VPNの使い方・セットアップガイド

VPNでできることは?個人利用のメリット5つと必要性・注意点をプロが解説

2026年9月30日

※記事の一部にPRを含みます。

VPNでできることは通信の保護とアクセス元の切り替えの2つ
契約したら具体的に何ができるようになるの?ないと困る場面がよく分からない。
カフェのWi-Fiをよく使うし、出張も多い。自分に必要性があるのか判断したい。

VPNでできることは、大きく2つです。ひとつは通信の中身を読み取られにくくすること、もうひとつは相手に見えるアクセス元の国を、つないだサーバーの国に切り替えることです。

この2つから、公共Wi-Fiでの盗み見対策、滞在先から日本のサービスを開くこと、日本では開かない海外サービスを開くこと、予約サイトで国ごとの値段を見比べること、IPアドレスを隠すことといった使い道が生まれます。月あたり数百円で、外出と旅行の多い人ほど効きが大きい道具と考えてください。

逆に、ウイルスを止めることや通信を速くすることはVPNの役目ではありません。誰にでも必要なわけでもなく、自宅の回線しか使わず国をまたぐ用事もない人なら、急いで契約しなくても困りません。

この記事では、できることを5つの使い道に整理したうえで、つないだときに通信の側で何が起きているのか、できないことの線引き、必要性が高い人と急がなくてよい人の違い、つないでおきたい場所、使い始めるまでの手順とルーターに設定する選択肢、そして先に知っておきたいデメリットまで、数字の出どころを示しながら並べます。2026年10月時点の情報です。

この記事でわかること

  • VPNでできること・できないことの線引きと、通信が守られる仕組み
  • 個人がVPNでできる5つのこと(メリット)と、その中身
  • VPNの必要性が高い人/急いで契約しなくてよい人の見分け方
  • 公的な資料から見た「つないでおきたい場所」
  • 実測値で見た速度低下と、料金・利用規約・無料VPNの落とし穴
  • アプリでの使い始め方と、ルーターに設定するときの台数の数え方

POINT

本記事では、”オススメのVPNサービスは?”・”無料VPNは使って良いの?”という疑問にも全てお答えしています。

VPNに詳しくない方にもわかるように丁寧に解説しておりますので、安心して読み進めてくださいね。

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|個人利用に向いているVPN

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使いやすさ、安全性、接続スピード、総合的に業界No.1の最強VPN

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Contents
  1. VPNとは?個人が使うとできることは何か
  2. 個人がVPNでできること5つ|メリットと必要性が高い理由
  3. VPNでできないこと|過信すると足をすくわれる4つ
  4. 個人にVPNが必要な人・急がなくてよい人
  5. VPNをつないでおきたい場所【空港・駅・ホテルなど】
  6. VPNのデメリットと個人利用での注意点
  7. 個人がVPNを用意する3つの方法|契約・自分で立てる・端末を経由する
  8. 個人で使うのにおすすめのVPN3選【2026年10月調査】
  9. 個人がVPNを使い始める手順【3ステップ】
  10. VPNでできることに関するよくある質問
  11. まとめ|VPNでできることは2つの土台から広がる

VPNとは?個人が使うとできることは何か

VPNとは

VPNとは、Virtual Private Network(バーチャルプライベートネットワーク)の略です。

ウェブサイトやアプリケーションは、IPアドレスと呼ばれるインターネット上の住所的な数値を元に、アクセス元を判別しています。
VPNを利用すればIPアドレスを別のものに変更することができるため、実際のアクセス国ではなくVPNで接続したサーバーの国から訪問しているように装うことができます。

また、通信も暗号化されてセキュリティが強化されるため、情報漏えいやハッキングのリスクを回避することが可能になります。

【図解】VPN接続がある場合とない場合の比較




【図解】VPN接続がある場合とない場合
【図解】VPN接続がある場合とない場合

VPNは通信を暗号化し、アクセス元のIPアドレスを付け替える仕組み

VPNは、自分の端末と事業者のサーバーとの間に暗号化した通り道を作る仕組みです。「仮想専用線」と訳されることもあります。

ふだんのインターネットでは、端末から出た通信はつないだWi-Fiや回線をそのまま通って目的のサイトに届きます。VPNを入れると、この通信をいったん事業者のサーバーに集めてから送り出す形に変わります。

VPNに接続するとどうなる?変わるのは2点だけ

アプリでサーバーを選んでつないだ瞬間から、個人の使い勝手として変わるのは次の2点です。

  • 通信の中身が読み取りにくくなる:同じWi-Fiにいる第三者から、やり取りの内容を追いにくくなります。
  • 相手に見えるIPアドレスが、接続したサーバーのものになる:どの国からアクセスしているかの判定が、そのサーバーの国に変わります。

この2点が、以下で挙げるメリットの土台になっています。逆に言えば、この2点に用がない場面では、VPNを入れても体感は変わりません。

効くのはつないでいる間だけで、アプリを切れば元の通信に戻ります。使い方や画面の見え方が変わるわけではないので、「つないだのに何も起きない」と感じるのがむしろ普通の状態です。切ったときに何が戻るのかはVPNをオフにするとどうなるかで個別にまとめています。

接続ボタンを押したあと、通信の側で起きていること

「読み取りにくくなる」と言われても、中で何が行われているのかは画面から見えません。順番に開いておきます。アプリでサーバーを選んでから通信が流れ出すまでは、おおまかに3つの段を踏んでいます。

  1. 相手を確かめ合う:契約したアカウントで事業者のサーバーに名乗り、サーバー側も自分が本物だと示します。ここが通らないと先に進みません。
  2. 通信を読めない形に変える:端末から出るデータを、鍵を持つ相手以外には意味が取れない形に変換します。
  3. 変換したデータを包んで、1本の通り道に流す:変換後のデータをさらに別の入れ物に入れ替えてから送り出します。この包み替えをカプセル化、できあがった通り道をトンネルと呼びます。

どの方式でこれをやるかは、契約したVPNが使うプロトコルで決まります。NordVPNの公式サポートは、対応する方式として NordLynx・OpenVPN・NordWhisper の3つを挙げ、そのうちOpenVPNでは AES-256-GCM と4096ビットのDH鍵を使うと明記しています。NordLynx は WireGuard をもとにした同社の方式です。

※参照:「NordVPN公式サポート|Which VPN protocols does NordVPN offer?」

この3段があるため、同じWi-Fiにいる第三者から見えるのは「この端末がVPNのサーバーと何かやり取りしている」ところまでで、開いたサイトの中身や入力した内容までは追えません。

ただし、包まれるのは端末から事業者のサーバーまでの区間だけです。そこから先の目的のサイトまでは、ふだんどおりの通信に戻ります。この線引きは、あとの「できないこと」の章にそのままつながります。

VPNでできることを一覧にすると6つ

上の2点を日常の行動に置き換えると、次のようになります。ここから先の見出しで、それぞれを順に開いていきます。

  • 外のWi-Fiでのやり取りを読み取られにくくする
  • 海外の滞在先から、日本向けのサービスを開く
  • 日本からは開かない海外向けのサービスを開く
  • 予約サイトや月額サービスの、国ごとの表示価格を見比べる
  • 相手に見えるIPアドレスを、自分の回線のものから切り離す
  • 回線側で特定の通信が絞られていないかを確かめる

最後の1つだけ補足すると、契約している回線やWi-Fiの側で通信の種類ごとに扱いが変えられている場合、VPNを通すと中身の判別ができなくなるため挙動が変わることがあります。ただし、これは回線の混み具合そのものを解決する手段ではありません。

Wi-FiとVPNの違い

混同されやすい2つですが、役割がそもそも別です。Wi-Fiはインターネットにつなぐための手段、VPNはつないだ回線の上に作る暗号化された通り道で、VPNだけでインターネットに出ることはできません。

総務省の資料では、Wi-Fiは「ケーブルを使わず無線(ワイヤレス)通信でデータをやりとりする仕組みの一つ」と説明され、そのうち外出先で誰もが使えるものを公衆Wi-Fiと呼ぶ、と整理されています。

※参照:「総務省|公衆Wi-Fi利用者向け簡易マニュアル(令和7年2月版)」

もう1つの違いが、暗号化が届く範囲です。同じ資料は、Wi-Fiの暗号化について「利用者の機器からWi-Fiルーターまでの区間に限られます」とし、HTTPS通信の暗号化については「利用者の機器(ブラウザ)から目的のWebサーバまでの区間です」と説明したうえで、「現状、全ての通信がHTTPS通信に対応しているわけではありません」と注を添えています。

つまりWi-Fi側の暗号化は手前の区間だけ、HTTPSは対応しているサイトだけ、という穴があります。VPNは端末から事業者のサーバーまでをまとめて包むため、つないだWi-Fiの設定やサイトごとの対応状況に左右されにくくなるのが違いです。

 

Wi-Fi

VPN

役割

無線でインターネットにつなぐ

つないだ回線の上に暗号化した通り道を作る

単体で使えるか

使える

Wi-Fiやモバイル回線がないと使えない

暗号化が届く範囲

端末からWi-Fiルーターまで

端末からVPN事業者のサーバーまで

アクセス元の国

いまいる場所のまま

選んだサーバーの国に変わる

どちらかを選ぶものではなく、Wi-Fiにつないだうえでその上にVPNを重ねる、という関係だと考えてください。

 

個人がVPNでできること5つ|メリットと必要性が高い理由

VPNをオフにすると暗号化とIPアドレスの付け替えがなくなる

仕事で配られるVPNと違い、個人の場合は「入れると何が楽になるのか」が見えないと契約しにくいものです。

ここでは、使い道を5つに分けて、それぞれ誰に効くのかまで書きます。

1. 公共のフリーWi-Fiでの盗み見に備えられる

フリーWi-Fiは単体での利用に不安がある。VPNと組み合わせて使う

店や駅、空港で使えるフリーWi-Fiには、無線ならではの弱さがあります。

総務省は公衆無線LANについて、「通信内容の盗聴、なりすまし等の被害を受ける場合があります」と注意を出しています。別のページでは「通信内容が傍受(盗聴)される危険性」に加えて、ファイル共有が有効なままだと「他人からパソコンやスマートフォン内のファイルが読み取られたり、ウイルスなどの不正なファイルを送りこまれたりすることがあります」とも書かれています。

※参照:「総務省|無線LAN(Wi-Fi)の安全な利用(セキュリティ確保)について」「総務省|国民のためのサイバーセキュリティサイト」

同じ資料では、利用者がやることとしてIDやパスワード、カード番号を送るときは相手との通信が暗号化されているかを確かめること、接続先のアクセスポイントをよく見ること、ファイル共有を切っておくことが挙げられています。なお、総務省のこれらのページにVPNの記載はありません。

VPNは、この「暗号化されているかどうか」を、アクセス先ごとに気にしなくて済むようにする道具です。サイト側がHTTPSに対応しているかに関係なく、VPNの区間はまとめて暗号化されます。

外回りや通学で店のWi-Fiを日常的に使う人、旅先で空港や宿のWi-Fiに頼る人には、ここが一番大きい理由になります。フリーWi-Fi自体の使い方は公共のフリーWi-Fiを安全に使う方法でまとめています。

2. 滞在先から日本のサービスに入れる

日本のテレビ配信や一部のWEBサービスは、日本国内からのアクセスだけを受け付ける作りになっています。海外に出た途端に見られなくなるのは、この判定に引っかかっているからです。

VPNで日本のサーバーにつなげば、アクセス元が日本と判定されるようになり、出発前と同じように使えます。

留学・駐在・長期の出張を控えている人は、渡航前に契約しておくと、着いてから慌てません。使えるサービスの範囲は海外から日本のテレビ番組を見る方法を参考にしてください。

3. 日本では開かない海外のサービスを開ける

逆の向きもあります。海外の放送局の配信や、国内では提供されていないサービスは、日本からのアクセスをはじく設定になっていることがあります。

この国ごとの出し分けはジオブロックと呼ばれます。VPNでその国のサーバーを選べば、判定がその国からのアクセスに変わります。

ジオブロックの解除方法と、日本からアクセスできないサービスの一覧に、どの向きで何が起きるかを整理してあります。

4. 旅行の予約で、アクセス元ごとの値段を見比べられる

VPNでアクセス元を変えると、旅行予約の表示価格が変わることがある

宿や航空券の予約サイト、月額のサービスは、国ごとに値段を分けていることがあります。VPNでアクセス元を変えると、同じ内容でも別の金額が表示される場合があります。

ただしこれは「必ず安くなる」ものではなく、値段を見比べられるだけです。通貨が変わるので為替の分も乗りますし、次の見出しで触れるとおり、サービスの規約に触れる場合もあります。

手順と、実際にどれくらい差が出るのかはVPNで航空券を安く買う方法にまとめました。

なお、アプリのストアから申し込む月額サービスは、VPNでは契約国が変わりません。ここを混同すると「つないだのに安くならない」となるため、下の「月額サービスの契約国は、VPNだけでは切り替わらない」を先に読んでください。

5. IPアドレスを隠して、行動を結び付けられにくくする

サイト側から見えるIPアドレスは、おおよその地域や回線の持ち主をたどる手がかりになります。VPNを通すと、見えるのは事業者のサーバーのIPアドレスになります。

ここで効いてくるのが、事業者が通信記録を残さない方針(ノーログ)を掲げているか、それを外部の監査で確かめているかです。VPN LIFE が7社の公表内容を追った結果では、第三者の監査を公表しているのは5社、通信記録を残さない方針そのものを対象にした監査まで受けているのはNordVPN・Surfshark・PIA の3社(いずれも Deloitte)でした。

※出典:「VPN LIFE|7社のノーログ監査の公表状況(2026年9月4日時点の調査結果)」

選び方の詳細はノーログのオススメVPNで比べています。

 

VPNでできないこと|過信すると足をすくわれる4つ

VPNは通信の経路を包む道具で、ウイルス対策やログイン情報の保護は別の話

できることと同じくらい、できないことを先に知っておくほうが失敗しません。VPNが面倒を見るのは「端末から事業者のサーバーまでの区間」だけで、その外側には手が届きません。

境界を4つに分けて書きます。

  • ウイルスや偽サイトそのものを止めること:中身の良し悪しは判定しません。
  • ログイン済みのアカウントから自分だと分からなくすること:名乗っているのは自分です。
  • 通信を速くすること:経路が1つ増えるので、下がる方向にしか働きません。
  • サービスの規約を越えて使う許可を与えること:規約は規約のまま残ります。

ウイルス対策や偽サイト対策の代わりにはならない

VPNは通り道を包む仕組みなので、その中を流れる内容が安全かどうかは見ていません。偽のログイン画面に自分でIDを打ち込んでしまえば、暗号化された通り道を通って相手にきちんと届きます。

総務省の資料が公衆Wi-Fiの対策として挙げているのも、接続先のアクセスポイントをよく確認すること、正しいURLでHTTPS通信になっているかを確かめること、端末の共有設定に注意すること、の3点でした。VPNはこの確認を置き換えるものではなく、確認しきれない区間を減らす道具です。OSと端末の更新、パスワードの使い回しをやめること、多要素認証を有効にすることは、VPNとは別に必要です。

ログインしたままなら、アカウントからは自分だと分かる

IPアドレスを切り替えても、そのブラウザやアプリにログインしたままなら、サービス側はアカウントを見て誰なのかを把握します。ブラウザに残ったCookieや、アプリに保存されたログイン状態も同じです。

「VPNをつないだのに、いつもの言語や地域の表示から変わらない」という相談が多いのはここが原因です。アクセス元の国だけで出し分けているサービスは切り替わりますが、アカウントの登録国や支払い方法の国を見ているサービスでは、VPNだけでは変わりません。

速くなるわけではない|経路が増えるぶんは下がる

VPNは通信を事業者のサーバーに回してから送り出すため、直につなぐより速度は落ちます。落ち幅は接続先の距離やサーバーの混み具合で変わり、具体的な数字は後の「通信速度は多少落ちる」で実測値とともに載せました。

回線が混んでいて遅い、という問題そのものはVPNでは解決しません。オンラインゲームのように応答の速さが要る用途では、用途別に向いた事業者を選ぶ話になります。オンラインゲームに使えるVPNで、その観点だけを切り出して比べています。

規約を越えて使う許可にはならない

提供する国や地域を利用規約で決めているサービスでは、アクセス元を変えて使うこと自体が規約に触れる場合があります。VPNを通したかどうかに関係なく、規約の中身は変わりません。

「VPNなら見つからない」という考え方はしないでください。使いたいサービスの対応地域と規約を自分で確かめてから判断する話で、詳しくは下の注意点で扱います。

 

個人にVPNが必要な人・急がなくてよい人

VPNをオンにする場面とオフでよい場面を分けて考える

できることが5つあるといっても、全員に同じだけ効くわけではありません。

自分がどちら側かを先に見極めたほうが、無駄な契約を避けられます。

必要性が高い人

  • 店・駅・空港のWi-Fiを週に何度も使う人:盗み見に備える場面がそれだけ多くなります。
  • 海外に住む・長く滞在する予定がある人:日本のサービスに入れなくなる問題が確実に起きます。
  • ネット規制のある国へ渡航する人:現地で使えるアプリが限られるため、出発前の契約が前提になります。
  • 日本では提供されていないサービスを使いたい人:アクセス元を切り替える以外の手立てがほとんどありません。
  • 家族の端末をまとめて守りたい人:1契約で複数台を面倒見られる事業者を選べば、1台あたりの負担が下がります。

急いで契約しなくてよい人

  • 自宅の回線とモバイル回線しか使わない人:自分で管理している回線なので、盗み見の場面がほぼ生まれません。
  • 国をまたぐ用事がない人:アクセス元を切り替える出番がありません。
  • 速度をぎりぎりまで使い切りたい人:後述のとおり多少は落ちるため、用途によっては切って使うほうが向きます。

どちらとも言えない人は、返金保証の期間内に自分の使い方で試すのが早いです。期間と条件は無料お試しできるVPNにまとめています。

 

VPNをつないでおきたい場所【空港・駅・ホテルなど】

外出先のWi-Fiにつなぐ場面では、VPNをオンにしてから使う

人で線を引くより、場所で決めてしまうほうが迷いません。判断のもとになるのは「その回線を誰が管理しているか」の一点です。

総務省の「公衆Wi-Fi利用者向け簡易マニュアル」は、公衆Wi-Fiが広がっている場所として「職場や自宅に限らず、空港、駅、ホテル、学校、図書館といった、さまざまな場所」を挙げ、「Wi-Fiのセキュリティ対策を行わずに利用すると、通信内容が盗み見られたり(傍受)、ID・パスワードを盗用されて使われる(なりすまし)などの被害にあう危険性があります」としています。

※参照:「総務省|公衆Wi-Fi利用者向け簡易マニュアル(令和7年2月版)」

空港・駅・ホテルなど、外向けに開放されたWi-Fi

不特定多数に向けて開放された回線は、誰が同じネットワークにいるのかを利用者側で選べません。同じマニュアルでは、公衆Wi-Fiでは端末同士が通信できてしまう場合があるとして、「共有フォルダの無効化や認証機能の有効化などの対策を行いましょう」とも書かれています。

滞在が長くなるほど、この回線でメールや決済画面を開く回数も増えます。宿と空港は、旅程の中でもっともVPNをオンにしておきたい場所です。

空港や店舗ごとの事情は、羽田空港のフリーWi-Fiの安全性やスタバのフリーWi-Fiの安全性でも個別に見ています。

暗号化キーなしでつながるWi-Fi・見覚えのないSSID

同じマニュアルには、旅先で見たことのないネットワーク名に暗号化キー不要でつなぎ、そこでSNSのIDとパスワードを入力した結果、後日なりすましの投稿をされていた、という脅威シナリオが載っています。原因は「悪意をもって設置された偽の公衆Wi-Fiに接続してしまったこと」と説明されています。

確認そのものが難しい、という数字も同じ資料に載っています。公衆無線LANの利用者に対する調査では、接続先のSSIDを「ほとんど確認していない」が36.9%、「まったく確認していない」が17.7%でした。暗号化については「暗号化がわからない」が18.9%、HTTPS通信については「HTTP通信がわからない」が32.3%です。

※参照:「総務省|公衆Wi-Fi利用者向け簡易マニュアル(令和7年2月版・参考資料の利用者アンケート結果)」

半数以上が接続先をほとんど見ていない、という状況が前提なら、確認の精度に頼らない備えを1つ足しておく判断には根拠があります。

自宅や職場の回線でもつないだほうがよい?

自宅の回線は自分で管理しているぶん、外のWi-Fiほど神経質になる必要はありません。ルーターのパスワードを初期値のままにしない、機器の更新を放置しない、といった基本のほうが先に効きます。

ただし、アクセス元の国を切り替えたい用事があるときは自宅でもオンにします。海外のサービスを開く、国ごとの値段を見比べる、といった使い方は場所を問いません。

職場の回線は会社の管理下にあります。会社から配られたVPNがある場合、個人で契約したVPNと同時に動かすとつながらなくなることがあるため、切り替えて使ってください。

 

VPNのデメリットと個人利用での注意点

VPNを個人で使うときに先に知っておきたい注意点

先に弱いところを知っておくと、契約してから「思っていたのと違う」となりにくくなります。

ここでは5つ挙げます。

通信速度は多少落ちる

通信をいったん事業者のサーバーに回す仕組みなので、直接つなぐより速度は落ちます。問題は「どれくらい落ちるのか」です。

VPN LIFE は NordVPN と Surfshark を14都市・のべ46回にわたって計測しています。素の回線と突き合わせられる11都市では、VPNを通したあとに元の速度の42〜90%が残ったという結果でした。東京は780Mbpsの回線に対して444.9Mbps(57%)、ロンドンは790Mbpsに対して712.6Mbps(90%)です。

※出典:「VPN LIFE|NordVPN の実測レビュー(14都市・のべ46回の速度計測)」

東京で57%残るなら、動画を見たりサイトを見たりするぶんには足ります。ただし元の回線が細い場所では、落ちた分が体感に出ます。

遅いと感じたときは、まず距離の近いサーバーに変える、混んでいる時間帯のサーバーを避ける、接続方式を切り替えるの3つを試してください。設定の見直しで戻ることも多く、事業者を替える前にできる手当てが残っています。

月額の費用がかかる

個人で使うぶんには大きな額ではありませんが、ゼロではありません。長期のプランにすると1か月あたりが下がる作りが一般的です。

主要3社の最安プランを並べると、次のようになります。サーバーの設置国・台数と同時接続台数は各社の公式ページ、円建ての月額は VPN LIFE の調査から取りました。

2026年10月時点

サービス

最安の月額

サーバー設置国/台数

同時接続台数

NordVPN

373円/月(2年プラン)

167カ国以上/8,400台以上

10台

Surfshark

241円/月(2年プラン)

100カ国/4,500台以上

無制限

CyberGhost

$2.19/月(26か月プラン)

100カ国/9,600台

7台

※参照:「NordVPN 公式サポート|サーバーの設置国と台数」「Surfshark 公式サイト|サーバー一覧」「CyberGhost VPN 公式サイト|サーバー統計」

※出典:円建ての月額は「VPN LIFE|個人利用におすすめのVPN比較(10項目で検証)」

家族の端末をまとめたいなら台数の上限を、行き先が決まっているなら設置国を見てください。価格から絞りたい人は格安VPNの比較もあわせて見ると判断が早くなります。

ここで1つ、申し込む前に見ておきたい点があります。CyberGhost は日本語ページでも金額が米ドルで表示され、公式ページに「表示価格はすべてUS Dollarsです」と書かれています。26か月プランは月あたり$2.19と安く見えますが、その内訳は最初の26か月ぶんを$56.94でまとめて支払い、そのあとは1年ごとに$56.94で自動更新というものです。つまり2年目以降は1か月あたりの負担が上がります。円で払う感覚のまま申し込むと、為替と更新後の金額の2つで予想が外れます。

※参照:「CyberGhost VPN 公式サイト|料金プラン」

これは CyberGhost に限った話ではありません。長期プランの割引はたいてい最初の契約期間だけで、更新時は別の金額になります。長く使うつもりなら、申し込み画面に出る更新後の金額まで読んでから決めてください。

なお、同じ比較では暗号化方式やノーログ方針を明記していないサービスも並んでいます。上の3社はいずれもAES-256の暗号化とキルスイッチ、ノーログ方針が確認できている側です。安さだけで選ぶと、この欄が空いているものを引くことがあります。

サービスの利用規約に触れる場合がある

ここは正直に書きます。提供する地域を利用規約で決めているサービスでは、VPNでアクセス元を変えて使うことが規約違反にあたる場合があります。

たとえば YouTube の有料サービス利用規約には地理的な制限の項目があり、「いずれの Premium サービスも、Premium サービスに登録した国または地域から利用およびアクセスするものとします」と定められています。登録した地域の外からアクセスしようとしたり、所在地を偽ったりすることは規約違反にあたり、Premium サービスの利用停止につながる場合があると明記されています。引っ越しで国が変わった場合は、新しい国で登録をやり直す必要があるとも書かれています。

※参照:「YouTube 有料サービスの利用規約(地理的な制限)」

「VPNを通せばバレない」「安全に回避できる」といった考え方はしないでください。使いたいサービスの対応地域と規約を自分で確かめ、そのうえで判断する話です。国ごとの価格差を見比べるところまでは自由ですが、契約の可否は各サービスの決まりに従います。

なお、日本国内でVPNを使うこと自体は違法ではありません。ただし国によってはVPNの利用そのものに制限があります。渡航前にVPNの利用が禁止・規制されている国を確かめてください。

月額サービスの契約国は、VPNだけでは切り替わらない

「VPNでアクセス元を海外にすれば、サブスクを現地の安い料金で契約できる」という説明を見かけますが、スマートフォンのアプリから申し込む月額サービスは、アクセス元のIPアドレスではなくストアに登録した国で料金と提供内容が決まります。ここはVPNの外側なので、つないだサーバーの国を変えても動きません。

実際にストアの国を変えるには、何が必要なのかが公式に書かれています。Apple は Apple Account の国や地域を変える条件として、「Apple Accountの残高を使い切ってください」、「国や地域の変更の妨げとなるサブスクリプションがある場合には、解約しておく必要があります」と案内しており、変更時には新しいお支払い情報と請求先住所の入力が必要だとしています。支払い方法を入れたくない場合については「新しい国や地域に実際に移動するまでお待ちください」と書かれています。

※参照:「Apple サポート|Apple Account の国や地域を変更する」

Google Play も同じで、「新しい国または地域を設定するには、その国または地域に居住し、新しい国または地域で利用できるお支払い方法をお持ちである必要があります」という条件が示されています。加えて「Google Play の国を初めて設定した後は、次に国を変更できるまで少なくとも 90 日間お待ちいただく必要があります」、「Google Play の国または地域を変更すると、一部の書籍、映画、テレビ番組、ゲーム、アプリにアクセスできなくなることがあります」とも書かれています。

※参照:「Google Play ヘルプ|Google Play の国や地域を変更する」

つまり、必要なのは現地に住んでいることと現地で使える支払い方法で、VPNでは埋められません。できるのはメリットの4つめで書いたとおり国ごとの表示価格を見比べるところまでで、そこから先はストアと各サービスの決まりに従います。実際の値段の開きはTikTokコインを安く買う方法やGoogle Oneを安く契約する方法で個別に見ています。

VPNネコなどの無料VPNは使わない

無料VPNは危険

無料VPNは個人情報漏えいの危険性や、ウイルス感染のリスクがあります。
また、接続スピードも低速なため、快適に動画視聴やインターネットを楽しむことができません。

>>>【関連】VPNネコの危険性に関する記事はこちら
>>>【関連】公共のフリーWi-Fiを安全に使う方法はこちら
>>>【関連】最安を調査!価格が安いVPNサービスのランキングはこちら

 

無料VPNは通信量の上限や運営の不透明さがあり、個人利用にも向かない

無料のVPNは、月あたりの通信量に上限があるものが多く、動画や大きなファイルのやり取りには足りません。上限のないものは代わりに速度が絞られていたり、つなぐ国を自分で選べなかったりします。無料のプランは、どこかを必ず削って成り立っていると考えてください。

有料を選ぶ理由もここにあります。数百円を払う側に回ると、通信量の上限がなくなり、つなぐ国を選べて、返金保証とサポートの窓口が付きます。

それ以上に大きいのが、通信の中身を預ける相手として、運営元がはっきりしているかどうかです。無料と有料の違いは無料VPNは危険?有料VPNとの違いで、VPNネコなど個別のサービスの評価はVPNネコのレビューで書いています。

 

個人がVPNを用意する3つの方法|契約・自分で立てる・端末を経由する

NordVPN公式Meshnetドキュメント。別の端末のパブリックIPアドレスを自分の接続に使い、その端末をVPNサーバーにできると書かれている

※参照:「NordVPN公式Meshnetドキュメント|Routing traffic in Meshnet」

「VPNを使う」と言っても、用意のしかたは1つではありません。事業者と契約する・自宅に自分でVPNサーバーを置く・自分の別の端末を経由するの3つがあり、できることの範囲がそれぞれ違います。

先に結論を書きます。つなぐ先の国を選びたいなら、それができるのは契約する方法だけです。残りの2つは「自宅や手元の端末の回線に戻ってくる」ための道具で、国を切り替える使い方には使えません。ここを取り違えると、手間をかけたのに目的が果たせないことになります。

1. VPNサービスを契約する|つなぐ国を選べるのはこの方法だけ

事業者が世界中に置いたサーバーの中から、つなぎ先を選ぶやり方です。アプリを入れて国を選ぶだけで、機器の用意も保守も要りません。

この方法にしかできないことが2つあります。1つはつなぐ国を自由に切り替えられること。もう1つは機器の管理を事業者側が受け持つことです。ぜい弱性の修正もサーバーの入れ替えも、こちら側の作業にはなりません。

費用は月あたり数百円の幅で、長い契約ほど下がります。返金保証の期間内なら、合わなければ戻せます。この記事で後に挙げる3社は、いずれもこの形です。

2. 自宅にVPNサーバーを置く|出口は自宅のIPアドレス1つだけ

警察庁「ランサムウェア被害防止対策」のページ。ランサムウェアの定義と被害に遭わないための対策がまとめられている

※参照:「警察庁|ランサムウェア被害防止対策」

サーバー機能を持つ家庭用ルーターを使うか、自宅に置いたパソコンをサーバー役にするやり方です。外出先から自宅の回線を通って通信できるようになります。

できることははっきりしていて、外から自宅のネットワークに入ることに限られます。出口は契約している自宅の回線1本だけなので、アクセス元として名乗れるIPアドレスも自宅のもの1つきりです。海外の国を選ぶ、日本の別の地域から来たことにする、といった使い方はできません。

もう1つ、見落とされやすいのが管理の重さです。自分で置いた機器は、インターネットに口を開けたまま自分で守り続けることになります。警察庁は、ランサムウェア被害の侵入口について次のように書いています。


「VPN(Virtual Private Network)機器等のインターネットに露出した箇所から、攻撃者が遠隔操作で未修正のぜい弱性、漏えいした認証情報や簡易なパスワード、設定不備等を悪用してネットワーク内部に侵入する手口が多くを占めています。」

これは組織の被害を念頭に置いた記述ですが、仕組みは個人でも変わりません。更新を止めた機器を自宅に開けっ放しにすると、守る対象が1つ増えるだけになります。

つまりこれは、外出先から自宅のファイルや機器に入りたい、という目的がはっきりしている人のための方法です。盗み見への備えやアクセス元の切り替えを目当てに選ぶものではありません。

3. 自分の別の端末を経由する|名乗るのは経由先のIPアドレス

契約と自作の中間にあたるやり方です。NordVPNのMeshnetのように、自分が持っている別の端末を経由して、その端末のIPアドレスでインターネットに出る機能が用意されています。

NordVPNの公式ドキュメントは、この機能を「別の端末のパブリックIPアドレスを自分のインターネット接続に使えるようにするもので、実質的にその端末をVPNサーバーに変えるもの」と説明しています。経由したあとは、手元の端末に経由先のパブリックIPアドレスが割り当てられるとも明記されています。

公式に書かれている条件は次のとおりです。

  • つなげる台数:自分の端末を最大10台、外部の端末を最大50台まで
  • 経由先にできる機器:Windows・Linux・macOS(公式サイトから直接ダウンロードした版)の端末だけ
  • 公式が挙げている注意点:手元の端末の行いが経由先のIPアドレスのものとして扱われうること、ローカルネットワークの権限を与えると経由先のLAN上の機器に触れられること、経由先の端末からは手元のDNS問い合わせなどの通信が見えること

ここでも名乗れるのは経由先の端末がつながっている回線のIPアドレスです。実家のパソコンを経由すれば実家の回線から出ることになりますが、端末を置いていない国から出ることはできません。

3つのうちどれを選べばよいか

目的で分かれます。

  • 外のWi-Fiでの盗み見に備えたい・つなぐ国を変えたい:契約する方法。あとの2つでは代わりになりません
  • 外出先から自宅のファイルや機器に入りたい:自宅に置く方法か、端末を経由する方法。更新を続けられるかを先に考えてください
  • 両方やりたい:契約したうえで、経由の機能が付いている事業者を選ぶ

個人の用途で多いのは1つめです。月あたり数百円を払って管理ごと預けるほうが、結果として手間も危うさも少なく済みます。

 

個人で使うのにおすすめのVPN3選【2026年10月調査】

個人利用に向いているオススメのVPN3選

ここまでに挙げたできることを個人の使い方で満たせるのは、設置国が広く、AES-256の暗号化とキルスイッチとノーログ方針が明記されていて、返金保証で試してから判断できる事業者です。

なお、ノーログ方針そのものを対象にした第三者監査まで公表しているのは、下のうち NordVPN と Surfshark の2社です。そこまで求めるなら上の2社から選んでください。

その条件で絞った3社を並べます。

|個人利用に向いているVPN

1.

NordVPN

使いやすさ、安全性、接続スピード、総合的に業界No.1の最強VPN

オススメ度: 9.7 / 10

NordVPN 公式サイト

2.

Surfshark

安全性が高く、接続スピードも速いコスパ抜群のVPN

オススメ度: 9.4 / 10

Surfshark 公式サイト

3.

CyberGhost

接続できるサーバーが豊富で、お手頃な価格が魅力のVPN

オススメ度: 9.3 / 10

CyberGhost 公式サイト


無料VPNは通信量の上限・速度の低さ・運営元の不透明さがあり、当サイトでは個人利用にもおすすめしていません。


以下の3社はいずれも返金保証が用意されているため、自分の使い方に合うかを試したうえで判断できます。ただし日数はプランによって違います。NordVPN と Surfshark は30日間ですが、CyberGhost は公式ページで1か月プランが「14日間の返金保証がございます」、6か月・2年プランが「45日間アプリをお試しいただけます」と分けて案内されています。

※参照:「CyberGhost VPN 公式サイト|返金保証」

あわせて、同じページには「契約料金がApp StoreまたはiTunesを通じて請求されている場合は、CyberGhost VPNの返金保証は適用されません」とも書かれています。アプリ内課金ではなく公式サイトから申し込むほうが、試してから判断する前提では安全です。

1. NordVPN | 接続スピードの速さと高いセキュリティ機能が魅力の業界トップVPN

総合評価:9.7 / 10

個人利用での使い勝手:○

|2026年10月調査
NordVPNの接続スピード

【VPN接続なしの状態】

  • ダウンロードスピード: 100Mbps
  • アップロードスピード: 98Mbps
  • Ping値: 4ms

【VPN接続ありの状態】

  • ダウンロードスピード: 97.21Mbps
  • アップロードスピード: 93.44Mbps
  • Ping値: 7ms

●NordVPN接続時の速度低下率はわずか-3%


Nord VPNは、世界的に人気が高く信頼できるVPNの一つです。

軍隊や銀行、政府機関で採用されている最高水準の暗号化技術(AES-256 bit)を採用しており、セキュリティ・安全性は文句なし。

世界59カ国のロケーションが利用可能で、接続できるサーバー数は5,900以上。

4Kストリーミングに対応した高速接続のため、高画質の動画視聴やネット利用を快適に楽しむことができます。

【カテゴリー別】NordVPNの評価

接続スピード

4Kストリーミングに対応した高速接続

 9.8 / 10

サーバー数

接続可能国数:59カ国/ サーバー数:5,900+

 9.6 / 10

料金プランと価格帯

充実したプラン内容とお得な価格帯

 9.0 / 10

セキュリティ機能

軍隊・銀行レベルのセキュリティ

 9.7 / 10

ログポリシー

No-ログポリシー

 9.5 / 10

使いやすさ

使いやすいアプリ

  9.5 / 10

カスタマーサポート

24時間ライブチャット対応

 9.7 / 10

BEST
NordVPNは一番オススメのVPN

 

NordVPN 公式サイト

詳細なレビュー記事はこちら

 

2. Surfshark | 高度な安全性・速い接続スピードを兼ね備えたコスパの良いVPN

総合評価:9.4 / 10

個人利用での使い勝手:○

|2026年10月調査
Surfsharkの接続スピード

【VPN接続なしの状態】

  • ダウンロードスピード: 100Mbps
  • アップロードスピード: 99.23Mbps
  • Ping値: 5ms

【VPN接続ありの状態】

  • ダウンロードスピード: 91.24Mbps
  • アップロードスピード: 92.67Mbps
  • Ping値: 12ms

●Surfshark接続時の速度低下率は-7%


Surfsharkは、高いセキュリティと高速の接続スピードが魅力のVPNです。

暗号化技術は軍用レベルのAES-256 bitであり、セキュリティ・安全性に関しては心配ありません。

利用できるロケーションは世界95カ国とかなり豊富で、接続できるサーバー数は3,900以上。

接続スピードは4Kストリーミングに対応しており、高画質の動画視聴や通常のインターネット利用を快適に楽しむことができます。

【カテゴリー別】Surfsharkの評価

接続スピード

4Kストリーミングに対応した高速接続

 9.5 / 10

サーバー数

接続可能国数:95カ国/ サーバー数:3,900+

 9.6 / 10

料金プランと価格帯

充実したプラン内容とお得な価格帯

 9.2 / 10

セキュリティ機能

軍隊・銀行レベルのセキュリティ

 9.3 / 10

ログポリシー

No-ログポリシー

 9.5 / 10

使いやすさ

使いやすいアプリ

  9.5 / 10

カスタマーサポート

24時間ライブチャット対応

 9.5 / 10

Surfsharkは接続スピードが速くて安いオススメのVPN

 

Surfshark 公式サイト

 

3. CyberGhost | 膨大なサーバー数が利用できるお手頃価格のVPN

総合評価:9.3 / 10

個人利用での使い勝手:○

|2026年10月調査
CyberGhostの接続スピード

【VPN接続なしの状態】

  • ダウンロードスピード: 100Mbps
  • アップロードスピード: 99.23Mbps
  • Ping値: 4ms

【VPN接続ありの状態】

  • ダウンロードスピード: 88.33Mbps
  • アップロードスピード: 89.09Mbps
  • Ping値: 8ms

●CyberGhost接続時の速度低下率は-11%


CyberGhostは、世界的に人気が高く安価な価格で利用できるVPNの一つです。

軍隊や銀行、政府機関で採用されている最高水準の暗号化技術(AES-256 bit)を採用しており、セキュリティ・安全性は問題なし。

世界91カ国のロケーションが利用可能で、接続できるサーバー数は9,700以上。

4Kストリーミングに対応した高速接続であることはもちろん、ストリーミングサービスや特定サイトに特化した専用サーバーが使える点も大きな魅力です。

【カテゴリー別】Cyberghostの評価

接続スピード

4Kストリーミングに対応した高速接続

 9.5 / 10

サーバー数

接続可能国数:91カ国/ サーバー数:9,700+

 9.8 / 10

料金プランと価格帯

充実したプラン内容とお得な価格帯

 9.0 / 10

セキュリティ機能

軍隊・銀行レベルのセキュリティ

 9.0 / 10

ログポリシー/ 信頼性

No-ログポリシー

 8.0 / 10

使いやすさ

使いやすいアプリ

  9.5 / 10

カスタマーサポート

24時間ライブチャット対応

 9.5 / 10

CyberGhostは初心者にもオススメな安いVPN

 

CyberGhost 公式サイト

 

 

個人がVPNを使い始める手順【3ステップ】

VPNを個人で使い始めるまでの登録と接続の手順

難しい設定はありません。申し込みからつなぐまで、慣れていなくても15分ほどで終わります。
|VPNを使い始めるまでの3ステップ

  1. 公式サイトでプランを選んで申し込む
  2. アプリを入れてログインする
  3. 目的に合う国のサーバーにつなぐ

1. 公式サイトでプランを選んで申し込む

公式サイトでプランを選び、メールアドレスと支払い方法を登録します。長期のプランほど1か月あたりが安くなりますが、まず試したいなら返金保証の期間を当てにして短いプランから始めても構いません。

申し込み後にアカウントを作るためのメールが届きます。

2. アプリを入れてログインする

VPNアプリで日本のサーバーに接続した状態

スマートフォンなら App Store か Google Play、パソコンなら公式サイトからアプリを入れます。作ったアカウントでログインするところまでは、ふつうのアプリと変わりません。

同時接続の台数に収まる範囲で、使う端末すべてに入れておくと切り替えが楽です。

3. 目的に合う国のサーバーにつなぐ

つなぐ先は目的で決めます。フリーWi-Fiでの盗み見対策なら、いま自分がいる国か近い国のサーバーを選ぶと速度が落ちにくいです。

海外から日本のサービスに入りたいなら日本、海外のサービスを開きたいならその国のサーバーを選びます。うまく開かないときは、同じ国の別のサーバーに切り替えると通ることがあります。

アプリが用意されていない機器は、ルーター側に設定する

NordVPN公式サポートの端末数ページ。1アカウントで同時に10台まで、ルーターに設定すれば1台分の枠でネットワーク上の全端末を保護できると書かれている

※参照:「NordVPN公式サポート|How many devices can I use with NordVPN?」

端末ごとにアプリを入れる以外に、自宅のルーターにVPNを設定して、その回線につながる機器をまとめて通すやり方もあります。テレビやゲーム機のように、そもそもVPNアプリが配られていない機器を通したいときの手段です。

台数の数え方も変わります。NordVPNの公式サポートは、1つのアカウントで同時につなげるのは10台までとしたうえで、ルーターに設定した場合は「ルーターが使う枠は1台ぶんだけで、そのネットワークにつないだ機器すべてがVPNに守られる」と説明しています。同じサーバーに同時につなげるのは5台までで、その場合は機器ごとにプロトコルを分ける必要があるとも書かれています。

|ルーターに設定する前に知っておきたいこと

  • 手順は機種ごとに別:公式のルーター向け手順は ASUSWRT・Keenetic・DD-WRT・MikroTik・OpenWrt など機種別に分かれています。手持ちのルーターの名前が一覧にあるかを先に確かめてください。
  • アプリと同じ方式では入らない:これらの手順で使われているのは OpenVPN か IKEv2 が中心で、アプリの既定である NordLynx はルーター向けの手順には出てきません。
  • つなぐ国の切り替えが手軽ではない:アプリなら一覧から選び直すだけですが、ルーター側は設定をやり直すことになります。国をひんぱんに変える使い方には向きません。
  • 外出先の端末は守れない:守られるのはその回線につないだ機器だけです。外でフリーWi-Fiを使う端末には、別途アプリを入れておく必要があります。

まずはアプリから始めて、台数が足りなくなったときやアプリのない機器が出てきたときにルーターを考える、という順番で困りません。設定に不安があるうちは、無理にルーター側へ入れる理由はありません。

\ 30日間全額返金保証 /

NordVPN 公式サイト

 

VPNでできることに関するよくある質問

個人のVPN利用についてよくある質問

できることの中身や必要性をめぐって、よく届く質問に答えます。

VPNに接続するとどうなりますか?

変わるのは通信の中身が読み取りにくくなることと、相手に見えるIPアドレスが接続したサーバーのものになることの2点です。

画面の見え方や操作は変わりません。つないでいる間だけ効き、アプリを切れば元に戻ります。速度は多少落ちますが、東京の実測では元の57%が残っていました。

VPNでできないことは何ですか?

ウイルスや偽サイトそのものを止めること、ログイン済みのアカウントから自分だと分からなくすること、通信を速くすること、規約を越えて使う許可を得ることの4つはできません。

VPNが面倒を見るのは端末から事業者のサーバーまでの区間だけです。端末の更新やパスワードの管理は、VPNとは別に必要です。

IPアドレスを切り替えると不便になる場面はある?

あります。多くの利用者が同じIPアドレスを共有する作りなので、ログイン時の追加認証や画像認証が出やすくなることがあります。銀行やフリマなど、いつもと違う場所からのアクセスを警戒するサービスでは、確認の手順が増える場合もあります。

検索結果や広告、地図や天気といった現地向けの表示も、つないだ国のものに寄ります。そのままの国で使いたいときは切る、という使い分けが現実的です。

Wi-FiがあるのにVPNも必要ですか?

役割が別なので、どちらかで足りるものではありません。Wi-Fiはインターネットにつなぐ手段、VPNはつないだ回線の上に暗号化した通り道を作る仕組みです。

Wi-Fi側の暗号化は端末からWi-Fiルーターまでの区間に限られると総務省の資料にも書かれています。外のWi-Fiを使うときほど、VPNを重ねる意味が出てきます。

個人にVPNの必要性はありますか?

外でWi-Fiを使う、国をまたいでサービスを使う、この2つのどちらかに当てはまるなら必要性があります。

どちらもない人は、急いで契約しなくても困りません。ただし旅行や出張が決まった段階で必要性は一気に上がるため、そのときに検討すれば十分です。

VPNを使う一番大きなメリットは何ですか?

使う人によって変わりますが、日常的に効くのは公共のWi-Fiでの盗み見対策です。総務省も公衆無線LANでの盗聴やなりすましに注意を促しており、対策の必要性そのものは公的にも示されています。

海外に出る予定がある人にとっては、滞在先から日本のサービスに入れることのほうが大きくなります。

無料のVPNでも同じことができますか?

一部はできますが、月あたりの通信量に上限があるものが多く、動画のような使い方には足りません。上限がないものは速度が絞られていたり、つなぐ国を選べなかったりします。

それ以上に、運営元がはっきりしないサービスに通信を預ける形になる点が問題です。数百円で有料のものが使えるので、無料にこだわる意味は薄いです。

個人向けと法人向けのVPNは違うものですか?

仕組みは同じですが、目的が違います。

会社で配られるVPNは、社内のネットワークに外から入るためのものです。この記事で扱っているのは、市販のVPNサービスに申し込んで、自分の端末の通信を守る・アクセス元を切り替える使い方です。会社のVPNとは別に契約します。

VPNを使えば、サブスクを海外の安い料金で契約できますか?

アプリのストアから申し込む月額サービスについては、できません。料金はアクセス元のIPアドレスではなく、ストアに登録した国で決まります。

Google Play は国の変更条件として、その国に居住していることと、その国で使える支払い方法を持っていることを挙げています。Apple も変更時に新しい請求先住所の入力を求め、支払い方法を入れたくない場合は実際に移動するまで待つように案内しています。VPNで表示価格を見比べるところまでは自由ですが、契約の可否はストアと各サービスの決まりに従います。

VPNは常につないだままにしておくべきですか?

外出中や旅行中はつないだままで構いません。自宅の回線で速度を使い切りたい作業をするときは、切っても問題ありません。

フリーWi-Fiにつなぐときだけは必ずオンにする、という決め方が現実的です。

VPNを契約したあと、解約はすぐできますか?

返金保証の期間内に手続きすれば、実質の負担なしで戻せます。NordVPN と Surfshark は30日間です。

ただし日数はプランによって変わります。CyberGhost は公式ページで1か月プランを14日間、6か月・2年プランを45日間として案内しており、App Store や iTunes 経由で請求されている契約は返金保証の対象外とされています。申し込む前に、選ぶプランの条件を公式サイトで確かめてください。

VPNの接続が途中で切れたときは、どうすればいいですか?

まず同じ国の別のサーバーにつなぎ直すのが一番早い方法です。それでも切れるときは、アプリの設定でプロトコルを別のものに変えてみてください。

家族で同じアカウントを使っている場合は、集まり先が原因になることもあります。NordVPNの公式サポートは、同じサーバーに同時につなげるのは5台までで、その場合は機器ごとにプロトコルを分ける必要があるとしています。

あわせてキルスイッチをオンにしておくと、切れたことに気づかないまま通信が流れてしまう事故を防げます。公式はこの機能を、通信がVPNのサーバーを通っていない状態でインターネットに出てしまうのを防ぐためのものと説明しています。

※参照:「NordVPN公式サポート|NordVPN Kill Switch: how does it work」

ルーターにVPNを設定すれば、端末のアプリは入れなくていいですか?

自宅で使う分には足りますが、外出先の端末は守られません。ルーター側の設定が効くのは、その回線につないだ機器だけです。

カフェや空港のWi-Fiにつなぐスマートフォンやノートパソコンには、別途アプリを入れておく必要があります。ルーターは「アプリが配られていない機器のための手段」と考えて、アプリと併用するのが現実的です。

個人向けのVPNを選ぶとき、まず見るべきところはどこですか?

4つに絞ると判断が早いです。①つなぎたい国にサーバーがあるか ②ノーログ方針が明記され、第三者監査まで出ているか ③払い続けられる料金か ④返金保証の期間があるか。この4つを満たさないものは、安くても候補から外して構いません。最初の1本は返金保証のある事業者にして、期間内に自分の使い方で試すのが確実です。

VPN Gate(筑波大の実験サービス)は個人で使っても大丈夫ですか?

学術の実験として公開されているサービスで、商用のVPNとは前提が違います。公式には、中継サーバーへの接続ログを最低3か月間保管すること、捜査機関や司法機関から正当な理由を添えて求められた場合は接続ログを開示することが書かれています。ノーログ方針を掲げる事業者と同じつもりで使うものではありません。詳しくはVPN Gate(筑波大学)は危険?にまとめています。

※参照:「VPN Gate公式サイト(筑波大学)」

自宅にVPNを置けば、月額料金はかからずに済みますか?

月々の支払いはなくなりますが、代わりに機器代と電気代と手入れの手間が乗ります。そしてつなぐ国を選ぶことはできません。出口は自宅の回線1本だけだからです。海外から日本のサービスに入りたい、外のWi-Fiで盗み見に備えたい、という目的なら、自宅に置く方法は答えになりません。

VPNを使ってアクセス元の国を変えて利用するのは違法?禁止されている?

日本の法律では、VPNを使うことやVPNを通してアクセス元の国を変えること自体を禁じる定めはないとされています。違法かどうかと、サービスの規約に触れるかどうかは別の話だと考えてください。

前の章で挙げたとおり、提供する地域を利用規約で決めているサービスでは、アクセス元を変えて使うことが規約違反にあたり、利用停止につながる場合があります。また、国によってはVPNの利用そのものに制限があります。渡航前にVPNの利用が禁止・規制されている国を確かめてください。

VPNの利用が禁止されている国リスト

●VPNの利用が違法な国

  • ベラルーシ

  • 北朝鮮

  • イラク

  • トルクメニスタン

  • オマーン

●許可されたVPN以外の利用が違法な国

●VPNの利用は合法だが、違法・不道徳行為への利用は違法な国

●VPNの利用は合法だが、SNSへの利用は規制されている国

  • ウガンダ

>>>【関連】VPNの利用が違法な国を12ヶ国調査!渡航前に確認しておきたいポイントを解説

日本のストリーミングサービスを海外から使う

【ストリーミングサービス別】視聴方法の一覧

日本のWEBサービス・アプリを海外から使う

【アプリ/WEBサイト別】利用方法の一覧

 

まとめ|VPNでできることは2つの土台から広がる

NordVPNは個人利用でも一番オススメのVPN

VPNでできることは、通信をのぞかれにくくすることと、アクセス元の国を切り替えることの2つに集約されます。そこから、外のWi-Fiでの備え、滞在先から日本のサービスを開くこと、国ごとの値段を見比べることといった使い道が生まれます。

外でWi-Fiを使う人、国をまたいでサービスを使う人には、月あたり数百円に対して返ってくるものが十分あります。

ポイント

  • できることの土台は2つ。通信が読み取りにくくなる/見えるIPアドレスがサーバーのものになる
  • できないことは4つ。ウイルス対策・アカウントからの特定回避・速度の改善・規約の免除
  • Wi-Fiはつなぐ手段、VPNはその上に作る暗号化の通り道。役割が別なので併用する
  • 空港・駅・ホテルなど、管理者が自分ではない回線ではオンにしておく
  • 速度は落ちるが、東京の実測では元の57%が残っており日常の用途には足りる
  • サービスの利用規約で提供地域が決まっている場合は、規約を自分で確かめてから使う
  • 月額サービスの契約国はストアに登録した国で決まるため、VPNでは安く契約できない
  • 返金保証の日数はプランで変わる。NordVPNとSurfsharkは30日、CyberGhostは14日か45日
  • 同時接続は10台まで。ルーターに設定すると枠は1台ぶんで、その回線の機器がまとめて通る

迷っているなら、返金保証の期間内に自分の使い方でそのまま試すのが一番早い判断方法です。フリーWi-Fiにつないだとき、渡航先から日本のサービスを開いたときに、困りごとが消えるかどうかを見てください。

|個人利用に向いているVPN

1.

NordVPN

使いやすさ、安全性、接続スピード、総合的に業界No.1の最強VPN

オススメ度: 9.7 / 10

NordVPN 公式サイト

2.

Surfshark

安全性が高く、接続スピードも速いコスパ抜群のVPN

オススメ度: 9.4 / 10

Surfshark 公式サイト

3.

CyberGhost

接続できるサーバーが豊富で、お手頃な価格が魅力のVPN

オススメ度: 9.3 / 10

CyberGhost 公式サイト


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BEST
NordVPNは一番オススメのVPN

総合評価:9.7 / 10

NordVPN 公式サイト

詳細なレビュー記事はこちら

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NordVPN 公式サイト

-VPNの使い方・セットアップガイド