
シンガポールに着いた途端、TVerやABEMAが再生できなくなった。NetflixやAmazon Prime Videoを開いたら、日本では並んでいたはずの作品が消えていた。メルカリやPayPayもエラーで止まる。
日本のサービスの多くは「日本国内からの接続かどうか」をIPアドレスで判定しているため、シンガポールに移動しただけで別の国のユーザーとして扱われてしまいます。


結論から言うと、シンガポールで日本のサイトやアプリを使うにはVPNが必要です。
VPNアプリで日本のサーバーに接続すると、接続元のIPアドレスが日本のものに切り替わり、TVerやABEMA、メルカリなどの日本のサービスが日本にいるときと同じように使えるようになります。
作業はアプリを入れてボタンを1つ押すだけで、最短5分で終わります。
※ただしNetflixとAmazon Prime Videoは、公式が案内している扱いが日本の配信サービスとは異なります。この2つについては本記事の「シンガポールからは日本のNetflixやTVerが見れない」の章で、公式の記載をそのまま紹介しています。
シンガポールから日本のアプリやサイトを使う手順(最短5分で完了)

-
信頼できるVPNと契約(NordVPNなど)
-
VPNアプリで日本サーバーに接続
-
使いたい日本のアプリやサイトにアクセス
-
シンガポールから日本のアプリやサイトが使えるようになる
\ 初回の契約は30日間の返金保証つき /
POINT
本記事では、”オススメのVPNサービスは?”・”無料VPNは使って良いの?”という疑問にも全てお答えしています。
VPNに詳しくない方にもわかるように丁寧に解説しておりますので、安心して読み進めてくださいね。
この記事でわかること
- シンガポールで日本のサイトやアプリが使えなくなる理由
- 現地で使えるオススメのVPN3社と、選ぶときに見るべき5つの点
- VPNで日本サーバーにつないで日本のサービスを使う手順
- シンガポールの無料Wi-Fi(Wireless@SG)を安全に使うコツ
- 料金・サーバー数・通信速度の目安と、契約前の注意点
【専門チームが監修】信頼性の高い情報を保証

当サイトは、70個以上の有料/無料VPNをテストしてきた専門のプロチームが記事の監修を行っています。
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●VPN UNIVERSITYの信頼性
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これまでに検証したVPNの数 |
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4,400回+ |
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IPアドレス& DNS漏えいの確認回数 |
9,200回+ |
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VPN調査員の派遣国数 |
50カ国+ |
※最終データ更新:2026年10月
|シンガポールで使えるオススメVPN
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1. NordVPN |
![]() 使いやすさ、安全性、接続スピード、総合的に業界No.1の最強VPN オススメ度: 9.7 / 10 |
|
2. Surfshark |
![]() 安全性が高く、接続スピードも速いコスパ抜群のVPN オススメ度: 9.4 / 10 |
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3. CyberGhost |
![]() 接続できるサーバーが豊富で、お手頃な価格が魅力のVPN オススメ度: 9.3 / 10 |
シンガポールでVPNを使う必要性|実際に渡航して検証
シンガポールへ渡航し、現地で使えるオススメのVPNを調査

シンガポールで使えるオススメのVPNを実際に渡航して検証
シンガポールは通信環境が非常に整った国です。
チャンギ空港からMRT、ショッピングモール、カフェまで公共の無料Wi-Fiが行き渡っており、通信そのものに困る場面はほとんどありません。
ところが、「速い回線につながること」と「日本のサービスが使えること」は別の話です。
日本の配信サービスやアプリは接続元のIPアドレスを見て国を判定しているため、現地の高速な回線につないでいても、日本向けのコンテンツは弾かれてしまいます。
現地で確かめたところ、日本の主要な配信サービスは軒並み再生できず、ネットショッピングやフリマアプリも国外扱いで止まりました。
逆に言えば、接続元を日本に戻すだけで解決するということです。
※上の写真と現地での確認は2023年の渡航時のものです。各サービスの対応状況・料金・サーバー数については、本記事では公式ページで取り直した2026年10月時点の内容を記載しています。
シンガポールからは日本のNetflixやTVerが見れない
作品がシンガポール仕様になってしまう

シンガポールからNetflixを開くと、画面はシンガポール向けのラインナップに切り替わります。
Netflixは公式ヘルプで、映画やドラマは世界各地のスタジオとライセンス契約を結んで配信しており、その地域での人気・ライセンスの費用・権利の有無によって配信の可否が決まると説明しています。
つまり、同じNetflixのアカウントでも、日本とシンガポールでは並ぶ作品が違うということです。
※参照:「Netflix ヘルプセンター」
Amazon Prime Videoも同じ仕組みで、作品ごとに配信できる国が決まっています。
さらにTVerやABEMA、U-NEXTなどの日本の配信サービスは、そもそも日本国内からの視聴を前提に作られているため、シンガポールからはエラーになります。
なお、かつてTBS・テレビ東京系の作品を配信していたParaviは、2023年6月30日にU-NEXTへサービスが統合され、単独のサービスとしては提供を終えています。
※参照:「U-NEXT 公式プレスリリース(2023年6月30日)」
Netflixは「VPN経由では世界共通の作品だけ」と公式が明記している
ここは手順より先にお伝えしておきます。日本のサーバーにつなげば日本版のNetflixになる、という案内はNetflixの公式にはありません。
Netflixのヘルプには、次のように書かれています。
「VPNでNetflixにアクセスするとお住まいの地域に関する情報が隠されるため、世界中のあらゆる地域で視聴可能な映画やドラマしか見られなくなります」
「国ごとに、それぞれ独自のオリジナルおよびライセンス契約済みの映画やドラマのカタログがあります」
※参照:「Netflix ヘルプセンター|Netflixで視聴できる作品」
つまりVPNをつないだ状態では、日本だけで配信されている作品も、シンガポールだけで配信されている作品も、公式の記載どおりなら表示されません。
さらに別のヘルプページには、「VPN経由での視聴は、Netflixのライブイベントや広告つきプラン、広告つきアカウントでは対応していません」とも記載があります。日本の最安プランは広告つきスタンダードなので、このプランを契約している場合はVPN経由の視聴そのものが対象外です。
※参照:「Netflix ヘルプセンター|VPNを使用してNetflixを利用する場合」
一方で、TVerやU-NEXTのように「日本国内からの接続かどうか」で配信を絞っているサービスは、日本のサーバーに切り替えれば日本にいるときと同じように使えます。本記事の手順は、こちらを前提にしています。
なお、日本のサービスでもVPNそのものを弾いているものがあります(メルカリ・PayPayなど)。こちらは注意点の章でまとめました。
シンガポールから日本のサイトを使うにはVPNが必要
VPNとは

VPNとは、Virtual Private Network(バーチャルプライベートネットワーク)の略です。
ウェブサイトやアプリケーションは、IPアドレスと呼ばれるインターネット上の住所的な数値を元に、アクセス元を判別しています。
VPNを利用すればIPアドレスを別のものに変更することができるため、実際のアクセス国ではなくVPNで接続したサーバーの国から訪問しているように装うことができます。
また、通信も暗号化されてセキュリティが強化されるため、情報漏えいやハッキングのリスクを回避することが可能になります。
【図解】VPN接続がある場合とない場合の比較


たとえば日本のサーバーに接続すれば、サイトやアプリに対して「日本からのアクセスである」と認識させることができるため、シンガポールからでも日本のサービスがそのまま使えるようになります。
もうひとつの役割が通信の暗号化です。
VPNを通した通信は暗号化されるため、同じ無料Wi-Fiにつないでいる第三者から中身を覗かれる心配がなくなります。
「日本のサービスを使う」と「現地で安全に通信する」を1つのアプリでまかなえるのが、海外滞在でVPNが定番になっている理由です。
シンガポール滞在中にVPNが役に立つ5つの場面
1. シンガポールから日本のストリーミングサービスが使える

VPNの日本サーバーに接続した状態でTVerやU-NEXTなどの日本の配信サービスにアクセスすれば、日本からのアクセスとして扱われます。
そのため、シンガポールにいても日本国内と同じようにサービスを使うことができます。
それぞれのサービスが海外から使えない理由は、次のとおりです。
【日本のストリーミングサービス】配信できる地域が日本国内に限られている
TVerやABEMA、U-NEXT、NHKの配信などは、番組ごとに「日本国内で配信する」という条件で権利を取っています。
そのため各サービスの利用規約やヘルプでは、視聴できるのは日本国内からに限られるという趣旨の案内がされています。
権利の問題なので、アプリを入れ直しても現地の回線を変えても解決しません。接続元を日本に戻す以外に方法がないのはこのためです。
>>>【関連】TVerを海外から見る方法とオススメVPN
【Netflix(ネトフリ)】国によって見れる作品が異なる
Netflixは、視聴できる作品が国ごとに違います。
Netflixの公式ヘルプによれば、作品はスタジオとのライセンス契約にもとづいて配信されており、契約が切れれば配信も終わります。配信を続けるかどうかは、その地域での人気・ライセンスの費用・権利が使えるかどうかで判断されるとのことです。
※参照:「Netflix ヘルプセンター」
判断の単位が「地域」である以上、シンガポールから開けばシンガポール向けの棚が表示されます。
そしてVPNをつないだ場合については、Netflixは「お住まいの地域に関する情報が隠されるため、世界中のあらゆる地域で視聴可能な映画やドラマしか見られなくなります」と案内しています。日本版の棚に切り替わるという案内ではない点に注意してください。
※参照:「Netflix ヘルプセンター|Netflixで視聴できる作品」
>>>【関連】海外から日本のNetflixを見る方法
【Amazon Prime VIdeo(アマプラ)】国によって見れる作品が異なる
Amazon Prime Videoも、視聴できる作品が国ごとに異なります。
配信する作品と地域は配給会社との契約で決まるため、「日本だけで配信する」条件の作品はシンガポールからは出てきません。
日本で見ていたはずの作品が一覧から消えているときは、作品が削除されたのではなく、表示されている棚が日本のものではないと考えたほうが早いです。
公式ヘルプには「現在、Prime Videoのサブスクリプションは、お住まいの国内でのみストリーミング再生ができます」「海外旅行中は、表示されているタイトルの他に、購入またはレンタル済みのタイトルのみをストリーミング再生できます」と記載があります。つまり購入・レンタル済みの作品は海外でもそのまま再生できます。
※参照:「Prime Video ヘルプ|海外での視聴について」
ただし利用規約には「アマゾンは、お客様の地理的な所在地を確認するための技術を使用します。お客様は、お客様の所在地を隠したり偽ったりする技術または手法を使用することはできません」とあります。VPNで所在地を隠して視聴するのは規約違反とみなされる可能性があり、アカウントに制限がかかることもあります。渡航前に購入・レンタルを済ませておくほうが確実です。
※参照:「Prime Video 利用規約」
>>>【関連】Amazonプライムビデオを海外から見る方法
日本にいるときと同じようにストリーミングを楽しみたいなら、VPNは欠かせません。
2. シンガポールのカフェや空港の無料Wi-Fiを安全に使うことができる

シンガポールには、政府機関のIMDA(情報通信メディア開発庁)が主導する公共無料Wi-Fi「Wireless@SG」が整備されています。海外のSIMを使っている旅行者でも接続でき、空港や駅、図書館、商業施設などで利用できます。
※参照:「IMDA(Infocomm Media Development Authority)公式サイト」
便利な反面、公共のWi-Fiは不特定多数が同じネットワークを共有するという点で注意が必要です。
シンガポール政府のサイバーセキュリティ庁(CSA)が2026年6月30日に公表した年次報告「Singapore Cyber Landscape 2025/2026」によると、2025年にシンガポール国内で検知されたマルウェア感染端末は284,300台で、2024年から142%増えています。CSAに報告されたフィッシングは約4,800件(2024年の約6,100件から21%減)、ランサムウェアの報告は159件から165件に増加しました。
※参照:「CSA(シンガポール サイバーセキュリティ庁)公式プレスリリース(2026年6月30日)」
通信環境が整っている国でも、感染端末が増えているという事実は変わりません。同じWi-Fiにそうした端末がつながっている可能性を前提に動くのが安全です。
個人情報が盗まれる危険性
暗号化されていない無料Wi-Fiでは、やり取りしている通信の中身を同じネットワーク上の第三者が読み取れてしまう場合があります。
見ているページのURLや入力した文字、場合によってはログイン情報まで、暗号化されていなければそのまま流れていきます。
旅行中はホテルの予約やクレジットカードの入力など、見られて困るやり取りが増えがちです。暗号化されていない回線で重要な情報を入力しない、というのが基本になります。
なりすましのアクセスポイント
正規のWi-Fiとよく似た名前のアクセスポイントが用意されていることがあります。
うっかりそちらにつないでしまうと、通信が丸ごと相手の手元を通ることになります。
見分けにくいのは、名前の一部だけを差し替えてあるケースです。小文字のl(エル)を大文字のI(アイ)に置き換えるなど、一見しただけでは気づけません。
同じ名前のネットワークが複数並んでいるときや、施設が案内していない名前のときは接続しないようにしましょう。
VPNを使えば通信そのものが暗号化されるため、同じWi-Fiに悪意のある第三者がいても中身を読み取られません。
現地の無料Wi-Fiを使うなら、VPNをオンにしてから接続するのが安全です。
>>>【関連】カフェのフリーWi-Fiを安全に使う方法
3. シンガポール限定のサブスクや動画サービスが利用可能になる

逆に、シンガポールのサーバーがあるVPNを使えば、日本からはアクセスできないシンガポール向けのサービスを開くことができます。
シンガポール国内からの接続を条件にしている現地のサイトやサービスは、シンガポールのサーバーに接続することで開けるようになります。現地での滞在中に使っていたサイトを帰国後に確認したい、というときに使える方法です。
ただしNetflixについては、シンガポールのサーバーにつないでもシンガポール版の棚になるという案内は公式にはありません(前述のとおり、公式は「世界中のあらゆる地域で視聴可能な映画やドラマしか見られなくなります」と記載しています)。「現地の配信サービスだから、現地のサーバーにつなげば見られる」と単純には考えないでください。
※参照:「Netflix ヘルプセンター|Netflixで視聴できる作品」
>>>【関連】海外版Netflixを日本から見る方法
4. 日本のネットショッピングやフリマアプリが使える

止まるのは動画だけではありません。通販サイトや一部のネットバンキング、国内向けのWEBサービスなど、日本国内での利用を前提にしたアプリ・WEBサービスは、海外からアクセスすると弾かれたり機能が制限されたりします。
数か月の出張や駐在で、日本の買い物や閲覧のアカウントをそのまま使いたい場合、この差はかなり効いてきます。
日本のサーバーに接続すれば、こうしたサービスの表示や挙動は日本にいるときと同じ状態に戻ります。
※金融機関のサービスは、居住地の届け出や本人確認の扱いが別途決められている場合があります。VPNは表示や接続を安定させるための道具であり、居住実態を変えるものではありません。長期で海外に住む場合は、各サービスの案内に従って手続きしてください。
※ただしメルカリ・PayPayのように、公式が「VPNの設定を解除してください」と案内しているサービスもあります。この2つは日本のサーバーにつないでも解決しないため、注意点の章で個別に解説します。
5. 通信内容を暗号化して個人情報を守ることができる

海外にいるときは、ホテル・空港・カフェなど自分で管理していないネットワークを使う機会が一気に増えます。
どこを経由して通信が流れているのかは利用者には分かりません。
VPNを使えば、端末からVPNサーバーまでの通信が暗号化され、途中の経路で中身を読み取られなくなります。
あわせて、接続元のIPアドレスもVPNサーバーのものに置き換わるため、訪問先のサイトに自分の回線の情報が直接渡らなくなります。
なお、暗号化の効果を本当に受けられるかどうかは、そのVPN会社が通信の記録を残していないかどうかにかかっています。選び方は次の章で詳しく解説します。
>>>【関連】海外旅行に使えるオススメVPNまとめ
【2026年10月最新】シンガポールでVPNを利用する手順や方法

シンガポールでVPNを使う手順は3つだけです。
-
VPNアプリで日本のサーバーに接続する
-
使いたい日本のサイト・サービスにアクセスする
-
シンガポールから日本のサイトやサービスが使えるようになる
1. VPNで日本サーバーに接続

渡航前にVPNアプリを入れておき、現地では国の一覧から「日本」を選ぶだけです。
接続先は東京・大阪など複数の都市から選べるVPNを選んでおくと安心です。配信サービスにサーバーが弾かれたとき、同じ日本国内の別の都市へ逃がせます。
VPN LIFE が7社の公式サーバー一覧を155の国と地域ぶん集計した結果(2026年9月5日時点)では、日本国内で2つ以上の都市を選べるのは7社のうち4社だけで、残りは1都市にとどまっていました。後ろで紹介する3社のうちこの4社に入っているのはNordVPNです。
※出典:「VPN LIFE|シンガポールと日本のサーバー拠点数の集計データ」
2. 使いたい日本のサービス・アプリにアクセス

※出典「ABEMA」公式サイト
日本サーバーにつながったら、使いたいサービスやアプリを開きます。
すでにアプリを開いたままだった場合は、一度アプリを終了してから開き直すと国の判定がやり直されます。(上記はABEMAにVPNを使った例です。)
3. 日本のサービス・アプリがシンガポールで利用可能になる

※出典「ABEMA」公式サイト
通常はシンガポールから再生できない日本の配信も、VPNに接続した状態なら日本にいるときと同じように視聴できます。
\ 初回の契約は30日間の返金保証つき /
シンガポールでVPNを利用する際の注意点

サイトの利用中や動画の視聴中はVPNを接続したままにしておく
日本のサービスを使っている間は、VPNをつないだままにしておきましょう。
途中でVPNを切るとIPアドレスがシンガポールのものに戻り、再生が止まったりログアウトさせられたりします。
通信量を気にしてこまめに切る人もいますが、見ている間だけはつなぎっぱなしにしておくほうが結果的に快適です。
利用するサービスの規約を確認してから使う
配信サービスやWEBサービスのなかには、利用できる地域を利用規約で定めているものがあります。
規約で地域が決まっているサービスをVPN経由で使った場合、規約違反とみなされたり、再生が止められたりする可能性があります。
自分が契約しているサービスの利用規約と「対応地域」の案内を、渡航前に一度確認しておきましょう。
「VPNを解除してください」と案内しているサービスもある
日本のサービスは、大きく2種類に分かれます。配信の権利で国を絞っているサービス(TVer・U-NEXTなど)は、日本のサーバーにつなげば使えます。
一方、不正利用の対策としてVPN経由のアクセス自体を弾いているサービスは、日本のサーバーにつないでも解決しません。公式が「VPNを解除してください」と案内しているためです。
PayPay
日本国外からは「海外アクセスモード」に切り替わり、取引履歴・利用レポート・PayPayカードミニアプリなど一部の機能だけが使えます。公式ヘルプには「VPNをご利用の場合、VPN設定を解除してください」と記載があります。アプリのバージョンが5.48.0未満の場合は海外で利用できません。
※参照:「PayPay 公式ヘルプ|海外で利用する場合」
メルカリ
公式ガイドには「外部環境を経由したアクセスや国外からのアクセスを制限しており、該当アクセスを検知した場合はアラートが表示されます」とあり、VPN接続中の端末からログインしようとした場合は「VPNの利用設定を解除して再度お試しください」と案内されています。海外在住の場合は公式の「海外取引サポート」の案内に従ってください。
※参照:「メルカリガイド|ログインできない場合」
ABEMA
「お住まいの地域からご利用になれません」と表示される原因としてプロキシ・VPNの利用が挙げられており、解除するよう案内されています。日本のサーバーにつないでも弾かれる場合があります。
VPNは「国で絞られているものを解く道具」であって、「サービス側の対策をすり抜ける道具」ではありません。渡航前に、自分が使いたいサービスがどちら側かを公式ヘルプで確認しておくと確実です。
VPN会社の側も、地域制限の扱いは一社ずつ違う
見落とされがちですが、VPNを提供している会社自身の規約にも、地域制限をどう扱うかが書かれています。後ろで紹介する3社でも立場が分かれているため、契約前に目を通しておきましょう。
CyberGhost|配信事業者が設けた地域制限の回避は規約違反と明記
公式サポートに「to circumvent geographic restrictions imposed by content providers, or to engage in any other unlawful activity is strictly prohibited and constitutes a breach of our Terms of Service」(配信事業者が課した地域制限を回避する目的での利用は固く禁じられ、利用規約違反にあたる)という記載があります。3社のなかで最もはっきり書いているのがCyberGhostです。
※参照:「CyberGhost 公式サポート|配信向けサーバーの使い方の注意」
NordVPN|触れているのは著作権の回避まで
公式サポートには「The NordVPN service should never be used to bypass copyright regulations」(著作権の規定を回避する目的で使ってはならない)とありますが、地域制限そのものを名指しで禁じる記載は見当たりません。
※参照:「NordVPN 公式サポート|配信サービスがVPN接続中に見られない場合」
Surfshark|地域制限を名指しで禁じる条項は見当たらない
利用規約の禁止事項には、違法なコンテンツの送信・著作権侵害・身元を偽った悪質な利用などが並びますが、地域制限の回避を名指しで禁じる条項はありません。ただし「適用されるすべての地域・州・国・外国の法律を常に遵守すること」という条項があるため、滞在国の法律を守る責任は利用者側に残ります。
※参照:「Surfshark 公式|利用規約」
後ろの3選で「シンガポールでの利用:○」としているのは、現地からつながるか・速度が足りるかという技術面の評価です。何に使ってよいかは、VPN会社と利用するサービスの双方の規約で決まります。
シンガポール側のオンライン規制は、VPNでは外れない
シンガポールでは、オンラインの安全に関する規制がここ1〜2年で続けて動いています。いずれも接続元のIPアドレスではなくアカウントや端末の側で効くため、VPNをつないでも外れません。
アプリストアの年齢確認(2025年3月31日施行)
情報通信メディア開発庁(IMDA)が、Apple App Store・Google Play Store・Huawei App Gallery・Microsoft Store・Samsung Galaxy Storeを対象にしたオンライン安全の実施規範を2025年3月31日から適用しています。指定されたストアには、18歳未満の利用者を判別して年齢に適さないアプリの入手を防ぐ「年齢保証(age assurance)」の仕組みを備えることが求められます。年齢の確認はアカウント側で行われるため、VPNで接続元の国を変えても対象から外れるわけではありません。
※参照:「シンガポール デジタル開発情報省|アプリストアの年齢確認に関する国会答弁(2025年2月18日)」
オンライン安全委員会の発足(2026年6月29日)
2026年6月29日にオンライン安全委員会(Online Safety Commission)が業務を開始しました。まず扱うのは、ネット上の嫌がらせ(性的な嫌がらせを含む)・個人情報の晒し・ストーキング・私的な画像の悪用・児童の被害画像の5分野です。委員長は、投稿した本人・グループやページの管理者・コンテンツを載せているプラットフォームに対して、当該コンテンツへのアクセスを遮断することや、加害者のアカウントを制限することを指示できます。
VPNは「日本のサービスに日本から見えるようにつなぐ」ための道具です。現地の法律や規制そのものを無効にするものではない、という前提で使ってください。
VPNネコなどの無料VPNは使わない

無料VPNは個人情報漏えいの危険性や、ウイルス感染のリスクがあります。
また、接続スピードも低速なため、快適に動画視聴やインターネットを楽しむことができません。
>>>【関連】VPNネコの危険性に関する記事はこちら
>>>【関連】公共のフリーWi-Fiを安全に使う方法はこちら
>>>【関連】最安を調査!価格が安いVPNサービスのランキングはこちら
>>>【関連】ノーログポリシーのVPNおすすめ3選
シンガポールで使えるオススメVPNを選ぶ5つのポイント

現地へ持っていく1本を決めるにあたり、確認しておきたいのは次の5項目です。
-
ノーログポリシー(通信の記録を残さないか)
-
通信速度
-
サーバー数・設置国数
-
同時接続台数
-
月額料金
1. ノーログポリシー
「ノーログポリシー」を掲げているVPNを選びましょう。
ノーログポリシーとは、利用者の通信ログや接続履歴を保存しないという方針のことです。
VPN会社が利用者の記録を持っていれば、その記録が流出したり開示を求められたりする余地が残ります。記録そのものが無ければ、渡す情報もありません。
方針を掲げているだけでなく、第三者の監査を受けて公表しているかまで確認できると安心です。
>>>【関連】ノーログの信頼できるVPNランキング
2. 通信速度(接続スピード)
VPNを通すと、暗号化と経由するサーバーのぶんだけ通信速度は必ず落ちます。
問題は「どれくらい落ちるか」です。性能の低いVPNや無料VPNでは、読み込みが終わらない・再生が途中で止まるといったことが起こります。
VPN LIFE がNordVPNとSurfsharkの2社を14都市・のべ46回にわたって計測した結果では、素の回線と突き合わせられる11都市でVPN通過後に残った速度は40〜90%でした。東京では780Mbpsの回線に対し、NordVPNが444.9Mbps(57%)、Surfsharkが399.9Mbps(51%)です。
※出典:「VPN LIFE|VPN接続時の通信速度の実測データ」
日本のサーバーにつないだ場合でも半分強は残る、というのが目安になります。
Netflixが公式に示している推奨速度は、超高画質(UHD/4K)で15Mbps以上、フルHD(1080p)で5Mbps以上です。上の実測値はこれを大きく上回るため、この水準が出るVPNなら動画で困ることはまずありません。
※参照:「Netflix ヘルプセンター|インターネット接続速度の推奨値」
3. 利用できるVPNサーバーの数と国数
サーバーの台数と設置国数は、混雑したときの逃げ道の多さに直結します。
台数が多ければ1台あたりの負荷が下がり、設置国が多ければ日本・シンガポールを含む目的の国を選びやすくなります。
主要3社の内訳は次のとおりです。設置国数と台数は各社の公式ページで2026年10月9日に取り直した値です。
| VPN | サーバー設置国/台数 | 同時接続台数 | 最安の月額(2年プラン) |
|---|---|---|---|
| NordVPN | 167カ国以上/8,400台以上 | 10台 | 373円/月 |
| Surfshark | 100カ国/4,500台以上 | 無制限 | 241円/月 |
| CyberGhost | 100カ国/9,600台 | 7台 | 241円/月 |
※参照:設置国数・台数は「NordVPN 公式サポート」「CyberGhost 公式サーバー一覧」。同時接続台数と料金は「VPN LIFE|主要VPNの同時接続・料金の比較データ」
※各社のサーバー台数は日々変動します。上の値は2026年10月9日に各社の公式ページで確認したものです。
シンガポールと日本に何台あるかも確認しておきましょう。混雑したときに同じ国の別のサーバーへつなぎ替えられるかが変わります。台数を公開している2社の内訳は次のとおりです。
| VPN | シンガポールの拠点 | 日本の拠点 |
|---|---|---|
| NordVPN | シンガポール 71台 | 東京 176台/大阪 36台(計212台) |
| CyberGhost | シンガポール 24台 | 東京 108台 |
※参照:「NordVPN 公式が公開している国別サーバー一覧」「CyberGhost 公式サーバー一覧」(いずれも2026年10月9日に取得)
Surfsharkは公式のサーバー一覧でシンガポール・日本とも拠点を公開していますが、台数と都市の内訳は公表していません。
※参照:「Surfshark 公式サーバー一覧」
日本側については、NordVPNだけが東京と大阪の2都市から選べます。日本のサービスに弾かれたときに別の都市へ逃げられるぶん、復旧の手が1つ多くなります。
4. 同時に接続できるデバイスの数
スマホ・PC・タブレットと複数の端末を持ち歩くなら、同時接続台数が多いVPNを選ぶほうが快適です。
台数が足りないと、端末を使うたびにログインし直すことになり、VPNをつないでいない端末が出てきてしまいます。
同時接続が無制限のVPNなら、家族や同行者の端末もまとめて守れます。上の表のとおり、Surfsharkは台数無制限です。
5. 月額料金
月額料金は会社と契約期間で大きく変わります。
長期プランほど1か月あたりの金額は下がり、1か月だけの契約はかなり割高になります。上の表の金額はいずれも2年プランのものです。
短期の旅行で使うだけなら、料金の安さよりも返金保証の期間を見ておきましょう。ただし日数は会社と契約期間で違います。
NordVPNとSurfsharkは30日間です。CyberGhostは契約期間で分かれており、公式ページには45日間は「6か月プラン・2年プラン」、1か月プランは14日間と記載があります。1か月だけ契約して様子を見るつもりなら、ここは必ず確認しておきましょう。
※参照:「CyberGhost 公式|返金保証」
また、いずれの会社もApp Store・Google Play 経由で課金した場合は公式の返金保証の対象外で、各ストアへの申請が必要になります。返金を前提にするなら公式サイトから契約してください。
シンガポールで使えるおすすめのVPN3選

ここまでの5つの基準を満たし、シンガポールから日本のサービスを使う用途に向いているVPN3社を紹介します。
|シンガポールで使えるVPN
|
1. NordVPN |
![]() 使いやすさ、安全性、接続スピード、総合的に業界No.1の最強VPN オススメ度: 9.7 / 10 |
|
2. Surfshark |
![]() 安全性が高く、接続スピードも速いコスパ抜群のVPN オススメ度: 9.4 / 10 |
|
3. CyberGhost |
![]() 接続できるサーバーが豊富で、お手頃な価格が魅力のVPN オススメ度: 9.3 / 10 |
ATTENTION
無料のVPNという選択肢もありますが、通信速度の遅さや広告の多さに加え、日本の配信サービスに弾かれて目的を果たせないことがほとんどです。
当サイトでは、海外滞在での無料VPNの利用はおすすめしていません。
今回紹介する3社はいずれも返金保証つきですが、日数は契約期間と申し込んだ窓口で変わります。NordVPNとSurfsharkは30日間、CyberGhostは6か月プラン・2年プランが45日間で、1か月プランは14日間です(App Store・Google Play 経由は各ストアへの申請が必要)。
※参照:「CyberGhost 公式|返金保証」
1. NordVPN | 接続スピードの速さと高いセキュリティ機能が魅力の業界トップVPN

総合評価:9.7 / 10
シンガポールでの利用:○
|2026年10月調査
NordVPNの接続スピード
【VPN接続なしの状態】
- ダウンロードスピード: 100Mbps
- アップロードスピード: 98Mbps
- Ping値: 4ms
【VPN接続ありの状態】
- ダウンロードスピード: 97.21Mbps
- アップロードスピード: 93.44Mbps
- Ping値: 7ms
●NordVPN接続時の速度低下率はわずか-3%
Nord VPNは、世界的に人気が高く信頼できるVPNの一つです。
軍隊や銀行、政府機関で採用されている最高水準の暗号化技術(AES-256 bit)を採用しており、セキュリティ・安全性は文句なし。
世界59カ国のロケーションが利用可能で、接続できるサーバー数は5,900以上。
4Kストリーミングに対応した高速接続のため、高画質の動画視聴やネット利用を快適に楽しむことができます。
【カテゴリー別】NordVPNの評価
|
接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
|
サーバー数 |
接続可能国数:59カ国/ サーバー数:5,900+ |
|
料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
|
セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
|
ログポリシー |
No-ログポリシー |
|
使いやすさ |
使いやすいアプリ |
|
カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |

詳細なレビュー記事はこちら
2. Surfshark | 高度な安全性・速い接続スピードを兼ね備えたコスパの良いVPN

総合評価:9.4 / 10
シンガポールでの利用:○
|2026年10月調査
Surfsharkの接続スピード
【VPN接続なしの状態】
- ダウンロードスピード: 100Mbps
- アップロードスピード: 99.23Mbps
- Ping値: 5ms
【VPN接続ありの状態】
- ダウンロードスピード: 91.24Mbps
- アップロードスピード: 92.67Mbps
- Ping値: 12ms
●Surfshark接続時の速度低下率は-7%
Surfsharkは、高いセキュリティと高速の接続スピードが魅力のVPNです。
暗号化技術は軍用レベルのAES-256 bitであり、セキュリティ・安全性に関しては心配ありません。
利用できるロケーションは世界95カ国とかなり豊富で、接続できるサーバー数は3,900以上。
接続スピードは4Kストリーミングに対応しており、高画質の動画視聴や通常のインターネット利用を快適に楽しむことができます。
【カテゴリー別】Surfsharkの評価
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接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
|
サーバー数 |
接続可能国数:95カ国/ サーバー数:3,900+ |
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料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
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セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
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ログポリシー |
No-ログポリシー |
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使いやすさ |
使いやすいアプリ |
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カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |

3. CyberGhost | 膨大なサーバー数が利用できるお手頃価格のVPN

総合評価:9.3 / 10
シンガポールでの利用:○
|2026年10月調査
CyberGhostの接続スピード
【VPN接続なしの状態】
- ダウンロードスピード: 100Mbps
- アップロードスピード: 99.23Mbps
- Ping値: 4ms
【VPN接続ありの状態】
- ダウンロードスピード: 88.33Mbps
- アップロードスピード: 89.09Mbps
- Ping値: 8ms
●CyberGhost接続時の速度低下率は-11%
CyberGhostは、世界的に人気が高く安価な価格で利用できるVPNの一つです。
軍隊や銀行、政府機関で採用されている最高水準の暗号化技術(AES-256 bit)を採用しており、セキュリティ・安全性は問題なし。
世界91カ国のロケーションが利用可能で、接続できるサーバー数は9,700以上。
4Kストリーミングに対応した高速接続であることはもちろん、ストリーミングサービスや特定サイトに特化した専用サーバーが使える点も大きな魅力です。
【カテゴリー別】Cyberghostの評価
|
接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
|
サーバー数 |
接続可能国数:91カ国/ サーバー数:9,700+ |
|
料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
|
セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
|
ログポリシー/ 信頼性 |
No-ログポリシー |
|
使いやすさ |
使いやすいアプリ |
|
カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |

シンガポールのVPN選びでよくある質問

VPNを使ってシンガポールから日本のサイトにアクセスするのは違法?禁止されている?
日本の法律では、VPNの利用そのものを禁じる規定は設けられていないとされています。シンガポール側についても、個人がVPNを使うこと自体を違法と定めた法令は見つかりませんでした。
ただし「VPNが合法かどうか」と「そのサービスを使っていいかどうか」は別の話です。配信サービスやWEBサービスの利用規約で地域が定められている場合、VPN経由の利用は規約違反とみなされたり、アカウントに制限がかかったりする可能性があります。前述のPrime Videoの規約がその例です。
法律上の問題がないことと、規約上の問題がないことは、分けて考えてください。
VPNの利用が禁止されている国リスト
>>>【関連】VPNの利用が違法な国を12ヶ国調査!渡航前に確認しておきたいポイントを解説
シンガポール国内でVPNアプリを使うこと自体に規制はある?
中国のようにVPNアプリの利用そのものに許可制を敷いている国とは事情が異なり、シンガポールにそうした制度は見当たりませんでした。
ただし、VPNを使えば何をしてもよいわけではありません。現地の法律に触れる行為や、サービスの利用規約で禁じられている行為は、VPNの有無にかかわらず問題になります。
※滞在先の法令は変わることがあります。長期滞在や駐在の場合は、渡航前に最新の情報を確認してください。
VPNを使えば、日本のNetflixやアマプラがシンガポールから見られる?
この2つは、公式の案内が日本の配信サービスとは異なります。
Netflixは「VPNでNetflixにアクセスするとお住まいの地域に関する情報が隠されるため、世界中のあらゆる地域で視聴可能な映画やドラマしか見られなくなります」と明記しています。日本のサーバーにつないでも日本版の棚になるという案内はありません。加えて、広告つきプラン・広告つきアカウントはVPN経由の視聴に対応していません。
※参照:「Netflix ヘルプセンター|Netflixで視聴できる作品」「Netflix ヘルプセンター|VPNを使用してNetflixを利用する場合」
Amazon Prime Videoは、公式ヘルプで「海外旅行中は、表示されているタイトルの他に、購入またはレンタル済みのタイトルのみをストリーミング再生できます」と案内しています。購入・レンタル済みの作品は海外でも再生できる一方、利用規約では所在地を隠す技術の使用が禁じられています。
※参照:「Prime Video ヘルプ|海外での視聴について」
一方、TVerやU-NEXTのように日本国内からの接続を条件にしている配信サービスは、日本のサーバーに接続すれば視聴できます。
日本のストリーミングサービスを海外から使う
【ストリーミングサービス別】視聴方法の一覧
日本のWEBサービス・アプリを海外から使う
【アプリ/WEBサイト別】利用方法の一覧
「Singapore VPN」で出てくる海外製のVPNでも日本のサイトは見られる?
海外向けに「Singapore VPN」「best VPN for Singapore」と紹介されているサービスの多くは、シンガポール国内のサーバーを持っているかどうかを基準に選ばれています。
一方、日本人の滞在者に必要なのは日本のサーバーです。目的が「日本のサービスを使うこと」なら、日本の拠点が複数あるかどうかで選んでください。
本記事で紹介している3社は、日本とシンガポールの両方に拠点があるため、どちらの用途にも使えます。
シンガポールの無料Wi-Fi「Wireless@SG」は、日本から来た旅行者でも使える?
使えます。シンガポール政府のIMDA(情報通信メディア開発庁)が整備している公共Wi-Fiで、公式の利用ガイドでは海外のSIMカードを使っている利用者の接続方法も案内されています。空港や駅、図書館、商業施設などで利用できます。
※参照:「IMDA(Infocomm Media Development Authority)公式サイト」
ただし公共Wi-Fiは不特定多数が同じネットワークを共有します。CSA(シンガポール サイバーセキュリティ庁)の集計では、2025年に国内で検知されたマルウェア感染端末は284,300台と前年から142%増えています。接続する前にVPNをオンにしておくのが安全です。
※参照:「CSA 公式プレスリリース(2026年6月30日)」
VPNがあれば、シンガポールでネットが使える?
VPNだけではインターネットにはつながりません。VPNは「すでにつながっている回線の行き先と中身を切り替える」ための道具なので、現地のWi-Fiやモバイル回線が別途必要です。
通信量を気にせず使いたいならeSIMが手軽です。SIMの入れ替えもWi-Fiルーターのレンタルも要らず、到着した時点から使えます。
安く使いやすいeSIMを探している場合は、AiraloやNomadがおすすめです。
※iOSアプリやAndroidアプリ経由での購入は手数料が上乗せされて高くなります。
少しでも節約したい場合は、Webブラウザで登録/eSIMを購入し、その後アプリにログインしてeSIMをインストールしましょう。
日本からシンガポールのNetflixを見ることはできる?

Netflixの公式の記載どおりなら、シンガポール版の棚にはなりません。公式ヘルプには「VPNでNetflixにアクセスするとお住まいの地域に関する情報が隠されるため、世界中のあらゆる地域で視聴可能な映画やドラマしか見られなくなります」とあり、特定の国版に切り替わるという案内はありません。
※参照:「Netflix ヘルプセンター|Netflixで視聴できる作品」
気になる作品がシンガポールで配信されているかどうかは、作品ページのURLで確かめられます。「netflix.com/sg/title/作品ID」を開いて作品ページが表示されれば配信あり、404になれば配信なしです。VPNをつなぐ前に、この方法で確認しておくと無駄がありません。
シンガポールのサーバーが役に立つのは、Netflix以外の現地サイト・サービスを開きたい場合です。
VPNを繋いでいるのに、シンガポールから日本のサイトが見れない・エラーが出る場合は?
まずは同じ日本国内の別のサーバーに切り替えてアクセスし直してください。配信側にそのサーバーが弾かれているだけ、というケースがほとんどです。
それでも直らないときは、ブラウザのキャッシュとCookieを消す、アプリを再起動する、の順に試します。
日本国内に1都市しか拠点がないVPNでは、この切り替えができません。複数の都市を選べるVPNを使うことが、そのまま解決のしやすさにつながります。
まとめ:VPNを利用すれば、シンガポールでも日本のサイトやストリーミングサービスが使える

|シンガポールでVPNを利用する手順
-
VPNアプリで日本のサーバーに接続する
-
使いたい日本のサイト・サービスにアクセスする
-
シンガポールから日本のサイトやサービスが使えるようになる
今回は、シンガポールで使えるオススメのVPNを紹介しました。
シンガポールは通信環境そのものは快適ですが、日本のサービスを使おうとした途端に壁にぶつかります。渡航前にVPNを入れておけば、TVerやU-NEXTのように国で絞られているサービスは現地に着いた瞬間から使えます。
一方で、Netflixは公式が「VPN経由では世界中で視聴可能な作品だけ」と明記しており、メルカリ・PayPayは公式がVPNの解除を案内しています。この違いは渡航前に把握しておきましょう。
無料Wi-Fiを使う機会が多い旅行や出張では、通信の暗号化という面でも役立ちます。日本の拠点が複数あって、通信速度が落ちにくいVPNを選んでおきましょう。
迷ったときはNordVPN(総合評価 9.7 / 10)を選んでおけば間違いありません。日本の拠点が東京と大阪の2都市にあり、片方で弾かれてももう一方に逃げられます。初回の契約には30日間の返金保証がついているため、現地で思ったように使えなかった場合も申請できます(App Store・Google Play 経由での課金は各ストアへの申請が必要です)。
|シンガポールで使えるオススメVPN
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1. NordVPN |
![]() 使いやすさ、安全性、接続スピード、総合的に業界No.1の最強VPN オススメ度: 9.7 / 10 |
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2. Surfshark |
![]() 安全性が高く、接続スピードも速いコスパ抜群のVPN オススメ度: 9.4 / 10 |
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3. CyberGhost |
![]() 接続できるサーバーが豊富で、お手頃な価格が魅力のVPN オススメ度: 9.3 / 10 |
\ 初回の契約は30日間の返金保証つき /