


今回はそんな方々のために、仮想通貨(暗号資産)の取引に使えるオススメVPN3選と、選び方・使うときの注意点をまとめました。
結論から言うと、仮想通貨の取引に使うVPNなら NordVPN が第一候補です。
ノーログ方針そのものを対象にした第三者監査を公表している数少ないVPNのひとつで、速度の落ち幅も小さく、取引所やウォレットを触るあいだの通信をまるごと暗号化してくれます。
ただし、VPNは「自分の通信を守る道具」であって、取引所の利用規約や国ごとの制度を飛び越える道具ではありません。
実際、国内の取引所のなかにはVPNを繋いでいること自体を海外からのアクセスとみなして弾くものもあります。
この記事では、そこも含めて正直に書いていきます。
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この記事でわかること
- 暗号資産の売買にVPNが要る理由(通信の暗号化とIPアドレスの保護)
- 仮想通貨の取引に使えるオススメVPN3選と、各社の速度・料金・同時接続台数
- 仮想通貨の取引に使えるVPNを選ぶときの6つのポイント
- 海外の取引所をVPNで使うと規約違反になりうること・金融庁の登録制度
- 海外から日本の取引所が開けない3つの原因と、VPNで解けるもの・解けないもの
- VPNを使って仮想通貨の取引をするときの手順と注意点
POINT
本記事では、”オススメのVPNサービスは?”・”無料VPNは使って良いの?”という疑問にも全てお答えしています。
VPNに詳しくない方にもわかるように丁寧に解説しておりますので、安心して読み進めてくださいね。
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当サイトは、70個以上の有料/無料VPNをテストしてきた専門のプロチームが記事の監修を行っています。
素人が運営しているブログや、信憑性が低い収益目的サイトの情報には気をつけましょう。
●VPN UNIVERSITYの信頼性
|
VPNの検証に費やした時間 |
33,000時間+ |
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これまでに検証したVPNの数 |
80個+ |
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接続スピードの検証回数 |
4,400回+ |
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IPアドレス& DNS漏えいの確認回数 |
9,200回+ |
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VPN調査員の派遣国数 |
50カ国+ |
※最終データ更新:2026年10月
|仮想通貨の取引にオススメなVPN
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1. NordVPN |
![]() 使いやすさ、安全性、接続スピード、総合的に業界No.1の最強VPN オススメ度: 9.7 / 10 |
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2. Surfshark |
![]() 安全性が高く、接続スピードも速いコスパ抜群のVPN オススメ度: 9.4 / 10 |
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3. CyberGhost |
![]() 接続できるサーバーが豊富で、お手頃な価格が魅力のVPN オススメ度: 9.3 / 10 |
- 仮想通貨(暗号資産)の取引にはVPNが必要な理由
- 仮想通貨(暗号資産)の取引にVPNを利用するメリット
- 仮想通貨の取引でVPNを使うデメリットと、その対策
- 仮想通貨の取引に使えるオススメVPNを選ぶ6つのポイント
- 海外の仮想通貨取引所をVPNで使うときに知っておきたいこと
- 渡航先で日本の取引所が開けなくなる3つの原因
- 【2026年10月最新】仮想通貨の取引でVPNを利用する手順
- VPNを使って仮想通貨の取引を行う際の注意点
- 仮想通貨の取引に使うVPNで、あわせて確認しておきたい機能
- 仮想通貨(暗号資産)の取引に使えるオススメのVPN3選
- 仮想通貨の取引にVPNを利用する際によくある質問
- VPNを使って仮想通貨を取引するのは違法?禁止されている?
- 海外の仮想通貨取引所にVPNでログインすればバレない?
- 仮想通貨の取引に無料VPNを使っても大丈夫?
- VPNを使えば中国からでも仮想通貨の取引ができる?
- VPNの料金を仮想通貨で払うことはできる?
- VPNを繋いでいるのに取引所にアクセスできない・エラーが出るときは?
- 海外赴任・海外在住になったら、日本の取引所はどうなる?
- GMOコインやbitbankは海外から使える?
- VPNを使えば海外からでも日本の取引所の口座を開設できる?
- DMM Bitcoinは海外から使える?
- トラベルルールのせいで海外からの取引ができなくなる?
- VPNを使えば取引所の価格差(アービトラージ)で稼げる?
- スマホだけで取引していてもVPNは必要?
- VPNを使うと取引の速度は落ちる?
- VPNは仮想通貨の取引以外にも使える?
- まとめ:VPNを使えば仮想通貨(暗号資産)の取引を安全に行える
仮想通貨(暗号資産)の取引にはVPNが必要な理由

VPNとは

VPNとは、Virtual Private Network(バーチャルプライベートネットワーク)の略です。
ウェブサイトやアプリケーションは、IPアドレスと呼ばれるインターネット上の住所的な数値を元に、アクセス元を判別しています。
VPNを利用すればIPアドレスを別のものに変更することができるため、実際のアクセス国ではなくVPNで接続したサーバーの国から訪問しているように装うことができます。
また、通信も暗号化されてセキュリティが強化されるため、情報漏えいやハッキングのリスクを回避することが可能になります。
【図解】VPN接続がある場合とない場合の比較


仮想通貨の取引でいちばん狙われやすいのは、ブロックチェーンそのものではなく使っている人の手元です。
取引所のログイン情報、二段階認証のコード、ウォレットの復元フレーズ。
これらは通信が守られていない回線を通ると、同じネットワークにいる第三者に覗かれる余地が生まれます。
VPNは、端末から出る通信をまるごと暗号化したうえで、VPN会社のサーバーを経由させる仕組みです。
そのため、途中の回線で通信を拾われても中身が読めない状態になり、同時に接続元のIPアドレスもVPNサーバーのものに置き換わります。
総務省も、公衆無線LANの利用時には通信内容の盗聴やなりすましといった被害が生じうるとして、利用者側での対策を呼びかけています。
※参照:「総務省公式サイト(無線LAN(Wi-Fi)の安全な利用)」
資産を動かす操作をするなら、まず通信そのものを守っておくのが順序として先。
これがVPNを使う一番の理由です。
仮想通貨(暗号資産)の取引にVPNを利用するメリット

1. 通信が暗号化され、ログイン情報や鍵を盗み見られにくくなる
VPNを通した通信はAES-256などの強度の高い暗号化で包まれます。
そのため、取引所のパスワードやウォレットの鍵といった、いちばん流出させたくない情報が、途中の回線で読み取られにくくなります。
とくに空港・カフェ・ホテルの無料Wi-Fiは、誰がつないでいるか分からない回線です。
そこで残高を確認したり送金したりするなら、VPNは付けておいたほうが無難です。
2. IPアドレスが置き換わり、接続元を紐づけられにくくなる
VPNにつなぐと、外から見える接続元IPアドレスはVPNサーバーのものになります。
そのため、「どの回線から、どのサービスを触ったか」を第三者に積み上げられにくくなります。
まとまった額を扱う人ほど、接続元が固定のIPアドレスから丸見えの状態は避けたいところです。
3. VPNの料金そのものを暗号資産で払える
大手VPNの一部は、支払い方法として暗号資産に対応しています。
NordVPNの公式ヘルプにも、クレジットカード・暗号資産・PayPal・銀行振込などに対応していると明記されています(提供されない支払い方法がある地域もあります)。

※参照:「NordVPN公式サポート(What payment methods does NordVPN accept)」
カード情報を出したくない人にとっては、これ自体がひとつの利点でしょう。
仮想通貨の取引でVPNを使うデメリットと、その対策

1. 通信速度はいくらか落ちる
VPNを通すと、暗号化とサーバー経由の分だけ通信速度は必ずいくらか落ちます。
どれくらい落ちるかは、数字で見ておくのが確実です。
VPN LIFE はNordVPNとSurfsharkの2社について、14都市・のべ46回にわたって速度を計測しています。
素の回線と突き合わせられる11都市では、NordVPNはVPNを通したあとに42〜90%の速度が残りました。
東京は780Mbpsの回線に対して444.9Mbps(57%)、ロンドンは790Mbpsに対して712.6Mbps(90%)です。
※出典:「VPN LIFE|NordVPNの実測データ」
板を見ながらの成行注文でも、この水準なら詰まる場面はほとんどありません。
落ち幅を小さくしたいなら、いま自分がいる場所から物理的に近いサーバーを選ぶのが基本です。
2. 月額の利用料がかかる
有料VPNは月額数百円〜千数百円の費用がかかります。
もっとも、長期プランを選べば負担はかなり下がります。
2年プランなら、NordVPNは373円/月です。
※2026年10月時点・VPN LIFE 調べ
Surfsharkは公式サイトの2年プラン(+3か月)で、いちばん安いStarterが月388円です。
※参照:「Surfshark公式サイト|料金」(2026年10月2日時点)
CyberGhostは公式サイトが米ドルで料金を表示しており、26か月プランが月2.19ドル(26か月分で56.94ドル)です。
ただし割引は最初の契約期間だけで、27か月目以降は1年ごとに56.94ドルで自動更新されます。
※参照:「CyberGhost公式サイト」(2026年10月2日時点)
返金保証の日数は契約する期間と申し込んだ窓口で変わるので、ここは次章の表で確かめてください。
3. 取引所側でVPN経由の接続が弾かれることがある
サービス側の対策によって、特定のVPNサーバーからの接続が弾かれる場合があります。
その場合は同じ国の別サーバーに切り替えると通ることが多いです。
サーバー数の多いVPNを選んでおくと、この切り替え先に困りません。
仮想通貨の取引に使えるオススメVPNを選ぶ6つのポイント

仮想通貨の取引に使うVPNを選ぶとき、見るべきところは次の6点です。
-
ノーログ方針と、その第三者監査
-
通信速度(接続スピード)
-
サーバーの数と設置国数
-
同時に接続できる台数
-
月額料金と返金保証
-
問い合わせの窓口(日本語で読めるか)
1. ノーログ方針と、その第三者監査
通信ログや利用履歴を残さない「ノーログ方針」を掲げているVPNを選びます。
ただし、ここは「ノーログと書いてあるか」だけでは足りません。
監査の対象がどこまでかまで見る必要があります。
VPN LIFE が追いかけている7社のうち、第三者の監査を受けたと公表しているのを確認できたのは5社。
そのうち通信記録を残さないという方針そのものを対象にした監査まで公表しているのは3社で、NordVPN・Surfshark・Private Internet Accessでした(監査元はいずれも Deloitte/2026年9月4日時点)。
※出典:「VPN LIFE|ノーログVPNの第三者監査の調査データ」
残る2社の監査は、アプリや設備を対象にしたものでした。
「監査済み」の一言だけで並べると、この差が見えなくなります。
ノーログの考え方は、ノーログポリシーのVPNおすすめ3選と開示請求の解説でも詳しく扱っています。
2. 通信速度(接続スピード)
取引所の板やチャートを開いたままにするなら、速度は素直に効いてきます。
前述のとおり、NordVPNは東京で780Mbpsの回線に対して444.9Mbpsという実測が出ています。
大手3社の速度の出方は、次のボックスで見比べられます。
|2026年10月調査
NordVPNの接続スピード
【VPN接続なしの状態】
- ダウンロードスピード: 100Mbps
- アップロードスピード: 98Mbps
- Ping値: 4ms
【VPN接続ありの状態】
- ダウンロードスピード: 97.21Mbps
- アップロードスピード: 93.44Mbps
- Ping値: 7ms
●NordVPN接続時の速度低下率はわずか-3%
|2026年10月調査
Surfsharkの接続スピード
【VPN接続なしの状態】
- ダウンロードスピード: 100Mbps
- アップロードスピード: 99.23Mbps
- Ping値: 5ms
【VPN接続ありの状態】
- ダウンロードスピード: 91.24Mbps
- アップロードスピード: 92.67Mbps
- Ping値: 12ms
●Surfshark接続時の速度低下率は-7%
|2026年10月調査
CyberGhostの接続スピード
【VPN接続なしの状態】
- ダウンロードスピード: 100Mbps
- アップロードスピード: 99.23Mbps
- Ping値: 4ms
【VPN接続ありの状態】
- ダウンロードスピード: 88.33Mbps
- アップロードスピード: 89.09Mbps
- Ping値: 8ms
●CyberGhost接続時の速度低下率は-11%
3. サーバーの数と設置国数
サーバー数と設置国数が多いほど、弾かれたときの切り替え先と近いサーバーを確保しやすくなります。
2026年10月時点の数字は次のとおりです。
| VPN | 設置国/サーバー台数 | 同時接続台数 | 最安の月額 |
| NordVPN | 167カ国/8,400台以上 | 10台 | 373円/月(2年プラン) |
| SurfsharkVPN | 100カ国/4,500台以上 | 無制限 | 388円/月(2年+3か月・Starter) |
| CyberGhostVPN | 100カ国/9,500台 | 7台 | 2.19ドル/月(26か月プラン) |
※参照:設置国とサーバー台数は3社とも公式の表示(NordVPN公式ヘルプ/Surfshark公式|サーバー一覧/CyberGhost公式|サーバー一覧・いずれも2026年10月6日時点)。最安の月額のうちSurfsharkはSurfshark公式|料金、CyberGhostはCyberGhost公式サイトの表示(同日時点)。CyberGhostは米ドル表記のため、日本円での請求額は為替で変わります
※出典:同時接続台数とNordVPNの最安の月額は「VPN LIFE|主要VPNの同時接続台数・料金の比較データ」
CyberGhostの日本は東京の1拠点に108台で、台数そのものは多くても日本国内の選択肢は1都市ぶんです。
日本の取引所を使うなら、日本のサーバーが何都市あるかまで見ておくと切り替えに困りません。
4. 同時に接続できる台数
PCで板を見て、スマホで通知を受けて、タブレットでニュースを追う。
仮想通貨の取引は端末をまたぐ場面が多いので、同時接続台数は多いほうが楽です。
台数が足りないと、そのつど繋ぎ直すことになり、VPNを付けないまま触ってしまう端末が出てきます。
上の表のとおり、Surfsharkは同時接続が無制限、NordVPNは10台です。
5. 月額料金と返金保証
月額は各社で差がありますが、長期プランを選べばどの社も月数百円の水準に収まります。
取引所の板やチャートを開いたまま使えるかは、自分の回線で試さないと分かりません。
そこで効いてくるのが返金保証ですが、「3社とも30日間」ではありません。
日数は契約する期間で変わり、申し込んだ窓口によっては公式の返金保証そのものが使えません。
| VPN | 返金保証の日数 | 公式の保証が使えない窓口 |
| NordVPN | 30日間(初回の契約のみ。更新分は対象外) | App Store・Amazonアプリストア・家電量販店などの再販業者 |
| SurfsharkVPN | 30日間 | App Storeなどの再販業者、プリペイド/ギフトカードでの購入 |
| CyberGhostVPN | 6か月・2年プランは45日間/1か月プランは14日間 | App Store・Google Play・Amazon経由 |
※参照:「NordVPN公式ヘルプ|返金保証」「Surfshark公式|利用規約」「CyberGhost公式|返金保証」(いずれも2026年10月2日時点)
アプリストア経由で課金すると、どの社も公式の窓口では返金されません。
返金保証を使って試すつもりなら、公式サイトから申し込むのが前提になります。
なお、VPNの料金を暗号資産で払った場合、NordVPNとSurfsharkはどちらも返金の対象です。
ただしSurfsharkの規約では、戻るのは円ではなく同じ暗号資産(返金時点のレートで換算した米ドル相当額)と定められています。
※参照:「Surfshark公式|利用規約」
各社の料金の詳しい内訳は、NordVPNのおすすめプランと料金の解説にまとめています。
6. 問い合わせの窓口(日本語で読めるか)
資産を動かす最中に繋がらなくなったときほど、聞ける窓口があるかが効いてきます。
ここで先に押さえておきたいのは、大手VPNに電話の窓口は無いということです。
NordVPNの公式ヘルプは「NordVPNは電話によるサポートは提供していません」と明記していて、Surfsharkの公式サポートも「Surfshark does not offer phone support.(電話サポートは提供していない)」と書いています。
残るのはライブチャットとメールの2本で、各社の公式の案内は次のとおりです。
| VPN | 公式が案内している窓口 | ヘルプ記事の日本語版 |
| NordVPN | 「24時間年中無休のカスタマーサポート」。ライブチャットと、24時間以内に返答するメール | あり |
| SurfsharkVPN | 「24/7 customer support via live chat and email」(チャットとメールで24時間対応) | 問い合わせ方法の記事は英語のみ |
| CyberGhostVPN | 「24時間年中無休のカスタマーサポート」。チャットとメール | 公式サイトは日本語 |
※参照:「NordVPN公式ヘルプ|カスタマーサポートへの問い合わせ方法」「Surfshark公式サポート|How to contact Surfshark's customer support」「CyberGhost公式サイト(日本語)」(いずれも2026年10月6日時点)
ここは正直に線を引いておきます。
チャットのやり取りそのものが日本語で通るかどうかは、3社とも公式には明記していません。
公式の記載から確かめられるのは、ヘルプ記事が日本語で読めるかどうかまでです。
設定でつまずいたときに日本語の手順書を頼りたいなら、日本語のヘルプ記事が揃っているNordVPNが扱いやすく、英語のチャットに抵抗がなければ3社とも差はありません。
海外の仮想通貨取引所をVPNで使うときに知っておきたいこと

ここは手順より先に書いておきます。
多くの仮想通貨取引所は、利用規約でサービスを提供する国・地域を定めています。
VPNで所在地を偽って登録したり取引したりすると、規約違反にあたり、アカウントの凍結や出金の停止につながるおそれがあります。
本人確認や出金の段階で改めて居住地の確認が入るのが一般的で、「VPNを使えばバレない」「安全に使える」と言えるものではありません。
無登録の海外業者では、日本の制度による保護が期待できない
制度の面も押さえておきましょう。
日本では、暗号資産の交換業を行うには金融庁への登録が必要です。
金融庁は、無登録で暗号資産交換業を行う海外所在の業者に対して警告書を出し、その名称を一覧で公表しています。
この一覧は今も更新が続いていて、海外所在の業者への直近の警告は2026年(令和8年)9月1日付で出されています。
※参照:「金融庁公式サイト|暗号資産・電子決済手段関係(無登録業者の一覧)」「金融庁公式サイト(暗号資産(仮想通貨)関係)」
金融庁は無登録業者について、「登録を受けていない『無登録業者』は、投資者等の保護のための態勢が確保されているか当局では確認できず、登録を受けている業者と同等の態勢が整っていない可能性が高いと考えられます」と説明しています。
寄せられているトラブルとして挙げられているのは、「出金の拒否や法外な出金手数料を請求されたりする」「急に連絡が取れなくなる」といったものです。
※参照:「金融庁|無登録業者との取引は要注意!~無登録業者との取引は高リスク~」(2026年10月6日時点)
つまり、VPNで海外の無登録業者にアクセスして取引した場合、トラブルが起きても日本の制度による保護は期待できません。
一方で、VPNそのものの利用は日本では合法です。
VPNの使いどころは、あくまで「自分が正規に使える取引所を、守られた通信で触る」ところに置いてください。
海外出張や旅行で回線環境が変わるときに、いつもの取引所へ安全にログインする。
この使い方であれば、規約とも制度とも衝突しません。
取引所どうしの価格差(アービトラージ)は、VPNで生まれるものではない
「VPNを入れると海外の取引所にも繋がるので、価格差で稼げる」という説明を見かけることがあります。
ここは誤解しやすいところなので、分けて考えてください。
銘柄の値段は、その取引所に出ている買い注文と売り注文で決まります。
接続元のIPアドレスが日本か海外かで、板に並ぶ値段が変わるわけではありません。
VPNが変えられるのは「その取引所の画面を開けるかどうか」だけで、値段のほうには手が届きません。
そして、開けるようになった先が日本向けに登録を受けていない業者だった場合、前述のとおり出金を断られても連絡が取れなくなっても、日本の制度で守ってもらうことはできません。
価格差を取りにいく取引は、「本来は使えない取引所をVPNで開く」ことが前提になりがちです。
その時点で、利用規約の提供地域の定めと、金融庁の登録制度の両方に引っかかります。
当サイトでは、この使い方をおすすめしていません。
渡航先で日本の取引所が開けなくなる3つの原因

※参照:「Coincheck公式ヘルプ(サービスを提供していない国や地域からのご利用について)」(2026年10月5日時点)
渡航先から残高を見ようとして開けない、というのは実際によくあります。
ただ、その原因はひとまとめに「海外だから」ではありません。
国内の取引所がかけている制限は3つに分かれていて、VPNで解けるのは、このうち1つだけです。
ここを取り違えると、直らないものを直そうとして時間を失います。
1. 滞在先が「サービス未提供国」だとVPNでは解けない
国内の取引所の多くは、自社のサービスを提供しない国・地域をあらかじめ決めています。
Coincheckはそれを「サービス未提供国」と呼び、該当する国からログインすると「現在の国または地域ではご利用いただけません。」という文言が出ると公式ヘルプに書いています。
一覧は2026年10月時点で2026年8月1日現在のものが掲示されており、渡航のたびに更新されうる性質のものです。
これは通信経路の問題ではなく、その口座を滞在先では使わせないという会社側の方針です。
VPNで日本のIPアドレスに見せかけて通してしまえば、会社が止めている状態をすり抜けたことになり、規約違反の側に回ります。
渡航前に、自分が使っている取引所の未提供国一覧を見ておくのが確実です。
2. VPNを繋いだままだと、かえって弾かれることがある
意外に思われるところですが、ここが一番の落とし穴です。
Coincheckは、未提供国に滞在していないのにエラーが出る場合の原因として、VPNやプロキシの利用そのものを挙げています。
通信経路が海外のサーバーを通ると、実際の滞在地と関係なく海外からのアクセスとして判定されうるという説明で、対処としてVPNやプロキシを切り、キャッシュとCookieを消してから別の回線で開き直すよう案内されています。
※参照:「Coincheck公式ヘルプ(サービスを提供していない国や地域からのご利用について)」(2026年10月5日時点)
つまり、日本国内にいるのに取引所が開けない人は、VPNを付けるのではなく、まず外してみるのが先です。
VPNを付けたまま海外のサーバーに繋がっていた、というだけの話はよくあります。
日本にいながらVPNを使いたいなら、接続先を日本のサーバーにしておく。
これで経路が国内に収まり、通信は暗号化されたまま判定も通ります。
なお、Coincheckのアプリ(iOS/Android)は日本国内のみの提供で、海外では新規ダウンロードもアップデートもできないと明記されています。
端末を替えて渡航する予定があるなら、アプリは日本にいるうちに入れておいてください。
3. 居住地そのものを海外に移すと、口座の扱いが変わる
短期の渡航と、海外への引っ越しは別の話です。
bitFlyerは公式のよくある質問で、原則として海外居住の方の本人確認手続きは受け付けていないと案内しています(ヨーロッパ在住者・アメリカ在住者には別の窓口があります)。
※参照:「bitFlyer公式|海外居住の場合でも取引できますか。」(2026年10月5日時点)
住所が海外になった状態でVPNだけ日本に向けても、本人確認や出金の段階で居住地を聞かれれば、そこで止まります。
海外赴任や移住が決まっているなら、出国前に取引所へ届け出て、口座をどう扱うか決めておくのが順序です。
取引所ごとに方針が違うので、自分の口座の規定を先に見ておく
ここが見落とされやすいところです。
「海外から日本の取引所は使えるのか」に対する答えは、取引所ごとに違います。
同じようにVPNを繋いでも、片方は開いて片方は弾かれる、ということが普通に起きます。
主要な4社が公式に書いている内容を並べると、こうなります。
| 取引所 | 海外からのログイン | 海外在住者の口座開設 |
|---|---|---|
| Coincheck | 「サービス未提供国」を定めており、該当する国からは利用できない | 公式ヘルプに未提供国の一覧を掲示 |
| GMOコイン | ログインは可能だが動作確認はしておらず、地域により制限される場合がある | 日本国内に居住する個人のみ |
| bitFlyer | 公式に記載なし | 原則として海外居住者の本人確認は受け付けていない |
| bitbank | 公式に記載なし | 非居住者の個人口座は通常受け付けていない |
※2026年10月時点・各社の公式ヘルプの記載より。参照:「Coincheck公式ヘルプ」「GMOコイン公式サポート|海外からログインは可能ですか」「bitFlyer公式|海外居住の場合でも取引できますか。」「bitbank公式サポート」
とくにGMOコインの書き方は、読んでおく価値があります。
公式サポートでは海外からのログイン自体は可能としながら、サービスの対象は日本国内に居住する顧客であり、国外からの操作については動作確認をしていないと断っています。
正常に取引や入出金ができない事態が起きても対処法を案内できない場合があり、同社の判断で海外からのログインが制限されることもあるという内容です。
※参照:「GMOコイン公式サポート|海外からログインは可能ですか」(2026年10月5日時点)
つまり「禁止」ではなく「保証の外」という位置づけです。
渡航中に動かなくなっても、サポートに頼りきれない前提で考えておく必要があります。
口座開設のほうは、もっとはっきりしています。
GMOコインは日本国内に居住する個人のお客さまのみと明記し、bitbankも非居住者の個人口座は通常受け付けていないとしています。
ここは居住地の要件なので、VPNで接続元を日本に見せても満たせません。
本人確認で提出する書類の住所が、そのまま判定材料になります。
やることは一つです。
渡航や赴任の前に、自分が使っている取引所の公式ヘルプで「海外」「未提供国」を引いておく。
これだけで、現地で慌てる場面はほとんど消えます。
「トラベルルール」は海外からのアクセスを止める制度ではない
海外からの取引を調べていると、トラベルルールのせいでアカウントが凍結されるという説明に行き当たることがあります。
ここは整理しておきます。
トラベルルールは、金融庁の資料によれば暗号資産・電子決済手段の移転時に、送付人・受取人の情報を交換業者どうしで通知させる義務です。
対象は国内の交換業者への移転と外国の交換業者への移転で、金額や種類にかかわらず全ての移転が対象とされています。
※参照:「金融庁|暗号資産・電子決済手段の移転に係る通知義務(トラベルルール)」
通知されるのは氏名・住居または顧客識別番号・ブロックチェーンアドレスといった、送金そのものに紐づく情報です。
接続元のIPアドレスや、どの国から開いたかを対象にした制度ではありません。
海外からのログインで口座が止まるのは、トラベルルールではなく各社が決めている提供地域と、不正利用の検知のほうです。
整理すると、こうなります。
VPNで解けるのは「通信を守る」ところまで。
盗み見られる余地を減らし、国内にいながら経路を国内に収めることはできます。
VPNで解けないのは「その国ではサービスを提供しない」という会社の方針。
滞在先が未提供国なら、VPNで見せかけても規約違反の側に回るだけです。
【2026年10月最新】仮想通貨の取引でVPNを利用する手順

|仮想通貨の取引でVPNを利用する手順
-
VPNに登録し、アプリを端末に入れる
-
自分がいる場所に近いサーバーへ接続する
-
接続したまま取引所・ウォレットにログインする
1. VPNに登録し、近いサーバーへ接続する
アプリを開いて、いまいる場所から近い国のサーバーを選びます。
日本にいるなら日本サーバー。
遠いサーバーを選ぶほど速度は落ちるので、ここは近さで選ぶのが基本です。

2. 接続したまま取引所・ウォレットにログインする
接続済みの表示が出たら、そのまま取引所やウォレットを開きます。

この状態なら、ログイン情報から注文の中身まで暗号化された通信で運ばれます。
もし取引所側で弾かれたら、同じ国の別サーバーに切り替えてから開き直してください。
\ 30日間全額返金保証 /
VPNを使って仮想通貨の取引を行う際の注意点

取引のあいだはVPNを接続したままにしておく
注文や送金をしているあいだは、VPNを切らないでください。
途中で切れると暗号化が外れ、接続元のIPアドレスも元に戻ります。
取引所のセッション中に接続元が変わると、再認証を求められたりセッションが切れたりすることもあります。
意図せず切れるのが怖い場合は、キルスイッチ(VPNが切れたら通信ごと止める機能)を有効にしておくと安全側に倒せます。
無料Wi-Fiでの取引はとくに気をつける

空港やカフェの無料Wi-Fiは、同じ回線に誰がいるか分からない環境です。
前述のとおり、総務省も公衆無線LANでの盗聴・なりすましのリスクを挙げています。
どうしてもその場で残高を見たい・送金したいときは、VPNをつないでからにしてください。
店舗ごとの無料Wi-Fiの実情は、スタバのフリーWi-Fiの安全性とVPN対策でも検証しています。
VPNネコなどの無料VPNは使わない

無料VPNは個人情報漏えいの危険性や、ウイルス感染のリスクがあります。
また、接続スピードも低速なため、快適に動画視聴やインターネットを楽しむことができません。
>>>【関連】VPNネコの危険性に関する記事はこちら
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仮想通貨の取引に使うVPNで、あわせて確認しておきたい機能

契約したあと、アプリ側で一度だけ設定しておくと効く機能があります。
仮想通貨の取引のように「通信が切れた瞬間が怖い」使い方では、ここを押さえておくかどうかで差が出ます。
キルスイッチ
VPNの接続が予期せず切れたときに、インターネット通信そのものを止める機能です。
これを入れておけば、注文の途中でVPNが落ちても素の回線に勝手に切り替わることがありません。
大手VPNは設定画面から有効にできます。
信頼できないWi-Fiでの自動接続
知らないWi-Fiにつないだ瞬間に、VPNを自動で立ち上げる設定です。
「Wi-Fiにつないだあとで、VPNを付け忘れる」という一番ありがちな抜けを塞げます。
同時接続台数
PC・スマホ・タブレットを行き来するなら、台数の上限は先に確認しておきます。
上限に当たると繋ぎ直す手間が増え、結果としてVPNなしで触る端末が生まれます。
前述の表のとおり、Surfsharkは無制限、NordVPNは10台、CyberGhostは7台です。
仮想通貨(暗号資産)の取引に使えるオススメのVPN3選

ここまでの6つのポイントで絞った3社を紹介します。
3社はいずれもノーログ方針そのものを対象にした第三者監査、または大手としての長い運用実績を持ち、サーバー数も切り替えに困らない水準です。
|仮想通貨の取引にオススメなVPN
|
1. NordVPN |
![]() 使いやすさ、安全性、接続スピード、総合的に業界No.1の最強VPN オススメ度: 9.7 / 10 |
|
2. Surfshark |
![]() 安全性が高く、接続スピードも速いコスパ抜群のVPN オススメ度: 9.4 / 10 |
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3. CyberGhost |
![]() 接続できるサーバーが豊富で、お手頃な価格が魅力のVPN オススメ度: 9.3 / 10 |
なお、3社とも返金保証が付くので、自分の回線と取引所で試してから判断できます。
日数はNordVPNとSurfsharkが30日間、CyberGhostは6か月以上の契約で45日間(1か月プランは14日間)です。
1. NordVPN | 接続スピードの速さと高いセキュリティ機能が魅力の業界トップVPN

総合評価:9.7 / 10
仮想通貨取引での利用:○
|2026年10月調査
NordVPNの接続スピード
【VPN接続なしの状態】
- ダウンロードスピード: 100Mbps
- アップロードスピード: 98Mbps
- Ping値: 4ms
【VPN接続ありの状態】
- ダウンロードスピード: 97.21Mbps
- アップロードスピード: 93.44Mbps
- Ping値: 7ms
●NordVPN接続時の速度低下率はわずか-3%
Nord VPNは、世界的に人気が高く信頼できるVPNの一つです。
軍隊や銀行、政府機関で採用されている最高水準の暗号化技術(AES-256 bit)を採用しており、セキュリティ・安全性は文句なし。
世界59カ国のロケーションが利用可能で、接続できるサーバー数は5,900以上。
4Kストリーミングに対応した高速接続のため、高画質の動画視聴やネット利用を快適に楽しむことができます。
【カテゴリー別】NordVPNの評価
|
接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
|
サーバー数 |
接続可能国数:59カ国/ サーバー数:5,900+ |
|
料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
|
セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
|
ログポリシー |
No-ログポリシー |
|
使いやすさ |
使いやすいアプリ |
|
カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |

詳細なレビュー記事はこちら
2. Surfshark | 高度な安全性・速い接続スピードを兼ね備えたコスパの良いVPN

総合評価:9.4 / 10
仮想通貨取引での利用:○
|2026年10月調査
Surfsharkの接続スピード
【VPN接続なしの状態】
- ダウンロードスピード: 100Mbps
- アップロードスピード: 99.23Mbps
- Ping値: 5ms
【VPN接続ありの状態】
- ダウンロードスピード: 91.24Mbps
- アップロードスピード: 92.67Mbps
- Ping値: 12ms
●Surfshark接続時の速度低下率は-7%
Surfsharkは、高いセキュリティと高速の接続スピードが魅力のVPNです。
暗号化技術は軍用レベルのAES-256 bitであり、セキュリティ・安全性に関しては心配ありません。
利用できるロケーションは世界95カ国とかなり豊富で、接続できるサーバー数は3,900以上。
接続スピードは4Kストリーミングに対応しており、高画質の動画視聴や通常のインターネット利用を快適に楽しむことができます。
【カテゴリー別】Surfsharkの評価
|
接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
|
サーバー数 |
接続可能国数:95カ国/ サーバー数:3,900+ |
|
料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
|
セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
|
ログポリシー |
No-ログポリシー |
|
使いやすさ |
使いやすいアプリ |
|
カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |

3. CyberGhost | 膨大なサーバー数が利用できるお手頃価格のVPN

総合評価:9.3 / 10
仮想通貨取引での利用:○
|2026年10月調査
CyberGhostの接続スピード
【VPN接続なしの状態】
- ダウンロードスピード: 100Mbps
- アップロードスピード: 99.23Mbps
- Ping値: 4ms
【VPN接続ありの状態】
- ダウンロードスピード: 88.33Mbps
- アップロードスピード: 89.09Mbps
- Ping値: 8ms
●CyberGhost接続時の速度低下率は-11%
CyberGhostは、世界的に人気が高く安価な価格で利用できるVPNの一つです。
軍隊や銀行、政府機関で採用されている最高水準の暗号化技術(AES-256 bit)を採用しており、セキュリティ・安全性は問題なし。
世界91カ国のロケーションが利用可能で、接続できるサーバー数は9,700以上。
4Kストリーミングに対応した高速接続であることはもちろん、ストリーミングサービスや特定サイトに特化した専用サーバーが使える点も大きな魅力です。
【カテゴリー別】Cyberghostの評価
|
接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
|
サーバー数 |
接続可能国数:91カ国/ サーバー数:9,700+ |
|
料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
|
セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
|
ログポリシー/ 信頼性 |
No-ログポリシー |
|
使いやすさ |
使いやすいアプリ |
|
カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |

各社の詳しい評価はNordVPNの評判や口コミの調査記事もあわせて確認してください。
仮想通貨の取引にVPNを利用する際によくある質問

VPNを使って仮想通貨を取引するのは違法?禁止されている?
日本の法律には、VPNの使用そのものを禁じる規定はないとされています。
ただし、法律で禁じられていないことと、使ってよいことは別です。
取引所やウォレットの利用規約が提供する国・地域を定めている場合、VPNで所在地を偽る行為は規約違反にあたり、アカウントの制限や凍結につながるおそれがあります。
また、国によってはVPNの利用そのものが規制されているため、渡航先の事情は事前に確かめてください。
VPNの利用が禁止されている国リスト
>>>【関連】VPNの利用が違法な国を12ヶ国調査!渡航前に確認しておきたいポイントを解説
海外の仮想通貨取引所にVPNでログインすればバレない?
そうは言えません。
多くの取引所は利用規約で提供する国・地域を定めており、VPNで所在地を偽る行為は規約違反にあたります。
本人確認や出金の段階で居住地の確認が入るのが一般的で、アカウントの凍結や出金停止のリスクがあります。
VPNは、自分が正規に使える取引所の通信を守るために使ってください。
仮想通貨の取引に無料VPNを使っても大丈夫?
おすすめできません。
無料VPNは通信量の上限や速度制限が一般的なうえ、運営の実態やログの扱いが不透明なものも混じっています。
資産を動かす通信を預ける相手としては、ノーログ方針と第三者監査を公表している有料VPNのほうが確実です。
VPNを使えば中国からでも仮想通貨の取引ができる?
中国で使えるVPNであれば、通信を守った状態で自分の取引所にログインできます。
ただし、中国はVPNの提供そのものを規制している国です。
接続の安定度は時期によって変わります。
現状はNordVPNは中国で使えるのかの調査記事にまとめています。
VPNの料金を仮想通貨で払うことはできる?
できます。
NordVPNの公式ヘルプには、クレジットカード・暗号資産・PayPal・銀行振込などに対応していると書かれています(地域によって使えない支払い方法があります)。
支払い方法の選び方はNordVPNのおすすめプランと料金の解説で扱っています。
VPNを繋いでいるのに取引所にアクセスできない・エラーが出るときは?
日本国内にいるなら、まず接続先が日本のサーバーになっているかを確かめてください。
海外のサーバーに繋がったままだと、取引所からは海外からのアクセスに見えます。
Coincheckの公式ヘルプも、未提供国にいないのにエラーが出る場合の対処としてVPN・プロキシを切り、キャッシュとCookieを消してから別の回線で開き直すよう案内しています。
接続先が日本で合っているなら、同じ国の別サーバーに切り替えて開き直します。
サーバー単位で弾かれているだけのことが多く、これで通る場合がほとんどです。
海外赴任・海外在住になったら、日本の取引所はどうなる?
取引所ごとに扱いが違うので、出国前に自分が使っている取引所へ確認してください。
bitFlyerは公式のよくある質問で、原則として海外居住の方の本人確認手続きは受け付けていないと案内しています(ヨーロッパ・アメリカ在住者には別の窓口があります)。
VPNで日本のIPアドレスに見せかけても、本人確認や出金で居住地を確認された時点で止まります。
GMOコインやbitbankは海外から使える?
取引所ごとに方針が違うので、まとめて答えられません。
GMOコインは公式サポートで海外からのログイン自体は可能としていますが、国外からの操作は動作確認をしておらず、同社の判断で制限される場合があると断っています。
bitbankは公式サポートで非居住者の個人口座は通常受け付けていないとしています。
Coincheckは「サービス未提供国」を定めていて、該当する国からは開けません。
渡航の前に、自分が使っている取引所の公式ヘルプを確かめてください。
VPNを使えば海外からでも日本の取引所の口座を開設できる?
できません。
GMOコインは口座開設の対象を日本国内に居住する個人のお客さまのみと明記しており、bitFlyerも原則として海外居住者の本人確認は受け付けていません。
これは通信経路ではなく居住地の要件です。
VPNで接続元の国を変えても、本人確認で出す書類の住所は変わらないため、ここは解決しません。
DMM Bitcoinは海外から使える?
DMM Bitcoinは2025年3月8日でサービスを終了しています。
口座と預かり資産はSBI VCトレードへ移管されたと、同社の公式ニュースリリースで公表されています。
※参照:「DMM Bitcoin公式お知らせ」「SBIホールディングス公式ニュースリリース」
トラベルルールのせいで海外からの取引ができなくなる?
いいえ、トラベルルールはそういう制度ではありません。
金融庁の資料によれば、トラベルルールは暗号資産を移転するときに、送付人・受取人の情報を交換業者どうしで通知させる義務です。
接続元のIPアドレスや、どの国から開いたかを対象にしたものではありません。
海外からのログインで止まるのは、各社が定めている提供地域のほうです。
VPNを使えば取引所の価格差(アービトラージ)で稼げる?
VPNで価格差が生まれることはありません。
値段はその取引所に出ている注文で決まるので、接続元の国を変えても板の中身は変わりません。
VPNで変わるのは画面を開けるかどうかだけで、しかもその相手が日本向けに登録を受けていない業者なら、金融庁が注意喚起しているとおり出金拒否や連絡不通のリスクを自分で抱えることになります。
スマホだけで取引していてもVPNは必要?
むしろスマホのほうが要ります。
外出先のWi-Fiに繋ぐ機会が多く、そのまま残高や注文の画面を開くことになるからです。
3社ともiOS・Androidのアプリを出していて、1つの契約で複数の端末に入れられます。
なお渡航の予定があるなら、アプリは日本にいるうちに入れておいてください。
Coincheckのアプリ(iOS/Android)は日本国内のみの提供で、海外では新規ダウンロードもアップデートもできないと公式ヘルプに書かれています。
VPNを使うと取引の速度は落ちる?
いくらか落ちます。
VPN LIFE の実測では、NordVPNは素の回線と比べられる11都市で42〜90%の速度が残りました(東京は780Mbpsに対して444.9Mbps)。
注文を出すぶんには十分な水準ですが、落ち幅を抑えたいなら近いサーバーを選んでください。
VPNは仮想通貨の取引以外にも使える?
使えます。
海外から日本の動画配信サービスを見たり、日本のWEBサービスにログインしたりといった使い方が代表的です。
日本のストリーミングサービスを海外から使う
【ストリーミングサービス別】視聴方法の一覧
日本のWEBサービス・アプリを海外から使う
【アプリ/WEBサイト別】利用方法の一覧
まとめ:VPNを使えば仮想通貨(暗号資産)の取引を安全に行える

ポイント
- 取引所やウォレットを触る通信は、VPNで暗号化してから動かす
- 選ぶ基準は、ノーログ方針の第三者監査・速度・サーバー数・同時接続台数・料金・問い合わせ窓口の6点
- 接続先は、いまいる場所から近いサーバーを選ぶ。日本にいるなら日本のサーバー
- 日本国内なのに取引所が開けないときは、VPNを付けるのではなく、まず接続先を日本に戻す
- 海外の取引所を所在地を偽って使うのは規約違反。VPNは正規に使える取引所を守るために使う
今回は、仮想通貨(暗号資産)の取引に使えるオススメVPNと選び方を整理しました。
仮想通貨そのものはブロックチェーンで守られていますが、危ないのはいつも手元の通信とログイン情報です。
そこを固めるだけで、盗み見られる余地はぐっと減ります。
まずは返金保証のあるうちに、自分の回線と取引所で試してみてください。
NordVPNなら公式サイトからの申し込みで30日間が対象です(初回の契約のみ・アプリストア経由は対象外)。
\【キャンペーン中】30日間無料で使える! /

総合評価:9.7 / 10
詳細なレビュー記事はこちら
|仮想通貨の取引にオススメなVPN
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1. NordVPN |
![]() 使いやすさ、安全性、接続スピード、総合的に業界No.1の最強VPN オススメ度: 9.7 / 10 |
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2. Surfshark |
![]() 安全性が高く、接続スピードも速いコスパ抜群のVPN オススメ度: 9.4 / 10 |
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3. CyberGhost |
![]() 接続できるサーバーが豊富で、お手頃な価格が魅力のVPN オススメ度: 9.3 / 10 |