
出張や駐在で中国本土に入ったとたん、ChatGPTの画面が開かなくなることがあります。
これはアプリの不具合ではなく、OpenAI側の対応地域と中国側のネット規制という、性質の違う2つの事情が重なって起きています。


この記事では、中国本土でChatGPTが使えない理由と、VPNで接続元を変えて利用する手順を、OpenAIやAppleの公式情報で裏を取りながらまとめました。
結論から言うと、中国本土以外のサーバーを経由できるVPNを渡航前に用意しておけば、滞在中もChatGPTを開ける状態にできます。
ただしOpenAIは対応地域の外からの利用について注意書きを出しているので、手順より先にそこを正直に書いています。
※この記事の内容は2026年10月時点のものです。
この記事でわかること
- 中国本土でChatGPTが開かない2つの理由
- OpenAIの対応国・地域の一覧に中国本土は入っているのか
- VPNを使う前に知っておきたい規約とアカウントのリスク
- VPNで中国からChatGPTを使う手順と、中国のストアでアプリが手に入るか
- 中国での利用に向いているVPN3選と、選ぶときの注意点
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IPアドレス& DNS漏えいの確認回数 |
9,200回+ |
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VPN調査員の派遣国数 |
50カ国+ |
※最終データ更新:2026年10月
|中国からの利用に向いているVPN3選
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1. NordVPN |
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2. Surfshark |
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中国でChatGPTが使えないのはなぜ?|止まっている場所が2つある

中国本土でChatGPTが開かないとき、原因は1つではありません。
OpenAIが提供している国・地域に中国本土が入っていないことと、中国側のネット規制で国外のサービスへの通信が止められていること。
この2つが同時に起きているため、「サイトが重い」「アプリが古い」といった話とは性質が違います。
OpenAIの対応国・地域の一覧に中国本土は入っていない

※参照:「OpenAI公式サイト(Supported countries and territories)」2026年10月時点
OpenAIは、開発者向けの公式ドキュメントで対応している国と地域を一覧にしています。
2026年10月時点のその一覧を確かめたところ、中国本土は載っていません。
あわせて香港とマカオも載っておらず、ロシア・イラン・キューバ・シリア・ベネズエラ・ベラルーシも同じく一覧の外です。
一方で、日本・台湾・韓国・シンガポール・インドなどは一覧に入っています。
エジプトとアフガニスタンも入っており、ウクライナには「certain exceptions(一定の例外あり)」という注記が添えられています。
古い情報には注意したい「使えない国」の表
インターネット上では、エジプトやウクライナをChatGPTが使えない国として挙げている表が今も見かけられます。
ただし2026年10月時点の公式一覧では、この2国はどちらも対応地域に入っています。
国ごとの扱いは入れ替わるので、渡航の直前に公式の一覧そのものを見るのが確実です。
中国側のネット規制でも通信が止められている

仮にOpenAIが中国本土を対応地域に加えたとしても、それだけでは開けるようになりません。
中国本土には、国外のサービスへの通信を選別するネット規制(グレートファイアウォール/金盾)があります。
GoogleやX(旧Twitter)が開けないのと同じ仕組みで、ChatGPTへの通信もここで止まります。
※参照:中国の金盾(グレートファイアウォール)とは?VPNで回避する方法
中国のIPアドレスで開くとエラー画面になる

中国本土の回線のままChatGPTを開くと、ブラウザが「このサイトにアクセスできません」と表示して止まることがあります。

通信そのものは届いているものの対応地域の外だと判定された場合は、次のような英語の画面に切り替わります。
Access denied
You do not have access to chat.openai.com.
The site owner may have set restrictions that prevent you from accessing the site.【日本語訳】
chat.openai.com にアクセスできません。
サイトの所有者が、アクセスを妨げる制限を設定している可能性があります。
※画面は当サイトが2023年4月に取得したものです。現在のChatGPTのアドレスは chatgpt.com に変わっています。
どちらの画面が出るかは回線や時間帯で変わりますが、対処の方向は同じで、接続元の国を中国本土以外に変えることになります。
生成AIごとに対応地域の線引きは違う
「中国では生成AIが一切使えない」と一括りにされがちですが、提供元ごとに扱いは分かれています。
|
サービス |
中国本土 |
香港・マカオ |
|
ChatGPT(OpenAI) |
対応地域の一覧に無い |
対応地域の一覧に無い |
|
Claude(Anthropic) |
対応地域の一覧に無い |
対応地域の一覧に無い |
|
Gemini(Google) |
Workspace のみ |
どちらも対応地域に入る |
※参照:「OpenAI公式サイト(Supported countries and territories)」「Anthropic公式サイト(Supported countries and regions)」「Gemini アプリ ヘルプ(利用できる言語と国/地域)」2026年10月時点
Geminiの公式一覧には中国本土が「Workspace のみ」という注記つきで載っており、香港とマカオは制限なく対応地域に入っています。
つまり中国本土では3社とも個人利用の正面ルートが用意されていない一方、香港へ移動するとGeminiだけは開けるという違いがあります。
>>>【関連】中国でClaudeは使える?VPNで使う方法と規約上の注意点
>>>【関連】中国でGeminiは使える?使えない理由とVPNでの使い方
中国からChatGPTを開くにはVPNが必要
VPNとは

VPNとは、Virtual Private Network(バーチャルプライベートネットワーク)の略です。
ウェブサイトやアプリケーションは、IPアドレスと呼ばれるインターネット上の住所的な数値を元に、アクセス元を判別しています。
VPNを利用すればIPアドレスを別のものに変更することができるため、実際のアクセス国ではなくVPNで接続したサーバーの国から訪問しているように装うことができます。
また、通信も暗号化されてセキュリティが強化されるため、情報漏えいやハッキングのリスクを回避することが可能になります。
【図解】VPN接続がある場合とない場合の比較


VPNを通すと変わること・変わらないこと
日本など中国本土以外のサーバーを選ぶと、通信が暗号化されたうえで、その国の出口からインターネットへ出ていきます。
そのため現地のネットワーク側で止められていたChatGPTへの通信が通り、画面が開くようになります。
ただし変わるのは接続元として見える国だけです。
アカウントの登録国や支払いに使うカードの発行国、OpenAIが定める対応地域そのものは、VPNでは書き換わりません。
>>>【関連】中国で使えるメールアドレスは?Gmailが使えない理由とVPNでの対処法
手順の前に|規約とアカウントに関する注意点

ChatGPTは、OpenAIが提供する国と地域を自分で決めているサービスです。
対応国・地域の一覧ページには、次の一文が冒頭に置かれています。
Accessing or offering access to our services outside of the countries and territories listed below may result in your account being blocked or suspended.
【日本語訳】
以下に挙げる国と地域の外から当社のサービスにアクセスすること、またはそのアクセスを提供することは、アカウントのブロックまたは停止につながる可能性があります。
※参照:「OpenAI公式サイト(Supported countries and territories)」2026年10月時点
VPNで接続元の国を変えて使う形は、OpenAIが想定している使い方とは言えません。
当サイトとして「絶対に問題ない」「気づかれない」とは書けませんし、アカウントに制限がかかる可能性はゼロではありません。
仕事で使っているアカウントを中国滞在中も使い続けるかどうかは、この一文を読んだうえで判断してください。
日本の法律とVPNの関係
日本の法律には、VPNの利用そのものを禁じる規定はないとされています。
独立行政法人の情報処理推進機構(IPA)も、テレワークの安全対策として「公衆Wi-Fiを利用する場合は、必要に応じて信頼できるVPNサービスを利用してください」と案内しています。
※参照:「IPA(情報処理推進機構)|テレワークを行う際のセキュリティ上の注意事項」2026年10月時点
ただし法律で禁じられていないことと、どのサービスでも使ってよいことは別の話です。
国によってはVPNの利用自体に制限があり、中国は政府が許可したVPN以外の利用を認めていない国にあたります。
VPNの利用が禁じられている国・許可されたVPN以外が禁じられている国の一覧は、記事後半のよくある質問にまとめてあります。
仕事の情報を入力するときは、入力する中身のほうにも注意が要る

※参照:「個人情報保護委員会|生成AIサービスの利用に関する注意喚起等について(令和5年6月2日)」
出張先からChatGPTを開けるようにすることと、そこに何を入力してよいかは、別の問題です。
個人情報保護委員会は、生成AIサービスを使う一般の利用者に向けた留意点を次のように公表しています。
生成 AI サービスでは、入力された個人情報が、生成 AI の機械学習に利用されることがあり、他の情報と統計的に結びついた上で、また、正確又は不正確な内容で、生成 AI サービスから出力されるリスクがある。そのため、生成 AI サービスに個人情報を入力等する際には、このようなリスクを踏まえた上で適切に判断すること。
同じ資料には事業者向けの注意点も並んでおり、本人の同意を得ないまま個人データを含むプロンプトを入力し、そのデータが応答の出力以外の目的で扱われる場合には、個人情報保護法の規定に違反することとなる可能性があると書かれています。
海外出張中は、手元の資料をそのまま貼り付けて要約させたくなる場面が増えます。
ただしVPNで画面が開くようになっても、入力してよい情報の線引きまでは変わりません。
勤務先に生成AIの利用ルールがあるなら、渡航前にそちらも確かめておくと、現地で迷わずに済みます。
NordVPNは中国でアプリが遮断されていると公式が明記している

※参照:「NordVPN公式サポート(I can't connect from China on iOS)」2026年10月時点
「大手VPNなら中国でもワンタップでつながる」と書かれていることがありますが、提供元自身はそう案内していません。
NordVPNの公式サポートはiOS向けのページで「The NordVPN iOS application is fully blocked in China.(NordVPNのiOSアプリは中国で完全に遮断されています)」と明記し、代わりに手動でIKEv2/IPsec接続を設定する手順を案内しています。
Android向けのページにも同じ趣旨の記載があり、Windows向けのページでは手動設定用のサーバー構成も遮断されたと説明されています。
渡航前に済ませておきたいこと
-
VPNの契約とアプリのインストール
-
手動接続用の設定情報(証明書・サーバー名・サービス認証情報)の控え
-
難読化サーバーなど、規制の強い国向けの機能の場所を確かめておく
現地に着いてからではVPN各社の公式サイト自体が開けず、申し込みもダウンロードもできないことがあります。
>>>【関連】NordVPNは中国で使える?繋がらない理由と公式の対処法
【2026年10月最新】VPNで中国からChatGPTを使う手順

やること自体は多くありません。
|中国からChatGPTを利用する手順
-
渡航前にVPNを契約し、アプリを入れておく
-
VPNアプリで日本のサーバーに接続する
-
接続したままChatGPTを開く
1. 渡航前にVPNを契約し、アプリを入れておく
前の章のとおり、中国に着いてからでは契約もインストールも難しくなります。
出発前にアプリの動作まで確かめ、ログイン状態にしておきましょう。
通信が不安定な国に備えて、難読化(Obfuscated)サーバーの場所を先に見つけておくと現地で慌てずに済みます。
2. VPNで日本のサーバーに接続する

アプリを起動して、接続先に日本を選ぶだけです。
接続先は日本でなくても、中国本土以外でOpenAIの対応地域に入っている国であれば構いません。
日本語でそのまま使いたい場合や、日本のほかのサービスも併せて使いたい場合は日本が無難です。
日本の接続先の数は社によって差があり、NordVPNは日本に212台、CyberGhostは108台を公表しています(ExpressVPNとSurfsharkは台数非公開)。
混雑した時間帯に別のサーバーへつなぎ直せるかどうかで、体感はかなり変わります。
※出典:「VPN LIFE|各社の日本サーバー一覧(2026年9月27日取得)」
3. 接続したままChatGPTを開く

※画面は当サイトが2023年4月に取得したものです。
VPNにつないだ状態でブラウザかアプリからChatGPTを開けば、入力欄が表示されます。
うまく開かないときは、ブラウザを完全に閉じてから、別のサーバーにつなぎ直して試してみてください。
ブラウザに残った古い接続が使い回されているだけ、ということがよくあります。
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中国のストアにChatGPTアプリは置かれていない

※参照:「App Store(中国)のChatGPT」2026年10月時点
現地で買った端末や、Apple Accountを中国に切り替えた端末では、そもそもアプリが見つかりません。
中国のApp Storeでは配信されていない
中国のApp StoreでChatGPTのページを開くと、アプリの情報は出ずにエラー表示になります。
ストア全体の不調ではありません。
同じ中国のストアで微信(WeChat)などのページは通常どおり表示されるので、ChatGPTだけが配信対象から外れていると判断できます。

※参照:「App Store(日本)のChatGPT」2026年10月時点
日本のApp Storeでは、提供元 OpenAI OpCo, LLC のアプリとして通常どおり掲載されています。
日本語を含む多数の言語に対応し、無料でダウンロードしたうえでアプリ内課金という形です。
Apple Accountの国を中国に変えると入れ直せなくなる
アプリを入手できるかどうかは、使っているApple Accountがどの国のストアに属しているかで決まります。
日本のApple Accountのままであれば、中国に滞在していても日本のストアからChatGPTを入れ直せます。
逆に中国のApple Accountへ切り替えると、ストアの棚からChatGPTが消えます。
国や地域を変えるには新しい国の支払い方法と請求先住所が必要なので、気軽に戻せる操作ではありません。
※参照:「Apple公式サポート|Apple Account の国や地域を変更する」2026年10月時点
AndroidはPlayストアごと使えない
Android側はさらに事情が厳しく、中国本土ではGoogle Playストア自体が使えません。
Microsoftは中国向けサービスの公式ドキュメントで、中国国内ではPlayストアを含むGoogleのサービスにアクセスできないと説明しています。
※参照:「Microsoft Learn|21Vianet が運用している Microsoft 365」2026年10月時点
中国で売られているAndroid端末には端末メーカー系のアプリストアが入っていますが、そこにChatGPTが並んでいるとは限りません。
Android派こそ、日本にいるうちにアプリを入れておく価値があります。
アプリが用意できなくても、VPNにつないだうえでブラウザからChatGPTを開く形であれば利用できます。
中国でVPNを使うときの注意点

つながるかどうかだけでなく、使い続けられるかどうかで選び分けたい場面がいくつかあります。
ChatGPTを使っている間はVPNを切らない
会話の途中でVPNが切れると、接続元が中国本土に戻って応答が止まります。
長い回答を生成している最中に切れると、書きかけの内容ごと失うこともあります。
VPNが切れたときに通信そのものを遮断する「キルスイッチ」を有効にしておくと、気づかないまま素の回線に戻る事故を防げます。
VPNネコなどの無料VPNは使わない

無料VPNは個人情報漏えいの危険性や、ウイルス感染のリスクがあります。
また、接続スピードも低速なため、快適に動画視聴やインターネットを楽しむことができません。
>>>【関連】VPNネコの危険性に関する記事はこちら
>>>【関連】公共のフリーWi-Fiを安全に使う方法はこちら
>>>【関連】最安を調査!価格が安いVPNサービスのランキングはこちら
速度は落ちる前提で選ぶ
VPNを通すと通信速度は必ず落ちます。
どのくらい落ちるのかを知っておくと、応答が遅いときに原因を切り分けやすくなります。
VPN LIFE がNordVPNとSurfsharkの2社を14都市・のべ46回にわたって計測した結果では、素の回線と突き合わせられる11都市で、VPNを通したあとに残る速度は40〜90%でした。
東京は780Mbpsの回線に対し、NordVPNが444.9Mbps(57%)、Surfsharkが399.9Mbps(51%)という値です。
※出典:「VPN LIFE|VPN接続時に通信速度が遅い原因と解決方法(NordVPNとSurfsharkを14都市・のべ46回で実測)」
半分前後まで落ちてもテキストのやり取りには足ります。
応答が極端に遅いときは、VPNそのものよりホテルの回線や混んだサーバーを疑うほうが早いということです。
返金保証の日数は契約するプランで変わる
「3社とも30日間の返金保証つき」と書かれることがありますが、正確ではありません。
|
VPN |
返金保証 |
公式の保証が使えない申し込み方 |
|
NordVPN |
30日間(初回の契約のみ) |
App Store・Google Play 経由 |
|
Surfshark |
30日間 |
App Store・Google Play 経由 |
|
CyberGhost |
6ヶ月以上の契約は45日間/1ヶ月契約は14日間 |
App Store・Google Play 経由 |
※参照:「CyberGhost公式サイト(利用規約)」2026年10月時点
「30日間無料で使える」という言い方を見かけますが、実際はいったん支払ったうえで、期間内に解約を申し出れば返金されるという仕組みです。
アプリストア経由で申し込むと公式の返金保証の相手がApple・Googleに変わるので、短期の出張で試すなら公式サイトから申し込むほうが確実です。
CyberGhostには日本語の問い合わせ窓口が無い
現地でつながらなくなったときに頼れるかどうかは、滞在が長いほど効いてきます。
CyberGhostは価格とサーバー数が魅力ですが、サポートの対応言語に日本語は含まれていません。
英語でのやり取りに不安がある場合は、NordVPNかSurfsharkを選んでおくほうが安心です。
筑波大学のVPN GateをChatGPTに使ってもいい?

筑波大学は「VPN Gate」という無料のVPNを実験として公開しています。
費用がかからないので候補に挙がりやすいのですが、仕事でChatGPTを使う用途には向きません。
接続ログが記録されると公式に書かれている
VPN Gateの公式サイトには、接続と切断のたびにアクセスログが記録されると明記されています。
匿名の利用者が VPN Gate 公開 VPN 中継サーバーのうちの 1 つに VPN 接続を確立した際と、VPN 接続を切断した際の 2 回において、そのアクセスログが記録されます。
※参照:「VPN Gate 公式サイト(不正行為の防止について)」2026年10月時点
中継サーバーを提供しているのは有志のボランティアです。
どこの誰が運営しているサーバーを通るかを選べないため、社外に出せない内容をChatGPTに入力する用途には使えません。
>>>【関連】VPN Gate(筑波大学)は危険?ゲームでの利用と使い方
>>>【関連】【60個のVPNを比較】安全に使えるノーログのオススメVPNを3つ厳選
速度が安定せず、長い対話に向かない
VPN Gateのサーバーは、有志の回線を多数の利用者で分け合う形です。
時間帯によって速度が大きく変わり、応答が途中で止まることもあります。
返答を待つ時間が読めないため、現地で急いで調べ物をしたい場面では使いづらいのが実情です。
中国からのChatGPT利用におすすめのVPN3選

中国での利用を前提に選ぶなら、見るべき点は3つです。
日本のサーバーがあるか・日本の中で別のサーバーへつなぎ直せるか・返金保証の猶予があるか。
前の章のとおり規制の強い国ではアプリが遮断されることもあるため、手動接続の案内や難読化サーバーを公式に用意している社ほど、現地での逃げ道が多くなります。
ATTENTION
無料VPNという選択肢もありますが、個人情報の扱いが不透明で、接続も安定しません。
当サイトでは中国での利用に無料VPNはおすすめしていません。
1. NordVPN | 接続スピードの速さと高いセキュリティ機能が魅力の業界トップVPN

総合評価:9.7 / 10
日本サーバー:○/日本語サポート:○
|2026年10月調査
NordVPNの接続スピード
【VPN接続なしの状態】
- ダウンロードスピード: 100Mbps
- アップロードスピード: 98Mbps
- Ping値: 4ms
【VPN接続ありの状態】
- ダウンロードスピード: 97.21Mbps
- アップロードスピード: 93.44Mbps
- Ping値: 7ms
●NordVPN接続時の速度低下率はわずか-3%
公式サポートが2026年10月時点で8,400台以上・167カ国以上のサーバーを公表しており、日本には212台が置かれています。
中国ではアプリが遮断されると公式に認めたうえで、端末ごとの手動接続の手順まで公開している点は、情報の出し方として誠実です。
※参照:「NordVPN公式サポート(サーバーの設置国について)」2026年10月時点
Nord VPNは、世界的に人気が高く信頼できるVPNの一つです。
軍隊や銀行、政府機関で採用されている最高水準の暗号化技術(AES-256 bit)を採用しており、セキュリティ・安全性は文句なし。
世界59カ国のロケーションが利用可能で、接続できるサーバー数は5,900以上。
4Kストリーミングに対応した高速接続のため、高画質の動画視聴やネット利用を快適に楽しむことができます。
【カテゴリー別】NordVPNの評価
|
接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
|
サーバー数 |
接続可能国数:59カ国/ サーバー数:5,900+ |
|
料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
|
セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
|
ログポリシー |
No-ログポリシー |
|
使いやすさ |
使いやすいアプリ |
|
カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |

詳細なレビュー記事はこちら
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2. Surfshark | 高度な安全性・速い接続スピードを兼ね備えたコスパの良いVPN

総合評価:9.4 / 10
日本サーバー:○/日本語サポート:○
|2026年10月調査
Surfsharkの接続スピード
【VPN接続なしの状態】
- ダウンロードスピード: 100Mbps
- アップロードスピード: 99.23Mbps
- Ping値: 5ms
【VPN接続ありの状態】
- ダウンロードスピード: 91.24Mbps
- アップロードスピード: 92.67Mbps
- Ping値: 12ms
●Surfshark接続時の速度低下率は-7%
同時接続台数に上限が無いため、ノートPC・スマホ・タブレットをまとめて1契約でまかなえます。
出張にPCとスマホの両方を持っていく働き方とは相性がよく、家族の端末まで含めても料金が変わりません。
Surfsharkは、高いセキュリティと高速の接続スピードが魅力のVPNです。
暗号化技術は軍用レベルのAES-256 bitであり、セキュリティ・安全性に関しては心配ありません。
利用できるロケーションは世界95カ国とかなり豊富で、接続できるサーバー数は3,900以上。
接続スピードは4Kストリーミングに対応しており、高画質の動画視聴や通常のインターネット利用を快適に楽しむことができます。
【カテゴリー別】Surfsharkの評価
|
接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
|
サーバー数 |
接続可能国数:95カ国/ サーバー数:3,900+ |
|
料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
|
セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
|
ログポリシー |
No-ログポリシー |
|
使いやすさ |
使いやすいアプリ |
|
カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |

\ 30日間全額返金保証 /
3. CyberGhost | 膨大なサーバー数が利用できるお手頃価格のVPN

総合評価:9.3 / 10
日本サーバー:○/日本語サポート:×
|2026年10月調査
CyberGhostの接続スピード
【VPN接続なしの状態】
- ダウンロードスピード: 100Mbps
- アップロードスピード: 99.23Mbps
- Ping値: 4ms
【VPN接続ありの状態】
- ダウンロードスピード: 88.33Mbps
- アップロードスピード: 89.09Mbps
- Ping値: 8ms
●CyberGhost接続時の速度低下率は-11%
日本に108台のサーバーがあり、長期の契約にすると月あたりの負担を抑えられます。
ただし返金保証の日数が契約期間で変わること、日本語の問い合わせ窓口が無いことは、申し込む前に把握しておきたい点です。
CyberGhostは、世界的に人気が高く安価な価格で利用できるVPNの一つです。
軍隊や銀行、政府機関で採用されている最高水準の暗号化技術(AES-256 bit)を採用しており、セキュリティ・安全性は問題なし。
世界91カ国のロケーションが利用可能で、接続できるサーバー数は9,700以上。
4Kストリーミングに対応した高速接続であることはもちろん、ストリーミングサービスや特定サイトに特化した専用サーバーが使える点も大きな魅力です。
【カテゴリー別】Cyberghostの評価
|
接続スピード |
4Kストリーミングに対応した高速接続 |
|
サーバー数 |
接続可能国数:91カ国/ サーバー数:9,700+ |
|
料金プランと価格帯 |
充実したプラン内容とお得な価格帯 |
|
セキュリティ機能 |
軍隊・銀行レベルのセキュリティ |
|
ログポリシー/ 信頼性 |
No-ログポリシー |
|
使いやすさ |
使いやすいアプリ |
|
カスタマーサポート |
24時間ライブチャット対応 |

\ 45日間全額返金保証(6ヶ月以上の契約) /
VPN以外の方法はある?|日本の回線をそのまま持ち込む

数日の出張なら、VPNを契約せずに日本のスマホの回線をそのまま中国へ持ち込むという選び方もあります。
ただしこちらは滞在が延びるほど条件が厳しくなるので、滞在の長さで分けて考えるのが現実的です。
海外ローミングは日本の契約会社を介してつながる
ahamoは海外データ通信の仕組みを「日本で契約している携帯電話会社を介して、渡航先の携帯電話会社の回線を使って通信する仕組み」と説明しています。
中国も対象で、「追加料金不要で、海外91の国・地域でデータ通信が利用になれます。」と案内されています。
※参照:「ahamo公式サイト|海外データ通信」
当サイトで中国の6都市(上海・蘇州・寧波・南昌・天津・厦門)に持ち込んで確かめたときは、データローミングのままでも接続元の判定が日本のまま変わりませんでした。
詳しい手順と実際に使えたサービスは「中国でahamoは使える?VPNなしでLINEやネトフリが使える」にまとめています。
※ahamoの公式サイトは「中国の規制を回避できる」とはうたっていません。上記は当サイトが現地で確かめた範囲の結果です。
15日を超えると送受信最大128kbpsに落ちる

ahamo公式は「海外で最初にデータ通信を利用した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時以降に、海外では通信速度が送受信最大128kbpsとなります。」と明記しています。
この制限は日本に帰国してデータ通信を行うまで解除されないため、データを買い足しても戻りません。
海外で使える量は月30GBまでで、国内で使った分と合算されます。
※参照:「ahamo公式サイト|海外データ通信」
なお2026年12月1日からは料金が段階制に変わり、海外で使える分が最大40GBに増えます。あわせて1日(24時間)あたり980円の「海外データ通信日数追加オプション」が用意され、15日経過後も通常の速度に戻せるようになります。
※参照:「ahamo公式サイト|新しいahamo」
滞在の長さで選び分ける
ローミングだけで足りるのは、15日以内の出張で、通信量も30GBに収まる場合です。
一方で15日を超える滞在や駐在では、128kbpsに落ちた回線でChatGPTの長い対話を続けるのは難しくなります。
ホテルや現地のWi-Fiにつなぎ替えれば中国の回線を通ることになるので、その時点で前の章と同じ事情に戻ります。
長い滞在や、現地のWi-Fiを使う前提なら、渡航前にVPNを用意しておくほうが確実です。
どちらの方法でも、OpenAIの対応地域についての考え方は変わらないので、「手順の前に」の章の内容は踏まえたうえで判断してください。
中国でChatGPTを使うときによくある質問

VPNを使ってChatGPTにアクセスするのは違法?
日本の法律には、VPNの利用そのものを禁じる規定はないとされています。
ただし国によってはVPNの利用に制限があり、中国は政府が許可したVPN以外の利用を認めていない国にあたります。
あわせてOpenAI自身が、対応地域の外からのアクセスはアカウントのブロックや停止につながる可能性があると案内しています。
「法律で禁じられていない」ことと「使ってよい」ことは別なので、この2点を踏まえて判断してください。
中国でChatGPTのアカウントを新しく作れる?
アカウントの登録はOpenAI側の対応地域の条件に沿って進むため、VPNで接続元を変えただけで必ず作れるようになるとは限りません。
電話番号による確認を求められた場合、どの国の番号が受け付けられるかもOpenAI側の判断になります。
中国に行く予定があるなら、日本にいるうちに登録まで済ませておくのが確実です。
中国でChatGPTの有料プランは契約できる?
支払いに使えるかどうかはカードの発行国や決済手段で決まり、接続元の国を変えるだけでは解決しません。
アプリ内課金で契約する場合は、Apple AccountやGoogleアカウントが属するストアの国の影響も受けます。
有料プランを使う前提なら、こちらも渡航前に手続きを終えておくほうが安全です。
VPNを使えばアカウント停止を避けられる?
避けられるとは書けません。
VPNで変わるのは接続元として見える国だけで、アカウントの登録情報や支払い情報は変わらないためです。
OpenAIの案内にあるとおり、対応地域の外からの利用には制限がかかる可能性が残ります。
香港やマカオでも同じようにVPNが必要?
ChatGPTについては、香港もマカオもOpenAIの対応国・地域の一覧に入っていません。
ただし香港とマカオは中国本土のネット規制の外にあるため、止まっている理由は中国本土とは違います。
>>>【関連】香港でChatGPTが使えない理由と対処法!おすすめVPN3選
中国でGeminiやClaudeは使える?
Geminiの公式一覧には中国本土が「Workspace のみ」として載っており、個人のGoogleアカウント向けの提供地域には入っていません。
Claudeは対応国・地域の一覧に中国本土が載っていないため、ChatGPTと同じ扱いになります。
VPNにつないでもChatGPTが開かないときは?
まずブラウザを完全に閉じて、同じ国の別のサーバーへつなぎ直してみてください。
あわせて確かめたいのが、ChatGPT側で障害が起きていないかどうかです。
OpenAIは公式のステータスページを公開しており、ChatGPTの Conversations(会話)や Login(ログイン)など、機能ごとの稼働状況が一覧で表示されます。
※参照:「OpenAI Status(公式のステータスページ)」2026年10月時点
ここが正常なのに開かない場合は、VPNアプリ自体が現地で遮断されている可能性があります。
NordVPNのように公式が手動接続の手順を公開している社であれば、その手順に沿って設定し直すことで通ることがあります。
中国出張中に、業務の資料をChatGPTに入力してもいい?
VPNで画面が開くかどうかとは別に、入力する中身のほうを先に確かめてください。
個人情報保護委員会は、生成AIに入力した個人情報が機械学習に利用され、出力されるリスクがあるとして、入力の際はそのリスクを踏まえて判断するよう求めています。
事業者が本人の同意なく個人データを含むプロンプトを入力した場合は、個人情報保護法に違反することとなる可能性があるとも示されています。
勤務先の生成AIの利用ルールと合わせて、渡航前に確認しておくのが確実です。
中国で使えないサービスはほかにもある?
LINEやGoogle系のサービス、主要なSNSなど、日常的に使っているものの多くが中国本土では開けません。
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まとめ:中国でのChatGPT利用は、準備と規約の両方を踏まえて

中国本土でChatGPTが開かないのは、OpenAIの対応地域に中国本土が入っていないことと、中国側のネット規制の2つが重なっているためです。
VPNで中国本土以外のサーバーを経由すれば画面は開きますが、OpenAIは対応地域の外からの利用がアカウントの制限につながる可能性があると案内しています。
「絶対に大丈夫」とは書けないので、仕事で使っているアカウントをどうするかは、そこを読んだうえで決めてください。
数日の出張であれば、日本のスマホのデータローミングで足りる場合もあります。
ただしahamoの場合は海外での利用が15日を超えると送受信最大128kbpsに落ち、帰国するまで戻りません。長い滞在や現地のWi-Fiを使う前提なら、VPNを用意しておくほうが確実です。
準備の面でいちばん大事なのは、渡航前にVPNの契約・アプリのインストール・手動接続用の情報の控えまで終えておくことです。
NordVPNは中国でアプリが遮断されることを公式に認め、代わりの手順まで公開しています。現地で詰まったときに戻れる場所がある、という意味で選びやすい1社です。
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総合評価:9.7 / 10
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