


中国の金盾は、国内のインターネット通信を検閲・遮断するために整えられた国家プロジェクトで、英語圏ではグレートファイアウォール(GFW)と呼ばれます。DNS・IPアドレス・キーワード・パケットの中身という4つの層で通信を止めているため、Google・LINE・Netflix・Instagram といった日本でおなじみの道具が、中国本土からは開けなくなります。
回避するにはVPNで通信を暗号化し、日本など国外のサーバーを経由させるのが基本です。ただし中国本土では大手VPNの公式アプリそのものが遮断されているため、渡航前の準備がそのまま成否を分けます。
この記事では、金盾の仕組みを4つに分けて整理したうえで、回避の手段と現実的な準備の手順を、公式の案内にあたりながらまとめます。
この記事でわかること
- 金盾(グレートファイアウォール)が通信を止めている4つの仕組み
- 「金盾の禁止ワード一覧」がどこまで分かっているのか
- 金盾でブロックされている主なサイト・アプリ
- VPN・プロキシ・Torそれぞれの回避手段の向き不向き
- 中国に渡航する前にやっておくべき準備と注意点
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中国の金盾とは?グレートファイアウォールと呼ばれる検閲・監視の仕組み

金盾(The Golden Shield Project)は、中国国内のインターネット通信を監視・検閲するために整備された国家規模の仕組みです。
国外との出入口にあたる回線に検閲の装置が置かれており、そこを通る通信が条件に当てはまると遮断されます。英語圏では、万里の長城(Great Wall)になぞらえてグレートファイアウォール(Great Firewall/GFW)と呼ばれます。
この「出入口に装置が置かれている」という構造は、Microsoft が中国の拠点を持つ企業向けに出している技術文書にも書かれています。
「China ISPs have regulated offshore connections to the global public Internet that go through perimeter devices that are prone to high-levels of cross-border network congestion.」
(中国の通信事業者が世界の公衆インターネットへ出る回線は規制されており、境界装置を経由する。この装置は国境をまたぐ通信の深刻な混雑を招きやすい)
※参照:「Microsoft Learn「Microsoft 365 global tenant performance optimization for China users」」(2026年10月時点)
検閲という言葉は使われていませんが、国外へ出る通信が特定の装置を必ず通る形になっているという点は、金盾の仕組みを説明するときの前提と同じです。この構造があるために、個々のサービスの側で何をしても中国本土からは開けない、という状態が生まれます。
止められるのは政治的な内容だけではありません。国外の大手プラットフォームが丸ごと対象になるため、検索・地図・SNS・クラウドストレージ・動画配信といった日常的なサービスがまとめて使えなくなるのが実際の影響です。
|「金盾」と「グレートファイアウォール」は同じもの?
厳密には、金盾は治安当局のネットワーク整備計画全体を指す言葉で、そのうち国外との通信をふるい分ける部分がグレートファイアウォールにあたります。日本語の記事では両方が同じ意味で使われることがほとんどで、この記事でも同じものとして扱います。
金盾が通信を止める仕組みは4つ|DNSからDPIまでの流れ

|金盾が使っている4つの検閲方法
-
DNSブロッキング(住所の問い合わせを潰す)
-
IPアドレスのブロック(行き先そのものを遮断する)
-
キーワードとURLのフィルタリング
-
ディープパケットインスペクション(DPI)
金盾はどれか1つで止めているわけではなく、4つの層を重ねてふるいにかけています。1つをすり抜けても次の層で落ちるため、「この方法なら確実」と言い切れる回避策が存在しないのはこのためです。
1つずつ見ていきます。
1. DNSブロッキング|住所の問い合わせを潰す
サイトを開くとき、端末はまず「このドメイン名はどのIPアドレスか」をDNSサーバーに問い合わせます。金盾はこの問い合わせに介入し、対象のドメインについて誤った答えを返したり、応答そのものを返さなかったりします。
結果として、ブラウザは行き先の住所を受け取れず、読み込みが終わらないか「サーバーが見つかりません」で止まります。
サイト側は正常に動いているのに手元だけ開けない、という状態になるのが特徴です。
DNS(ドメインネームシステム)とは
DNS(ドメインネームシステム)は、人が読める「〇〇.com」というドメイン名を、機械が使う数字のIPアドレスに変換する仕組みです。
本来の通信は「203.0.113.10」のような数字で相手を指定しますが、これでは人が覚えられません。そこでドメイン名と数字を対応づけ、電話帳のように引けるようにしています。
この「電話帳を引く」段階に手を入れられると、行き先が分からなくなって通信そのものが始まりません。
2. IPアドレスのブロック|行き先そのものを遮断する
DNSをすり抜けても、次は行き先のIPアドレスが見られます。金盾は遮断したいサービスのIPアドレスをブラックリストとして持っており、そこ宛ての通信を出入口で落とします。
大手プラットフォームは多数のIPアドレスを使っているため、まとめて対象になると、同じ会社のサービスが一斉に使えなくなります。検索が使えないときに地図やメールも同時に使えない、という形で現れるのはこのためです。
>>>【関連】ジオブロックの仕組みと解除方法
3. キーワードとURLのフィルタリング
通信に含まれるURLや検索語などの文字列を見て、条件に当てはまるものを落とす仕組みです。
暗号化されていない通信では、どのページを見ようとしているかが途中の機器から読めます。そこに対象の文字列が含まれていれば、ページの中身が届く前に接続が切られます。
同じサイトでも、開こうとしたページによって表示できたりできなかったりするのは、この層が効いているときです。
4. ディープパケットインスペクション(DPI)
DPIは、通信を細かい単位(パケット)に分けて中身や形を検査する技術です。前の3つが「宛先」を見るのに対し、DPIは「何がどう流れているか」を見ます。
暗号化されていない通信なら中身を直接読めますし、暗号化されていても、パケットの大きさ・間隔・順番といった外形から通信の種類を推し量れます。
この点は金盾の回避を考えるうえで決定的です。VPNで中身を隠しても、「VPNを使っている」こと自体は通信のふるまいから見分けられるためです。大学の研究では、中国の検閲システムが通信の中身を復号しなくても、通信の"ふるまい"のパターンだけから「これはVPNだ」と85%超の精度で見分けられることが示されています。
※出典:「VPN LIFE|中国の検閲システムによるVPN判別精度の検証データ」
金盾の「禁止ワード一覧」は公開されていない
「金盾 禁止ワード 一覧」を探している人は多いのですが、中国当局が検閲対象の語句を一覧として公表したことはありません(2026年10月時点)。インターネット上に出回っている一覧は、いずれも第三者が接続を試して推定したものです。
対象は固定されておらず、政治的な出来事や時期に応じて増減すると考えられています。そのため、一覧を暗記しても実用にはなりません。
|「禁止ワードを避ければ通る」わけではない
金盾はキーワードだけで判断していません。DNSとIPアドレスの層で、サービスそのものが先に遮断されています。
たとえばGoogleは、検索窓に何を入れるかに関係なくアクセスできません。語句を言い換えても結果は変わりません。
「どの言葉を避けるか」ではなく「どの経路で通信するか」を変えないと、金盾は越えられないと考えてください。
【2026年10月時点】金盾でブロックされている主なサイト・アプリ

中国本土から開けない、または接続が安定しないサービスのうち、日本から旅行・出張・駐在で行く人が困りやすいものを挙げます。
なお、遮断の範囲は時期によって変わります。以下は当サイトが個別に記事化して確認している範囲のもので、渡航時点でも同じとは限りません。
仕事のやり取りも私用の連絡も、日本で使っている道具がそのまま使えないと考えたほうが実態に近いです。
Googleが使えないことは第三者の公式文書にも書かれている
「中国でGoogleが使えない」という話は体験談として語られがちですが、Google以外の大手が出している公式文書にも記載があります。Microsoft が中国向けの Microsoft 365 について出している説明の脚注が、その一例です。
「中国内では、Google サービス (Play ストアを含む) にアクセスできません。ユーザーがモバイル アプリをインストールできる大手電話メーカーまたは検索エンジン企業によって管理されているアプリ ストアがいくつかあります。」
※参照:「Microsoft Learn「21Vianet が運用している Microsoft 365」脚注15」(2026年10月時点)
ここで見落としやすいのが、Playストアも対象に含まれているという点です。Androidの端末は、中国本土に着いてからアプリを入れ直すという手段が使えません。VPNアプリに限らず、必要なアプリは日本にいるうちにすべて入れておく必要があります。
>>>【関連】中国で使えるアプリ・使えないアプリの一覧
>>>【関連】中国から日本のサイトにアクセスする方法
金盾を越えるにはVPNが必要
VPNとは

VPNとは、Virtual Private Network(バーチャルプライベートネットワーク)の略です。
ウェブサイトやアプリケーションは、IPアドレスと呼ばれるインターネット上の住所的な数値を元に、アクセス元を判別しています。
VPNを利用すればIPアドレスを別のものに変更することができるため、実際のアクセス国ではなくVPNで接続したサーバーの国から訪問しているように装うことができます。
また、通信も暗号化されてセキュリティが強化されるため、情報漏えいやハッキングのリスクを回避することが可能になります。
【図解】VPN接続がある場合とない場合の比較


金盾は「どこへ、何を送ろうとしているか」を見て通信を止めています。裏を返せば、通信の中身を暗号化し、行き先を国外のVPNサーバーに見せてしまえば、個々のサービスごとの遮断は効かなくなります。
ここで大事なのが接続先の選び方です。中国国内のサーバーにつないでも金盾の内側にいることは変わらないため、つなぐ先は日本などの国外にします。VPN各社の公開しているサーバー拠点を集計した調査では、中国本土に拠点を公開しているのは追跡対象7社のうち3社にとどまる一方、接続先としてよく使われる香港・日本・シンガポールは7社すべてが拠点を持っていました。
※出典:「VPN LIFE|VPN7社のサーバー拠点の集計データ」

ただし前の章で触れたとおり、DPIはVPNを使っていること自体を通信の形から見分けます。そのため中国では、VPN通信を普通の通信に見せかける「難読化(obfuscation)」の機能を備えているかどうかが、実際に通るかどうかを左右します。
金盾を回避する3つの手段|VPN・プロキシ・Torの向き不向き

金盾の回避に使われる手段は、大きく3つです。それぞれ得意なことが違うので、順に整理します。
1. Torブラウザ|匿名性は高いが速度と遮断に弱い
Torブラウザのメリット
複数の中継サーバーを経由させることで、通信の出どころをたどりにくくするオープンソースのブラウザです。匿名性を重視する用途では有力な選択肢になります。
Torブラウザのデメリット
中継を重ねる構造のため、通信速度が大きく落ちます。動画の視聴やビデオ会議のように帯域を使う用途にはまず向きません。
また、中継サーバーの一覧は公開されているため、遮断する側から見ると対象を特定しやすいという弱点があります。中国からの利用を前提にするなら、安定して使える前提では考えないほうが無難です。
2. プロキシサーバー|軽いが通信は保護されない
プロキシサーバーのメリット
通信をいったん別のサーバーに中継させ、行き先から見えるIPアドレスを変える仕組みです。仕組みが単純なぶん動作が軽く、ブラウザだけに適用するといった使い方もできます。
プロキシサーバーのデメリット
一般的なプロキシは通信を暗号化しません。中身が途中の機器から読める状態のままなので、DPIの層で内容を見られますし、公衆Wi-Fiなどでの盗み見にも無防備です。
金盾の回避という目的に限っても、通信の中身が読めてしまう以上、キーワードやDPIの層をすり抜けられる保証はありません。
3. VPN|暗号化と経路の切り替えを同時にできる
VPNのメリット
VPNは通信の暗号化と、経路の国外への切り替えを同時に行います。中身が読めないのでキーワードの層は効かず、行き先はVPNサーバーになるのでIPアドレスの層も通り抜けます。
端末全体の通信に適用できるため、ブラウザだけでなくアプリの通信も保護されます。アプリ上で接続先の国を選ぶだけで済むという手軽さも、実用面では大きな差です。
速度の落ち方も、Torとは比較になりません。VPN LIFE が14都市・のべ46回にわたって計測した実測では、NordVPN は東京で780Mbpsの回線に対し444.9Mbps(57%)、ロンドンでは790Mbpsに対し712.6Mbps(90%)が残っています。
※出典:「VPN LIFE|NordVPN実測レビュー(14都市・のべ46回)」
VPNのデメリット
サーバーを経由するぶん、素の回線より速度は落ちます。また、安全に使える品質のVPNは有料です。
そして中国特有の事情として、大手VPNの公式アプリが中国本土では遮断されているという問題があります。NordVPN は公式サポートで「iOS版アプリは中国で完全にブロックされている」と明記しており、手動でのIKEv2/IPsec接続を案内しています。
※参照:「NordVPN公式サポート「中国からiOSで接続できない場合」」
規制の強い国向けの案内ページにも「中国から接続する場合は別の手順がある」と書かれており、中国だけが他の国と切り離して扱われています。
※参照:「NordVPN公式サポート「通信が制限された国での接続のトラブルシューティング」」
つまり、回避の手段としてはVPNが最有力である一方、中国本土では「アプリを入れれば終わり」ではないということです。渡航前にどこまで準備できているかで結果が変わります。
>>>【関連】NordVPNが中国で繋がらない理由と、公式が案内する手動設定の手順
【2026年10月最新】VPNで金盾を回避して日本のサービスを使う手順

|VPNで金盾を回避して日本のサービスを使う手順
-
日本にいるうちにVPNを契約し、アプリと設定を済ませる
-
VPNで日本のサーバーに接続する
-
使いたい日本のサービス・アプリを開く
1. 渡航前にVPNを契約し、日本サーバーに接続しておく

まず日本にいるうちにVPNを契約し、使う端末すべてにアプリを入れて、日本サーバーへの接続を一度試しておきます。
中国に入ってからでは、VPN各社の公式サイト自体が開けず、契約もダウンロードもできないことがあります。中国本土でアプリが遮断される端末を持っていく場合は、公式サポートの案内にしたがって手動接続の設定まで済ませておいてください。
\ 30日間全額返金保証 /
2. 使いたい日本のサービス・アプリを開く

※参照:「ABEMA公式サイト」
日本サーバーに接続できたら、使いたいサービスやアプリを開きます。上の画面はABEMAを開いた例です。
接続の順番が大切です。先にVPNをつないでから、アプリを開いてください。先にアプリを開いてしまうと、遮断された状態が記録されてVPNをつないでも直らないことがあります。
3. 日本のサービス・アプリが中国からでも使えるようになる

※参照:「ABEMA公式サイト」
通信が日本のサーバーを経由するようになるため、金盾の各層をすり抜けて、日本にいるときと同じようにサービスが使えます。
うまく開かないときは、接続先のサーバーを別の場所に変えて試してください。混雑しているサーバーや、遮断の対象になっているサーバーに当たっている場合があります。
金盾をVPNで回避するときの注意点とリスク

契約もインストールも日本にいるうちに済ませる
中国本土からは、VPN各社の公式サイトやアプリストアの配信ページが開けないことがあります。
現地で「使えないから今から契約しよう」としても、その入口が塞がっているというのが最も多い失敗です。
契約・アプリの導入・接続確認まで、すべて渡航前に終わらせてください。
サービスの利用中はVPNをつないだままにする
動画の再生中やサービスの利用中にVPNを切ると、見えるIPアドレスが中国のものに戻り、その場で再び遮断されます。
使っている間はつないだままにしておきましょう。通信が途切れたときに自動で遮断してくれるキルスイッチ機能があれば、有効にしておくと安全です。
1社だけに頼らない
遮断の状況は時期によって変わり、昨日まで通っていた方法が今日は通らないことがあります。
長期の滞在や、仕事で確実につなぐ必要がある場合は、性質の違うVPNを2社用意しておくと詰まりにくくなります。返金保証の期間内であれば、現地で試してから判断することもできます。
規制や法律の扱いは断定できない
中国では、当局の認可を受けていないVPNの提供が規制の対象とされています。利用する側がどう扱われるかについては、公表された運用が限られており、当サイトとして断定はできません。
日本の法律には、VPNの利用そのものを禁じる規定はありません。一方で渡航先の規制は渡航先の制度に従うことになるため、業務での利用は勤務先の方針も確認しておくと安心です。
VPNネコなどの無料VPNは使わない

無料VPNは個人情報漏えいの危険性や、ウイルス感染のリスクがあります。
また、接続スピードも低速なため、快適に動画視聴やインターネットを楽しむことができません。
>>>【関連】VPNネコの危険性に関する記事はこちら
>>>【関連】公共のフリーWi-Fiを安全に使う方法はこちら
>>>【関連】最安を調査!価格が安いVPNサービスのランキングはこちら
金盾の回避に備えて用意したいおすすめVPN3選

日本のサービスを海外から使う用途で、当サイトがおすすめしている3社を紹介します。いずれも日本にサーバーを持っています。
|3社の返金保証は日数も条件も同じではない
「合わなければ返金してもらえばいい」と考えて選ぶ人は多いのですが、返金保証の日数は契約する期間によって変わり、申し込んだ窓口によっては公式の保証が使えません。中国渡航のように「現地で試してから決める」が通用しない場面では、ここを先に把握しておく意味があります。
| VPN | 返金保証の日数 | 公式の保証が使えない申し込み方 |
| NordVPN | 30日間(新規の契約のみ。更新した分は対象外) | Apple App Store 経由 |
| Surfshark | 30日間(初めての購入から) | Paddle・Google Play・Cleverbridge 以外の窓口/プリペイド・ギフトカード |
| CyberGhost | 6ヶ月以上の契約なら45日間/1ヶ月契約は14日間 | Amazon・App Store・Google Play 経由 |
※参照:「NordVPN公式サポート「30日間の返金保証」」「Surfshark公式「利用規約」」「CyberGhost公式「Terms and Conditions」」(いずれも2026年10月時点)
1ヶ月だけ試すつもりで CyberGhost を選ぶと、返金を申し出られる期間は14日間です。また3社とも、アプリストア経由で課金した場合はVPN会社ではなくストア側の判断になります。返金保証を当てにするなら、公式サイトから申し込むのが確実です。
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ATTENTION
中国本土からの利用については、各社の公式アプリが遮断されている場合があります。NordVPN は公式サポートで、中国からの接続は他の規制国とは別の手順(手動でのIKEv2/IPsec設定)を案内しています。
中国渡航が目的の場合は、下の各社の評価とあわせて、中国での接続に関する解説も確認したうえで選んでください。
無料VPNは、個人情報の扱いが不透明なものが多く、速度も実用に足りません。当サイトではおすすめしていません。
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総合評価:9.7 / 10
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軍隊や銀行、政府機関で採用されている最高水準の暗号化技術(AES-256 bit)を採用しており、セキュリティ・安全性は文句なし。
世界59カ国のロケーションが利用可能で、接続できるサーバー数は5,900以上。
4Kストリーミングに対応した高速接続のため、高画質の動画視聴やネット利用を快適に楽しむことができます。
【カテゴリー別】NordVPNの評価
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【カテゴリー別】Surfsharkの評価
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【カテゴリー別】Cyberghostの評価
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中国の金盾(グレートファイアウォール)に関するよくある質問

金盾の禁止ワードの一覧はどこかで見られますか?
中国当局が検閲対象の語句を一覧として公表したことはありません(2026年10月時点)。出回っている一覧は第三者の推定にとどまります。
そもそも金盾はキーワードだけで判断しておらず、Googleのようにサービスごと遮断されている対象では、入力する語句を変えても結果は変わりません。
VPNを使って金盾を回避するのは違法ですか?禁止されていますか?
日本の法律には、VPNの利用そのものを禁じる規定はありません。
中国では、当局の認可を受けていないVPNの提供が規制の対象とされています。利用する側の扱いについては公表されている運用が限られるため、当サイトとして断定はできません。業務で使う場合は、勤務先の方針もあわせて確認してください。
VPNの利用が禁止されている国リスト
>>>【関連】VPNの利用が違法な国を12ヶ国調査!渡航前に確認しておきたいポイントを解説
VPNを用意せずに中国でネットを使うと、どうなりますか?
中国国内の回線をそのまま使うと、金盾の内側からの通信になるため、LINE・Google・Instagram・日本の動画配信などが開けません。
一方で、日本の通信会社の国際ローミングをそのまま使う方法では、通信が日本側の設備を経由するため制限を受けにくいケースがあります。
>>>【関連】中国でahamoを使ってみた結果
金盾を回避すれば、日本のNetflixやTVerも中国から見られますか?
VPNで日本のサーバーに接続できていれば、日本向けの動画配信サービスも中国から利用できます。
日本のストリーミングサービスを海外から使う
【ストリーミングサービス別】視聴方法の一覧
日本のWEBサービス・アプリを海外から使う
【アプリ/WEBサイト別】利用方法の一覧
VPNをつないでも金盾を回避できず、エラーが出るときは?
まず接続先のサーバーを変えて試してください。混雑や遮断の対象に当たっている場合は、これで解消することがあります。
それでも変わらないときは、接続方式(プロトコル)を切り替える、難読化の機能を有効にする、といった手順が各社の公式サポートに用意されています。中国からの接続は他の国と手順が分かれているため、使っているVPNの中国向けの案内を確認してください。
中国に着いてからVPNを契約できますか?
おすすめできません。中国本土からはVPN各社の公式サイトやアプリの配信ページが開けないことがあり、契約の入口自体に届かない可能性があります。
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香港や台湾でも金盾の影響を受けますか?
金盾は中国本土の回線を対象にした仕組みで、香港・台湾・マカオの回線は同じ扱いではありません。
香港が本土の外側として扱われていることは、先に引いた Microsoft の技術文書からも読み取れます。この文書は、中国国内から国外の公衆インターネットへ通信を出す場所の例として「Hong Kong Special Administrative Region, Singapore, Japan, and South Korea」を挙げています。つまり香港は「金盾を越えた先」の側に並べられているということです。
※参照:「Microsoft Learn「Microsoft 365 global tenant performance optimization for China users」」(2026年10月時点)
ただし香港については、サービス側が提供地域から除外しているために使えない、というケースが別に存在します。使えない原因が金盾とは限らない点に注意してください。
まとめ:金盾の仕組みを知れば、VPNで越えられるかどうかの判断がつく

金盾は、DNS・IPアドレス・キーワード・DPIという4つの層を重ねて国外との通信をふるい分けています。語句を避けて通り抜けられる仕組みではないため、経路そのものを国外に移すVPNが、現実的にいちばん確かな手段です。
ポイント
-
金盾の検閲対象語句は公表されていない。一覧を探すより経路を変えるほうが確実
-
DPIはVPNの利用そのものを外形から見分けるため、難読化の機能が要る
-
中国本土では大手VPNの公式アプリが遮断されている場合がある
-
契約・インストール・接続確認は、必ず日本にいるうちに済ませる
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総合評価:9.7 / 10
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