きく変わります。ここでは代表的な4つのパターンを整理しました。
- ① 海外から日本のYouTube動画を見る:規約上の論点はほぼない
- ② 日本から海外限定の動画を見る:視聴だけなら問題になりにくい
- ③ フリーWi-Fiでの通信を保護する:VPNの本来の使い方
- ④ 海外価格でYouTube Premiumに登録する:解約される可能性があると公式が明記
① 海外から日本のYouTube動画を見る
海外に出ると、日本国内向けに公開されている動画が「この動画はお住まいの地域では公開されていません」と表示されて再生できないことがあります。
これは権利者が公開地域を日本に限定しているために起こる制限です。VPNで日本のサーバーに接続すれば、日本から接続しているものとして扱われるため、通常どおり再生できるようになります。
この使い方は、日本で契約しているアカウントを日本の環境で使うだけなので、規約上の論点はほとんど発生しません。出張や旅行中に日本の動画を見たい、というのが目的ならここに当てはまります。
ただし、後述するとおりYouTube Premiumには渡航期間のポリシーがあるため、長期滞在の場合は次の章も確認してください。
② 日本から海外限定の動画を見る
逆に、海外のチャンネルが公開している動画が日本から見られないケースもあります。海外のスポーツ中継や音楽番組の公式配信では珍しくありません。
このときは、配信されている国のサーバーに接続すれば視聴できる場合があります。当サイトでも「日本未公開のタイBLドラマをYouTubeで視聴する方法」や「YouTube TVを日本で見る方法」で具体的な手順を紹介しています。
無料で公開されている動画を見るだけであれば、有料プランの居住国申告とは別の話になるため、①と同様にリスクは大きくありません。
③ フリーWi-FiでYouTubeを見るときに通信を保護する
意外と見落とされがちですが、これがVPN本来の使い方です。
空港やカフェのフリーWi-Fiは、暗号化されていないアクセスポイントも混在しており、通信内容をのぞき見られるリスクがあります。総務省も公衆Wi-Fiの利用者向けに、接続するアクセスポイントをよく確認すること、正しいURLでHTTPS通信になっているか確認することなどを呼びかけています。
VPNを使えば端末から先の通信がまとめて暗号化されるため、こうしたリスクを下げられます。この目的でのVPN利用に、法律上も規約上も問題はありません。
具体的な設定は「スタバのフリーWi-Fiは安全?VPNでセキュリティを強化して利用しよう」でも解説しています。
※参照:「総務省|無線LAN(Wi-Fi)の安全な利用(セキュリティ確保)について」
④ 海外の価格でYouTube Premiumに登録する

YouTube Premiumの料金は国ごとに設定されているため、物価水準の低い国のプランは日本より安くなります。ここに目をつけて、VPNでその国のサーバーに接続して登録する方法が知られています。
当サイトでも「マレーシアのYouTubeプレミアムにVPNで安く登録する方法」などで手順を紹介していますが、この使い方だけは、公式が解約の可能性を明記しているパターンに該当します。
「バレない」「安全」と言い切る情報も見かけますが、YouTube側がいつどう判断するかを外から保証できる人はいません。契約が止まる可能性を受け入れられるかどうかを、先に判断してから使うべき方法です。
次の章で、具体的に何が起きうるのかを見ていきます。
海外価格のYouTube Premiumで実際に起きること

ここでは、公式ヘルプに書かれている内容だけをもとに、起こりうることを整理します。
推測や体験談ではなく、YouTubeとGoogleが自ら公開している条件を確認しておくのがいちばん確実です。
公式が「解約される可能性」を明記している
YouTubeヘルプには、Premiumのメンバーシップは登録した国で主に使うことが前提だと書かれています。
そのうえで、所在地を偽って指定した場合(VPNの使用など)や、アクセス制限・利用制限を回避しようとした場合には、サブスクリプションが解約される可能性があると明示されています。
つまり、海外価格での契約は「規約の抜け道」ではなく「公式が対応を予告している状態」です。突然使えなくなっても、規約上は想定された動きということになります。
渡航が30日を超えると対応の対象になる
同じポリシーでは、渡航期間に関する条件も示されています。
Premiumが提供されている国へ短期間渡航する場合は、そのまま特典を使い続けられます。一方で提供されていない国に渡航した場合は、特典を使えなくなります。
そして渡航期間が30日を超える場合や別の国・地域に移住する場合は、サブスクリプションが解約されることがあるとされています。渡航前にオフライン保存した動画が再生できる期間も30日間です。
長期の駐在や留学では、VPNの有無とは別に、このポリシーが関わってくる点を押さえておきましょう。
支払い方法の国がそろっていないと手続きが進まない
海外価格で契約しようとしたときに実際につまずきやすいのが、支払い方法の国です。
Google Playヘルプには、新しい国または地域を設定するには、その国または地域に居住し、その国で利用できる支払い方法を持っている必要があると書かれています。さらに、初めて国を設定したあと次に変更できるまでは90日以上待つ必要があるとされています。
VPNで接続先の国を変えても、この条件は変わりません。「VPNをつなげば誰でも安く契約できる」わけではないというのが実情です。
海外価格でのYouTube Premium契約は、公式が解約の可能性を明記している使い方です。当サイトは「バレない」「絶対に安全」という案内はしません。支払い済みの期間ごと利用できなくなる可能性を踏まえて判断してください。
※参照:「Google Play ヘルプ|Google Play の国を変更する方法」
VPNでYouTube動画のダウンロードはできる?規約と著作権法の答え

「オフラインで見たいから動画を保存しておきたい」「通信量を節約したい」という相談も多く寄せられます。
結論を先に書くと、YouTubeが認めているダウンロードは、Premium会員がアプリ内でおこなう「一時保存」のみです。それ以外の方法で動画ファイルを取り出すことは、YouTubeの利用規約が正面から禁じています。
そしてVPNは、この判断を一切変えません。VPNが変えられるのは接続元として見える国だけで、規約や著作権法の適用そのものには手が届かないからです。
ここは誤解が多いところなので、規約の条文と法律の条文に分けて確認しておきます。
公式が認めているのはYouTube Premiumの「一時保存」だけ

YouTubeヘルプでは、Premiumの特典のひとつとして「動画や再生リストを一時保存して、インターネットに接続していないオフライン時でも視聴できます」と案内されています。
注目したいのは、公式が「ダウンロード」ではなく「一時保存」という言葉を選んでいる点です。保存された動画はYouTubeアプリの中でだけ再生できる状態に置かれるもので、端末に動画ファイルが残って自由に持ち出せるわけではありません。
つまりPremiumの一時保存は、動画ファイルを手に入れる機能ではなく、電波のない場所でも視聴を続けるための機能という位置づけです。飛行機や地下鉄での視聴が目的なら、これで十分に足ります。
Premiumには広告なしの再生やバックグラウンド再生も含まれます。広告を減らす手段を比較したい方は「YouTubeを広告なしにする5つの方法」も参考にしてください。
なお、この特典が使えるのはPremiumが提供されている国に限られ、提供地域外へ渡航した場合に一時保存した動画を再生できる期間は30日間とされています。
※参照:「YouTubeヘルプ|YouTube Premium の特典を利用する」
外部のサイトやツールで動画ファイルを取り出す行為は規約違反
検索すると、URLを貼り付けるだけで動画をMP4やMP3に変換すると案内するサイトや、youtube-dl系のコマンドラインツール、Loader.toのようなサービスの名前が出てきます。
しかしYouTubeの利用規約「許可と制限事項」には、本サービスのコンテンツについて「アクセス、複製、ダウンロード(中略)またはその他の方法での使用を行うこと」を禁じたうえで、例外は「本サービスによって明示的に承認されている場合」と「YouTubeおよび各権利所持者が事前に書面で許可している場合」だけだと書かれています。
同じ項目では、ロボットやスクレーパといった自動化された手段でのアクセスや、サービスの一部を迂回・無効化・妨害する行為も禁止されています。外部ツールによる動画の取り出しは、この複数の項目に同時に触れる行為です。
これは刑事罰の話ではなく、YouTubeとの契約に反するという話です。ただし規約違反が確認されれば、アカウントへの対応が取られる可能性はYouTube側に残ります。当サイトでは、こうしたツールの使い方を案内していません。
※参照:「YouTube公式サイト|利用規約」
VPNを使っても規約違反や著作権法の判断は変わらない
「VPNで接続元を隠せば問題ない」と書かれた情報を見かけますが、これは成り立ちません。
VPNが変えるのは、サービス側から見える接続元のIPアドレスだけです。どのアカウントでログインしているか、どんな操作をしたかという情報は、VPNの有無にかかわらずサービス側に渡ります。
また著作権法は、どの国のサーバーを経由したかではなく行為そのものを対象にしています。日本に住んでいる人が日本から操作している以上、経路を変えても適用される法律は変わりません。
前の章で見たPremiumの契約と同じ構図です。VPNは「見られない」を解くための道具であって、「やってはいけない」を「やってよい」に変える道具ではありません。
違法にアップロードされた動画のダウンロードは刑事罰の対象になりうる
規約とは別に、日本の著作権法にも押さえておくべき改正があります。
文化庁によると、令和3年1月1日に施行された改正著作権法で、違法にアップロードされた著作物のダウンロード規制の対象が、従来の音楽・映像から著作物全般(漫画・書籍・論文・プログラムなど)に拡大されました。
違法になるのは「違法にアップロードされたことを知りながらダウンロードする場合」に限られます。そのうえで刑事罰の対象は、正規版が有償で提供されている著作物を反復・継続してダウンロードする場合に限定されています。
YouTubeには権利者の許可なくアップロードされた動画も紛れています。そうした動画を、違法と知りながら保存する行為は、この規定に当たる可能性があります。
- オフラインで見たいだけなら:YouTube Premiumの一時保存を使う(公式に認められた唯一の方法)
- 外部サイト・ツールでの取り出し:利用規約が明確に禁止。VPNを使っても変わらない
- 違法アップロード動画の保存:知りながらおこなうと著作権法上の問題になりうる
- VPNが役に立つ場面:地域制限で「再生できない」動画を見られるようにすること
※参照:「文化庁|令和2年通常国会 著作権法改正について」
YouTubeを国をまたいで見るにはVPNが必要

ここまで見てきたとおり、YouTubeの地域制限は接続元のIPアドレスから判定される国によって決まります。
VPNに接続すると、通信はいったんVPN事業者のサーバーを経由してからインターネットに出ていきます。そのため、YouTube側から見える接続元はVPNサーバーがある国のIPアドレスになり、その国向けの表示に切り替わるという仕組みです。
VPNとは

VPNとは、Virtual Private Network(バーチャルプライベートネットワーク)の略です。
ウェブサイトやアプリケーションは、IPアドレスと呼ばれるインターネット上の住所的な数値を元に、アクセス元を判別しています。
VPNを利用すればIPアドレスを別のものに変更することができるため、実際のアクセス国ではなくVPNで接続したサーバーの国から訪問しているように装うことができます。
また、通信も暗号化されてセキュリティが強化されるため、情報漏えいやハッキングのリスクを回避することが可能になります。
【図解】VPN接続がある場合とない場合の比較


逆に言えば、VPNをオンにしたままにしておくと、日本向けの動画が見られなくなることもあります。日本にいるあいだ日本の動画を見るなら、VPNは必要ありません。
「国をまたぐときだけオンにする」という切り分けが、いちばん快適に使うコツです。
YouTubeでVPNを使うときの注意点

VPN自体は難しい道具ではありませんが、押さえておかないと損をする点がいくつかあります。
ここでは特に相談の多い3つを取り上げます。
VPNネコなどの無料VPNは使わない

無料VPNは個人情報漏えいの危険性や、ウイルス感染のリスクがあります。
また、接続スピードも低速なため、快適に動画視聴やインターネットを楽しむことができません。
>>>【関連】VPNネコの危険性に関する記事はこちら
>>>【関連】公共のフリーWi-Fiを安全に使う方法はこちら
>>>【関連】最安を調査!価格が安いVPNサービスのランキングはこちら
無料VPNは、運営費をどこかで回収する必要があるため、通信記録の扱いや広告の挿入といった面で不透明なものが少なくありません。
代表的な無料アプリについては「無料のVPNネコは危険!安全ではない理由を解説」で検証しています。選び方の基準を確認したい方は「VPNの安全性を徹底検証!危険なVPNの特徴と選び方を解説」も参考にしてください。
通信をまとめて預ける相手だからこそ、ノーログポリシーを公表している有料サービスを選ぶのが基本です。
契約した国と実際に使う国をそろえる
Premiumを契約しているなら、契約した国でおもに使うという前提を守るのがいちばん安全です。
日本で契約したなら日本で使う。渡航中に日本の動画を見るためにVPNをつなぐのは、この前提から外れる使い方ではありません。
一方で、住んでいない国のプランを維持し続ける使い方は、前章のとおり解約の対象になりえます。安さと引き換えに何を負うのかを、はっきり把握しておきましょう。
速度が落ちる前提でサーバーを選ぶ
VPNを通すと通信が暗号化され、経路も長くなるため、速度はある程度落ちます。
VPN LIFEはNordVPNとSurfsharkの2社を14都市・のべ46回にわたって計測しており、素の回線と突き合わせられる11都市ではVPNを通したあとに残る速度は40〜90%でした。回数の多い3都市の結果は次のとおりです。
2026年10月時点の計測データ(VPN LIFE 調べ)
|
都市 |
素の回線 |
NordVPN |
Surfshark |
|---|---|---|---|
|
東京 |
780Mbps |
444.9Mbps(57%) |
399.9Mbps(51%) |
|
ロンドン |
790Mbps |
712.6Mbps(90%) |
713.5Mbps(90%) |
|
ニューヨーク |
760Mbps |
598.9Mbps(79%) |
556.6Mbps(73%) |
※出典:「VPN LIFE|VPN接続時に通信速度が遅い原因と解決方法(NordVPN・Surfsharkを14都市・のべ46回で実測)」
東京で444.9Mbps残れば、YouTubeの4K再生に必要な帯域には十分な余裕があります。大切なのは「近いサーバーを選ぶこと」で、日本の動画を見るなら日本のサーバー、現地の動画ならその国のサーバーを選ぶのが基本です。
YouTubeでVPNを使う手順3ステップ

実際の操作は3ステップで終わります。ネットワークの知識は必要ありません。
|YouTubeでVPNを使う手順
- VPNに申し込んでアプリを入れる
- 見たい動画が公開されている国のサーバーに接続する
- YouTubeを開いて再生する
手順1. VPNに申し込んでアプリを入れる
まずVPNの公式サイトでプランを選び、アカウントを作ります。
そのあと、使う端末にアプリを入れてログインします。スマホならApp StoreやGoogle Play、パソコンなら公式サイトからダウンロードする形です。
NordVPNは1つの契約で10台まで同時に使えるため、スマホ・タブレット・パソコンをまとめて登録しておくと後が楽になります。
手順2. 見たい動画が公開されている国のサーバーに接続する
アプリを開いて、接続したい国を選びます。
海外から日本の動画を見るなら日本、海外限定の動画を見るならその国を選ぶだけです。接続はおおむね数秒で完了します。

接続後は、念のためブラウザやアプリのキャッシュを消してからYouTubeを開くと、地域判定が古い状態のまま残るのを避けられます。
手順3. YouTubeを開いて再生する
あとはYouTubeアプリかブラウザを開いて、見たい動画を再生するだけです。
再生できない場合は、別のサーバーに切り替えてみてください。同じ国でもサーバーによって判定が変わることがあります。
視聴が終わったらVPNをオフに戻すのを忘れないようにしましょう。つないだままだと、日本向けの動画やサービスが使えなくなることがあります。
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YouTubeに使えるおすすめVPN3選

YouTubeでの利用を前提にVPNを選ぶなら、見るべき点は接続できる国の数・速度・同時接続台数の3つです。
国の数が多ければ見たい動画の公開国をカバーしやすく、同時接続台数が多ければ家族の端末もまとめて使えます。
無料VPNは、通信記録の扱いが不透明なものや速度が実用に足りないものが多く報告されています。当サイトでは無料VPNの利用はおすすめしていません。
ここで紹介する3社はいずれも30日間の返金保証が用意されているため、合わなければ期間内に解約すれば費用はかかりません。
1. NordVPN | 接続スピードの速さと高いセキュリティ機能が魅力の業界トップVPN

総合評価:9.7 / 10
YouTubeでの利用:○
Nord VPNは、世界的に人気が高く信頼できるVPNの一つです。
軍隊や銀行、政府機関で採用されている最高水準の暗号化技術(AES-256 bit)を採用しており、セキュリティ・安全性は文句なし。
世界59カ国のロケーションが利用可能で、接続できるサーバー数は5,900以上。
4Kストリーミングに対応した高速接続のため、高画質の動画視聴やネット利用を快適に楽しむことができます。
【カテゴリー別】NordVPNの評価
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接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
|
サーバー数 |
接続可能国数:59カ国/ サーバー数:5,900+ |
|
料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
|
セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
|
ログポリシー |
No-ログポリシー |
|
使いやすさ |
使いやすいアプリ |
|
カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |

詳細なレビュー記事はこちら
2. Surfshark | 高度な安全性・速い接続スピードを兼ね備えたコスパの良いVPN

総合評価:9.4 / 10
YouTubeでの利用:○
Surfsharkは、高いセキュリティと高速の接続スピードが魅力のVPNです。
暗号化技術は軍用レベルのAES-256 bitであり、セキュリティ・安全性に関しては心配ありません。
利用できるロケーションは世界95カ国とかなり豊富で、接続できるサーバー数は3,900以上。
接続スピードは4Kストリーミングに対応しており、高画質の動画視聴や通常のインターネット利用を快適に楽しむことができます。
【カテゴリー別】Surfsharkの評価
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接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
|
サーバー数 |
接続可能国数:95カ国/ サーバー数:3,900+ |
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料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
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セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
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ログポリシー |
No-ログポリシー |
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使いやすさ |
使いやすいアプリ |
|
カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |

3. CyberGhost | 膨大なサーバー数が利用できるお手頃価格のVPN

総合評価:9.3 / 10
YouTubeでの利用:○
CyberGhostは、世界的に人気が高く安価な価格で利用できるVPNの一つです。
軍隊や銀行、政府機関で採用されている最高水準の暗号化技術(AES-256 bit)を採用しており、セキュリティ・安全性は問題なし。
世界91カ国のロケーションが利用可能で、接続できるサーバー数は9,700以上。
4Kストリーミングに対応した高速接続であることはもちろん、ストリーミングサービスや特定サイトに特化した専用サーバーが使える点も大きな魅力です。
【カテゴリー別】Cyberghostの評価
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接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
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サーバー数 |
接続可能国数:91カ国/ サーバー数:9,700+ |
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料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
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セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
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ログポリシー/ 信頼性 |
No-ログポリシー |
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使いやすさ |
使いやすいアプリ |
|
カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |

YouTubeとVPNに関するよくある質問

YouTubeでのVPN利用について、特に相談の多い疑問をまとめました。
VPNを使ってYouTubeを見るするのは違法?禁止されている?
VPNを利用してYouTubeを見るすることは違法ではありません。
なお、VPNの利用が禁止されている国でなければ、VPNの使用は合法的で何の問題もないため、安心してVPNを利用することができます。
VPNの利用が禁止されている国リスト
>>>【関連】VPNの利用が違法な国を12ヶ国調査!渡航前に確認しておきたいポイントを解説
YouTube PremiumでVPNを使うのは違法ですか?
違法ではありませんが、使い方によっては規約違反になります。
日本の法律でVPNの利用が禁止されているわけではないため、刑事罰の対象になる話ではありません。一方でYouTubeヘルプには、所在地を偽った場合にサブスクリプションが解約される可能性があると明記されています。
「違法ではない」と「規約上問題ない」は同じ意味ではないと理解しておくのが正確です。
海外価格でYouTube Premiumに登録したアカウントはどうなりますか?
YouTube側の判断でメンバーシップが解約される可能性があります。
公式ポリシーでは、所在地を偽った場合や利用制限を回避しようとした場合に解約されることがあるとされています。また渡航期間が30日を超える場合や移住した場合も、サブスクリプションに対して対応が取られることがあると書かれています。
いつどう判断されるかを外から予測することはできないため、止まる可能性を前提に選ぶしかありません。
知恵袋などで「バレない」と書かれているのは本当ですか?
当サイトでは「バレない」という表現は使いません。
YouTubeがどのような基準で所在地の齟齬を検知しているかは公開されていません。実際に長く使えている人がいるとしても、それは公式が対応しないと約束したことにはならないからです。
確実なのは、公式ヘルプに解約の可能性が明記されているという事実だけです。そこを起点に判断するのが安全です。
YouTubeの動画をダウンロードして保存する方法はありますか?
公式に認められているのは、Premium会員がアプリ内でおこなう一時保存だけです。
YouTubeヘルプには、動画や再生リストを一時保存してオフライン時でも視聴できると案内されています。端末に動画ファイルが残る形ではなく、YouTubeアプリの中で再生できる状態になる機能です。
飛行機や地下鉄など電波のない場所で見たい、通信量を抑えたいという目的であれば、この機能で足ります。
youtube-dlやLoader.toのようなツールを使っても大丈夫ですか?
YouTubeの利用規約で禁止されている使い方にあたるため、当サイトでは案内していません。
規約の「許可と制限事項」では、サービスが明示的に承認した場合と権利所持者の書面による許可がある場合を除き、コンテンツのダウンロードや複製が禁じられています。自動化された手段でのアクセスや、サービスの一部を迂回する行為も同じ項目で禁止されています。
加えて、こうしたサイトは広告経由での不審なファイル配布や、予告のないサービス終了も起こりやすい領域です。オフライン視聴が目的なら、公式の一時保存を選ぶのが確実です。
VPNを使えばYouTubeのダウンロードがバレませんか?
当サイトでは「バレない」という前提での案内はしません。
VPNが変えられるのは接続元として見えるIPアドレスだけで、どのアカウントで何をしたかという情報はサービス側に渡ります。規約違反かどうかの判断も、日本の著作権法の適用も、VPNの有無では変わりません。
VPNが力を発揮するのは、地域制限で再生できない動画を見られるようにする場面です。
海外旅行中にYouTube Premiumはそのまま使えますか?
渡航先がPremiumの提供地域であれば、そのまま特典を使えます。
提供されていない国に渡航した場合は特典が使えなくなり、渡航前にオフライン保存した動画が再生できる期間は30日間です。さらに渡航が30日を超える場合や移住する場合は、サブスクリプションが解約されることがあるとされています。
短期の旅行であれば、基本的に気にする必要はありません。
無料VPNでYouTubeを見ても大丈夫ですか?
おすすめできません。
無料VPNは通信記録の扱いが不透明なものが多く、速度も動画視聴に足りないことがあります。YouTubeは通信量の大きいサービスなので、データ量の上限が設けられた無料VPNではすぐに使えなくなるケースも珍しくありません。
30日間の返金保証がある有料VPNなら、実質無料で使い勝手を試せます。
VPNを使うとYouTubeの速度はどのくらい落ちますか?
VPN LIFEによる実測では、素の回線と比べられる11都市でVPN通過後に残った速度は40〜90%でした。東京では780Mbpsの回線に対しNordVPNが444.9Mbps(57%)です。
YouTubeの再生に必要な帯域を考えれば、4K視聴でも十分な余裕があります。遅いと感じたときは、現在地から近いサーバーに切り替えてみてください。
VPNをオンにしたままでも問題ありませんか?
動作上の問題はありませんが、日本向けの動画やサービスが使えなくなることがあります。
地域を限定して配信されている日本国内向けの動画は、海外のサーバーにつないだままだと再生できません。ネットバンキングなど、海外からのアクセスを制限しているサービスも同様です。
国をまたぐときだけオンにするという使い分けをおすすめします。
日本のストリーミングサービスを海外から使う
【ストリーミングサービス別】視聴方法の一覧
日本のWEBサービス・アプリを海外から使う
【アプリ/WEBサイト別】利用方法の一覧
まとめ:YouTubeのVPN利用は違法ではないが、規約に沿った使い方を選ぶ

YouTubeでVPNを使うことは、日本の法律で禁止されている行為ではありません。
問題になるのは「VPNを使ったこと」ではなく「所在地を偽ってPremiumを契約すること」です。最後に要点を整理します。
ポイント
- 日本にはVPNの利用そのものを禁じる法律はないとされている
- 海外から日本の動画を見る・フリーWi-Fiを守る使い方は規約上の論点がほぼない
- 所在地を偽ったPremium契約は、公式が解約の可能性を明記している
- 公式に認められたダウンロードはPremiumの「一時保存」だけ。外部ツールでの取り出しは規約違反
- 渡航が30日を超える場合や移住する場合も対応の対象になりうる
- 速度はVPN通過後に40〜90%残る。近いサーバーを選ぶのがコツ
「海外から日本のYouTubeを見たい」「フリーWi-Fiでの通信を守りたい」という目的であれば、VPNは安心して使える道具です。
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総合評価:9.7 / 10
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|YouTubeでの利用に向いているVPN
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1. NordVPN |
![]() 使いやすさ、安全性、接続スピード、総合的に業界No.1の最強VPN オススメ度: 9.7 / 10 |
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2. Surfshark |
![]() 安全性が高く、接続スピードも速いコスパ抜群のVPN オススメ度: 9.4 / 10 |
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3. CyberGhost |
![]() 接続できるサーバーが豊富で、お手頃な価格が魅力のVPN オススメ度: 9.3 / 10 |